札幌FP・お金と家計の相談室~まりりんのマネーバランスルーム~

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保険・教育資金・住宅資金・老後資金・資産運用・ライフプラン すべてを総合的に考えバランスをとるマネーバランスFPです。そして、家計決算のできるFPです。皆様の人生においてお金に困ることがないようサポート致します!

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あなたは固定電話をお使いですか?

固定電話って、ものすごく営業の電話がかかってきますよね。
今まで、実家の固定電話は

全て父が出て不要な電話を撃退していたので私は関与していませんでした。

だから、まさかここまで迷惑&詐欺電話が多いとは知らなかったんです。

(ちなみに、父は詐欺かどうかわかる以前に営業の電話を切っていたので、詐欺電話がどれくらいあったのかわかりません)

迷惑な営業電話が多いので、母は知らない電話には出ないようになりました。

着信履歴に残っている番号をインターネットで検索してみると
ほとんどが迷惑な企業として登録されていました。

悪質な営業や詐欺をしているというコメントがほとんど。

一番多いのは悪質な「不用品の買取業者」です。

固定電話をやめてしまうのが一番の対策だとは思うのですが
・母がスマートフォンを上手く使えない

・母が親戚や友人と固定電話でやりとりしているので変更すると連絡が大変
・割と頻繁にFAXで通販の注文をしている
といった理由で固定電話を解約できません。

 

我が家では
・ナンバーディスプレイ利用

・非通知拒否設定

にしているので、以前よりは詐欺っぽい電話が減りました。
でも、悪質業者からの営業は結構あります。

(非通知拒否設定にしたのは、以前詐欺の電話がかかってきたからなのです)

更なる対策としてやったのが

・母の友達や親せきの電話番号を全部登録

・登録していない電話には基本的に出ないようにしてもらう

・一度かかってきた悪質業者の番号も全て登録
(詐欺とか悪質業者というタイトルで登録しています)
・私が頻繁に着信履歴をチェックする


ということ。

これで悪質業者の電話自体が減りました。

電話に出ないからかけてこなくなったのかしら?
知らない番号の電話には出なくなったので危険も減りました。

今までにオレオレ詐欺やアポ電がかかってきたことはないのですが
先ほどの対策をしておけば、知らない番号の電話に出ないとうことで大体避けられそうです。

以前、母が受けていた電話を途中で変わったら浄水器のメーカーを語る詐欺電話だったことがありました。
途中で変わったので、メーカーの名前を名乗っているかどうかや番号の通知があったかどうかを見ておらず、詐欺だと気づくのに少し遅れましたが

「これなら高齢者は騙されても仕方ないな」

と思うほど巧妙な騙し方でした。

 

 

あなたの実家は大丈夫?

「実家には毎日詐欺の電話がかかってくる」

というくらいの気持ちで、詐欺対策をした方が良いと思います。

 

そんなことくらい判断できるだろう
自分の親はしっかりしているから大丈夫
という思いこみは捨てて、ご両親を詐欺や悪質業者から守りましょう。

 

 

 

 

 余談


このブログを書いている間に私のスマホに知らないフリーダイヤルから電話があり
一応出てみたら機械音声が流れだしました。
迷惑なアンケートか何かだろうと切ろうとしたら、みずほ銀行だったんです~。
もちろん私は「詐欺か~!」と思いました。

でも違ったんです。
最近メールで何度もみずほ銀行から届いていた重要なお知らせが

登録している電話にもかかってきたのです。
ということに気づいて、面倒なので電話は切りました。
(もう知ってるよ~~)

 

機械音声とか紛らわしいのでやめてほし~~~~い。

 

 



 

5月6日月曜日雨

3月に90歳で永眠した父の四十九日を迎え、納骨を終えました。


何事もきちんとしていて、準備をしっかりする父なので

「娘二人に迷惑はかけられん!」と68歳でお墓を建てたのです。
22年間誰も入ることなく毎年お盆にお掃除をしてきたことも

家族の思い出となりました。

父が亡くなる前日に会話することができて
その時に言い残してくれたことがありました。

心不全を起こしていて、話すのがとても苦しく辛い状況の中

 

「今までありがとうね。世話をかけたね。
お母さんのことをよろしく頼むよ。」

「長く生きて家族を守りたいと思ったけど

 ご飯も食べられなくなったんだ・・・

 お父さん頑張ったけど、もうダメだわ。」

 

