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foo-d 風土

自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

 

 若い頃から美味しい食の基本はその土地での地産地消と思い地方へ出かけると必ず、その地方の味のわかる方に案内していただき、その地方の名物料理や食材を使うお店中心に食べ歩きしていた者としては、こういう企画は、面白そうなので身土不二、地産地消の観点で参加してきました。

 企画内容

町の面積の94%が森林に覆われた“森の町” 長野県木曽郡 南木曽町 南木曽「ウェルネス農泊」推進協議会主催。

イベントの料理を手がけるのは、八ヶ岳で森の食材と向き合い続け、“薪火の炎だけで素材の生命力を引き出す料理人”として国内外の美食家から高い評価を受ける日本屈指の薪火レストラン「ca'enne」(カエンネ)の臼井憲幸シェフです。

今回は、南木曽の森が育んだ滋味と、南木曽町の薪の香りを生かした特別メニューを開発。

「イワナ」「虎杖」「ドブロク」「山羊のチーズ」「日本ミツバチのはちみつ」「エゴマ」「木曽レンコン」「木曽ヒノキの葉」など南木曽ならではの食材が、臼井シェフの手によりどんな一皿へと昇華されるのか——。まさに、「森そのものを食べる体験」。

一度限りの、オンリーワンのガストロノミー・イベントをお楽しみください。

【イベント詳細】

期間:2026年1月15日(木)~17日(土) 3日間限定開催

ランチ 12:00~ / ディナー 18:30~(一斉スタートになります)

料金:ランチ 税込 13,200円 / ディナー 税込 22,000円(飲み物別)

場所:長野県南木曽町にある一泊35万円 の1日1組限定の体験型ラグジュアリー・プライベートリゾートホテル「Zenagi(ゼナギ)」

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Zenagiのレストラン○▲□(マルサンカクシカク)はとても美味しかったので、過去8度位行っているが、コロナ騒ぎでレストラン単独ではお休みということでその後は行っていなくて、久しぶりの訪問。

 さて当日自宅から車で木曽路へ40分少々 山奥の田圃の上の方 到着するともう真っ暗。

 

闇に一箇所だけ灯りのあるところがZenagi。 駐車場に着くとペンライトを持った係員がお迎え、館内へ案内され 席へ。

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 飲料はゼナギのソムリエで、2年前の「里山美食倶楽部」で地物のジビエ、野菜等のコース料理と日本酒のペアリングの会の時にお会いした、ソムリエで国際唎酒師の石田陽介氏が担当されていました。

本日の料理、メニューではなく、代わりに使用食材リストが書かれていました。

 真冬で種類も少ない時期なのに、南木曽町や、近在の多くの生産者からの50近いさまざまな食材。これらを集めるだけでもとても大変な作業なのに、多くの方達が参加されたからこそ出来た企画ですね。

 

 …………………………

 ソムリエは、2年前「里山美食倶楽部」で地物のジビエ、野菜等のコース料理と日本酒のペアリングの会の時にお会いした、Zenagiのソムリエで国際唎酒師の石田陽介氏。

 さて 開始

 

アペリティフ

木曽ひのきのスパークリング (チコリ焼酎)

チコリ焼酎に炭酸を加えてスパークリングにして檜の葉を入れたもの。

檜の香りと独特の味がくわわりチコリ焼酎も生き返っていた

 

1.ラビオリ

 食材

  木曽の「みなとや農園の「きそれんこん」

  開田高原のクリームチーズ

  黒川つばくろ農園の無農薬小麦粉

 蓮根餅のイメージで作ったとのこと

  結構美味しい

器もなかなかなので、作家を聞いたら多治見の吉田学?という方だそうだ。

 

2.鱒のたたき

 食材

  いぶき養鱒場の三年もの息吹サーモン 

  きれいな水

  広瀬いたんどり会の 「いたどり」

  加子母のトマト

 綺麗な紅色と虎杖(いたどり)の緑がガラス器で清涼感を出し、とても良い

塩漬けの虎杖 麦麹で作った発酵トマト

薪でサラッと火通しをしたとてもレアな鱒 素晴らしい焼き方と味。

虎杖がいい感じに添い 麦麹で発酵させたトマトの白いソースが酸味も塩味も主張しすぎず絶妙だ。

 美味しい。

 

★ドメーヌ・ヒロキ 白ワイン

 弘樹の「ソーヴィニヨン・ブラン・エレガント 2024

長野県池田町産のソービニオンブラン100%

少し緑がかった薄めのレモンイエローでグレープフルーツやレモンなどの柑橘系とハーブの爽やかな香り、切れのある酸味と旨味の強い豊かな果実味

 

3.開田高原のお蕎麦の蕎麦がきの上に岩魚

 食材

  高橋渓流の「イワナ」

  岩倉むらおこし組合の「かさぞれ味噌」

  ヤナギタケ

  開田高原のお蕎麦

鬼殻からの挽きぐるみでやや柔らかめの蕎麦がきに、米油でコンフィして油抜きしたイワナ。岩倉むらおこし組合の「かきぞれ味噌」に天然ヤナギタケを発酵させたソース

 少し梅っぽい味のソースになっている いい感じ。

 

 合わせるものは日本酒

★風越青嵐(かざこしせいらん)純米吟醸 長野県木曽福島 中善酒造

 カルガモ農法自社栽培米 山恵錦100%長野酵母 この酒に木曽の水5%で薄めてぬる燗にしたもの。

   きれいな甘みと酸味がやさしく 結構良い感じ

 頼んでストレートも飲んでみたが 普通の純米吟醸でちょっと野暮ったい。

先ほどの加水が素晴らしく上手だね。

  この味は角が全くなく、ただのぬる燗とは違うから、おそらく燗冷ましだと思う。(燗冷ましは一度熱燗にしておいて冷ましたもので、酒の硬さやアルコールが少し飛び全体がまろやかになる)

 後で作り方を聞いたら加水5%位で50℃の燗冷ましだと教えていただいた。 やはり。

 しかし素晴らしいね。加水+燗冷まし。日本酒の幅広い楽しみの面白さだ。

 

赤ワイン

★ドメーヌ・コーセイの「メルロー ロゼ 2023」

 長野県塩尻市片丘地区産のメルロー100%

長野県塩尻でメルロー1品種しか作らない農家さん。メルローのみでワインを造る新鋭のワイナリー

 淡いサーモンピンクの色調。チェリーやフランボワーズなどの赤系果実や白桃のようなフルーティな香り。繊細ながらエレガントな果実味

 

4.櫛もの

 食材

  松原さんの「こんにゃく」

  小原さんの「青首大根」

  難波さんの鹿の挽肉

  発酵マイヤーレモンと実山椒

  中乗さんと七笑

松原さんのこんにゃくを片面だけ薪で焼き 滑らかに

小原さんの 「青首大根」.

