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ちょっとした気づきや体験から、

お金と関連付け。

人生100年時代を前向きに、をモットーに。

 

キャンプやカヌーなど、アウトドア好き

ヒザ半月板損傷と高血圧対応中

 

お金足りるか分析、

家族信託で認知症対策

お一人様、お二人様の相続準備

 

CFP、行政書士、家族信託専門士、

東京都杉並区から

FPそら(永福おおくぼ行政書士FP事務所)です。

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先日、

 

日経新聞

土曜の日経プラス1

 

子供に聞かれて困る金融用語で

第3位にランクインした 「家族信託」

 

日経の記事では、

 

高齢者らがもつ

預貯金や自宅不動産などを

家族らに託す仕組み。

 

死後の遺言も大事。

 

だけど、長寿化の今、

 

80年代後半になれば、

40%の人が認知症になるとも

言われてます

 

存命中に自分で

資産管理できなくなることも、、。と記載が。

 

 

 

そこで、今回は

家族信託での認知症に関して

 

 

わかりにくいと言われる

「家族信託」

 

行政書士・

家族信託専門士である

 

FPそらの言葉で。。

 

 

認知症。

 

最近海外では

治療薬の研究も進んでいるとか。。。

 

まだ残念ながら治療する手段はないと

言われてます。

 

 

認知症になるとどうなってしまうの❓

 

物忘れをしたお婆さんのイラスト(認知症)

 

<政府広報オンラインより抜粋>

◆中核症状

(1)記憶障害
新しいことを記憶できず、

ついさっき聞いたことさえ

思い出せなく。

 

(2)見当識(けんとうしき)障害※
まず時間や季節感の感覚が薄れ、

その後に迷子になったり

遠くに歩いて行こうとしたりするように。

※見当識(けんとうしき)

 現在の年月や時刻、自分がどこにいるかなど

 基本的な状況を把握すること
 

(3)理解・判断力の障害
思考スピードが低下して、

二つ以上のことが重なると

話している相手が誰かわからなくなるなど

考え分けることができなく

 

例えば、倹約を心がけながら、

必要のない高額商品を購入したり、

 

自動販売機や

駅の自動改札・銀行ATMなどの前で

まごついたりしてしまうようになります。
 

(4)実行機能障害
買い物で同じものを購入してしまう、

料理を並行して進められないなど、

自分で計画を立てられない・
 

(5)感情表現の変化
その場の状況がうまく

認識できなくなるため、

周りの人が予測しない、

思いがけない感情の反応を示すように。

 

<政府広報オンラインHP>

 

 

 

ここで、特に重要なのが。

 

(3)理解・判断力の障害
必要のない高額商品を購入したり、、、、、

 

(4)実行機能障害
買い物で同じものを購入してしまう、、、、

 

 

 

 

認知症になってくると、

判断能力が低下する

 

ここに漬け込む輩がいるということ。

 

消化器の押し売りのイラスト

 

高齢者の親や親族が、

離れて一人で住んでいる。

 

認知症が進んできても、

自分自身は、しっかりしている

ちゃんと管理している

問題ない!

 

と高齢者は思っている。

 

 

 

何回でも、

不必要な高額な商品を買わせてしまう

搾取者がでてくるのです。

 

 

高齢者、

特に認知症になってくると

 

カンタンに

騙されてしまうのです。。
 

 

 

いつの間にか

親の財産が

大きく減っていたなんてことが。。。

 

 

何やら変なものが増えていた

物でなくでも利用の契約をされていた・・・

 

振込詐欺に・・・

 

 

悪徳商法のイラスト「振り込め詐欺・オレオレ詐欺」

 

どうしたら

防衛できるでしょう❓

 

 

認知症の方から、

その方の手もとから

 

財産を勝手に使われないように

離してしまえばいいのです。

 

■

 

通帳などの財産、

家土地の財産、、、、

 

名義を変えてしまえばいいのです。

 

財産が手元になく

自由にならなければ

騙されようがありません

 

手もとに

お金がないんですから。。。

 

成年後見人のイラスト

 

これを実現するのが

信託です。

 

身内に託す方法のことを

「家族信託」と言います。


イメージ図: 家族信託普及協会より

 

 

ちょっと難しいですが、上の図を説明すると。

 

・自分(委託者)の財産を

 

・受託者(自分の財産を預ける人)

に託し≪信託財産≫

 (信頼できる人(受託者)に

管理してもらい、)

 

・受益者(自分)が

 受託者に託した財産からの

給付を受けること。

 (生活費や財産から出る賃料など)

 

 

簡単な言葉で言い換えていきます。

 

 

信託とは、

自分の財産を、

信頼できる人に託す!

 

自分の財産を、

自分の名義から、

託した人の名義に変更する

 

 

銀行預金にしても、

収益不動産にしても、

自分の住んでいる家にしても、、

 

 

自分の名義から

託した人の名義に変更する。

 

 

家族信託。

信頼できる人に託す

 

 

さて、

これが何故、

認知症対策の切り札と言えるか?

 

 

 

理由は簡単です。

自分の財産(名義)がなくなる

から❗

 

 

 

家族信託が

認知症の切り札と言われるのは

この財産分離の機能があるからです。

 

財産の分離❗

 

 

最近は家族信託に関する書籍が

たくさん出てきました

 

いろいろと調べてみて、

もし家族信託が向いているかも、

と感じたら、

専門家へ相談されることを

お勧めします

 

家族信託が適用できない方

信託すべきでない方もいますので。。。

 

(家族信託普及協会HP 専門家リスト掲載) 

 

 

家族信託の

認知症対策、、

 

参考になれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。