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オバマ・アート集

就任前から、とかくアートに取り上げられてきたオバマさんを
モデルにした作品集です。
http://artculture.com/featured/obama-art-collective


なかなか、楽しめます。


これも、ツイッターからの口コミ情報。
どうも、井戸端会議で聞いてきた話を伝えているような感覚。


樋口一葉は、「新聞」という明治の新たなメディアを手にしては、
「へぇ、なんとか村というところで、こんな事件があったんですっ
て!」と、周りに話をしてあげていたそうですが、彼女がツイッ

ターを手にしたら、そんな風に、ピーチク・パーチクと、おしゃべ

り(囀り)するんでしょう。



しかし、やはり、twitter => つぶやき は誤訳だと思う。


ツイッターこと始め


1週間ほど使ってみましたが、いろいろと、これまでのツールには
無い、新たな特徴があるようです。


あるAさんをフォローすると、そのAさんをフォロワーとして登録
されて公開されるので、全く見知らずのBさんが、そのフォロワー
リストを参照して、「あ、この人はアートに興味ある人だな」と判
断・期待して、自分宛にフォローしてくることが可能です。


つまり、美術館のeメールに、いくらたくさん登録しても、それは
情報の入手が増えるだけでしたが、ツイッターでそれをやると、思
いがけない人とのコンタクトが発生することになります。


具体的に言うと、海外の有名美術館をフォローしたら、聞いたこと
もなかった海外の画廊さんとかからのフォローをたくさん受けまし
た。これは、なかなか探しにくい情報なので重宝することになると
思います。


ところが、そういう画廊さんとかは、もともと、とっても情報発信
に熱心なんですね。ですから、連続して大量のツイート(発信)が
行われやすいので、他の人のツイートが埋もれてしまう欠点があり
ます( 何か回避の手法があるのかもしれませんが、現在のところ、
よく解ってません )。


一方で、有名美術館さんからフォロー返しを受けることも生じます。
いままで受け身だけだったものが、対等な関係に変わりますから、
これは驚きです。ただ、こちらの内容を見ていてもらっているかど
うかは不明ですけどね。



それから、ツイッターは 140文字の通信なので、「詳しくはブログ
かHPにて、、」というリンク紹介になります。一方で、携帯端末
で気軽にいつでもチェックする内容なので、常にネットにつながっ
たPCで参照出来るわけではないでしょう。となると、これは、現
状の日本のケータイには不利です。


海外で、一度、盛り上がって、再度、ブレイクしてきたのは、やは
り、iPhoneの普及と同期してのことだろうと思います。よって、日
本では、もう少しスマートフォンが普及してこないことには、ブレ
イクまではしないような気がします。



あと、海外の方からのフォローが多いのですが、とても日本語を読
んでいる人が多いとは思えません。とすると、こちらからの発信を
英語にすべきなのか、日本語にすべきなのか迷ってしまいますね。
今後、中国語やフランス語、ハングル語なども混じってくるかと思
うと、これもどうあるべきか? と悩ましいところです。


ただ、140文字というのは、なんとなく気が楽ですね。下手な英語
でも、なんとかなりそうな感があるからです。Facebookとかのブロ
グやSNSでは長い英文でのコミュニケートが発生することがあり、
最初から気後れしてしまいますが、短文ということは、翻訳サービ
スと併用すれば、その分、参加しやすいように思えてしまいます。



ともかく、さらに新たなツールが出てきましたので、それぞれを、
時間配分も含めて、どう、うまく特徴を生かして活用していくかが
課題となりますね。


その後のパーマリンク化

すっかり、Twitterネタを続けましたが、その後、年をまたいで


杉山寧、奥村土牛、池田遥邨、上村松篁、山口蓬春、川端龍子、
今村紫紅、木村武山、山本丘人、高山辰雄、橋本雅邦、堅山南風、
森田曠平、東山魁夷、平福百穂、竹内栖鳳、前田青邨


