今日、4月10日はヨットの日だそうですヨット 4(よっ)10(とぉ)ねぇ(。-∀-)

    私の住んでいる地域は海が自慢 海。で、かく言う私も実は船のオーナーをやってますふね びっくりした

見たいですか?ねぇ見たいでしょ?

じゃあ、特別にあなたにだけ(゚∀゚)v

↓3...

↓2..

↓1.

↓じゃーん

カヤック1 

 誰がクルーザーって言いました?(;´д`)カヤックだって立派な「船」じゃんかパンダ・ぷ ちなみに魚釣り仕様にカスタマイズしてます ※後ろの船は全く関係ないやつ

↓ほらきらきら
カヤック2 

↓ほらほらきらハート
カヤック3 
 
 これからの季節は暖かくて、海の散歩にはサイコーですキャー

 ただ4~5時間も海遊してると、長時間腰を屈曲させた姿勢で両上肢の屈伸と回旋(パドリング)を続けるので、翌日に腰部や肩部に筋スパズムが発生することも汗 まだまだ修行が足りませんね

 でも私、理学療法士なんで、自分で予防して治しちゃいます体操

 そうだ、セルフモビライゼーションの記事も書かなきゃなー

↓あんまりPT関係なかったねおひさま

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 PT的血液検査の見方第4弾は肺臓編ですレントゲン 肺の血液検査と言えば血液ガスですね。血ガスは通常、動脈血を採取して測定するので、患者さんへの侵襲が大きいという問題はありますが、呼吸障害で生じる危険な状態をすぐ確認することができます試験管その主な状態は①低酸素血症、②高炭酸ガス血症、そして③pH異常です

 ①は血液中の酸素(O)が不足した状態、②は二酸化炭素(CO)が増えすぎた状態、③は血液・細胞が酸性アルカリ性に傾きすぎた状態です。身体内のpH肺(呼吸)と腎臓(排泄)で常に調節されています。

 この身体のpH調節(酸塩基平衡)というのは生命に関わる非常に重要な生理機能で、肺や腎臓の障害によって、酸が増加するアシドーシスや、その反対のアルカローシスなど危険な状態になることがあります。例えば呼吸器障害でCOの蓄積が進むと呼吸性アシドーシスとなります。

【検査項目と基準値】
PaO動脈血内の酸素分圧で、正常は80~100Torr。60Torr以下が低酸素血症の状態とされ、呼吸不全と診断される(室内気吸入時)。酸素化能の指標。
SaO動脈血の酸素飽和度で、正常は95%以上。臨床でパルスオキシメーターにて簡便に計測した近似値はSpOと呼ぶ。

PaCO動脈血内の二酸化炭素分圧で、正常は35~45Torr。46Torr以上が高炭酸ガス血症で、Ⅱ型呼吸不全の基準値となる。換気能の指標。
pH水素イオン指数で、身体が酸性やアルカリ性に傾いている状態を示す。正常は7.35~7.45で、それ未満を酸血症、それより上をアルカリ血症と言う。

HCO-重炭酸イオンは酸(水素イオン)を緩衝して、身体のpHを一定に保つ役割があり、その血中濃度を測る。正常は22~28mEq/ℓ。
BEbase excess(塩基過剰)は代謝性指標で、正常は±2.2mEq/ℓ内。それ未満は代謝性アシドーシスで、それより上は代謝性アルカローシスと呼ぶ。

 低酸素血症であれば早急に酸素化を図る必要がありますし、高炭酸ガス血症であれば換気の改善を、pH異常があれば輸液や原因疾患の治療が必要となります

 そして呼吸理学療法の主たる効果は「換気の改善」にあります(換気および換気血流比不均等の改善による酸素化効果もありますが)
 ですからCOPDや脊椎胸郭変形、神経筋疾患による呼吸障害など、特にⅡ型呼吸不全の患者さんに対しては適切な呼吸理学療法が必要なんですね 要
「人工呼吸器からの卒業」
「レントゲンの見方:胸部編」

↓う~んお腹いっぱい

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 PT的血液検査の見方第3弾は心臓編です心臓 臨床で比較的多い疾患は虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症・術後)、弁膜疾患、不整脈ですが、どの心疾患も心機能障害が進めば最終的にうっ血性心不全という状態になります。それが慢性化していれば慢性心不全と言います。