そして、どんどん苦しくなっていく中で振り絞るように

 

「共済年金の手続きと

 厚生年金の手続きと

 それから保険の手続きをしてくれ。

 預金は〇〇と〇〇だから。

 その4つをね、頼んだよ。

 遺言を書いてあるからね

 〇〇の引き出しの中に入ってあるから。」

 

と、母の暮らしに係わる手続きのこと

相続で揉めない為に書いた遺言のことを伝えてくれました。

呼吸不全を起こしながらも
最後にお金や手続きのことを伝えてくれた父を

私は「お父さんらしいな~」と思いました。

とにかく「きちんと」している人だから。

そして最後まで家族のことを守ろうとした父は

本当に立派な人だったと思います。

今まで一度も家族や自分、誰かが亡くなる前に

何を言い残すかなんて考えたことがありませんでした。
自分だったら何を言うのだろう?
家族への感謝の気持ちの次に言うのは
やっぱりお金や手続きのことのような気がします。


あなたは最後に何を伝えますか?


 

父との最後の会話をすることができて思ったのは

  最後に会話できるとは限らない

 

ということでした。

亡くなるということがお互いにわかっていて
その上で最後の挨拶ができるというのは
(個人の価値観にもよるとは思いますが)
本当にありがたいことだと思いました。
 

おかげで父の想いを聞いて感じることができて
お互いに感謝の言葉を伝え合い
お別れすることができました。

人は、どのように亡くなるのかわからないので
最後にお別れの挨拶ができるかどうかはわかりません。

でも・・・・
お金や手続きのことだったら、お別れの時じゃなくても伝えられます。

私の場合は家族が亡くなった経験はないものの
基礎知識があることと
父が何に加入しているかは把握していたので
父が言い残してくれなくても手続きはできる状況でした。

でも、残される家族が加入している制度や資産を把握していなかったり
手続きができる状況にない高齢の家族だけだったりしたら
亡くなる直前に言い残されても全く覚えられないと思います。

 

  お金と手続きのことは元気なうちに伝えて

 

まずは50代や60代までに整理してエンディングノートなどにまとめる。
ご家族が集まるタイミングで定期的に話しておく。
状況に応じて遺言書を作る。(個人的にはお勧めしたい)

 

資産や書類が整理されていて
どうしたいのが本人が伝えてくれていたら(遺言でも)
そうでない場合と比べて、だいぶ助かります。


それでも手続きは膨大な数と量で大変なのに、資産と書類がわからなかったらどうなることか。
何よりも本人がどうしたかったのかがわからないと困る!!
と思いました。
話し合わないといけないからです。
私としては、父の資産を父がどうしたいかがわかって本当に良かったのです。
おかげで話し合いをせずに済んで、母も姉も私も納得できて助かりました。

お金の整理がされていること以上に

どうしたいのか遺言書に書いておいてくれたことが

一番良かったと感じています。

私のお客様には今まで以上に
エンディングノートや遺言書の必要性を伝えていこうと思います。

 

 

 

父にべったりの小太郎↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついにこの日が来てしまいました。

 

小太郎が愛してやまなかった父が

3月19日に亡くなりました。

 

 

昨年からかなり調子が悪かったので
徐々に覚悟はできていましたが
いざとなるとやはりショックでした。



つい先日まで、そこにいた父がいない。

父と通った病院までの道のりを今は一人で運転するのが辛い。

 

 

年齢的には

いつ何があっても不思議がないと

10年以上も前から覚悟を積み重ねてきたのですが

身体の衰えがあっても頭が全く衰えていなかったので
まだ生きてくれるとも思っておりました。



でも心臓が限界を迎えました。

心機能が落ちて肺に水が溜まり、色々やっていただきましたが最終的に心不全で亡くなりました。
最後の4日間は苦しくて苦しくて本当に辛そうだったので
今頃は苦しみから解放されてかろやかに過ごせているだろうと思うことが私の救いになります。



父が亡くなる前日に最後の言葉を交わすことができました。
父は話すことが苦しくて苦しくて大変な中、一生懸命伝えてくれました。

 

 

「今までありがとうね。世話をかけたね。
お母さんのことをよろしく頼むよ。」



感謝の気持ちと、残していく母への想い。
今思い出しても
悲しくて切なくて辛くて
嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいで
涙が止まらなくなり大変なことになるので
「記憶が薄れすぎないうちに、どこかに書き留めておきたい」
と、ずっと思いつつも書けませんでした。

 

 

父から託された母のことをしっかり守っていかねば!!