難波さんの鹿の挽肉 発酵マイヤーレモンと実山椒 中乗さんと七笑

いぶりがっこの様な味 タイ料理の様な味

ここでペアリングとは別に白ワインを1杯お願いした

 

★ヴォータノワインの「セバ・ビアンコ 2017」VOTANO WINE洗馬-K4 Seba bianco 2017

甲斐ブラン/ソーヴィニヨンブラン 産地: 長野県塩尻市洗馬(せば)地区

特徴: 天然酵母、無濾過で仕上げられ、樽熟成による複雑で滋味深い味わいが特徴です。

味わい: 完熟ブドウの果実味とミネラル感が豊かで、ドライで奥深い味わいです。

味も近く、色もどう見てもオレンジワインだ

 

5.パスタ

 食材

  田立製茶組合の「日本茶」

  つたむらやの合鴨農法で育った「合鴨」

  木曽福島のすんき

  黒川つばくろ農園の無農薬小麦粉

黒川つばくろ農園の無農薬小麦粉に田立製茶組合の 「日本茶」を練り込んだパスタ

  合鴨農法の無農薬の草等で育った鴨のミンチとパスタの脂は全て合鴨の脂で仕上げ。

ねっとりと合鴨の脂 

木曽福島のすんき

 

★日本酒 純米大吟醸「narai β」

 長野県塩尻市奈良井 杉の森酒造

原料米:金紋錦  精米歩合50% 酵母:協会14号

日本酒度:+1.3  酸度:-アルコール度数:16度

* 特徴: 梨のようなメロンのような香りと、微発泡感、甘味と酸のバランスがよく豊かで広がりのある味わい。

 

★日本酒カクテル

かたばみとスイバの汁をブレンドしたカクテル

飲みやすい

僕ならスイバの酸味をもう少し出すかな。

 

6.なまず

  小幡さんと南谷工業の 「日本なまず」

  山川ファームの 「白菜」

  柿酢

 地元のこだわり生産者の日本ナマズ衣にケールを使い皮目をパリッとしている。

あっさりとした白身がいきているナマズで、普通のナマズの少しネタっとした感じや泥臭みは一つもなく高級ナマズ専門店の様にちゃんとした良いナマズの感じだ。

 

★塩尻のメルロー

ドメーヌ・コーセイ「チェリー・ボニカ&ビバリー 2022」

* 生産者: ドメーヌ・コーセイ (Domaine KOSEI)

* タイプ: 赤ワイン (メルローを使用)

* 産地: 日本、信州塩尻

ドメーヌ ・コーセイの「プライベート・ローズ・セレクション」は、畑の個性や凝縮感のあるブドウを個別に醸造したワインに名付けます。Cherry Bonica 圃場とBeverly圃場にて収穫したブドウで醸造したワインがこのシリーズに選ばれました。

フレンチオークの新樽にて約15ヶ月樽育成し、瓶詰後セラーにて約6ヶ月間瓶熟成。

果実味豊かな香りとバランスのとれた樽香が感じられ、凝縮感のある味わいと滑らかなタンニンが口中に心地よい余韻。凛としてエレガントなとてもおいしいメルローでした 。

 

7.鹿肉

 食材

  坪井さんの鹿肉

  志水さんの 「干し柿」

  小池糀店のこうじ味噌

  木曽のくるみ

  王滝村の赤かぶ

 地元の椹(さわら)の端材で焼いた鹿

小池糀店のこうじ味噌をベースに

発酵させて

Mutsu mutsuさんの「全粒粉パン」

広瀬いたんどり会の「いたどり」を混ぜたバター

 

8.リゾット

 食材

  みなとや農園の「自然米」 と 「ハヤトウリ」

  MAUKA LANI GOAT FARMの 「山羊のチーズ」

  高橋渓流の「黄金イクラ」

  岩倉むらおこし組合の「ほおば」

  発酵2年白菜

ヤギのホエーで米を炊き込んだリゾット

高橋渓流のイワナのたまご「黄金イクラ」

かきぞれの岩倉むらおこし組合の 「ほおば」

発酵2年白菜

良い味だ

 

デセール

 食材

  つむらやの 「どぶろく」

  志水さんの 「富士山柿」

  南木曽えごま同好会の 「えごま」

  長田屋の豆乳

  落花生

つむらやの 「どぶろく」に志水さんの 「富士山柿」を合わせ

長田屋の豆乳に落花生の皮を加え えごまを振る

 綺麗な美味しさ

 

クッキー

 食材

  市川さんの栗

  片田さんの柚子

素朴な味わい

コーヒー

ご馳走様 

とてもとても沢山の地元食材ですが、よくここまで集められましたね。これだけでも脱帽です。

そして、これら南木曽の食材をとても上手くアレンジし活かしたい素晴らしい料理でした。

 ソースの作り方がとても上手でうれしくなる料理でした。

 ガストロノミー いいですね。

日本中その土地土地に素晴らしい食材があり、それらを美味しく作ろうと懸命に頑張っておられるところがあります。

日本各地こういうお店がどんどん増えれば、ガストロノミーツーリズムはどんどん広がり、世界からのインバウンドも、移住者も増え、地方の活性化にもつながるでしょう。

* ホテル Zenagi

* 長野県木曽郡南木曽町田立222

 ミッドランドスクエア41Fからの絶景を目下に麗しさと華やかさを併せ持つ上質な空間で卓越した料理を嗜む名店。

 六本木や丸の内、芝等に展開する創業50年余の歴史を持つ高級中国飯店。上海・北京・広東・香港の中国各地の一級料理人を現地より招き、伝統の上海料理と洗練された広東料理の融合をお楽しみいただけます。

 麗しさと華やかさを併せ持つ上質な空間に、中国飯店ならではの一皿に掛けるクオリティと、細やかなホスピタリティを継承し、 お過ごし頂く時間をきっと忘れがたいものに変えてしまう、そんな素敵なレストランを創り上げて参ります。 

   お店のこだわり 上海蟹、北京ダッグ。

      この様にメッセージに書かれていました。

 …………………………

 電話して予約で料理内容をお聞きしていた中で、上海蟹の最後のものが少し入荷するとのこと。上海蟹のシーズンは年内だが?

中国料理の秋冬の風物詩といえば上海蟹。

現地では8月頃から出回りますが、上物を扱う高級店では9月から12月末までのもの。「菊黄蟹肥(菊の花の季節に蟹が肥える)」という言葉のとおり、9月下旬から10月にかけては産卵前の雌が旬を迎えて卵と蟹味噌が溶け合い濃厚で甘やかな旨味を楽しませます。上海蟹の赤い内子は他の蟹より濃厚で深い味。

 晩秋から年末にかけては雄の季節となり、発達したゼラチン質の白子(チュウチョウセン)がとろりと舌に広がりまろやかな旨味と、清らかな後味が堪能できます。

 今回は1月9日。電話予約をした時に、旬は少しずれますが最後に少し入荷して、更に雌雄あるというので、ただ値段が心配なので、聞いてみると雌1杯8000円、雄7000円と結構良い値段でしたが、秋までの食べ納めと思い、両方1杯づつ注文しました。

 

 かつて海外を頻繁に訪れて仕事をしていた頃、返還前の香港のクリスマスシーズンは、街を埋め尽くすような華やかなイルミネーションに包まれていました。なかでも、ビクトリア・ハーバー越しに望む香港島のビル群が織りなすイルミネーションは格別で、その美しさに惹かれて、毎年のようにこの時期の香港を訪れ、晩餐のほろ酔いの後は、尖沙咀のリージェント・ホテルのラウンジで潮騒に耳を澄ましながら、きらめく光景を眺めつつマティーニを味わったものです。

 香港の晩餐で、一番よく行った店は、当時世界一の中華と言われた福臨門。私ごとき安サラリーマンの入れる店ではないが、時価と表示されている高級品には目もくれず、メニューをよく見てうまくすると結構値段を抑えて食べられました。