 うっ血とは血管内に血液が停滞することで、心臓のポンプ機能が障害されていることを表します。通常、右心不全では体浮腫が、左心不全では肺浮腫が起こる、というのは重要な所見ですね コレ重要

【検査項目と基準値】
(心筋梗塞)
WBC発症30分で↑、7日前後で↓
TnT発症3~4時間で↑
CK発症4時間で↑、2~5日で↓
AST発症6~12時間で↑,3~5日で↓
LDH
:発症12~24時間で↑,8~14日で↓
ESR発症2~3日で↑、2~3週間で↓


(心不全)
BNP脳性利尿ナトリウム利尿ペプチドのこと。基準値は18.4pg/ml以下。40pg/ml以上で心不全の可能性あり、100pg/ml以上で治療対象となる。
NT-proBNPBNP前駆物質で、より鋭敏に反映。基準値は55pg/ml以下。125pg/ml以上で心不全の可能性あり、400pg/ml以上で治療対象となる。

 病院は高齢者が中心ですので、慢性心不全を持つ患者さんは多く、肺炎やCOPD増悪などを契機に心不全が悪化することがあります。

 心不全患者さんの理学療法を行う際の観察点はたくさんあります
 体浮腫、血圧低下、脈圧低下、脈拍数の増加、意識レベルの低下、顔面蒼白、チアノーゼ、冷感、肺雑音(水泡音)、痰、頸静脈怒張など。どれが特別大事というのではなく、全体的に前日や午前中との変化を
見比べています

 心不全の患者さんを起こして大丈夫なのか?と思われがちですが、実は起坐呼吸と言って、半坐位の方が静脈血の戻り(前負荷)が減り楽なため、特に左心不全の患者さんは自分から起きたがります座る

 あと、これはまだ個人的な見解ですが、心不全による胸水は適切な呼吸理学療法によってより早く吸収される傾向にあります
⇒「胸水は治せるか?

 血液検査やエコー検査値は事前情報として確認しますが、運動負荷量の調整は結局、上記の理学所見をもとに行いますので、やはり見て・聴いて・触ってが大事ですね!...って血液検査シリーズなんだけどにゃ

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 先日、某ネット新聞さんの記事をPT仲間に教えてもらいましたaya
 
 それによると、どうやら厚生労働省が病院での過剰なリハビリの削減に乗り出すようですね。入院患者さんに長時間のリハビリを実施したにもかかわらず効果が出ていない場合は、2017年4月から1日あたりの実施時間数を制限し、病院が受け取る診療報酬を最大3分の1に減らすらしいですおののく

 
 厚生労働省は今年4月から一部の病院で脳卒中や骨折の入院患者さんのリハビリ効果に関して、歩行や食事・排泄動作能力などがどれくらい回復したかを調査するとのこと。そして1日2時間(6単位)超のリ
ハビリで機能回復の基準値を下回った病院では、2017年4月から1日の実施上限を3時間(9単位)から2時間(6単位)に減らすらしいですひゃ~・・・

 以前、厚生労働省の調査結果で脳卒中患者さんなどのリハビリによる効果が、1日1~2時間群と2時間超群とで機能回復に大きな差がなかったことが出ており、「病院が必要以上にリハビリを行っている可能
性がある」という意見があるみたいです。患者さんの「体や費用の負担を減らす」狙い?があるとのこと...

 詳細についてはまだ分かりませんが、病院勤務の療法士やリハビリテーションに取り組まれている患者さんにとっては心配な内容です泣

 しかし元々私は、診療報酬(料金)が時間制であること自体に、常々違和感がありました。例えば同じ医療行為でも、外科手術ではそんな考え方はしませんよね?手術にかかった時間で料金が変わったりはしません。同様にリハビリは期間制限(90・150・180日)がありますが、これだって他の医療、例えば薬物療法などで「この薬は180日までしか出せません」とはなりませんよね。症状が出れば、またもらえます。

 これは結局、国の解釈する「リハビリ」業が、理学療法という治療行為ではなく「動作訓練の介助・指導」という認識だからです。医療であって医療でない...もちろん訓練自体を否定しているのではなく、元々療法士は治療者なんだよと言いたいだけです だって「therapist」ですからまぁそもそも「リハビリ」という表現が、行為を曖昧にしてしまってますもやもやっくす

