私達の人間の医療は
「どんなことをしても生きる、生かす」
それが主流となっています。
そしてそれを望む人も多い
のだと思います。
父は「なんとしても生きる」ことを
望んでいました。
それが「もうダメかも・・」と感じた時の
父の絶望感は見ていてもやりきれない
思いがしました。
それでも病院は「なんとしても生かす」
ことに必死でした。
その諦めない姿勢も医師としては
大切なのでしょうがそこに私達家族や
父の姿は見えてないようでした。
横尾美香さんのブログで書いてあった。
獣医療も同じで
「どんなことをしても生かす」
のが主流になってる。
それが医療と言うか
それが獣医の役目になってる。
それを望む飼主さんも多い。
動物が「もうダメかも・・・」と
感じた時の絶望感はハンパないね。
それでも動物病院は
「なんとしても生かす」ことに
必死になって
飼主さんや動物を置き去りに
してしまうこともある。反省
それが通常の医療で
それが当たり前になってる。
一方で人の医療では
終末期医療のガイドラインが
改正されて
人生の最終段階における医療・ケア
に関するガイドラインに2020年に
新しくなって
アドバンス・ケア・プランニング
ACPが活発になったり
エンディングノートや尊厳死など
個人の意思が尊重されたり
在宅でターミナルケアが
おこなわれて訪問対応が
充実したりしてきてる。
動物の医療は国がやってる
わけじゃないから
そこまでは難しいけど
動物や飼主さんの意思が尊重される
終末期医療があってもいいんじゃ
ないかと思うね。
獣医としてのプライド、使命感
ポリシーなどとても大事なこと
だけど
終末期には動物や飼主さんの思いや気持ちも尊重されるといいと思うのさ。
動物が旅立つ時に
なるべく苦しまないように
安らかに寝るように
していく獣医療とか
旅立つまでの間
楽に過ごせるように
サポートするような獣医療
そんな医療があってもいいんじゃないか
と思うのさ。
生き物である以上必ず訪れる
旅立ちをどう迎えながら
どう旅立って逝くのか。
何としても生きる医療があるように安らかに死を受け入れていく医療があってもいいじゃーないか。
いろんな旅立ちの仕方があって
選択できるといいよね。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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