爽やか〜青じそでジュース | アラフィフ世代の美養生習慣を作る体質改善セラピスト・京都・オンライン

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先日友人からたくさんの青じそをいただきました。
青じそ大好きなので、すごくうれしい!
 
でもあまりにもたくさんすぎるほどだったので、ええとこどりで虫の被害の無いものはとっといて、
虫食いが多いものなどは青じそのジュースを作ることにしました。
 
 
茎から葉を外して、いるととてもいい香りが部屋中に充満したよ~
 
 
紫蘇の香りの正体は「ペリラアルデヒド」という精油成分
強い殺菌、抗菌、防腐作用などがあるそうです。
 
 
またレモンなどに含まれている「リモネン」や、森林浴の香りといわれる「α‐ピネン」など
抗菌のほかにもリラックスやリフレッシュする作用もあるそうです。
 
大葉ってとても爽やかな香りしますよね
 
 
 
生薬としても紫蘇は中薬名が蘇葉(そよう)とされ
辛温解表類に分類されます。
作用としては散寒解表、行気和胃
 
解表(げひょう)というのは、まだ体表にある邪気を毛穴などを開き発汗を促して発散させます。
邪気はまず体表にとどまり、そして体内(裏)に入ってくるので、まだ邪気が体表にある時に追い払ってくれます。
 
温性なので、温めて寒さを散らす作用もあります。
同じ辛温解表類には「生姜」「茗荷」「白ネギ」「シナモン」などがあります。
ゾクゾクするような寒さを感じた時にはこういった食材を摂るのがいいと思います。
 
また今の時期とか食べたくなる冷奴や、そうめん、
からだを冷やすな~と思う食材を食べる時にちょっとプラスして食べるのもおすすめです。
生野菜のサラダにも茗荷や青じそなど刻んで入れるとまた爽やかですよ~
 
お刺身にもついていますが、魚毒をとるので食中毒予防にも使われますね

 
爽やかな香りが行気(気を巡らせる)作用があり、
気分がふさぎがちな時やすっきりしたい時にも良いです。
 
和胃というのは胃腸の調子を整えること、
食欲不振や吐き気、胃の不快感を解消
 
刻んだシソがあると、不思議と食欲もわいてきます照れ
 
 
 
また花粉症状にも紫蘇が効くと聞かれた方も多いと思います
鼻炎などのアレルギーを抑える効能があるという事で、花粉症の時期に注目されていますよね
紫蘇に含まれている「ルテオリン」「ロスマリン酸」というのが抗アレルギー作用があるそうです。
 
 
薬効が強いのはアントシアニンが含まれている赤紫蘇の方ですが
青じそにも薬効は期待されています。
また紫蘇の栽培には農薬を使われることが多いので、
無農薬のものがあれば最適です
 
 
青じそジュースを作りました

赤紫蘇ジュースは毎年作っていますが

青じそも同じ作り方でいいみたいです。

茎から葉をとり、よく水洗いします

 

 

 

熱湯に大葉が浸るくらいの量を入れて煮だしていきます。
煮だしてすぐのときは、香りのいい紫蘇茶に~
 
 
そのまま約10分くらいくつくつと弱火で煮だします
 
煮出したら、葉を取り除きます。結構茶色になりました
今回は甘味に氷砂糖を加えました
 
 
氷砂糖を完全に溶かしたら、少し冷ましてから
リンゴ酢を加えました。
赤紫蘇の時はもっと顕著に色が変わるけれど
青しそはちょっと色がきれいになったかな、程度でした
 
 
 
でもね、翌日にはもうちょっと色がきれいなピンクになっていましたよ~
 
赤紫蘇より少し香りがマイルドですが、
なかなか爽やかでおいしいですニコニコ
 
 
 
 
紫蘇のうんちく

紫蘇は漢方薬では「蘇葉(そよう)」といわれます。
どうして蘇(よみがえ)る葉なのかは、このような逸話があるそうです。

以下ウィキペディアより引用

後漢末、洛陽の若者が蟹の食べすぎで食中毒を起こした。若者は死にかけていたが、名医・華佗が薬草を煎じ、紫の薬を作った。薬を用いたところ、若者はたちまち健康を取り戻した。「紫」の「蘇る」薬だというので、この薬草を「紫蘇」というようになった。