梅原龍三郎、黒田清輝、東郷青児、佐伯祐三


ページのパーマリンク化終わってます。


人によって、画像登録が充実しているもの、全くないもの、ばら
つきがあります。書籍も出ていないとしたら、知られる機会が、
かなり絞られてしまいますね。


「バウハウス展」の MoMA Flash図録

展覧会自体は、もうすぐ終わるものですが、


■「バウハウス展
  会場: MoMA
  期間: 2009. 11. 8 - 2010. 1.25
  http://www.moma.org/visit/calendar/exhibitions/303


Flash図録が公開されていました。
http://www.moma.org/interactives/exhibitions/2009/bauhaus/Main.html#/Timeline


これは、貴重なドキュメントですね。

すばらしい!


Twitterでは短縮URLを使う


Twitterの140文字制限というのは、1バイトでも2バイトでも、
140文字なんですね。なので、日本語で書くと、たくさん書ける
ような感じがします。


一方で、長い長い URLを記載しようとすると、すぐ 140文字オー
バーしてしまいます。ということで、短縮URLに変換して登録す
るのですね。


http://bit.ly/
とかの短縮サービス・サイトにアクセスして、URLを短くして利
用するそうです。


例えば、FishEyeArt HPの長いURLを短縮すると、次のように短く
なります。
http://bit.ly/4QMcwf


なるほどぉ。。という訳で、検索エンジンの被リンク・カウント
も無いのでしょう。



今日、世界中の美術館の Twitterに、ばくばく、フォローしまし
た。


 ニューヨーク近代美術館
 メトロポリタン美術館
 グッゲンハイム美術館
 ホイットニー美術館
 フィラデルフィア美術館
 ボストン美術館
 シカゴ美術館
 ノートン美術館
 サンフランシスコ近代美術館
 テート・モダン
 愛知県美術館
 京都国立近代美術館


先日行った、サンフランシスコ近代美術館からは、フォロー返し
受けちゃった。ココ、結構、どこにでもフォロー返しされている
ようですけれど、です。


ティム・バートン展 ~ from MoMA

■ 「ティム・バートン展
  会場: MoMA
  期間: 2009.11.22 - 2010.4.26
  http://www.moma.org/visit/calendar/exhibitions/313


「バットマン」や「チャーリーとチョコレート工場」などで有名な
映画監督:ティム・バートンの展覧会が MoMAで開催中です。


ティム・バートン氏自らのデザインによるらしい、MoMAのいつもの
FlashインタラクティブなWeb展示も提供されていて楽しめます。
ファン必見ですね。
http://www.moma.org/interactives/exhibitions/2009/timburton/



実は、Twitterで MoMAと検索したら、話が盛り上がっていました。
こういう使い方があるかな、と気づいた次第。


Twitter さっそくフォロー受ける


今日開いた Twitter、早速、1件フォローをいただきました。ドキドキ
こういう時、どうやって、お礼をしたら良いのかが判らない。。。
フォローのお返しするのが流儀なのかな?


どうも KYなんですが、この場を借りて、○○さん、ありがとう
ございました。(なんか、間抜けのような。。)
もうちょっと、慣れるまで時間ください。m(_ _)m



10年ほど前は、いろんな方から頻繁にメールで連絡いただくの
が多かった。しかし、メアドの悪用というネット犯罪の蔓延から
メールは実際に顔が見える方との間でしか利用出来なくなりま

した。


その後、SNSやブログでの交流が盛んになりましたが、それぞ
れの島に入らないと使いにくいという欠点があり、その点、Twitter
は共通ツールとしての活用になる可能性がありますね。


今後、予想もしてなかったような、どんな広がりが起きるのか楽
しみです。


一方で一つ懸念がありまして、Twitterの中に URLを記載すると、
それを検索エンジンは、どう判断するのでしょうね? 被リンクと
して有効に見てくれるのなら良いですが、自サイトへのリンク記
載すると、Yahoo! のようにスパム扱いにして、パージされてしまっ
ては目も当てられません。ブログからのリンクURL記載で、一度、