 あの頃 上海蟹の最高級品は上海ではなく香港が一番で、中でも福臨門と後数軒だけが特別でした。

福臨門はいつもクリスマスには上海蟹は終わっていたので、年末の出張は上海蟹のあるうちに香港に入る様にしていました。この時期だけは時価でも無理してでも上海蟹を食べましたが、メニューには「時価」としか出ていません。ちょっと怖いので小さい物をと注文していた。

 本当に美味しいお店で、香港に行くと一度は必ず行く様になりました。

 高級店なので、高価なものは食べないのに、二度目に行くとドアマンがちゃんと覚えていて、少し奥の席に案内され、その次は更に奥の上席の方へと少しずつ上席に案内される様になった。

 すごい店です。安いものしか食べないのに、大金を払う客じゃないのに何回か行くと大切にしてくれる。どの国でも商売の基本ですね、いいお店でした。

その後日本進出で日本の店にも数軒行きましたが味は香港ほどでもなく行かなくなり、香港もお家騒動でごたごたしたようで世界一ではなくなっていきました。

 

さて、当日 愛知県美術館のゴッホ展を観て、夕刻

 ミッドランドの41階広東料理の麗穂

 このお店はディナーは二万円からですが、

予約は上海蟹 牝雄 各1杯ずつしてあったので、あとは北京ダックとフカヒレのついた中位のコースをお願いしました。

 

 

 まず喉を潤すのに

  青島ビールをいただいて

 

もう少し何かと思い

シャンパーニュ

 テルモン レゼルヴ・ブリュット

 わるくはないが、すっきりとした辛口が好きなので、私にはちょっと甘い

 

◎麗穂製前菜盛り合わせ

 太刀魚

 蕪甘酢

 豚

 松坂豚焼豚

氷頭

鮑燻製にレモン

 

 広東料理には白酒(パイチュウ)より紹興酒だと思い、でも紹興酒も若い物は味に深みもまろやかさもないからやはり長期熟成の老酒が良い。メニューで一番長期熟成を見ると、

陳年花彫紹興酒30年熟成 グラス6500円があり、ペアリングセットとは別に注文。

 飲み方を聞かれたが、こういう熟成酒は、絶対 ふくよかな香りが立ち優しい美味しさになるぬる燗が一番。で注文。

次に、ワインのペアリングセット60cc/グラス1杯 6杯11000円というのがあり、通常グラス1杯125ccなので半分づつと、ちょうど良いサイズなので、これを注文。

陳年花彫紹興酒30年 

甘く静かな香りがゆっくりと広がり

 口に含むと、まず驚くほど丸い。

 若い紹興酒には独特のクセ、荒さ、刺す感じがあるがそれらは皆無

  蜜のように濃密な感じはするが、甘さも控えめでまったく重くない。しっかり熟成し角の取れた穀物の甘み。酸・甘・旨・苦が溶け合い、バランスがとてもよくどれも突出しない

 いい味だ

  香りよく

   角が全くなく

    とても綺麗な

     良い味

   うまい。

料理はワインとも合わせて飲み比べをして行っていきましたが、やはり陳年の30年物 何よりも料理によく合う。

 中国料理には中国のお酒

    美味だ。

◎アワビと干しエビの塩漬け卵炒め

ピータンでまだ黄身が半熟ぐらいの時に黄身だけ取り出して干し海老と鮑で絡めたもの

それぞれの旨みが合体して良い感じで美味しい

 

ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレ2022

 ブルゴーニュ・シャルドネ「テール・ド・ファミーユ」

シュタイナーのバイオダイナミック自然農法ビオディナミの白ワイン

柑橘、洋梨のような香り。伸びのある酸がすっきりとしミネラル感もほどよく軽快さと落ち着きのバランス良い素直なおいしさ

2022年なのに熟成したまろやかさもある。

 

◎上海風ふかひれの姿 土鍋煮込

 スープが特に良い味 

このフカヒレ結構いい味だ。食感も良いが、ほんのちょっと旨みがやさしい。

 

ドメーヌ・ベルテ・ボンデ2016

AOC. シャトー・シャロン

ビオロジックの黄色ワイン(ヴァン・ジョーヌ) ブドウ品種はサヴァニャン種

 シェリーのように複雑な香りと美しいミネラル感を備えた 高級なワインですね。

 

◎焼き立て 北京ダック

大きさも姿も焼き具合も美味しそう

これを一旦厨房へ持っていき調理してだされる。

美味しい

 残念なのは鴨餅(ヤービン)に包んで出されたこと。

僕は巻いてなくてスライスしたものを別々に出されて、ダッグの皮だけを塩少々で、味噌も付けないで食べるのが一番好き。

2番目が自分でネギも味噌も好みで挟み巻いて食べるのが好き。

鴨餅で巻くとダックの味が薄まってしまうので、できれば鴨餅は薄い方が良い。

 

赤ワイン

ガブリエル アシュリー 2020

ナパヴァレー

カベルネソーヴィニヨン95%、カベルネフラン5%

ミディアムボディとフルボディの中間

素晴らしい果実味と滑らかなタンニン。ブラックチェリー、カシス、プラムなどの香り、ブルーベリー、バニラ、オーク、チョコレートなど豊かな風味。

 

◎ここで別注の上海蟹 雌雄

まずそのまま出されて 色形大きさを観る

 すぐに引き揚げて

入り口近くの厨房で丁寧に剥く作業をされて。

 雌の赤い内子 雄の白っぽい打子

雌の濃厚でホロホロっとした食感の美味しさ

雄のネタ〜っとした独特の食感。これもうまい

 親蟹の白子を特別濃厚にネチャーっとした感じ

 

ここで紹興酒20年熟成の燗を注文

美味しいが30年とは比べ物にならない

 

マデラワイン ポルトガルの甘口ワイン

ヴィニョス・バーベイト マデイラ ヴェルデーリョ 10年

 酒精強化ワインだから甘味も濃いが、柑橘系の果実味に蜂蜜や花のような穏やかな甘さと酸味

 

◎豚スペアリブのスパイシー揚げ

 骨付き豚肉ガーリック微塵切り揚げ

微塵のガーリックがチョリチョリっとおいしい

 

合わせてイタリアのバローロが出たが、やはり紹興酒には敵わない。

マルケージ・ディ・バローロ バローロ

イタリア ベルモンテ州の最も歴史的かつ象徴的なドメーヌの一つ。 ブドウ品種ネッビオーロ

やや淡いルージュ、強めのタンニンと酸味 フルボディ

 

烏龍茶

テーブルで ティーポットで温めて

 

◎大ぶり海老とトマトの煮込み季節野菜

     写真を撮り忘れ

◎玉子入り牛挽き肉の蒸しご飯

  竹筒に入って

  美味しい 搾菜がまたよく合うね

 

◎本日のデザート

ピンクグレープフルーツ マンゴーミルク タピオカ入り

濃厚だがさっぱりとして美味しい

ご馳走様 お値段はやや高めでしたが、それに十分負けない美味しい料理でした。ワインも全体的にちょっと良いものが多くこれもまずまずで、良い感じでした。

スタッフの対応も丁寧で、温かく、またお邪魔したいなっと思わせる良いお店でした。

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 中国飯店

  麗穂REIHO

名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア41階

052-561-7878

 

ふわふわと

 綿毛のごとく

  舞う雪は

 

 白き世界の

    創造者

 