母を残して死ねないので事故とか病気に本当に気を付けたいと思います。



父は長い間家族を守り続けてくれました。

あまりにも存在が大きかった父
弱音を吐かない

威厳と尊厳がありすぎる
何でも自分でする

我慢強い

自分のことにはお金を使わない

家族にはケチケチせずお金を使う

お金で困らせることは最後までなかったし

母が100歳まで生きても生活できるくらいのお金も残してくれた。

おまけに介護にもならずに、私の負担はほとんどなかった

 


私がしたことと言えば

病院への通院の送り迎え

入院した時のあれこれ

買い物に連れていくこと

たまに外食に連れていくこと
私にとっては忙しい中でそれをするのは時間的には大変だったけれど
身体やお金の負担は全くなく
たいしたことは何もしていない

それでも父は「迷惑かけたな」と言った。
迷惑どころか、こちらは世話になりっぱなしで

感謝してもしきれないほどだ。

 

 

本当に呼吸が苦しくて大変な中
他にも沢山伝えてくれたことがあります。
それは、私にとって心に残ることばかりでした。



それはまた次回に。



小太郎は父が好きすぎて

毎日ベッタリだった
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****************



 

「人生100年時代」高齢期の働き方が大きく変わってきています。
今や会社員は、フリーランスや起業といった選択肢も含め、希望すれば70歳まで働ける時代になりました。

2022年の65歳以上の就業者数は912万人で、19年連続で前年実績を上回り
就業者総数に占める高齢就業者の割合は13.6%で、就業者の7人に1人が65歳以上ということになります。(総務省発表)

70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となっています。
国家公務員の定年は、現在60歳の公務員の定年を2023年度から2年ごとに1歳ずつ引き上げ、2031年度には定年が65歳になります。

60歳~64歳の就業率は71.5%
65歳〜69歳が50.3%
70歳~74歳は33.5%
75歳以上は11.0%

の方が働いていらっしゃいます。
既に二人に一人は70歳まで現役の時代になっていたんですね!

何等かの形で70歳まで働き、そこから年金生活に入るということがスタンダードになりそうですね。

皆さんは何歳まで働きたいですか?
 

私は20代の時に
「60歳まで働くなんて考えられない!そんなに長く働けると思えない」と思っていたのですが

ライフプランを作ってからは
「60歳で引退するなんて考えられない(働く必要性がある)」とわかり
その後ファイナンシャルプランナーの仕事にやりがいを感じて

「仕事をしていない自分なんて考えられない(やりがいを失ってしまう)」と思うに至り

「できるだけ長く働きたい」と思い

「死ぬ前の日まで働きたい」とすら思うくらいになりました。
皆さんにご迷惑をおかけしたら困るので、死ぬ1年前くらいには引退しておきますね(笑)

私のお客様にも65歳を過ぎても元気に働いている方が何人もいらっしゃり、60歳で引退する方は非常に少なくなりました。
私が驚いたのは、会社員のお客様が60歳を過ぎてもなお昇給が続き、かなりの高収入が続き資産形成が進んでいることです。そのようなお客様が何人かいらっしゃって「60歳以降も必要とされている人財」であることがよくわかります。

今90歳の私の父も67歳くらいまで働いてくれました。
「お父さんが長く働いてくれたから本当に良かった」
「だいぶ違うのよ。長く働いてくれたから安心できるだけの貯金ができたの」

と母からは何度も聞いています。
確かに教育費がかからない時期に長く働いて貯蓄を増やしたり、赤字にしないことで資産を長持ちさせる効果は大きいと思います。しかも退職後23年経った今も妻に感謝されるなんて、働いた甲斐がありますよね。

 

うちの両親はお金に困っていたわけではなかったのですが
長生きをして娘に迷惑をかけないようにという思いと
父を必要としてくれる会社があったから働いたのだと思います。
母が何度も父が長く働いてくれたことを感謝する言葉を口にするほど、資産形成の効果は大きかったのでしょう。

