(メモ)2019.11.30 勝間和代とがん治療医・押川勝太郎の見ると得するがん知識 | 母が肺がんになった!闘病記と看取り記録

母が肺がんになった!闘病記と看取り記録

60代の母は肺腺癌(はいせんがん)。仕事、育児をしながら看護をしているワーキングマザーの記録です。

タイトルにある対談をYoutubeで見ました。

備忘録の為、メモを残しておきます。

 

患者会なんて考えて事もありませんでした。。。

もっと早く知っていれば。。。

 

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┃ 2019.11.30 勝間和代とがん治療医・押川勝太郎の見ると得するがん知識
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https://www.youtube.com/watch?v=2oBI2s66Htg

 

 

 
▼アジェンダ
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1.自己紹介
2.ガンと予防について
3.ガンにかかったことを言わないのはなぜ?
4.正しい医師の見つけ方について
5.どんな症状が出るのか?
6.ドクターとのコミュニケーション、周りとのコミュニケーション
7.ガン情報のシェアについて
8.予防できる事はした方が良い
9.ガンに対する戦略目標
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▼1.事項紹介
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・押川先生
 -がん治療20年以上
 -宮崎善仁会病院でがん専門医として勤務
・勝間和代
 -経済評論家
・今日の目的は

がんになってから慌てふためかない事
防災的な知識
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▼2.ガンと予防について
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・予防できないガンは半分以上

ガンは加齢現象
避けられないものもある

 →でもみんな防災に一生懸命になっている
・[質問]
 -予防できるものはあるのですか?
 -何をすれば災害の影響を小さくできるのか?
→ガンは簡単に言うと【飛び火するイボ】
 防止するメカニズムが効かない場合は悪性になる
・がん細胞はどんどん増えていくので
 物理的な圧迫で体に悪影響が出てそれが症状として出る
 栄養状態が悪く機能を圧迫してしまう
・半分以上は治るが
 60代以上は7割以上はなくなるのは加齢に伴う症状だから
・高齢者が最終的に1/2はガンになるが、
 それは栄養状態が良くなったから
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▼3.ガンにかかったことを言わないのはなぜ?
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・ガンについてわからないのは治療法が多岐にわたる
 →人によって治療法は全然違うのでガンにあった対応が必要
 →標準治療がたたかれるのはガイドランが
  守られていないこともあるため
・かかる先生によって治癒率が違うのでは?
 →ガンにかぎらずそう
 →経験、専門範囲によって違うが
  ガンと言われた時点でパニック状態
 →そんな時にカミングアウトすると様々な情報で更にパニック
・そのために「治療ガイドライン」が出てきた
 →多くの患者さんに合うものであるが
  その人その人に対応する必要があるが
  そこでガイドラインに執着する医者や患者もあり
  トラブルになることも
・治療にうまく行った患者さんは「言わない人」
 治らない人は「闘病記」を書く人
・65歳以下の人がかかるガンは治る多いのでは?
 →白血病は治りやすいが小児性ガンは99%DNAの変異
・ガンの診療ガイドラインはウェブ上で公開されている
 特に乳がんのものは良いもので他のガンの人でも
 参考になると思う 

ネット上のガン情報の9割は不適切と言われている
・ガン情報のクリック単価は3000円とか高くなっている
 サプリや疑似科学などに誘導されるが結局儲かるから
・どのガン種、どの遺伝子情報によって全く変わるから
 一般的な情報で治るわけない
 それで不幸になる人も多い