 「リハビリ」は治療行為ではない→訓練は時間制でいい→2時間しても3時間しても効果は一緒だ...という三段論法でしょうか 考え中  治療者としては違和感だらけですが困った 皆さんはどう思われますか
 
リハビリ 

↑PTのイメージってこうですもんね

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 PT的血液検査の見方第2弾は腎臓編です腎臓 腎臓は腰の少し上辺りで左右1個ずつある10cm程の空豆状の臓器です。その機能は血液を濾過して老廃物や塩分を尿として排泄する、体内の水分量や電解質・pHを調節する、ホルモンを分泌して血圧調節や赤血球生成、骨形成を助けることですね

 腎臓は機能解剖的に腎血管糸球体尿細管に分けられ、この順に血液濾過尿生成の過程が進みますが、糖尿病や動脈硬化による不全が起こると、血中の蛋白質がそのまま尿として排泄される蛋白尿や、血中の赤血球がそのまま排泄される血尿、水分や塩分の排泄障害による乏尿や無尿浮腫、およびホルモン障害による高血圧が起こり、進行すると毒素の排泄障害による尿毒症を来します腎臓

【検査項目と基準値】
尿量600~1600ml/日。400ml以下が乏尿で、濃縮尿の観察にも注意する
尿蛋白定性(-)、定量100mg/日以下。それ以上は腎障害や尿路系の障害
BUN8~21mg/dl 血中尿素窒素のことで、高値は腎障害、低値は肝障害
血清クレアチニン
男0.61~1.04mg/dl 女0.47~0.79mg/dl 高値は腎障害や脱水
Ccrクレアチニン・クリアランス 基準値に幅あり。低値は糸球体の濾過・排泄の障害
eGFR推算糸球体濾過量。正常は100ml/分前後で、低値になるほど腎不全

 さて、臨床では糖尿病性腎障害人工透析患者さんが多いですが、注意する点は血圧の変動易疲労(運動負荷量)疼痛です。

①腎不全では高血圧の方が多く、透析患者さんでは200mmHgを超えていることもよくあります。ところが糖尿病性自律神経障害や透析後の方は反対に極度の低血圧を起こすなど、変動が激しく注意が必要です注

②腎不全では低蛋白血症による栄養障害や腎性貧血による持久性の低下、透析後の倦怠感や低血圧により、容易に疲労しやすいのが特徴です。また糖尿病性自律神経障害があると一定の運動負荷をかけても心拍応答が鈍く、実際よりも疲労している場合が多い点に注意です。

 元々腎不全では、運動や筋活動で発生する代謝産物(老廃物)を濾過する機能が低下してる上に、強すぎる運動負荷は腎血流量を減少させるため、腎臓の排泄機能がさらに低下するリスクがあります。

 翌日に身体の浮腫が増悪したり、極端に血圧が変動してしまう場合は運動負荷量を検討するべきかもしれません。また尿毒症が悪化すると全身倦怠感、頭痛、食欲不振、悪心・嘔吐、睡眠障害を認めます注

③特に人工透析患者さんに関してですが、骨代謝異常やアミロイドーシスによる骨関節の変形や疼痛を生じやすく、また低蛋白血症や糖尿病性の神経障害による筋萎縮も合併します。透析の方は疼痛の治療をしても痛みが再発しやすい傾向にありますが、原因はよく分かりません。

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  私は内科系の病医院に所属することが割と多かったものですから、患者さんの血液検査データを見る機会がよくありました もちろん専門教育を受けているわけではありませんので、あくまで自分の臨床の参考として確認しているだけです そこで難しいことは分かりませんが、レントゲンの見方に続いてPT的血液検査の見方を書こうと思います試験管まずは肝臓編。

 肝臓右上腹部にある人体最大の臓器で、胃腸から回ってきた血液を濾過し体循環に戻しています。主な機能は代謝(栄養素やビタミン生成)、物質の解毒胆汁の生成です。タンパク質を合成したり、黄疸の元となるビリルビンを代謝・排泄しています。

