川村清雄 の作品追加
目黒区立美術館所蔵の川村清雄作品を追加しました。
明治の初期、勝海舟らの斡旋で徳川留学生としてアメリカに渡り、
その後、イタリアのヴェネツィア美術学校で学んだ人。
作品自体は、古くもあり、おどろおどろしくもある奇怪な感あるも
のが多々ありますが、先駆者として、岡田三郎助や和田英作な
ども、この人に続いた画家です。
目黒区立美術館の所蔵は、川村清雄と関わりのあった、加島
虎吉という出版界の人が所蔵していたものを、遺族の方から寄
贈されたものであり、「加島コレクション」とされています。
ほとんど学術研究対象の域の人でしょうが、東京国立博物館
蔵の 『 形見の直垂(虫干)』 が、一番有名であろうと思い
ます。これは、勝海舟追悼の作品だそうです。
草間彌生デザインauケータイ
最初、記事を目にした時、あの「かぼちゃ」なら良いんだけど、
ドキドキ、と思ってしまいました。^^;
うっひょ~。 インパクト、きっついですねー。
など、数種類。
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2009/0407/besshi.html
100万円とかするそうで、普通の人は買えませんね。
高橋由一の作品追加
高橋由一の作品を数点、追加しました。
切手にもなっている、『 鮭 』 1877 (M10)頃 で有名な、独自
で日本初の油絵を切り開いてきた画家であると同時に、この人、
「螺旋展画閣」という、日本初の油絵常設展示用の建物を建築
する構想も持っていました。
螺旋スロープ構造の美術館というと、そう、ニューヨークのグッゲ
ンハイム美術館の造りと同じですが、フランク・ロイド・ライトに遡
ること数十年前、そんな発想をした日本人が居た、すごーい!
というところです。
が、独創というよりは、仏教建築に「さざえ堂」というのがあって、
そこからヒントを得たものらしいです。
しかし、明治の初期に、そんな洋画専用美術館が出来ていた
ら、さぞかし、みんな、びっくらしたでしょうね。
ストックホルム近代美術館 その6
ミロ、ムンク、モンドリアン、リキテンシュタイン をアップしま
した。今回は、ここまでです。
ヨーロッパ大陸やアメリカからも離れた場所にあることが、
こういう、中立的で先進的なコレクションを育てたのでしょ
うか。しかも、継続し続けていることがすばらしいです。
さて、次こそはドイツ、もしくはノルウェーと行きたいところ
なのですが、どうも、最近、体調よろしくない感もあって、
わからないドイツ語と格闘する元気が出ませんので、日
本の明治期の洋画に戻って、ゆっくり追加してきたいと思
います。
ドイツは、またまた、お預けです。^^;; すみませぬ。。。
石化せる足の爪
エルンストの作品と何ら関係ないのですが、「石化」という語から、
年々、頑強になっていく自分の足の爪を連想します。
履いている靴が悪いのか、歩き方が悪いのか、爪がまっすぐに伸
びるのと並行して、下へ下へと指の肉の中へも硬く伸びていくよう
になり、最初は親指だけだったのが、同じように中指・薬指の爪ま
でもが奥へ奥へと伸びて指をチクリチクリと痛めます。
そのため、爪切りも無力化してしまうのです。
まるで、足が石になっていくかのように。。
石のようにというと、肩凝りも同じ。
硬い硬い肩凝りは、眼にもひびいて、手の指も石化していきます。
遂には、いつかは脳味噌も、そして、感性も石化していくのでしょ
うか。
メドゥーサに会ったわけでは無いのですけど。
あー、変な記事を書いてしまった。
何のテーマに入れたら良いんだ !?
画家アクセスランキング
いつものように、3月の月間データにしようと思いましたが、年度
の変わり目ということもあるので、この1年間の年間ランキングの
データでまとめました。
また、この表自体、あまり利用のニーズは無いので、今後は、
毎月というのは止めて、半年や年間単位とか、美術館ランキン
グとかを出していきたいと思っています。
vagantis さんのコメントが残る記事
朝一に訃報を目にし、まる1日、ぼぉーとしていました。
かくも広範囲に高度な知識を持ち、高速に凝縮した生き方をされる
日本画家がおられるのか、と感心しつつ、コメントやプチメを戴いて
は、恐縮したものです。
入院とはいえ、少し悪い腰痛かなにかで、そのうち退院されるのだ
ろう、と思っていました。
一度、実際にお会いして話しもしてみたかった。
多分、ご本人の遺志でしょう。以前のブログは閉鎖されてしまいま
したので、その記事を振り返り、再び教えを受けることも叶わぬこ
ととなりました。
ココに残る、コメントをいただいた記事等の一覧を挙げておきます。
2008-08-22 オルセー美術館 その11 ~ ヴラマンクとドラン
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10130344795.html
2008-08-28 秋野不矩 展
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10131258677.html
2008-09-05 Google Chrome
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10135665518.html
2008-09-14 平野 遼 の作品一覧
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10139295069.html
2008-09-21 北九州市立美術館 ~ プロムナード
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10142019076.html
2008-10-12 連休中日の渋滞で撃沈
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10150743873.html
2008-11-16 加山又造 展
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10165707401.html
2008-11-24 デュフィ2009カレンダー発注方法 ?!
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10168851630.html
2008-11-25 村井正誠 をアップ
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10169615484.html
2008-11-29 山口長男をアップ その1
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10171217558.html
いつの日か、その指先の筆から生まれ出た日本画の作品を拝見する
機会に恵まれましたら、じっくりと対話させていただきたいと存じます。
ご冥福をお祈りいたします。
vagantis さん、逝く
ココでも何度もコメントをいただいていて、最近は病気療養されていた
vagantis さんが、昨日、亡くなられたそうです.....
ご遺族の方からメールをいただきました。
http://ameblo.jp/vagantis/
いま、言葉が出ません。。
ストックホルム近代美術館 その4
エルンスト、グリス、シャガール、レジェ をアップしました。
グリスの作品が揃ってきましたので、そろそろページを立てられそ
うです。とはいえ、日本では馴染み薄い方だと思いますので、あま
り、アクセスは期待できないかな、という感じです。