治療ガイドラインはあくまでコンパス、
そのためその人の立ち位置が分かるその人の為の地図が必要
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▼4.正しい医師の見つけ方について
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・先生をどう見つけたらいいのか?
 →保険治療は大体のおいて正しい
 →保険診療の為、良い先生のところに患者は集まってくる
・でも情報ない人はそこにたどり着けない
・混んでるお医者さんはどうやって探しているのか?
 -専門医がいる
 -個々人のドクターと患者の相性もある
  ドクターはコミュニケーションの専門家ではない・・
  (患者が不満を持っている事すらドクターは気が付いてない)
・患者会で出てくる一番の不安は「ドクターとのコミュニケーション」
・健康診断の再検査に行きたくない心理とは?
 -いやな事は先延ばしたい心理がある
 -バリウムは10人中2人がひっかがるが本当にガンなのは少ない
\広めにひっかけている/
→先送りせず心の負担は減らした方がいい!
・検診で引っかかってもガンな可能性が低いので早く再検査行って!
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▼5.どんな症状が出るのか?
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・食道ガンの例
 -予後は悪い場合が多いが、内視鏡やった時に見つかったら
  そこで取ってしまうこともある
\バリウム検査医者はほとんど受けない/
・バリウム検査は古い 
 それだったら内視鏡先にやるのが効率的
・誰がどのガンにかかるかわからない
 -女性の場合は女性系のガンが30-50代というピークがある
 -検査は早く受けた方がいい!
・ガンのステージ問題
 -1:その場で取れる
 -2,3:手術で治る可能性高い
 -4:飛んでるので治すのが難しいけど末期がんではない
・末期がんは有効な治療がないという状態
 =ステージ4ではない
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▼6.ドクターとのコミュニケーション、周りとのコミュニケーション
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・気軽にカミングアウトできるためにはどうしたらいいのか?
 -ガンは個別性が高い
 →主治医とどれだけ意思疎通ができているのか?が大切
  どうやってコミュニケーションとるのかを押川先生は教えている
  -①心配なこと、②説明してほしい事③希望することを紙で用意
   (診察時)
・ガンサバイバーの患者会は全国3000くらいある
 -抗がん剤治療は「間接的な痛み止め」と言っている
 -ガンは治らなくても人生の残りの時間が普通の生活できるようにしている
・ガンを治療後の生存率について
 -早くなくなるのは見つかるのが遅かった、進行が速い、治療拒否
 -同じガンでもゆっくり進む場合もあってばらける
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▼7.ガン情報のシェアについて
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・患者の情報をシェアしたほうがいいのでは?
・ガンになっても防災の観点で仕事を辞めない
・医者不審が強いのはなぜ?
 -ネガティブな情報の方が伝搬しやすい
・お医者さんとの相性が悪い時にセカンドオペニオンをとるが
 それが混乱を招いていると思うがどうか?
 -説明が不十分なので他で聞きたくなるが、
  セカンドオペニオンは自由診療
 -主治医の判断が本当に正しいか判断したい気持ち
 -セカンドオペニオンは主治医に返信をするが
  それをベースに主治医と話をしてほしい
・日本の場合は医者の裁量権が強いが変な治療をしている医者の
 トンでも医療が認められてしまう
 →そのためにガイドラインが作られた
・まずはガイドラインを手に入れて主治医と話す、
 セカンドオペニオンに行けばいいというものではない
\良いのは【患者会】に行くこと/
・とは言え「インチキクリニック」に所属している
 インチキ患者会もある・・・
(希望を与えてしまうインチキ治療がある)
・【ガイドライン治療】=結果が出ている治療
 代替治療については「安全性が確保されていない」
 標準治療を阻害することも
・代替療法をしている人の方が死亡率が高いといわれている
 ∵その治療をやっている間にステージが進んでしまう
・闘病記の危険性は同じガンでも同じようには進まない
 しかし「失敗した」は価値になる
・患者会の良いところは患者が複数いるので
 どこが落としどころが分かっているので
 変な方向がいかない
 →なるべく人数が多くて標準治療やっている人が多いところが良い
・肺がんは肺がん学会と連携した大きな患者会がある
 胃がんもあり、メジャーなガンには患者会がある

患者会で絶望と絶望を組み合わせると希望になる
(気持ちがすっきりする)
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▼8.予防できる事はした方が良い
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・予防できる事はした方が良い
 例)喫煙、ピロリ菌除去、肝硬変、子宮頸がん
・子宮頸がんで苦しんだ人は外に出てこない
 積極接種はストップしてしまった
 →オーストラリアでは後20年後に
  子宮頸がんなくなると言われている
・ガンは怖いイメージが先行しているため
 正しい情報が出回っていない
・個人個人としてはガンになるのは運なのみ
 100%下げられる事もない
\ガンと診断されたら患者会に行け!/
・ガンサバイバーのブログは危険
 -個人体験記になるがそれだけに頼るのは危険
・患者会雰囲気は明るい
 病院の患者会はいろいろなガンがあるが
 個別のガンの患者会は外にある?
・患者会では勇気づけられたり、医者が分からない事も分かってくれる
 混乱状態から立ち位置が分かり落ち着く
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▼9.ガンに対する戦略目標
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・今大変なのがガンになっても長生きのリスク
 家族の負担が重くなる等
・将来の投資としてガンの知識を持ってほしい
・治療経験者がガイダンスの作成に入るのがトレンド
 患者としての経験を医師に伝えてほしい
 

患者が優先すべき価値観を主治医に伝える

・メモを持っていく!
・親族として患者会に参加するのもあり?
 落としどころや盲点が分かり将来の防災にもなる
・一番悔しいのは大人に対するガン教育がない事