ごんぼさんは今8歳半。

4年前から腎不全と戦っています。

 

発症した時にはもう余命数週間と言われたのですが、奇跡の回復をし、その後も何度も危機があったのですが、なんとか乗り越えてきました。

 

ただ今回はちょっと険しい山のようです。

 

腎不全の猫ちゃんを介護されている方にとっては(もちろん私自身もですが)辛いですけど、現状を書き記したいと思います。

 

ごんぼさんは年末からおやつは食べるのですが、総合栄養食という普通のフードを食べなくなりました。

そして徐々におやつさえも食べなくなり、水も飲まなくなりました。

毎日輸液(点滴)と強制給餌(シリンジを使い強制的に餌をあげる)はしているのですが、だんだんと痩せてきます。

 

かなり衰弱しているごんぼさんを病院へ往復2時間もかけて連れて行くのは非常にリスクがあるので、私一人で病院へ行って先生と話をしてきました。

「尿毒症」になっているようです。

 

腎臓は体の老廃物などをろ過する役目をするのですが、腎不全になるとろ過できず、毒素が排出できなくなります。

決して治ることのない病で、進行していくのですが、その進行を遅らせることはできます。

ごんぼさんは数週間という残りの命を、4年も伸ばしました。

 

でも尿毒症は腎不全の末期。

腎臓の働きが極度に低下した状態です。

 

そして年始になり歩き方がおかしくなりました。

よろよろという歩き方で、今まで一番ひどい時でさえ、このような歩き方はしたことがありませんでした。

 

そして1月3日の夜。

電気ショックを与えたかのようなけいれんを起こしました。

音に敏感になり、特にプラスチックの袋などのカサっという音がダメなようで、その音を立てるとびくっと大きく反応します。

 

そのけいれんは収まることはなく、間隔が短くなり10分に1回大きくのけぞるような体制になりました。

私は本心でもう今晩が最後かもしれない・・・。

もう80%以上の確率で死んでしまうと思ってしまいました。

 

でもせめてあと2日、病院があくまで頑張ってほしい。

仏壇に向かい、『ごんぼさんを連れていかないで・・・』そう願いました。

 

一晩中私もごんぼさんも寝ずに一緒にホットカーペットの上で過ごしました。

ベッドだと落ちてしまう可能性があるので。

 

そして1月4日の朝がきました。

乗り越えました。

 

 

けいれんは相変わらずしますが、間隔があくようになりました。

 

 

たまに動くのですがうまく歩けないので倒れてしまいます。

特に足が思うように動かないようです。

 

ごんぼさんが大好きな私の枕に頭を乗せさせ、出来るだけ安静にしていました。

 

そして1月4日もなんとか乗り切り、やっと病院が開き、昨日、病院へ行ってきました。

 

 

やはり尿毒症が進行し、脳にまで影響を及ぼし、交感神経が暴走しているようです。

 

車で例えると常にアクセルを踏んだ状態なので、そのままだとけいれんを起こしている最中に死んでしまう。

しかも本人はつらい状況なので今は、楽になってもらう方法しかない。

だから鎮静剤の座薬を処方されました。

暴走している交感神経にブレーキをかける役目をします。

「大きなけいれんが来そうだと思ったら迷わず使う事。」

 

もうここまできてしまったのか・・・・・

でも先生が、楽観視できる状態ではないけれど、けいれんの間隔があき再び歩いたり食べたりできる場合もあるとおっしゃっていたし、とにかく辛い痙攣は収まってほしいと思い自宅に戻りました。

 

自宅に戻るとごんぼさんはちょこんと座っていて、「よかった、、、一人で大丈夫だったんだ・・」と思った瞬間、全身を硬直させ大きなけいれんを起こしました。

 

 

電気ショックを与えてのけぞるようなものではなく、手、足、頭。

全部のけぞるような大きな痙攣でした。

 

急いでもらってきたばかりの座薬を入れました。

 

もうこの時、ダメだと思いました。

でもわずかながら息をしていて、けいれんは収まりました。

座薬が効いて、落ち着き、浅い息も普通になりました。

 

そのあとは鎮静剤が効いているので痙攣も全くおこらないし、うつろうつろしている感じです。

まだ歩くことも出来ない状態ですが、たまに手をバタバタさせて自力で起き上がろうとするんです。起き上がれないのに必死で起き上がろうとする姿を見ると涙が出てきます。

 

「もうそんなにがんばらなくてもいいよ、ゆっくり寝てて、ゆっくり治そう・・・」

その言葉しか出てきません。

 

 

今朝はとてもいいお天気だったので、ごんぼさんを大好きな縁側に連れて行きました。

 

 

いつもなら日が当たる縁側に行くと興奮してガリガリとこの丸いガリガリサークルを掻くのですが、そういう事はできないけれど、すごく気持ちよさそうな顔をしていました。

 

 

これが現在のごんぼさんの状況です。

 

1月3日に危なかった状況を脱した事、みなさんが祈ってくれたおかげだと思っています。

本当にダメだ、もう無理だと思いました。

でも乗り越えました。

 

そのお礼がいいたくて、今日のブログは書こうか書かないでおこうか迷ったのですが、やはりお礼が言いたくてブログに現在の状況を書き記しました。

 

歩けなくなったごんぼさんが又歩き、美味しそうにごはんや草を食べ、けいれん発作もなくなるよう、毎日祈りつつ、ごんぼさんと一緒に焦らずゆっくりと過ごしたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

桂子

 

 

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