こんにちは、みきゆきです。
今日は、日本語授業の話です。
昨年度は学生総数が約100名だったので、ABCDの4クラスに分けて授業を行っていました。
習熟度レベルはAが一番上です。
日本語能力検定(以下JLPT)の所持級にすると、
A…N2以上クラス
B…N2目指すクラス
C…N3目指すクラス
D…N4が怪しいクラス(笑)
という感じです。
今年は学生が増え総数約200名。
日本語のクラス数も4クラス→6クラスに増えます。
クラスを増やす時には、『どこをどう増やすか』を考えるのが大事です。
学習者層が最も厚いのは『N3付近』だと言われています。
日本でも中学校3年生がこぞって英検3級を取ろうとするじゃないですか。
あの感じに近いのではないかと。
JLPTには英検のように『準〇級』がないため、3級から2級の間に学習者がたくさん集まっている、ということになりがちなのかも?
また、N3は中級の入口。
N3取得は初級修了の目安とも言えると思います。
そんなわけで、学習者が多くいると思われるBとCあたりにクラスを増やすことになりました。
1年生の日本語レベルはよくわかりません。
また2年生は、日本語に接している時間が1年生より1年多いと考えられ、結果、このようなクラス分けになりました。
A…N1目指す2年生(ビジネス日本語)
B…N2取得付近の2年制(A-/C+を含む)
C…N3取得or目指せ!N4奪取(B-/D+を含む)
D…N4持ってる1年生クラス(C-含む)
E…N4目指す1年生クラス
F…超初級(N5)日本語クラス(日本語学習期間半年以内?)
本校はITの専門学校なので、学生たちは日本語を主に学びに来てはいないのです。
それが我々日本語教師にとってやりやすい面でもあり、やりにくい面でもあるんですよね。
やりやすい面は、我々は『検定絶対合格!』などの責任は負っていないこと。
やりにくい面は、日本語学習が軽視されること。
これと同じようなことを、歯科衛生専門学校の英語でも感じています。
ITにしても、歯科衛生士にしても、技術が優れていれば、あるいは資格が取れれば語学力は関係ないと考える人が多いと感じています。
技術があり資格を所持していれば確かにある程度までは上へ行けます。
が、それ以上となると、語学を学ぶときに培った思考力・磨いた感覚や、知っている言葉を駆使して伝える力が絶対に必要になってくるんですよね。
つまり、
語学学習で学べることは四技能だけじゃない
と私は思っているのです。
試験に・就職に必要無いから…
もうこのぐらいで十分だから…
という理由で語学学習を軽視する学生は、夢を叶えられないだろうな~と私にしては冷ややかに見てしまいます。
え?私がどのクラスの担当になったかって?
うん…私いわゆる『デキる人』が怖いんですよ。笑
得意なだけに、先生へ向ける目も厳しいですし。(チキンかよ。)
だから率先してCクラスを志願しました。
日本語タイピングの練習から始める感じです。
JLPTが本当に開催されるのかわからないですが、日本で就職できるように、N4は絶対取ってもらいたいですね…。
そういえばTOEICも今度はホントにあるんでしょうかね?
てゆーか特定技能狙うなら今度のJLPTが最終チャンスなんだから、実施できなさそうなら代替策を考えないといけないな…。
(おわり)
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