両親が長生きをしてくれているおかげで徐々に預金は減ってきていますが、私が両親のお金を心配することがない程度の預金と父の十分な年金があるので本当にありがたいです。

ほとんどの方が自分の今の生活や、お子様の教育費・自分たちの老後資金の準備でいっぱいいっぱいな中で「親の年金が少なくて資産もないから、援助が必要」となることがいかに大変か・・・・
自分の両親は「子どもに迷惑をかけないように」と老後資金を準備していたのに、旦那さんのご両親が全然お金がなくて援助の必要がある・・・といった場合、夫婦問題になるかもしれません。

今を生きることも楽しみながら、しっかりと資産形成をしている皆様は、どうぞ「貯めると増やす」と「使う」バランスを意識してくださいね。
最近私のお客様の中には「あれ?ちょっと使いきれないかも」というくらい資産が増えてしまった方がいらして、「使うこと」のアドバイスが多くなりました。
それだけお金の不安がないというのは嬉しいことですが、元気なうちにしっかり使っていくこともお忘れなく。

これを聞いて「そうだよ!生きているうちに使わなきゃ!」って思ったあなた。
多分、あなたは資産形成が足りていません(笑)
そう思わないからこそ貯めすぎてしまうのですから。

ライフプランを作り、FPの客観的な意見も聞いて、ちょうど良いお金の使い方を楽しめますように。






 

こんにちは。大雪で除雪に追われている札幌のFPまりりんです。
雪国の皆様、雪害での事故にお気をつけくださいね。

今日は

  「満期保険金を受け取って扶養から外れるかも」

というお話しをします。

そう!
貯蓄タイプの保険を

・満期時に一括で受け取ると一時所得
・満期になってから毎年年金で受け取ると雑所得

・満期を待たずして毎年一定額が受け取れる外貨建ての保険もあり、これも雑所得

つまり所得になるのです。
受け取った金額が丸々所得に加算されるわけではありませんが
特別控除や必要経費を引いて計算された一時所得や雑所得が発生したことで
(扶養に入っている方が保険金を受け取ると)
配偶者の扶養から外れてしまう可能性があります。

特に

①パート収入が扶養の範囲ギリギリの方


②受け取る保険金がかなり多い場合

 

は、扶養から外れる可能性大です。

外貨建ての保険の場合
為替差益によりかなり増えてしまうこともあります。
(増えるのは嬉しいですが)​

保険の契約をした時には
【保険金を受け取っても扶養から外れない想定】だったとしても
自分の働き方や世界経済や社会情勢の変化によって
想定が変わってしまう可能性も充分あります。

専業主婦だった方が扶養の範囲ギリギリで働くようになるのは、よくあること。
2022年のようにたったの半年で30円ほども円安になったという驚きの変化もありました。

扶養の範囲ギリギリでパートをしている方にとっては
扶養から外れて国民年金保険料と国民健康保険料を支払うことになったら
保険で増えた分以上の支払いになる可能性もあり一大事です。

 

扶養に入っている方は、貯蓄性の保険への加入はよく調べてからにしましょう。
保険の担当者が税金に詳しいとは限らないですし、税金の専門家ではないですから。

そもそも扶養の範囲内で働いた方が良いのかどうかはまた別のお話し。
そこもしっかり考えてくださいね。

 

  「新NISAで運用した場合はどうなるの?」

と思った方はいませんか?

NISA口座内で生じた利益(譲渡益や配当金等)があっても非課税ですし、課税対象の所得ではありません。
扶養から外れる心配はありません。
扶養している側の配偶者控除や扶養控除などの判定に影響がありません。

特定口座(源泉徴収あり)はどうでしょう?
こちらも、いくら利益が出たとしてもその利益を受け取る時点で税金が引かれるため、課税対象の所得ではなくなります。
確定申告の必要もないので、扶養から外れる心配はありません。
扶養している側の配偶者控除や扶養控除などの判定に影響がありません。
 

 

  金融商品は自分に合わせて選択すること 


必ずしも投資の方が自分に合っているとは限りませんので
どの金融商品でお金を増やすのが自分に合っているのか考えるのが良いですね。

家計に合わせる
自分の理解度に合わせる(勉強する気があるかどうか)
今後の管理や維持ができるかどうかに合わせる
課税面で自分に合っているか
など踏まえて金融商品を選択しましょう。

ライフプランは必須アイテムです。
私のお客様は

「ライフプランがないなんて、もう考えられない」

とおっしゃいます。


ライフプランは人生の
・設計図
・デザイン

・ものさし
・羅針盤
・MAP

あなたは、どんな言葉がしっくりきますか?

