梅雨の時こそ「みかん」が大活躍! | アラフィフ世代の美養生習慣を作る体質改善セラピスト・京都・オンライン

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九州〜四国はもう梅雨に入りましたね、

関西は週間天気予報を見ると、まだまだかな

昨年の梅雨入りは6月27日ごろだったみたい、遅かったんや
去年の事は覚えてないもんやね💦



しかし梅雨に備えて、身体は整えておきたいものです。



外気に湿気が多くなり、体の中の湿気も多くなり。


気温が高く、湿気が多いと

お部屋で干す生乾きの洗濯もののように、菌の繁殖や腐敗が起こりやすくなります。


体内で溜まった水分の「巡り」を助けてあげるのが
梅雨の養生のひとつ。

その巡りを助ける薬膳素材に、
有名な【陳皮】というのがあります。


みかんの皮を干したもの

漢方生薬では陳皮と呼ばれ理気薬として使われます。
そして、これは古ければ古いほうがいいと言われ、年代物は高価なのだそうです。

そんな年代物を目指して(笑)、我が家でも漢方を学び始めてから陳皮作りをしています。

本当は青いみかんの皮を使う、とかありますが難しいことは抜きにして(^^;

基本は温州みかんの皮なのでどの家庭でも手軽に作手に入りますよね。

ありがたいことに、母の友人宅の庭にみかんの木があって、まったく無農薬で栽培されています。
毎年そのみかんをいただくので、その皮を剥いで、蔓で編んだかごに入れて日陰の風の通る場所で放置して作っています。



みかんの皮、というとリモネンという成分が9割含まれています。あのスッキリする香りの成分です。

フレッシュなリモネンもとってもいい香りですが、
カラカラに乾いたみかんの皮からも、と~っても馥郁たる香りがしてきます。


精油を研究されている薬理学者の方が、実際に成分の含有量を調べたのだそうです。
フレッシュな皮から抽出されたものよりも、15年ものの陳皮の方が、精油成分が多かったそうです!


我が家にあるみかんの皮で五年ものですが、もっと熟成されたものなら更に芳醇さが増すようです。


以前、十五年ものの陳皮の匂いを嗅がせていただいたことがありますが、その馥郁たる香りといったら
ほんとうにうっとりするくらいでした✨



さて、そんな陳皮は、この時期にもとても重宝されます。

陳皮の効能は
理気・・気を巡らせる
調中・・消化機能を整ええる
燥湿・・余分な水分を乾かす
化痰・・湿によって発生した体内にある余分な病理産物(痰)を取り除く。

雨が降って鬱々とした気持ちを晴らし

この時期、冷えたりして弱りがちな消化機能を整え

カラダに溜まった余分な要らない水分を排出してくれる!
そんな素晴らしい効能があるんですよ~うれしい

みかんの皮は、味噌汁に入れたり、
お粥のトッピングにしたり、サラダやおひたしなど。
色々お料理に使えますよ!




そしてオススメメニューは薬膳学院で教わった「小豆と陳皮煮」

小豆も「むくみ」にとても効果的な食材です。
陳皮を小豆を合わせるのは
湿とりの鉄板!なのだそうです。



これ、本当に美味しくて
うっかり食べすぎてしまうので、甘みは後付けにしています。
甘味は黒砂糖や甜菜糖を加えるのがいいですね。


工夫次第で、水の巡りをよくする事もできます。




 

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