  降る雪 うれし

    積む雪たのし

    根雪は悲し

 

   まるで赤子の

     鳴き声の感

 

    可愛くもあり

      うとましくもあり

 

ゴッホ展

 家族がつないだ画家の夢

       愛知県美術館

 

今月3日から始まった今回の展覧会

「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」はファン・ゴッホ家が受け継いできたファミリー・コレクションに焦点を当てます。と書かれていて、ファン・ゴッホ美術館所蔵品からの出品だから、この展覧会はゴッホの代表作などはない普通の作品の展覧会だろうと思って、あまり期待せず観に行きました。

 

 案の定、ひまわりや「星月夜」「夜のカフェテラス」「カラスのいる麦畑」などの超有名作品等は出品されていませんが、作品30点ほどと関連する画家の作品など、タイトル通り「家族がつないだ」という感じの温かいイメージの展覧会でした。 少ない作品点数はビデオや、スクリーンマッピングで繋いでありなんとかいい感じにまとめてありました。

 ゴッホの浮世絵収集は500点にも及びますが(今回はそのうち3点だけ出品)、今回の展覧会出品作でも浮世絵の影響が読み取れる作品もけっこうあり、また、家族関係や友人等含めた展示の、良い展覧会でした。

 

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レジメより、

本展は、ファン・ゴッホ家が受け継いできたファミリー・コレクションに焦点を当てます。
フィンセントの画業を支え、その大部分の作品を保管していた弟テオは兄の死の半年後に生涯を閉じ、テオの妻ヨーが膨大なコレクションを管理することとなります。ヨーは義兄の作品を世に出すことに人生を捧げ、作品を展覧会に貸し出し、販売し、膨大な手紙を整理して出版するなど、画家として正しく評価されるよう奔走しました。テオとヨーの息子フィンセント・ウィレムは、コレクションを散逸させないためにフィンセント・ファン・ゴッホ財団を設立し、美術館の開館に尽力します。人びとの心を癒す絵画に憧れ、100年後の人びとにも自らの絵が見られることを期待した画家の夢も、数々の作品とともにこうして今日まで引き継がれてきました。
本展では、ファン・ゴッホ美術館の作品を中心に、ファン・ゴッホの作品30点以上に加え、日本初公開となるファン・ゴッホの貴重な手紙4通なども展示します。現在のファン・ゴッホ美術館の活動も紹介しながら、本展をとおして、家族の受け継いできた画家の作品と夢を、さらに後世へと伝えてゆきます。

 約10年の短い画業の間に油彩や素描など2,000点余りの作品を残し、生前に売れた1点を除く大半の作品は、兄の生活を支えその芸術の良き理解者であった弟のテオドルス(通称テオ)が保管しました。しかしテオも兄の死の半年後に生涯を閉じ、テオの妻ヨハンナ(通称ヨ一)が膨大なコレクションを管理することとなります。ヨーは、義兄の名声を高めることに人生を捧げ、作品を展覧会に貸し出し、販売し、膨大な手紙を整理して出版しました。その息子フィンセント・ウィレムは、コレクションの散逸を防ぐため、フィンセント・ファン・ゴッホ財団をつくり、美術館の設立に尽力します。
本展では、ファン・ゴッホ美術館の所蔵品を中心とするファン・ゴッホの作品30点以上にくわえ、貴重なファン・ゴッホの手紙4通なども展示し、家族が画家に抱き続けた深い愛と敬意をご紹介します。

 (会場での写真撮影は禁止なので、SNSに載せられているものから拝借しました)

 

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今回の「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」は大阪、東京、愛知の3都市での巡回展で、愛知が最後の開催です。皆さんも展覧会楽しんでくださいね。

愛知県美術館

 ゴッホ展

   家族がつないだ画家の夢

2026年1月3日~3月23日

 2025年締めくくりは、常に最高の食材と拘りの肉で究極のフレンチを目指す林シェフのお店。

料理全てシェフ1人で作られる瑞浪市のプチレストランベルエキップですが、東京や大阪からもベルエキップを目指して客が来る素晴らしいレストランです。

 

 

 本年最後の美食の会は、仕事納めの12月28日 5名貸切で特別のジビエを楽しみました。

 

 美食の会では、お店の通常のコースではなく、何かしらもう一歩新しいものや特別なものを作っていただいていますが、今回の美食の会でお願いした特別メニューは、当店のスペシャルコースより更に大変な料理です。

 

 1、最高級フォアグラの食べ比べ

こちらもフランスの有名産地より、今日本で一番美味しいだろうと思われるスペインとハンガリーの最高級フォアグラの食べ比べ。

 

 2、最高級マガモの食べ比べ

おそらく今日本で一番美味しいだろうと思われる、シベリアから新潟県に飛来した網捕りの天然真鴨と、人が丁寧に育てた高級真鴨のロティの食べ比べ。

 

 同じ真鴨のロティでも何百キロも飛んできた野生と、大切に育てられたものでは、味の質が違う、まさに「二つの世界が同じ皿にある」という最高の料理である。
 鴨それぞれに個体差や特徴があり、最適に焼く温度もそれぞれ違うのに、調整をしながら二種類の鴨のロティを他のこともやりながら一人で作るなどということを考えてみてください。

 どんなに大変なことか。

フォアグラも似て非なるもの。火入れ方法が微妙に異なるのです。

 火入れはそれぞれ個体差に応じて変えなければならないとても繊細で失敗しやすい重要な作業です。

  

こんな大変な2点の料理を今回の目玉としてお願いした、「美食の会究極のスペシャルコース」とも言えるすばらしい料理でした。

 

 

 

 本日のコース料理に合わせて持参した日本酒6種

◎34年熟成古酒

  東洋自慢1991

◎ 14年熟成古酒

  神亀  長期熟成純米酒2011

◎ 9年熟成古酒 常温熟成

  十旭日 生酛純米五百万石70  H28BY(2016年)

◎純米吟醸 泰斗(たいと)

  『熊本県限定商品』千代の園酒造

◎鄙願(ひがん)大吟醸

 一般流通されない特別な限定酒

◎ Shu 周之介ブレンド日本酒 大吟醸

 それぞれを料理に合わせながら進んでいきます。

       (お酒の詳細は末尾へ)

 

 

まず、スパークリングワインで乾杯し、

 

アペリティフは

34年熟成古酒 東洋自慢1991

30年以上寝ているのに色を見てもわかるように濃すぎず濁りすぎず優しいアンバーカラーで、味も同じように上品できれいめ。微かにドライプラムやナツメが感じられ、スモークで熟成したブランデー風なビター感と円やかな甘味旨味があり優しい仕上がり。

 

さて お料理

アミューズ

◎明太子のブランマンジェ

 ミルクプリンやとても柔らかいムースのような食感で、ふんわりとした中に控えめな明太子の風味が主感じるやさしさ。

 

◎ザ・キャベツ

2種類

 オマール海老のロールキャベツ

 ムール貝のロールキャベツ

 柔らかさを感じる蒸し煮のような仕上げでキャベツの甘みとうまく調和している

 

◎究極のフォアグラその壱

スペイン産フォアグラ。

 

 素材の良さと調理の丁寧さが両立していて とても美味しい。

 鳥インフルエンザでフォアグラのフランス産最高級品も2023年から輸入できず、それにも劣らないスペイン産も2024年7月から輸入差止になり今は日本にあるお店ごとの在庫に頼っている状況。

