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ちょっとした気づきや体験から、

お金と関連付け。

人生100年時代を前向きに、をモットーに。

 

キャンプやカヌーなど、アウトドア好き

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お金足りるか分析、

家族信託で認知症対策

お一人様、お二人様の相続準備

 

CFP、行政書士、家族信託専門士、

東京都杉並区から

FPそら(永福おおくぼ行政書士FP事務所)

です。

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今回は、

介護の費用について。

 

親の介護について

どの程度の費用を見ておくべきか、

相談をうけました。

 

介護施設のイラスト

 

ボクも十数年前、

 

祖母が103歳で亡くなるまで、

数年は介護施設を転々とする経験が。

 

祖母は自転車にひっかけられて転倒

そして大学病院へ入院。。

 

回復見込みがなくなったと、

車いす状態で、、

 

その後は

山梨の温泉介護施設に入り、

千葉のケアセンター2か所を転々・・・

 

ケアセンターでは、同居している方と

揉めたために、退所することに。。

 

最期は有料老人ホーム

「サニーライフ」さんへ。

 

 

サニーライフさんは、

入居費数百万支払い、、、

 

毎月それなりに費用がかかり

25万程度は。。

 

最期はこちらで迎えました。。。

穏やかに。。。

 

人工呼吸器をつけた人のイラスト(お爺さん)

 

さて、

今回はFPの視点で確認。

どの程度必要なのか・・・

 

 

まずは、

介護が必要な人の数の状況から。。

 

要介護者の数は2021年2月時点で666万人

2000年が218万人なので3倍に増えている状況。


厚生労働省「介護保険事業状況報告月報(暫定版)」

~令和3年2月分

 


次に、

介護費用と介護期間の平均

介護費用の平均がどのくらいか


公益財団法人生命保険文化センター

令和3年度生命保険に関する

全国実態調査によると、

 

介護期間の平均は61.1カ月(5年1カ月)と

平成30年の前回調査(54.5カ月)より

6か月ほど増加。

 

介護に要した費用のうち

(公的介護保険サービスの

自己負担費用を含む)

一時費用の

(住宅改 造や介護用ベッドの購入など)

合計額をみると、

平均74万 円(前回69万円)となっている。

 

月額の費用の平均は、

1カ月当たり平均で8.3万円

(同前回7.8万円)です。

 

一時的な費用74万円+(月額8.3万円×61.1カ月)=581万円

3年前と比して80万ほど上昇・・
 

介護費用の一つの目安としては、

約500万~600万円程度が必要かと。。

 

実際には介護状態は個別に異なることから

かかる費用や期間はさまざまなので、

あくまで目安として。。

 

 

生命保険センターのレポートでは

介護保険の付保率は高くなく、

介護の費用は貯蓄で賄っているよう・・

 

 

 

 

介護にかかわる費用

 

 

高齢になりつつ、

自分の費用で介護の費用を賄えるか❓

 

家族や子供に金銭的に迷惑をかけずに

対応できるか。。

 

介護してもらう期間は5年以上

費用はひとつの目安として600万。。

 

手持ちの預貯金と比して

どの程度ギャップがあるか。。

 

 

特別養護老人ホームのような

公的な介護施設に

はいれれば

 

比較的費用は抑えることが可能ですが、

都会を中心に、入居待ちが多数。。

 

 

預貯金で対応してもらう

介護保険で補填、

生命保険で亡くなった後に補填

 

少し早めから

準備しておかないと

 

高齢になってからでは

対応の選択肢が狭まってきます。

 

 

たとえば、生命保険。

比較的保険料金の安いネット生命保険

 

何歳まで保険に入れるか。。

 

例えばライフネット生命のHPをみると、

生年月日が1951年(昭和26年)までしか

選択肢がでてきません

(※2022年6月現在)

 

すでに昭和25年より前に生まれた方は

ネット保険の適用外に・・・

 

 

 

逆に子供の視点では、

 

親の資産が、

上記を確保できていない場合

施設での対応が厳しくなってきます。

 

家を売るなど、いろいろと配慮が

必要になってくるかも。。。

 

 

お金の視点での将来の計画

介護を見据えた。。

 

 

まずは預貯金、有価証券、不動産など

財産の棚卸、から

 

始めては如何でしょうか。。。

 

 

もしお金の面で不安があるなら

FP(フィナンシャルプランナー)に相談して

何かしら改善策を一緒に検討しても・・・・


介護問題。

どの程度準備必要なのか、、、

参考になれば。。


 

最後までご覧いただき

ありがとうございました。