私はなぜか・・・・・・「ものさし」なんです(笑)
「ものさし」なんて普段使わないし

もしかして死語なんじゃないかって思うほどなのですが

FPとして開業したばかりの時に色々指導してくれた師匠が
「ライフプランは幅の太いものさし」
「幅が太いんじゃからブレてもいいんじゃ」
的なことを教えてくれたので(言葉は違うと思うけど)
すごく印象に残っています。

あなたの人生がより豊かになりますように
「人生のものさし」を活用してくださいね。
    

 

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40歳で老後の資産作りを考えた方が良い理由をインスタのリールに投稿しました。

下に貼りましたので良かったら見てね♡

50歳で資産ゼロだったら間に合わない、資産があっても全部教育資金でなくなってしまう方がほとんど。

50代でお子さんにお金が最もかかる時期を迎えて、資産形成どころじゃなく、むしろ取り崩しが発生する。

40歳なら、教育資金と老後資金を同時に準備しながら住宅ローンを払っていく理想的なバランスがわかる。

40歳なら間に合うんです!!

あ~、私は40歳じゃないからもう無理だ・・・

と諦めずに、「今日が一番若い日」

何歳でも老後の資産作りを考えること、始めましょう。

お金に困らない人生を送りたい方は、なりたい自分になるライフデザインコースへご案内します。

ご興味のある方はメッセージを送ってくださいね。

お待ちしていま~す。

お問合せはコチラ

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リールはコチラ



あなたのキャッシュレス比率はどれくらいですか?

 

※キャッシュレス比率=支出全体の中でキャッシュレスで決済している割合のこと
 

日本のキャッシュレス比率は経済産業省が算出した2022年のデータによると36.0%で
韓国の93.6%、中国の83.0%、イギリスの63.9%(2020年のデータ)と比べると日本のキャッシュレス化は遅れており、2025年までにキャッシュレス決済率を40%にすることを目標に掲げています。

キャッシュレス化を進める理由は主に次の3つ

 

1.人手不足解消・生産性向上のため

2.現金決済に多大なコストがかかる・偽造紙幣や現金強盗の減少の期待

3.訪日外国人の決済の利便性と拡大

キャッシュレス決済を多用しており、財布を持ち歩くのをやめた私のキャッシュレス比率ってどれくらいなんだろう?と気になって調べてみました。
 

今年私が支払った金額のうち現金で支払ったのが11.8%、それ以外のキャッシュレスが88.2%でした。
日本のキャッシュレス比率とかけ離れていますね。

でも、よくよく調べてみたら今まで発表されていた日本のキャッシュレス比率には「銀行口座振替」が含まれていなかったんです。銀行口座振替もキャッシュレス決済ではあるのですが。

今年、NIRA総研研究開発機構という公益財団が発表した個人の消費支出額におけるキャッシュレス決済比率は70.6%でした。
銀行口座振替も考慮した調査だそうです。

 

 


ですよね~~~。いくらなんでも36%は低すぎると思いました。
日本では口座振替が普及しているので、韓国や中国とは事情が違います。
口座振替を含めたキャッシュレス比率で比較しないと比較にならないですよね。

ただ、口座振替を含めても韓国・中国よりも13~23%低いので、まだまだ普及の余地があるということですね。

 

  個人におけるキャッシュレス化

 

私が家計を診させていただいているお客様たちは、状況に応じてキャッシュレス化を進めてきました。

クレジットカードに慣れていなかった方は、下記の支払いから始めました。
 

キャッシュレスにしたことにより支出が増えることには繋がらないものです。
(キャッシュレス化スタート項目)
・生命保険や自動車保険などの保険料
・水道光熱費

・通信費(固定電話、携帯電話、新聞、NHK)

・ガソリン代やその他の車維持費


食費のキャッシュレス化は注意が必要です。
食費が高すぎるから減らしたいという場合に、キャッシュレスだと減らすことが難しいのです。
現金で予算を守れるようになってからキャッシュレスに移行しました。

これからの時代は今更現金で払うなんて・・・という感じでもあり
「予算オーバーしない為に一度現金払いでやってみて、予算を守れるようになってからクレカ払いにしましょう」
と言えなくなりますね。


ますます支出管理と予算を守るということが重要です。

 

  キャッシュレス化できるのは何歳まで?