 

 先日もベルエキップで最後のフランス産を味わい、今回スペイン産もこれでお終いだ。

  名残惜しいしもっと食べたいが  

     美味い記憶をとどめ置くのみ

  トマトと一緒に口の中に

   甘いフォアグラにトマトの旨みがマリアージュする

    繊細で素晴らしい味

 

◎究極のビーフシチューヴァンルージュ (赤ワインソース)

 ビーフシチューといってもシチューではなく、

 草を食べて育ったグラスフェッド牛の10キロのお肉から更に少ししか取れない肉汁を煮詰めた汁を入れ肉に含まれる塩分を取り出したビーフのソースが主役の料理。   

少し冷めてくるとあまりにも濃厚なソースで唇がくっついて参ります。他のものを入れないのでシチューというにはあまりにも汁分が少ないが、ソースのおいしさは格別。お肉も一般のビーフシチューの肉の様なカスカスではなく、いい感じ。お箸で柔らかく崩して食べる。

 

◎鮑のポアレソースヴァンブラン

 (白ワイン煮込み)

 クリーム系のまったりではなく、野菜の清涼感がソースに生きて、白ワインの酸味・うま味と好バランス。素材の旨味を生かした上品な仕上がり

 

◎シンロッシーニ  究極のフォアグラその弐

 

音楽家であり究極の美食家で食にこだわるあまりに音楽家を辞めてしまったロッシーニの考案した料理。

 ハンガリーのフォアグラ  ペリーグー

「ペリグー」はフランスの都市・ペリグーに由来する。 やや濃いめにドミグラスソースを煮詰め、トリュフのエッセンスとみじん切りにしたトリュフを加えたもの。

このフォアグラも クセや鉄っぽさがほぼなくて上質なフォアグラ本来の甘旨味を持った非常にきめ細かい脂と澄んだこくのある最高級のフォアグラだ。

 

これにトリュフ由来の深く黒い香りが乗り、お肉と共にとても美味しい。

 

 

◎みずなみ焼と瑞浪野菜のエミュルション

 バター感やクリーム感は控えめの乳化ソースに瑞浪の野菜たちがいい感じ。

 

 

◎究極オマールブルー

世界最高のオマール海老

フランス ブルターニュ産オマールブルー

 黒みがかった青いオマールで、オマールブルーと呼ばれ、食べたときの甘さ食感など普通のオマールとは全く違うおいしさ。

  筋肉を食べてほしいと言うシェフの思いから厚切りにしています。ぜひ1口で噛み締めてください。と言われ、食べる直前にオマールの出汁を煮詰めたオマールバターを上からかけて完成する究極のオマール。

毎回いただくが、弾力があり、しかも瑞々しい

  甘さがきて 旨みがきて 余韻に海の香り

   美味い 旨い。

 

◎スペシャリテ玉蜀黍のクリームスープ

 一般的な砂糖や甘味料で味付けしたただ甘いトウモロコシのスープとは次元の違うもので、地元のトウモロコシが本来持っている糖度旨味などを引き出したしっとりとした味わい

 

◎真鴨…新潟人の手と自然

最高級マガモの食べ比べ 

おそらく今日本で一番美味しいだろうと思われる、新潟県にシベリアから飛来した網捕りの天然真鴨と、人が丁寧に育てた高級真鴨のロティの食べ比べ。

細心の火入れによる美味しさ

 鴨の野性味があるが、野生の鉄臭く獣臭い感じではなく、大自然で育った鴨の空やうまれた深い旨味とでも言おうか。

  しっとりとした肉質で、噛むほどに旨みが広がる。

 

 

 

料理に合わせてされるパンはあくまでも料理を引き立てるものであり、

高級レストランでは「これはソース用」 「これは肉用」 「これはチーズ用」などと種類を分けて出されるところもあるが、その味は特に目立たない味で特別料理に合わせたという感じはないものであるが、

 ところが、ベルエキップでは重要なアイテム。

この素晴らしいパンにも触れておこう。

  オマール海老に合わせて「エビのパン」

  前菜に合わせて 胚芽と「パプリカのパン」

その他ハーブやトウモロコシパンなど、

料理それぞれに合わせて作った直径5cmほどの自家製パンをだされるが、これが美味しくて、それぞれの料理によく合うのだ。

 

とても多くのレストランへ行っているが、パンにまで細かく拘り、手を入れて料理に合わせる店はベルエキップくらいだろう。
普段、コースで出されるパンはそれほど食べる方ではないが、ベルエキップのパンは美味しいのでいつもすべて食べてしまう。

 

  これぞ 「料理に寄り添うパン」ですね。

 

デセール

Basyurann 

 

 

料理には持参した日本酒と赤ワインなどを合わせながらいただきましたが、酒と料理のマリアージュについては、更に長くなりそうなので、また別の機会に書きますね。

 

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ベルエキップ

 岐阜県瑞浪市薬師町2-55-1

  JR中央本線 瑞浪駅 タクシーで5分

   0572-68-2361

 

 

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本日の為に用意した日本酒

 

◎34年熟成古酒

 東洋自慢1991 33年常温保存超古酒 愛知県犬山市羽黒

 世界中でここにしかない34年常温熟成という超レア物。

 1991年)から、倉庫の奥の奥、誰も気づかない冷暗所で34年間忘れられていた日本酒。 あまりにも古すぎてラベルも無くなっていて等級詳細は不明だが、火入れをした純米酒か本醸造酒か吟醸酒かと思われる。古酒は紹興酒に似ていると言われるが、紹興酒特有の焦げ感、酸味、苦味、エグ味の様な香りは弱く

30年以上寝ているのに色を見てもわかるように濃すぎず濁りすぎず優しいアンバーカラーで味も同じように上品できれいめで、微かにドライプラムやナツメが感じられ、スモークで熟成したブランデー風なビター感と円やかな甘味旨味が少しあり優しい仕上がりになっている。ステーキや大トロ、味噌仕立ての料理に合います。

 

◎ 14年熟成古酒

神亀  長期熟成純米酒2011  埼玉県蓮田市 神亀酒造 

原材料/米(山田錦)精米歩合60% アルコール度数15~16度 2011年醸造 製造2021.8

嘉永元年(1848)創業 仕込む酒すべてを純米酒としている全量純米蔵。 新酒の新鮮さではなく、純米酒を10年以上の長期熟成させ、程よく黄金色で、角がとれてまったりと丸くなった旨味

 

◎ 9年熟成古酒

十旭日 生酛純米 五百万石70  H28BY(2016年)常温熟成5年 茶瓶 島根県出雲市 旭日酒造

 五百万石(島根県産)精米70% 酵母無添加 日本酒度+8 アルコール18% 常温熟成 火入れ2回 同じH28BYの緑のラベルとは違いこちらは常温熟成。

蔵に住み着いた酵母の力でしっかり発酵させ力強く育て、タンク貯蔵で程よく味がのったものを加水調整し、幅と奥行きのある優しい味わいを持たせ約8年の熟成期間によって更に増した旨味の逸品です。旨みの中にカラメル、黒糖等ややでてまったりとした良い酒です。

 

◎純米吟醸 泰斗(たいと)  『熊本県限定商品』千代の園酒造

 

原材料 熊本県産山田錦米麹 精米歩合55% 熊本酵母の高温糖化酒母、低温でじっくりと発酵 日本酒度+2~5アルコール度数15度 

 

