前回の記事で、

 

 

 

 

 

 

「罪をもった人は」人から責められる。

次に、「罪を持った人」は人に「罪悪感を抱かせる」

人は自分も「罪を持った人」ではないかと思い始める。

「罪を持った人」は「罰を与える人になる」

 

 

あなたを責めてくる人は、

もともとは「罪人」だった。

 

「罪悪感」を抱えて自己否定をしていた「罪人」だった。

 

 

 

 

親を困らせた。

 

親を不機嫌にする存在だった。

 

役に立てなかった。

 

喜ばせられなかった。

 

助けられなかった。

 

期待にこたえられなかった。

 

 

これが罪。

 

だから自分が悪いって自分を責めていた人だ。

 

 

 

 

 

「罪人」が「罰を与える人」になり、

新たな「罪人」をつくる。

 

 

その被害者が

次の加害者になる。

 

 

延々と脈々と続く負の螺旋。 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「こどものころ、母親を幸せにできなかった。」という

罪をもつ。

 

「だから自分は、ダメなんだ。誰も幸せにすることなんてできない。」

と自分を責めていた。

 

大人になっても、自分が悪いんだって思いは消えないが、

そんな私でも付き合ってくれて、結婚したいって言う男の人が現れた。

この人に嫌われないようにしないといけないと思った。

 

そして、子どもができる。

自分が母親になった時、

「お母さんのような子どもの育て方は絶対にしない」と

赤ちゃんに誓った。

 

数年後、

 

子どもに

イライラしてしまう、叩いてしまいそうになる自分がいる。

「どうして、お母さんを困らせるようなことをするの!」って言ってしまう。

怒りを抑えれば抑えるほどに、少しのことで怒ってしまう。

 

子どもの怯える表情を見て、はっとする。

ごめんね、と謝る。許しを請う。それは、自分に対しての許し。

こんなお母さんでごめんね。許してね。っていう謝罪。

罪悪感から逃れるための許しが欲しい。 

 

 

でも、我慢できない。我慢すればするほど怒ってしまう。

最近は、「なんで、言ったことが守れないの!あなたのために言ってるのに。」

と言っている。

 

 

そういうと、子どもは静かになる。やっと私のいうことをわかってくれるようになった。

良かった。これで誰からも責められないで済む。

大きな声で叱っていたんで、近所からなんて言われるのか少し、イヤだいぶ気にしていた。

この子は、わたしのいうことを聞いてくれた。いい子だ。

 

ふう、少しこれで、安心ができそうだ。

 

保育所から連絡が入る。

 

わたしの子が、大声で叫んで、暴れたそうだ。友達にもけがを負わせたらしい。

 

頭に血が上る。「なんで、なんで、なんで?なんでそんなことをするの?

お詫びもしなきゃならないし、ママ友になんて思われるか、どうすればいい?

なんで!なんで!なんで!? わたしを困らせるの。」

 

旦那に相談しても、聞いてくれない。イライラして、不機嫌になるだけだ。

わたしが何とかするしかない。

 

旦那は、次第に家に帰ってこなくなる。

子どもは、学校で問題ばかり起こしている。

 

そして、学校に行かなくなった。

もうどれくらいの時間がどれぐらいたっただろう。

 

 

ある時、旦那が離婚してくれと言ってくる。

「何が、何が、よくなかったのか。

わたしは、子どものため、旦那のためにやっていたのに。」

 

「この苦労がわからない子どもや旦那が悪い。

どうして私がこんなに頑張っているのに誰もわかってくれない。」

 

 

「もうイヤだ。全部どうでもいい。好きにすればいい。」

 

わたしは、どこで人生を間違ったのでしょう?

わたしは、どうすればいいんでしょう?