 

キャッシュレスに伴うリスクもあるので、「ずっと現金主義だった方が70代で初めてクレジットカードを使う」というようなことは積極的にはお勧めできません。
うちの両親はクレジットカードを一度も使うことなく現在90歳と89歳。
これからクレジットカードを作ることもありません。

個人差があるので何歳までなら大丈夫とは言えませんが、私のお客様は60代~70代でもキャッシュレス化が進んでいます。

●60代から少しだけお買い物で使っていた70歳のAさん
家計状況も家計管理も素晴らしく、クレジットカードの請求明細もしっかり確認できます、危機管理能力も高いと感じたので、キャッシュレス化スタート項目はクレカ払いにしました。
ネットショッピングにも慎重にチャレンジしています。

●若い頃からクレカ払いになれている72歳のBさん
ご主人がBさんのクレジットカードの家族カードを練習で使っていましたが、ご主人名義のクレジットカードを作成しました。
Bさんの預金が減りすぎるのでご主人の口座から毎月資金移動していた手間がなくなりましたし、どちらかが先に亡くなった後もクレジットカードを使い続けると考えると自分名義のクレジットカードがあった方が良いからです。
90歳になってからクレジットカードを作るのも大変ですよね?

このように、70代のお客様もしっかりとキャッシュレス化が進んでおりますよ。
 

  結局は管理が大切

 

キャッシュレス化のリスクをできるだけ避けるためには結局のところ管理が重要です。

・家計管理をする

(クレカなどの明細のチェック含む)

 

・キャッシュレス化の利用媒体を少な目にする
(クレカの枚数を少な目に、電子マネーやバーコード決済も最小限に)

 

・スマホのパスワードや顔認証設定、アプリの2段階認証を使うなど

・パスワードの使いまわしをしない、複雑なパスワードの設定

(お金に関するものについては自分でも記憶できないパスワードを設定して、パスワード一覧を作っておく)

 

・クレカやキャッシュカードの暗証番号は誕生日や電話番号、車のナンバーなどと違うものにする

(推測されにくいものにする)

 

・怪しいメールを開かない、URLをクリックしない

などなど・・・

家計管理をしていれば、不正利用にもすぐ気づきます!

すぐに対処すれば被害を被らずに済むことも多々あるので、大事ですね。

時には家族内での不正利用が・・・・な~んてこともあるかもしれません。
こちらもマメにチェックしていれば、すぐに気づきますね。


クレジットカードや預金口座の数を減らしておくことは若いうちからしてほしいことですが、60代以降は特にそうしておいてください。

モノは少ない方が管理が簡単。
いつか亡くなった時に家族に負担をかけない為にもモノは減らしていきたいと思います。

あなたのキャッシュレス率は何%でしょうか?
わかったら是非教えてくださいね。



 

 

家計の金融資産過去最高、2100兆円超え

 

日銀がが9月20日に発表した2023年4〜6月期の資金循環統計(速報)によりますと、2023年6月末時点の家計の金融資産は前年同期比4.6%増の2115兆円で過去最高を大幅に更新し、初めて2100兆円を超えたそうです。

株高が主な要因で株式や投資信託の保有残高が拡大したとのこと。
 

投資をしている方なら今年の株高にはお気づきでしょうから、昨年から今年にかけて増えたというのは理解できますよね。

でも、日本全体で・・・となると

少子高齢化・人口減少が続いているのにそれでも金融資産が増えるのね~?

と、ちょっと不思議に思います。

 

 

家計の二極化

 

貯蓄ゼロ世帯が増え、令和3年の調査によると全年齢の平均では22%が貯蓄ゼロ世帯です。
老後に不安を感じている人も増えています。

その反面、日本の家計の金融資産が増えていて

・投資をしている人の資産が増えた

・投資をしている人は家計にゆとりがある(方が多い)

 

と考えると、ますます家計の二極化が進んでいると感じます。

 

実際のところ、日本の超富裕層・富裕層・準富裕層は10年間で約1.4倍になったそうです。

(2011年350万世帯くらい→2021年470万世帯超)
 

また、高齢者層の資産は一般的には取り崩しされていくので減っていくのですが
資産が多くて投資効果が高ければ、取り崩す以上に投資効果が出ていて資産が減らない方もいらっしゃるということですね。

 

 

お金の知識と管理能力の二極化

 

私たちFPのお客様は、

・収入UP

・支出削減

・運用効果UP

を模索しながら笑顔で生きていくための資産形成をしていらっしゃいますが、その過程で徐々に身に着けていくのが

 