「くまもと酒文化の会」は熊本県内14店舗の酒販店が『地元・熊本でも他県に負けない旨い日本酒が製造され、その地元の旨い酒を売りたい』との想いで発足されました。

山田錦本来のふくよかな旨味、広がりのある香り、後味のキレもよく熊本県産にこだわったお酒です。

 

◎鄙願(ひがん)大吟醸

新潟県村上市の大洋酒造と燕市の酒屋「酒・ほしの」が協力してつくった銘柄。一般流通は一切なく限定高級料理店でいただくか、「酒・ほしの」でしか手に入らない希少な日本酒。

 新潟県産たかね錦100% 精米歩合45% アルコール15%

 

一生心にのこる最高の食中酒を目指して20年の歳月をかけてつくったという酒で、主張しすぎず優しく料理に寄り添うすばらしい酒。

 鄙願を初めて飲んだのは30年近く前、こだわり蕎麦屋で飲んで以来、見つけるといつも注文して飲んでいます。味も香りも出過ぎない上品さがあり、上品でやさしい和食や綺麗めの二八蕎麦などにとてもよく合うすばらしいお酒です。

 

◎ Shu 周之介ブレンド日本酒。

日本酒特有の甘味旨味を抑えいつでもサラッと飲める酒を求めて、日本酒度+18というこれ以上ないくらい辛口の大吟醸をアレンジして微発泡酒を造りました。

 超辛口の白ワインをさらっとやさしくしたような感じでアペリティフから食中酒まで何にでも合うお酒です。

改めて、皆様あけましておめでとうございます。 昨年より地域の神社総代という三年間の役が回ってきて、12月31日夜10時から神社でお勤めです。行きますともう石段が凍りついていて滑る滑る。参拝客が滑ったら大変と、取り去ったり、祭祀の用意、招待客の接待、初詣客の為の火の番を行って、元旦午後4時頃まで神社でお勤めしてきました。1日の夜は眠くて何もせず、今日二日、ようやく家族でおせちをいただきました。

 

 普段はおせち料理を買うということはないのですが、今回初めて通販でお節を購入。

 

さて、一緒に呑むお酒ですが、

 その年や一年前にできた日本酒で素晴らしく美味しいものもいっぱいあり、それらは旨味甘味苦味酸味等バランスもよく深みのある素晴らしい酒も多いですが、飲んでみると、まだ味に若さ故の角を感じます。

また、一般の古酒で真っ茶色に変色した紹興酒の様な味のするものがありますが、今回飲む酒はそれらとは一線を画し、じっくりと年月をかけ熟成し旨味酸味全てが調和して達観した様な大きな球体の味わいが広がる超古酒揃えにしようと思い、自宅で熟成中の30種類以上の中からここにしかない酒。

◎34年古酒1991 年醸造 東洋自慢

◎ 25年古酒 2000年醸造 秋鹿

◎ 15年古酒 2010年醸造 奧鹿

◎ 14年古酒 2011 年醸造 新亀

◎ 9年古酒 2016年醸造 十旭日

五種類選定。

 

用意したグラスは、

アンティークの名器 フランスのドーム兄弟社  1890年代製 グリザイユで描かれた冬の情景リキュールグラスと

 フランスのルグラ社製1840年代ジョルジュサンドグラス

 

 

(女流作家で男装の麗人として知られ、リストや詩人のミュッセ等とも浮菜を流した社交界の花形ジョルジュ・サンドに音楽家のショパンが、恋して1838年にブルーとアンバーのグラスをプレゼントしたことからこの色合いの組み合わせのガラスをジョルジュサンドと呼ばれるようになりました。

 製作はフランソワ・テオドール・ルグラ (生誕没1839-1916年)

フランス、ヨーロッパでルネ・ラリックやドーム兄弟、エミールガレとほぼ同時代に活躍したガラス美術工芸の大家。

 1840年代製のこのグラスの内側はコートドヴェネシエンヌと呼ばれる当時の流行の12面カットのゆらぎも施されており、とても魅力的。

お酒の まず最初は

◎老熟の極み 34年常温熟成古酒

 東洋自慢1991 愛知県犬山市羽黒

 世界中でここにしかない34年常温熟成という超レア物。

 1991年)から、倉庫の奥の奥、冷暗所で34年間忘れられていた眠っていた日本酒。 あまりにも古すぎてラベルも無くなっていて詳細は不明だが、火入れをした純米酒か本醸造酒か吟醸酒かと思われる。古酒は紹興酒に似ていると言われるが、これはよほど良い状態で保存できたのだろう、紹興酒特有の焦げ感、酸味、苦味、エグ味の様な香りは弱く34年も寝ているのに濃すぎず濁りすぎず優しいアンバーカラーで味も同じように上品できれいめで、微かにドライプラムやナツメが感じられ、スモークで熟成したブランデー風なビター感と円やかな甘味旨味が少しあり優しい仕上がりになっている老練ながら寂のある極みの味わい。おいしい!

◎25年古酒 2000年醸造 秋鹿 大阪府能勢町 秋鹿酒蔵

山田錦55%精米 酒度+5 酸度1.4 アミノ酸1.0 9号酵母 アルコール15度

じっくりと熟成させた25年の時が奏でる黄金色の非常にきれいな熟成の秘蔵酒。古酒独特のいやみもなく旨みと酸味のバランスが非常によく超古酒なのにキリッとした旨みの男酒。口中感、喉越し、鼻腔に漂う香り、思わず笑みが出てしまう。2017年から周之介の押入で常温熟成させた酒。

◎15年古酒 2010年醸造 奧鹿 大阪府能勢町 秋鹿酒蔵

山田錦 精米60% 日本酒度 +6 酸度 1.7アミノ酸度1.1アルコール度 17~18度 酵母 協会7号酵母 2010年1月上槽

 香りには熟成による香ばしさや穀物系のニュアンスも感じられ、口当たりは柔らかく、熟成感はあるものの、山廃ながら雑味が少なく、角の無い円やかな素晴らしい旨み。 非常に穏やかな味筋ながら、キリッとした米のエキス感が溶け込んだ奥の深い辛口の美味しさ。

◎ 14年熟成古酒

神亀  長期熟成純米酒2011  埼玉県蓮田市 神亀酒造 

原材料/米(山田錦)精米歩合60% アルコール度数15~16度 2011年醸造 製造2021.8

嘉永元年(1848)創業 仕込む酒すべてを純米酒としている全量純米蔵。 新酒の新鮮さではなく、純米酒を10年以上の長期熟成させ、程よく黄金色で、角がとれてまったりと丸くなった旨味 いい酒だ。

◎ 9年熟成古酒

十旭日 生酛純米 五百万石70 H28BY(2016年)常温熟成5年後瓶詰め 茶瓶 島根県出雲市 旭日酒造

 五百万石(島根県産)精米70% 酵母無添加 日本酒度+8 アルコール18% 常温熟成 火入れ2回 

蔵に住み着いた酵母の力でしっかり発酵させ力強く育て、タンク貯蔵で程よく味がのったものを加水調整し、幅と奥行きのある優しい味わいを持たせ約8年の熟成期間によって更に増した旨味の逸品です。まったり旨み酒。出雲の旭日酒造に伺い、蔵で今一番古い酒くださいと求めた酒。