【検査項目と基準値】
AST(GOT):9~32 IU/ℓ 高値は急性~慢性肝炎、肝硬変、薬剤性肝障害
ALT(GPT):3~38 IU/ℓ 高値は急性~慢性肝炎、肝硬変、薬剤性肝障害
ALP:103~289 IU/ℓ 高値は急性~慢性肝炎、肝硬変、胆汁うっ滞
γ-GTP:男15~90 IU/ℓ、女8~68 IU/ℓ 高値はアルコール性・薬剤性肝障害
アンモニア:全血100~150 μg/dℓ 高値は劇症肝炎、肝性脳症等の重症肝障害
総タンパク:6.4~8.0g/dℓ 低値は急性肝炎、肝硬変。高値は慢性肝疾患
アルブミン:4~5g/dℓ、分画57~69% 低値は肝硬変、劇症肝炎
直接ビリルビン
:0.5mg/dℓ未満 高値は急性肝炎、非代償性肝硬変、胆汁うっ滞

 肝障害が起こり始めた患者さんは、まず倦怠感が強くなり、脈が速く血圧はやや低く推移する印象があります。手足などがわずかに浮腫み、手の震えや腹水、黄疸が目立ち始めます。そして意識がボンヤリとして異常な言動が出てきます。

 ですから他の理由なく倦怠感や頻脈があれば、すぐに運動負荷量を調整します。肝症状を悪化させる恐れがあるからです。実際にその日何かおかしいなと思って見ていた他療法士の患者さんが、翌日急激に悪化したことがありました。いかなる臨床徴候も見逃すな、ですね。

 あと、私は腰部の関節機能障害と腹部筋のスパズム治療を応用して便秘の治療をすることができますが、これは肝不全の患者さんにとって非常に大切で、腸内に便が停滞するとアンモニアが体内に吸収されることで、肝性脳症の要因となります。 
「とっても便秘な人ばかり」

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 春ですねー桜がきれいだ こりゃ、お酒がすすみますな、花見酒 お酒 

 さて今日は理学療法の一翼である物理療法のお話。Physical therapyには運動療法と物理療法があり、どちらも物理的エネルギーを治療に応用するものですが、後者は温熱、寒冷、電気、光線などを利用した痛みと循環の治療法です。昔から民間療法的に用いられてきたものもありますよね、マッサージ(←これも物理療法)とか、温泉治療とか温泉まぁく

 今日はよく病院等で使用される物理療法に関して、完全に個人的な観点から意見を書いてみます。あくまで私の限られた経験での見方であり、各療法の有効無効を証明するものでは決してありません。

◎:優れた治療効果があり、私は積極的に使用しています。
〇:時に効果があり、また患者さんも好むため使用しています。
△:してもしなくても、あまり変わらないと個人的に思っています。
×症状を悪くすることがあり、私はできれば使いたくありません。

超音波:◎
 深部温熱療法といえば私はこれです。特に整形外科後の亜急性期の拘縮治療には欠かせません。最近では検査にも応用されています。⇒「1mm 1°の世界」

アイスマッサージ:◎
 寒冷療法といえばこれ。氷嚢や氷水浴でも効果あります。クリッカーでは刺激が弱過ぎます。保冷剤は凍傷を起こすし、表面しか冷えません ⇒「奇跡の氷」

ホットパック:〇
 定番ですね。表在温熱ですので熱は数mmしか伝達しません。痛みの治療には不向きですが、筋のリラクセーション効果や表在血管のスパズム緩和には使えます。

過流浴:〇
 温熱+水治療法ですね。慢性期の拘縮に対して関節可動域運動前に使用すると、特に手足のような部位では軟部組織の伸張性が増して、動かしやすいです。

極超短波(マイクロウェーブ):△
 電子レンジと同じ原理で、分子の振動による摩擦熱を生みます...が、これをして患者さんから「楽になった」を聞いたことは、私はまだありません。あります?