・お金と家計についての知識

・家計管理の仕方

です。

 

お金の知識と管理能力も二極化が進んでいます。

これらがないと、なかなかお金を貯めたり増やすことができません。

また、大きな収入や資産を手にした時に、お金の知識や扱い方を知らなければ、お金なんてすぐになくなってしまいます。
騙されることもあります。
資産を増やすためにも
守っていくためにも

知識と管理能力はとっても大切。

自分の暮らしに合ったある程度の収入はもちろん必要ですが
その収入の中で、上手くバランスをとって暮らし、お金の勉強や管理をして増やしていく。
これを長く続けていくことで、あなたとご家族が笑って生きるための金融資産を作れるのです。

お金の知識・家計管理能力を身に着けて損をするわけがない。

お金は一生使うもの
何もしない人と、お金と向き合う人の差は一生涯で数千万円から数億円の差にも広がるでしょう。


暮らしを守ることや楽しい使い道を沢山イメージして、お金をしっかり使っていきましょう。

60歳を過ぎて十分な資産形成が進んでいるお客様と

こんなことに使おうか、あんなことに使えると相談するのがとても楽しいです。

笑って生きるためにはお金も必要♪
あなたはお金を向き合っていますか?

 


 

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物価上昇で家計に不安を感じる方がとても多いと思います。
あれよあれよという間に、色んなモノやサービスの値段が上がっていますよね。

私はいつも800円で食べていた外食メニューが1200円くらいになり、思わず電卓を出して計算してしまいました。
5%も上がってる!!

スタバのコーヒー(ショート)は2002年262円、2019年319円、2022年350円となりました。

2002年から33.5%上昇
2019年から9.7%上昇

6月の消費者物価指数は「前年同月比3.3%上昇」でした。
モノによって値上がり率が違うので個人によって開きが出ますが、家計支出が年間500万円のご家庭では約165,000円の出費が増えたのかもしれないということです。

 

 

  あなたは物価上昇への対策をしていますか?

 

「収入」や「資産」は前年比で3.3%以上増えていますか?


色んなWEBニュースを見ていると
物価上昇への対策として効果的なのは

 

1.節約
2.資産運用

と書かれています。


物価上昇への対策として資産運用を始めた方がどれくらいいるのかわかりません。
そして、始めたとしても月々5,000円や10,000円ではインフレ対策と言えるかどうかわかりません。
ただ資産運用をすれば対策できた・・・・というわけではないですよね。
年間500万円の支出が3.3%物価上昇したことを資産運用でカバーするなら、500万円の資産運用をして年利3.3%以上で増えなければ効果が得られませんから。

 

それなりの元本と金利が必要

給与も3.3%以上上がっていなければ、給与が物価に対して目減りしたことになります

節約だけで乗り切るのは難しいですね

 

  物価上昇は、年金生活者の皆さんにも大きく影響します。


生命保険文化センターの「令和4年度 生活保障に関する調査」によれば、老後にゆとりのある生活を送るための1ヵ月あたりの平均生活費は約37.9万円です。

 

毎年物価が2%ずつ上がっていくと、支出は
10年後 46.1万円(月額)

15年後 51万円   (月額)

20年後 56.3万円(月額)

となっていきますが、公的年金は物価上昇についていけません。
物価に対して下がっていく年金では、生活が厳しくなるばかりです。

老後資金を預貯金で持っていた場合には、物価に対して資産(預貯金)の価値が下がっていきます。

先ほどと同じく物価上昇率が2%だとすると
100万円の預金の価値は20年後には67万円に目減りするのです。(預金利息を0.017%と仮定)
100万円で購入できたものは20年後に148.5万円になっているので、48万円分増やして初めて資産が減っていないということになります。

・支出が増え

・年金は物価上昇に追いつかず

・預貯金は物価に対して目減りする


 

  そう!この大変な状況を乗り切るのは、簡単なことじゃない!