 酒も生き物、人と同じで長い年月でじっくりと成長して更に味は深く達観へと熟成していきます。

 皆様も更に美味しいもの美しいものを求めて良き一年をお過ごしください。

あけましておめでとうございます

 皆様にとって

  天翔ける馬の如く

   良き年であります様に

 

2025年 今年も多くの方に

お世話になりあり感謝申し上げます。

 

 恒例の年越し蕎麦ですが、本年も沢山の方から注文をいただき、

30日早朝より三種類の蕎麦打ちを行いました。

 普段は「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」で、無篩いの手挽き超々粗挽十割蕎麦という特別重労働の蕎麦を打っていますが、これは重労働すぎてどんなに頑張っても10人前打つのが限度ですし、湯掻くのも難しいので、年越し蕎麦では多くの家族の方々に楽しんでいただきたいので超粗挽蕎麦を三種類打っています。

 と言ってもどれも超粗挽きなので太い粒子の所で切れますし、短く、繊細で切れやすい蕎麦ですから湯掻くのもコツが入ります。

1、バランスの良い粗挽き蕎麦

玄ソバから鬼殻を取った丸抜きを、3種類の石臼で大きさ別に味の強い小粒までを9種類に分け製粉された石臼製粉技術の粋を極めた蕎麦で、苦みのない、優しい蕎麦です。

 これを蕎麦屋さんの出す蕎麦位より少し太く切り、喉越しともっちり感の両方を出しました。

2、如何にも田舎蕎麦らしい味わいの粗挽き田舎蕎麦

玄ソバ(鬼殻のついたそばの実)を、殻付きのまま大型石臼挽きし、鬼殻で黒めの星(黒い点々)が入り、ザラついた超粗挽き粉。透明感があり、プリンとした食感、微かに苦味を伴った野趣あふれる田舎風蕎麦。超太切りにしました。

 じっくり噛んで食べると田舎蕎麦らしい太い味香りをじっくり堪能できます。

3、超粗挽き旨味蕎麦

玄ソバから鬼殻を取った丸抜きを特殊石臼製粉での超粗挽き粉。

 香りよく、旨味が強い超粗挽き蕎麦です。噛めば噛むほど旨味と甘味が出てきますから、飲み込むのを我慢して50回くらい噛んで食べてください。

  (冬でも温かい蕎麦はお勧めしていません。蕎麦は熱を嫌い温めると伸びてしまいますし、蕎麦らしい美味しさが半減します)

こうやって全てのお客様に三種類が入る様に年越し蕎麦をお渡しして、ようやく夕刻

 

 家族で年越し蕎麦をいただきました。

  娘が蒲鉾で来年の干支の午の細工物と酢の物、天麩羅を作ってくれて

蕎麦三種

 この三種類の蕎麦を少しずつ三種類食べましたが、温かい蕎麦も食べたいというリクエストで、1をあたためましたが、やはり温めると別物になって味が落ちますね。 (1はちょっと盛り過ぎですね)

何はともあれ手前味噌ですが、美味しくいただきました。

 寒い年越しになる様ですが皆様良いお年をお迎えください。

 ありがとうございました。

2日間きれいな紅葉と美術館で美を堪能し、3日目は公共交通機関もない山道を京都駅から1時間半かけて花背の里へ。

 京都で一番予約の取れないと言われる世界のグルメ憧れの店

 「摘み草料理 美山荘」へお邪魔してきました。

 山に囲まれた広大な敷地に、お部屋は4室のみで、丁寧すぎずさりげなくそれでいて心のこもった温かなおもてなしの宿です。

 摘み取った季節の草花や旬の野菜に魚を取り入れた美しい料理は、立原正秋や白洲正子、司馬遼太郎など多くの文化人から愛され、京都から「門外不出」ともいわれてきました。

私の大好きな、心休まる所で、先回は山が芽吹く春 その前は晩秋と2年置き位で来ています。

 今回も事前に予約できて、京都駅からレンタカーを借りての枯葉舞う初冬の花背の里へ。

 

 山道横には数年前に起きた台風による大雨と強風、土砂崩れの跡がまだ残り大木が沢山倒れて片付けられていない所も数箇所、車がすれ違えない所も数箇所ありますが、それでも美山荘へ行きたい客は変わりません。

 

 

 到着する車の音で、屋敷からお迎えに出てこられ、二間続きの谷川沿いのお部屋へ。

ちょっとだけ大きめに編んである網代天井

正面奥に

 掛け軸と

  紅い烏瓜

 

川沿いには大きな丸い下地窓

 丸窓の下地の菱形の竹組みが、障子の枡目と相俟って鄙びた中にも美しさを演出しています。

 部屋からは

  見慣れた谷川が

私の来るのを待ち侘びたかのように

   散り紅葉と共に

    初冬の挨拶

聞こえてくるのは

 谷を流れる川のうた

  時々聞こえる鳥の声だけ

せせらぎを聞きながら

 花背の

初冬の季節の

  つみ草料理をいただきます。

 

 栗の枝を削った箸

お酒

錫の銚釐が格好良い。

この素晴らしい造りは、また清課堂製だね。

京都清課堂製の不昧公好みのちろり

(不昧公は出雲国松江藩の第7代藩主松平 治郷で、財政難の藩を建て直し、形式や道具にこだわる当時の茶の湯を批判し、わびの精神を説き不昧流茶道を創立し、茶道美術工芸の振興も図り、陶芸や漆工、木工、作庭等多大な影響を与えた)

 清課堂は京都寺町通りにある錫製品専門店で、とても素晴らしい錫細工の酒器や工芸品を製造販売している。

お店に入ると魅力的なものが多くて欲しくなってしまうが、出来が良い分値段も良い。

 (銚釐(ちろり)とは酒を温める際に用いる金属製の容器で 一般的には円筒形で、一方に注ぎ口がある)

朱の盃に伊根の酒を注いでいただく

 

⚫︎銀杏の朴葉焼き

 あちゃら漬け

  (唐辛子を入れた甘酢に野菜などを漬け込んだもの)

⚫︎椀物

 里芋の御手洗団子の白味噌したて

  白味噌の甘さ

    いい味 いい感じ

⚫︎お造り

 谷川の岩魚に菊花ゼリー

  おろしにスイートレモン

⚫︎八寸

 りんご胡桃 花びら茸

 紅葉の天ぷら

 菱の実と落花生の焼き

 むかご

 柿の天ぷら

 柿のフライ

 卵黄

 蒟蒻のあられ揚げ

 どんぐりのケーキ

柿の天ぷらとても甘くフライはちょっと中国風?