低周波電気治療:△
 主に運動麻痺に対して神経筋の再教育治療として用いますが、解剖学的連絡の絶たれた神経筋に電気を流して再生が早まるものではなく、筋萎縮の防止としても私は副作用のほうが気になります。感覚フィードバック効果はあるかも。

頸・腰椎の牽引機:×
 私が患者なら...まぁ、したとしても力をうまく逃がしたり、牽引力を自重で調整します...専門家だからできることですが。あくまで私個人の意見ですよ。

 あと紫外線、赤外線、レーザー治療などもありますが、経験に乏しいので割愛しますm(_ _)m

 元々日本の物理療法機器は安全性を最優先にしているため、設定出力が弱く、その分治療効果も減じてしまっているそうです。う~ん、何のための「治療」機器だろう

さくら 

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 前記事で「関節機能障害筋スパズムに対してストレッチは禁忌だ」と書きましたが、おそらくこの表現だけでは誤解を招きそうなので

    実際に患者さん達の意見を聞くと「ストレッチをして体が軽くなった」とか「行った後は手足が動きやすくなる」という話もたくさんあります 私も患者さんの自主的なリラクセーション体操は推進派で、指導もしてます

 これは恐らく私達専門家のうStretching exerciseと、患者さんたちがイメージしているストレッチ(風の体操)の違いのせいだと思いますストレッチ

 そもそもStretching exercise:伸張運動は、60年以上昔の生理学をベースにしてできた理学療法で、筋肉や腱を関節運動が止まるところまで緊張させ、そこからさらに強制他動的に引き伸ばす運動のことです。個別の筋の起始部と停止部(両端の骨付着部)を引き離すんですねうーん

 すでに緊張している筋線維や結合組織をさらに引っ張るのですから、そりゃ痛いに決まってますやばい 電子顕微鏡で見ると、筋線維や毛細血管の微細な損傷が発生してるそうです。これがStretching exerciseですストレッチ
 
 もともと筋スパズムは関節が動かないようにする防御反応的な役割があるので、引っ張って伸びるような仕組みにはなっていません。伸ばすと警告=痛みが出ます。痛いと筋は防御性に収縮します。すると結局は筋が短縮します...という理由で伸張運動は禁忌というわけなんですね

 だから「正しい伸張運動」ほど痛いし、後から悪くなることもあります 逆に少々いい加減で、関節も含めた全体的な「ストレッチ風の体操」のほうが、かえってリラクセーション効果が高いことがあります...なんてことを言うとまた「いい加減でいいの?」なんて誤解を招きそうだなにゃ

 ですので、私が思う効果的なストレッチ風体操の特徴を言いますね
①筋を伸張するのではなく、本来の長さまでの緊張や延長で止める。
全体や深部の動きを意識して行い、関節のモビライゼーションを起こす。
③末梢の筋や関節だけでなく、より体幹側の動きの改善を重視する。
④可動域(筋の長さ変化)よりも、体操後の運動の軽さを重視する。
⑤痛みが出るほど行わない。いわゆる「痛気持ちぃ」くらいで止める。

 うーん、やっぱり具体的な運動方法を書かなきゃ難しいかなぁ 上記の体操は結局、セルフ関節モビリゼーション筋弛緩法のような運動で、自力以外に重力や枕や杖などの外力を利用します。うん、やっぱり後日に具体的な運動方法を記事にしますねウィンク

 セルフコンディショニングに関してはgood-job777氏もよく記事にされてますので、ぜひご覧ください。合わせて最新の関連記事も
背部に枕療法
伸張運動とリラクセーション運動を掛け合わせる

脊髄根症状の関連症候と関節機能異常

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 前回の記事「関節機能障害」と同じくらいよく治療対象にするのが、この筋スパズム(muscle spasm)です。spasmは攣縮(れんしゅく)を意味し筋肉の線維が持続的・不随意的に収縮しつづける状態を指します金h肉

 生理学では筋の単収縮(twitch)のことを攣縮とも呼びますが、これとは意味が異なります。ちなみに痙攣crampと言い「うわ~足がつったぁ」のいわゆるこむら返り(有痛性痙攣)はmuscle crampと呼びます

 わかりやすい例で言うと肩(首)こりのコリコリが筋スパズムですね 肩
その特徴は以下の通りです
①筋緊張亢進:触る(伸ばす)と特有の硬さと張りがあり、腱反射がやや亢進する。
②筋短縮:筋肉の長さが短くなることで、隣接する関節に可動域制限を起こす。
③疼痛:鈍痛、伸張痛、収縮痛、圧痛などを伴う。痛みは筋腱移行部に出やすい。
④部位:スパズムは1つの筋肉内で、部分的(時に点状)に生じる(≒ 筋硬結)。

 