というわけで、やはりマネーバランス対策が必要ですね。


1.ライフプランを作ること(人生とお金の計画)
2.家計管理をして、必要な黒字を生み出すこと

3.生み出された黒字額を元手に、長期的に資産運用をすること
4.毎年家計決算をして振り返りをし、対策を検討し実行すること
5.それらを継続していくこと

どれも必要です。

お金や時間を使っても対策を講じることの大切さを、あらためて感じていただけると幸いです。


最後に
日本経済新聞と英フィナンシャル・タイムズ(FT)が共同で、家計ごとのインフレ率を試算するツールを作ったそうです。りましチャートの左側に項目ごとの支出額を入力すると、あなたのインフレ率が表示されますので、ご興味のある方はやってみてください。
コチラです。

 

 

 


 

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こんにちは。札幌のファイナンシャルプランナー・お金と家計の相談家FPまりりんのブログにようこそ。

ついに!2023年4月1日より給与のデジタル払いが解禁されました。

給与のデジタル払いとは、スマートフォン決済アプリや電子マネー口座に給与を支払う仕組みのことです。
 

今月からデジタル通貨で給与を受け取る人がいるのか?・・・・というとそれはまだで、
解禁されたのは「資金移動業者がデジタル給与を取り扱うための申請受付」で、申請受付後に厚生労働省で審査が行われます。

この審査には数ヵ月かかることが見込まれているので、本格運用は夏以降になりそうだとか。
みなさんがお勤め、もしくは経営する企業では導入を検討していますか?

現在(4/4)時点で PayPay・楽天Edy・楽天ペイが厚生労働相に指定を申請済みで、他5社が参入の検討中とのこと。

  政府が給与デジタル払いを推進するのはなぜ?
 

 

そもそも政府が給与デジタル払いを推進しているのはどうしてなんでしょう?
・キャッシュレス決済の普及や送金サービスの多様化の観点から
・給与の受取手段を増やして外国人労働者が働きやすい環境を整え、他国からの人材受け入れを増やす狙い

だそうですよ。

※2023年2月時点で公表されているルールでは、デジタル給与の受け取りには資金移動業者の口座のほかに銀行口座の登録が必要です。
銀行口座を作ることが難しい外国人や何らかの理由で日本の銀行口座を保有していない人の場合、デジタル給与は利用できないのです。

 

  全額デジタル給与で受け取りたい人

 

個人としては金融機関に足を運んだり、デジタル通貨の残高にチャージしたりする手間を省けるのがメリットとは言うけれど、給与を全額デジタル通貨でもらいたいと思う人がどれくらいいるんだろうか?
そんなにいるとは思えない!!
と思うでしょ?

マネーフォワードのアンケート調査では給与を全額デジタルマネーで受け取りたいと回答した人が
2021年冬 10%
2022年冬  8%
でした。

意外と多いと感じました。みなさんはどう思いましたか?
※マネーフォワードは個人向け・法人向けに金融系のウェブサービスを提供している日本の株式会社
マネーフォワードの利用者は平均的な日本国民よりもマネーリテラシー(金融知力)が結構高いと思います。

給与の一部をデジタルマネーで受け取りたいと回答した人は
2021年冬 16%

2022年冬 17%

 

こちらも含めるとそれなりの割合ですね。
年代によって感想が違うところかと思います。
私は電子マネーは使いますが、チャージせずに使っているので必要性がないですね。
それ以前に、給与所得者じゃなかった(笑)

 

  週給制度が増えるかも?


「企業にとっては銀行振込に比べ手数料が減り、振り込みを週1回や隔週にする余地が生まれ、デジタル払いが普及する米国では週1回が4割を超える」
と、4/1の日経新聞(デジタル版)に書いてありました。

へ~~~!デジタル払いよりも週給制度が普及していることに驚きました。

今の自分の価値観の「当たり前」は「当たり前」ではなくなること、よくありますよね。

 

  デジタル通貨って何?

 

実は私が一番気になったのは、給与のデジタル払いが始まることではなくて
そもそもデジタル通貨って、具体的に何を指すんだろう?ってことだったので、あらためて調べてみました。

デジタル通貨とは(明確な定義はない)
・現金(貨幣・紙幣)以外に通貨として利用可能なデジタルデータ
・貨幣価値をデジタルデータで表現したもの
 

デジタル通貨の代表例を挙げると、以下の3種類です。

  • 電子マネー
  • 仮想通貨(暗号資産)
  • 中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)

なるほどですね。
上記の定義だとクレジットカードは含まれないのです。
 

 

 


さて、みなさんはデジタル給与を受け取る日が来るでしょうか?
私は事業所得者なので受け取ることはありませんが、デジタル年金を受け取る可能性は無きにしも非ずでしょうか?

世の中がめまぐるしく色々変化するので、理解するのも大変ですね。
皆さまの理解が少しでも深まっていたら幸いです。