犬猫の終末期の検査データと症状 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

  犬猫がハイシニアになって

  終末期になったり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  慢性腎臓病などの不治の病に

  なったりしたときに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  血液検査をしたり、尿検査

  エコー検査などの検査をして

  状態を確認することがあるけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  数値が悪い割には状態がいい時がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(コレうちの猫の終末期の時ね)

 

  食事も食べて

  元気もあって

  顔色もいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そんな時に治療をどうするか?

  これは獣医によって違ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  まぁ普通なら数値を下げる治療を

  すると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  腎臓や膵臓、肝臓の値が高く

  なっているなら点滴をしたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  腎臓や膵臓、肝臓の薬を

  増量したり何か追加したり

  すると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  それが普通だと思うのさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  でぼくは、その時の状況にもよるけどあえて食べることを優先して値をよくする治療をしないことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  値をよくする治療をするために

  点滴の量を増やしたり

  薬を追加したりすることで

  食べなくなることがあるんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  体はバランスを取っていて

  ある程度順応しながら

  状態を保っているのさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  数値が悪いなりにも体は調子が

  よかったりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  それを数値をよくする治療を

  することで体のバランスを

  崩したり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  薬がイヤでご飯食べなくなったり

  胃腸に負担がかかって食欲が

  落ちたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(うちの猫で慢性腎臓病、肥大型心筋症、甲状腺機能亢進症で
データ悪いから点滴したら食べなくなった時、ぼくの苦い思い出)

 

 

  点滴を増やすことで体がむくんで

  状態が悪くなったりすることがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  治療して数値はよくなったけど

  食べなくなって状態は悪くなるって

  本末転倒のことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  この見極めは難しいところで

  数値が悪いのをそのままに

  することで後々調子が悪くなる

  こともある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「調子がいい時に治療しておけは

  よかった」ってなる時もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  逆にそのまま調子がいい状態が

  キープされていくこともある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  この見極めはぼくの経験と勘になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  飼主さんからしたら「経験と勘かよ!」

  ってツッコミたくなる。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  経験と勘で判断されても困るよね。笑

  しっかりとデータとエビデンスで

  判断してほしいよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  飼主さんとの相談になるけど

  ぼくの見立てを信用して

  もらえるかどうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  検査してデータが悪いのに

  「このままみましょう」って言われても

  「治療しなくていいの?」

  「データ下げなくていいの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  って心配になるし不安になるよね。

  それでもぼくの提案を信用して

  受け入れられるかどうかは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そこにぼくとの信頼関係が

  あるかどうかだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日もありがとう

 人間より動物好きの獣医

 シワ神シワ男

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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