家計の金融資産過去最高、2100兆円超え
日銀がが9月20日に発表した2023年4〜6月期の資金循環統計(速報)によりますと、2023年6月末時点の家計の金融資産は前年同期比4.6%増の2115兆円で過去最高を大幅に更新し、初めて2100兆円を超えたそうです。
株高が主な要因で株式や投資信託の保有残高が拡大したとのこと。
投資をしている方なら今年の株高にはお気づきでしょうから、昨年から今年にかけて増えたというのは理解できますよね。
でも、日本全体で・・・となると
少子高齢化・人口減少が続いているのにそれでも金融資産が増えるのね~?
家計の二極化
貯蓄ゼロ世帯が増え、令和3年の調査によると全年齢の平均では22%が貯蓄ゼロ世帯です。
老後に不安を感じている人も増えています。
その反面、日本の家計の金融資産が増えていて
・投資をしている人の資産が増えた
・投資をしている人は家計にゆとりがある(方が多い)
と考えると、ますます家計の二極化が進んでいると感じます。
実際のところ、日本の超富裕層・富裕層・準富裕層は10年間で約1.4倍になったそうです。
(2011年350万世帯くらい→2021年470万世帯超)
また、高齢者層の資産は一般的には取り崩しされていくので減っていくのですが
資産が多くて投資効果が高ければ、取り崩す以上に投資効果が出ていて資産が減らない方もいらっしゃるということですね。
お金の知識と管理能力の二極化
私たちFPのお客様は、
・収入UP
・支出削減
・運用効果UP
を模索しながら笑顔で生きていくための資産形成をしていらっしゃいますが、その過程で徐々に身に着けていくのが
・お金と家計についての知識
・家計管理の仕方
です。
お金の知識と管理能力も二極化が進んでいます。
これらがないと、なかなかお金を貯めたり増やすことができません。
また、大きな収入や資産を手にした時に、お金の知識や扱い方を知らなければ、お金なんてすぐになくなってしまいます。
騙されることもあります。
資産を増やすためにも
守っていくためにも
知識と管理能力はとっても大切。
自分の暮らしに合ったある程度の収入はもちろん必要ですが
その収入の中で、上手くバランスをとって暮らし、お金の勉強や管理をして増やしていく。
これを長く続けていくことで、あなたとご家族が笑って生きるための金融資産を作れるのです。
お金の知識・家計管理能力を身に着けて損をするわけがない。
お金は一生使うもの
何もしない人と、お金と向き合う人の差は一生涯で数千万円から数億円の差にも広がるでしょう。
暮らしを守ることや楽しい使い道を沢山イメージして、お金をしっかり使っていきましょう。
60歳を過ぎて十分な資産形成が進んでいるお客様と
こんなことに使おうか、あんなことに使えると相談するのがとても楽しいです。
笑って生きるためにはお金も必要♪
あなたはお金を向き合っていますか?