むかごも嬉しく

みんな素朴で 何気に美味しい地元の味わい

紅葉の天ぷらはカラッと揚げてあり チョリチョリしてほのかな苦味

 

お酒

早瀬裏

 ここから山越えして福井県美浜の酒

 早瀬裏は良い酒を醸す

酒のワラビと筍の柄の土瓶がまたいいね

 

⚫︎女将が「手折ってきた栗の枝の楊枝で食べてくださいね」と

 松葉に

 カタツムリ

 菊芋

 香茸

 大徳寺納豆も唐揚げになって

 松葉も唐揚げにしてある

 松葉は添え物だが食べてみた。

  ちょっと我慢すれば食べられるから、もう少しカラッとあげて蜂蜜やメープルをつけるといけるかも。

菊芋は柔らかくなっているからしっかり時間をかけているんだ

 カタツムリと言ってもこのお山にいるものではなくて エスカルゴでした

 

⚫︎大きな焼き石に

黒舞茸

山葡萄

石が熱くまだグツグツ入っている

地元の山で獲れた猪

山葡萄の酸味と黒舞茸が野趣にとんでよく合う

 

⚫︎鶉肉に餅米をいれたもの

汁の出汁は雉と黒文字の枝で出汁を取り

なめこ等の菌茸

 丹波黒の枝豆

まったり濃厚な汁

 

 

⚫︎紅もみじの下に鯉の唐揚げ

鯉の唐揚げの上に鯉の卵

鱗も一緒に揚げてありチョリチョリっといい感じ

季節的に脂を持ってくる時期ではあるし、美山荘の鯉はいつも泥臭さは全くなくて美味しい。

⚫︎唐黍文の蓋物

  蕪に柚子味噌

  中に菊菜 茸

  上に唐墨

 

⚫︎もってのほか

 紫紅色のもって菊と子持ち鮎の炊き込みご飯

 名前の由来は、「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」とか「もってのほかおいしい」といったことから付けられたといわれる山形村山地方に伝わる歯ごたえシャキシャキの菊。

美味しい炊き込みご飯ですが、ほんの一口いただきました。

 先回は残りご飯をおにぎりでいただき、山で食べた思い出があります。

 

⚫︎デザート

 赤スグリの飴

 麦わらアイス

 洋梨

  藁を干して煮出した汁のアイス

   乳粥(ちちがゆ)、ミルク粥(ミルクがゆ)乳糜(にゅうび)ともいう

   米と牛乳を煮た感じの粥

ゆったりとした場所に人の声はありません

料理を運ばれる時もしずかに歩かれ

あるのは

渓谷の水の囁きと時々聞こえる鳥の声

 

最後にお薄をいただき

3時間ほどかけてゆったりといただきました。

 

帰りの靴箱の上

 古く色の抜けた藍染に端切れの束ね熨斗柄がなかなかいい感じ。

  熨斗は、祝い事に使われる吉祥紋様の一つで、重ねることで更に祝福がつながり長寿の象徴灯されます。

 

静かさという素晴らしいご馳走と

  美味しいお料理

 

心も体も癒された満足感です

   ごちそうさま

 

帰りはこちらの車が見えなくなるまで玄関外で見送ってくださっていました。

   ありがとうございました。

嵐山熊彦(たん熊北店)

京都嵐山は紅葉真っ盛り、紅葉より人の方が多いと感じさせる混みっぷりですが、何十回も京都に来ている身とすれば、そういう時でも混雑を避けられる所に行き、今年一番のすばらしい紅葉を楽しみました。

 

 朝から午後まで嵐山の紅葉を堪能し、渡月橋側の福田美術館で、展覧会「上村松園と美人画の軌跡」をゆったりと観て、夕食は

 オトナミで予約していて

  京都「嵐山熊彦」京料理と割烹文化を学ぶ口福のひととき −

     −食前酒&特製甘味付き限定プラン−

  嵐山熊彦(たん熊北店)の貸切のカウンター席で会席をいただきました。

嵐山熊彦(たん熊北店)の案内より

 川面を滑る尾形船を眺めながら四季折々の京料理をご堪能ください

風光明媚な景観が広がる渡月橋畔。京都・嵐山の観光地として知られ、かつては平安貴族がその美しさを詠んだ、優美な別天地。静かに佇む築100年の一軒家「熊彦」は、創業から80余年に渡って京料理の名店と評される「たん熊北店」の嵐山のお店。歳時記の盛り込みに格段の風流さを漂わせ、渡月橋畔の四季と相まった趣き深い空間を有し、訪れる者を雅な世界へと誘います。季節を愛でる、格別な時間を存分にご堪能ください。

 

福田美術館を出た桂川畔は、日も暮れてお月様が昇っている中 1分でたん熊 熊彦。

お店に入ると素晴らしい鎧兜が置かれており、奥へ案内されたのは、貸切用のL字カウンターのあるすっきりとした部屋。

 

 ここでご主人自らお料理を作り出していただきます。

お品書き

食前酒

熊彦吟釀酒

錫の銚釐(ちろり)が格好良い。

この素晴らしい造りは、清課堂製だね。

そう言ったところで、そうだといわれた。

 京都で錫細工といえば清課堂ですからね。

 (銚釐とは酒を温める際に用いる金属製の容器で 一般的には円筒形で、一方に注ぎ口がある)これはペンギンの姿態に似たペンギンちろり

 清課堂は京都寺町通りにある錫製品専門店で、昨年訪問したが、とても素晴らしい錫細工の酒器や工芸品を製造販売している。魅力的な錫製品がたくさんあり欲しくなってしまうが、出来が良い分値段も良い。また今度お邪魔しようと思う。

 

⚫︎先付二種

  コッペ蟹 ジュレ酢

 日本海 兵庫県香住漁港の親蟹

 親蟹とはズワイガニ(オスの松葉蟹、エチゼンガニ、タイザガニなど)のメスを指し、鳥取で親蟹、京都丹後ではコッペガニ、福井ではせいこがに・せこがに、石川では香箱ガニ、と呼ばれます。 オスの4分の1位の大きさしかなく食べにくいですが、その身は雄より少し脂が乗り旨みがあり、赤い内子の美味しさと、外子の粒々と共に美味しく、私は鳥取県倉吉市出身なので親蟹と呼んでいましたが、松葉蟹より、何倍も美味しくて大好きで、蟹は親蟹ばかり食べていました。

 剥いた蟹肉が甲羅一杯に出されました。 とてもとても贅沢!

 自分で剥くときはとても大変なので、子供の頃から、歯で足の両端を噛み切り吸い出して食べていましたが、この様に綺麗に剥くのはとても大変だ。っと一瞬思たが、大好きな親蟹です、ありがたく口の中に。

 うまい!

   親蟹最高!

 

 胡麻豆腐

牛蒡かき揚げ 土佐醤油 わさび

極薄切りの牛蒡かき揚げがいい感じ。

 牛蒡のかき揚げ等こういうものを食べると、 とても美味しく

 ああ日本人だなっと思います。

 

 

⚫︎お造り

 淡路島平目 剣先烏賊 中とろ あしらい一式

  脂もきれいめで めずらしくなかなか良い中トロでした。

 

お代わりの酒は 澤屋 まつもと

また別の清課堂のちろりで出された

 

⚫︎煮物椀代り

 焼甘鯛

 蕪すり流し 舞茸 大根 青み 柚子

 

⚫︎焼物

 鯛塩焼き

 

 蕪柚子味噌掛け 蒸し鮑  青み 湯葉

  おいしい

 

⚫︎蓋物

  地鶏照り焼き あしらい

 ⚫︎止椀

赤出汁

いつも思うが京の赤だしは江戸の赤だしよりサラッとした中に良い出汁が含まり美味しい。

 赤だし独特の塩味苦味渋味酸味が角がなくやさしいおいしさなのです。

⚫︎御飯

 鮭イクラご飯 香の物

⚫︎水物

 リンゴ蜜漬け 苺 蕨餅

 グレープフルーツゼリー

  令和七年霜月吉日  岚山熊彦調進

 貸切でゆったりと京料理を楽しみながら、どれも優しい味わいで美味しくいただきました。

嵐山 熊彦

京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町5-1 �TEL075-861-0004