Yahoo! の検索結果から全消去パージの憂き目を味わった身と

しては、それは恐怖に近い。。。


これも、もう少し、様子を見ることにして、しばらく大人しくし
ておこうと思いますわ。



そういえば、先日のサントリー美術館の「清方ノスタルジア」展
で、言い忘れたこと一つ。


郭の宵 』 は、2本の軸の間の隙間も良いのです。間がもた

らす感情表現というものが軸装にはあります。キャンバスをは

み出して絵の具を垂らしたポロックの技法がすばらしいという

のなら、軸間をもって表現する技法も、もっと、国際的に評価さ

れるべきでは無いかと。


また、セザンヌは江戸時代の日本の「だまし絵」は観たのでしょ

うが、こういった2本で1作品の軸絵を観ていたのなら、また別

の形での、目と脳味噌が混乱するトリック作品をやっていたか

もしないなぁ、と思うところあります。


美人画の系譜―鏑木清方と東西の名作百選/内山 武夫
¥2,415
Amazon.co.jp

Twitter 添付

年の初めの何とやらで、Twitter をホームページのトップに
貼り付けてみました。


使い方、いまいち、解ってませんが、日々の更新情報とか、
展示会場に来ましたとかの発信からやって行ってみたいと思
います。


先日のパウル・クレーの作品通り、つぶやきでは無くて、
「さえずり」でやってみます。


「清方ノスタルジア」展

年末ギリギリになって、やっと六本木のサントリー美術館へ行って
参りました。


まず、この展示会名。鏑木清方作品をノスタルジー扱いするのかな?
と、ちと違和感がありましたが、解説によると、清方自身が抱いてい

た江戸時代へのノスタルジア、という趣旨だそうです。


いつもは、鏑木清方は、過ぎゆく良き明治時代の庶民生活を描いた
という風に評されますが、今回は、もっと遡って、江戸時代の浮世絵

から影響を受けている、という企画らしいです。



という中で、あえてのあえてで挙げますと、、


郭の宵 』 1926 (T15)頃  福富太郎コレクション資料室 蔵


良い作品です。
細長い2本の軸に、左の軸では外の暗闇を、右の軸には室内の明

るさを対比させ、郭という題材をもって心理的には明暗を反転させる
という、にくいほどの妙技。ほれぼれしますよねぇ。


それから、今回、初めてお会いした


春雪 』 1946 (S21)  サントリー美術館


美しき、清方美人画です。


一方で、サントリー・コレクションって、近代日本画もあったの?と驚

きました。HPには古美術品のみの所蔵情報だし、大阪の天保山

にあるのは西洋画のみだと思っていたのですが、そうでは無かった

のですね。古美術と西洋画以外の図録は発行されていないので、
その内容が不明でした。


これは会場で聞いてみるしかない、と楽しみにして出かけたものの、
ところが、ショップの店員さんに尋ねてみるや、学芸員さんが全員
出払ってられてて判らないとの回答。う~む、残念。


# 買って帰った今回の展示会図録の解説を読んでいたら、近代

  日本画所蔵はほとんど無くて、鏑木清方作品だけは特別との

  ことだそうです。


天保山が、あと1年で休館になってしまうことで、そのコレクション

の展示扱いも興味あるところでして(内心、サントリー美術館で定

期的に展示してほしい)、次の機会に聞いてみることにします。


古賀春江&TV「なんでも鑑定団」

昨晩のなんでも鑑定団にて、古賀春江の秀作が出てきたことで
「古賀春江」で検索してページへアクセスする人が結構ありま
した。東京近美での所蔵が多く、画像の掲載も充実してますの
で、興味を持って作品のWeb鑑賞をされた方も多かったでしょ
う。


古賀春江にスポットが当てられることというのは、めったに無
いことで、珍しいことです。



しかし、平日の夜にこのTV番組を見ることは少ないのですが、
CMスポンサードは厳しい状況なんだなぁ、と思いました。今
後、この番組は持つのだろうか? という感じ。


今回の古賀春江のように、あまり取り上げられない画家の場

合でも、お宝と併せて、画家のプロフィールを簡潔に紹介する

内容は良い構成なので、今後も続いてもらいたいところです。