 血管も平滑筋という筋肉ですのでスパズムを起こします(血管攣縮)。スパズムと言うと、ほとんどの医師はこの血管スパズムを想像します

 さて、この筋スパズム。臨床で痛みを訴えるあらゆる患者さんで、その存在を認めます。肩関節周囲炎、五十肩、腰痛症変形性関節症、筋筋膜症候群、線維筋痛症、骨折後や関節リウマチなどの整形外科疾患はもちろん、脳・神経疾患による麻痺筋緊張異常のある肢体部、呼吸器疾患の患者さんの胸郭や腰背部などにも認めます(特に慢性期)。

 その共通点は痛み(侵害刺激)をきっかけに発生するということです。筋スパズムはある意味、筋肉による防衛反応なのかもしれませんねマッチョ

 そしてもう1つ最大の特徴が前記事の「関節機能障害」との関係です。実はこの関節機能障害を治療すると、その関連する領域の筋スパズムが一瞬で消失します。数時間後に段々とではなく治療直後に治りますですから上に書いた疾患を問わず、患者さんの症状や障害を見ることができます

 この筋スパズムの状態が続くと、筋の結合組織の短縮、つまり筋の拘縮
(contracture)が生じ、これがさらには変形や強直の原因にもなる可能性がありますので、筋スパズムの治療は機能予後的にとても重要ですチェック


 前記事にも書きましたが、ストレッチ(伸張)運動は筋スパズムが余計に強くなりますので禁忌となります。しかし、恐らく一般の方が想像している“ストレッチ体操”と私が言う本来の伸張運動(Stretching exercise)はイメージが異なる気もします。次回はストレッチについて書こうかな笑う

 

より専門的な説明は→こちらの治療ブログで

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 私が理学療法士として患者さんを治療する時、もっとも頻度の多い治療対象がこの関節機能障害(機能異常)joint dysfunctionです。このブログ内でもよく使用する言葉です

 これは簡単に言うと関節の中の動き関節包内運動)に脱線、引っかかり、錆びつきを生じた状態です。よく肩を回したり、しゃがもうと膝を曲げた時に、関節が引っかかったような感じでパキッとかポキッとか鳴りませんか?しかしこれはまだ正常範囲内ですのでご安心を

 

 問題は関節内の潤滑がうまくいかずに骨体の動きに支障が出るものです。関節の中では、軟骨同士が一定の軌道(レール)上を通って動く構造になっていますが、それがうまく滑ったり転がったりしないと痛み筋肉の攣縮(れんしゅく)を生じます。これが筋スパズムです


 ある意味これは、関節が壊れないように警告や防御をしているわけで、それを無理に引き伸ばす運動がストレッチ(伸張)なんですね。ですから関節機能異常と筋スパズムのある状態でのストレッチは特にです。むしろ症状を悪化させるからです

 関節機能異常が起こる原因はまだよく分かっていませんが、状況としては例えば関節の突発的な速い動きが急に起きると関節内運動の脱線を引き起こすようです娘①004 頸部のむち打ち症、膝や足関節を捻じった時の痛み(実際には捻挫ではない)、ギックリ腰や尻もちなどがそうですよねいたた

 あと個人的に思うのは、長時間捻じれた姿勢でいた時(関節レベルではストレッチが起きてるのかも)、普段慣れない活動やOverworkをした後、筋緊張障害や運動麻痺発症後の関節運動時などにも関節機能異常が起こりやすい印象があります

 関節機能異常の症候は多彩です。痛み、しびれ、筋スパズム、腫れ、感覚鈍麻や過敏、筋収縮不全、皮膚の硬化、冷感、耳鳴り、かすみ目、頭痛、めまいなど。それが障害関節部だけでなく、そこから離れた場所にも出ます。例えば関連痛が有名ですね。注:症候=症状徴候

 これが脳卒中の麻痺側にあれば麻痺がより重度に見えたり、呼吸器疾患にあれば息切れや呼吸苦はより強くなります。リウマチや骨折後にあれば痛みで関節が動かせず、全身にあれば動作が重く遅くなります。

 このように疾患を問わず関節機能異常の影響がみられるということは、治療してみて初めて分かります。そう、関節機能異常は治せるんです徒手的に短時間で その治療編はまた後日書きますね

より詳しい関節機能異常の説明はこちら→ クリック


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