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↑に出てきた人は、実際に、たびガエルに相談をくださった方。

 

 

この人が見るべきは、

この人が自分に罪があるんだと思いこんでしまったところ。 

 

 

 

なぜ

あなたの母親はあなたを愛さなかったのだろう。

 

なぜ

あなたの母親はあなたにそんなことを言ったんだろう。

 

 

それは、あなたの母親もそうされてきたから。

 

 

あなたと同じように

自分が悪いから、ダメだから、

お母さんを困らせる、罪を持った

人から責められるのは仕方ないと思っている

んだろう。

 

 

 

あなたのお母さんは元罪を持った人。

どんな罪かはきかないと、わからないけど。

 

 

だけどこれだけは言える。

辛いことがあって、悲しくて、

自分を守るためにあなたに罪悪感を抱かせた。

 

 

そこに、

悪意はないし、

無意識ではある。

 

 

ただただ、

悲しくて寂しかったんだと思う。 

 

 

 

そして今、

あなたは、母親を恨んでいて、許すなんて、あり得ない。

お母さんは、スゴイ頑張っていた人で、

恨んでいるなんて思ってはいけない。

そう言い聞かせているのだろうけども。

本当は?許せないんじゃないかな?

 

あなたは、元罪人で、

今度は、加害者になろうとしている。

 

 

こうやって連鎖していく。

悲しみが連鎖していく。

負の螺旋。 

 

 

 

母親があなたを縛ったり、支配したり、口うるさかったのは、

あなたのことが嫌いなのではなく、

 

あなたのことをどう愛していいか

わからなかったんじゃないだろうか?

 

なぜなら

母親も元罪人だから。

 

 

 母親が威圧的なのも、機嫌が悪いのも

その母親(あなたの祖母)に愛されてると、

思えてなかったからじゃないか?

 

 

 

 

 

 

祖母が母親を縛ったり、支配したり、口うるさかったのは、

祖母も自分が母親(あなたのひいばあちゃん)愛されてないと思ってしまっていたからかもしれない。

 

 

 

なぜ、

祖母は愛されてないと思ってしまったのか?

 

 

 

それは

時代が戦争でそれどころじゃなかったからかもしれない。

 

戦時中で、

大変なことばかりだったからかもしれない。

 

 

 

 

 

なぜ罪を背負ったのかを遡っていくと

自分ではどうしようもできないことにぶつかる。

 

誰のせいでもないことにぶつかる。

 

 

 

あなたが罪を持ったのは、

お母さんが罪悪感を抱いていたから。

 

お母さんが罪を持ったのは、

おばあちゃんが罪悪感を抱いていたから。

 

おばあちゃんが罪を持ったのは、

おばあちゃんが自分ではどうしようもないことで悲しみを持ったからかもしれない。

 

誰かが悪いのか?

誰もそもそも悪くない。

 

 

ただ、ただ、罪を持った人が

次の人に罪悪感を抱かせて、

新たに罪人をつくっているだけの悲しい関係。

 

 

その悲しみは遡ると、

自分ではどうしようもないこと。

コントロールできないこと。

偶然だったりたまたまだったり。

 

 

 

 

誰のせいでもない。

 

 

 

 

悲しみが悲しみを生み

また悲しみが悲しみを生んでいく。

 

 

母親をたてて、すごい人だと思いたい気持ちはよくわかる。

だけど、その気持ちは、あなたがもった罪の意識=罪悪感をごまかしたいからではないだろうか?

悲しみを隠して。

母親を許せないのに。

母親を憎んでいるのに。

 

 

 その悲しみは連鎖する。

 

 

 

その悲しみは、

悪意ではなく「偶然」や「たまたま」や「どうしようもできないこと」なんだ。

 

 

母親に愛されてなかった、

母親がガミガミうるさかった。

母親に暴言を吐かれた。

 

 

悲しいのはわかる。

辛いのはわかる。

泣きたいのも

逃げたいのもわかる。

本当にわかる。

本当にわかる。

わかるからいきなりとは言わない。

 

いきなりとは言わない、

ゆっくりでいいから、。。

 

 

 

母親を責めるのをやめてみよう。

あなたが悲しいように、、

母親も悲しかったんだろう。

 

 

そして、今度はあなたの子どもも悲しんでいる。

 

 

あなたの代で悲しみの連鎖を終わらせよう。

 

あなたに罪はない。

母親にも罪はない。

 

悪意もどこにもない。

あるのは悲しみだけなんだ。

 

 

 

悲しみは責めると肥大します。

悲しいは責めると悪化します。

悲しみは責めると爆発します。

悲しい人は他者を攻撃します。

他者を攻撃してる人は悲しい人です。

 

 

そして

悲しみは「理解すると減っていく」

 

これ忘れないで欲しい。

 

 

 

 

 

出番は〜?

 

 

 

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