川村清雄 の作品追加
目黒区立美術館所蔵の川村清雄作品を追加しました。
明治の初期、勝海舟らの斡旋で徳川留学生としてアメリカに渡り、
その後、イタリアのヴェネツィア美術学校で学んだ人。
作品自体は、古くもあり、おどろおどろしくもある奇怪な感あるも
のが多々ありますが、先駆者として、岡田三郎助や和田英作な
ども、この人に続いた画家です。
目黒区立美術館の所蔵は、川村清雄と関わりのあった、加島
虎吉という出版界の人が所蔵していたものを、遺族の方から寄
贈されたものであり、「加島コレクション」とされています。
ほとんど学術研究対象の域の人でしょうが、東京国立博物館
蔵の 『 形見の直垂(虫干)』 が、一番有名であろうと思い
ます。これは、勝海舟追悼の作品だそうです。