【ごんぼさんの闘病記録②:慢性腎不全の前兆】

 

 

猫の腎不全はじわじわと進行するので、飼い主も気づかない事が多いんです。

腎機能が3分の2くらい失われてから、やっと症状が出るので、早期発見が難しい病気。

そして高齢猫の30%以上は慢性腎不全だと言われています。

 

でもごんぼさんは当時まだ5歳だったし、食事はキャットフードか、生魚を加熱したものしか食べていない。だから慢性腎不全と診断されたとき「なぜ?! どうして?!」その言葉が思わず口に出してしまいました。

 

どうして、まだ5歳なのに・・・どうして、人が食べるものは食べさせていないのに・・・。

 

遺伝的に腎臓障害を持つ猫もいるとの事。

だからごんぼさんが慢性腎不全になった原因はわかりません。

 

今は、もう慢性腎不全になってしまったので、原因はもうどうでもいい。ただただ、これ以上悪くならないように、ごんぼさんと一緒に毎日を大切に過ごすだけだと思いました。

 

 

でも猫を飼っている方は多いと思います。

全てに当てはまるわけではないと思いますし、これが腎不全の前兆だと断言も出来ませんが、ごんぼさんが腎不全と診断される前の状況などを書いていきたいと思います。

 

今から思えばそれが前兆だったかもしれない・・・そう思うからです。

 

【腎不全と診断され前のごんぼさんの状態、症状】

◆体重の減少

◆食欲の低下

◆免疫力の低下(真菌症が悪化)

◆さかりのような鳴き声をしてウロウロ歩き回る

 

 

【2016年1月】

 

外で日光浴をしている時のごんぼさんです。

 

 

 

この時、左耳の付け根の毛が抜けていました。

 

 

 

 

なんだか痒そうだし病院へ連れて行き、細胞を取って培養して菌を検査したら、「真菌」という菌でした。

猫の真菌症(猫カビ)

 

飲み薬があるらしく、ごんぼさんは薬は飲めますか?と聞かれたので、「大丈夫だと思います。薬は嫌がらず飲みます」と言いました。

 

ごんぼさんを保護した時は「猫風邪」にかかっていて、薬をスポイドで飲ませたのですが、全く嫌がらず、薬を飲んだら楽になれるとわかっているかのような、そんなごんぼさんでした。

 

2011年10月、保護した翌日のごんぼさんです。

 

 

 

体はボロボロで遊んだりはしゃいだりすることもなく、ひたすら食べ続け、良く寝て、体力を徐々に蓄えて完全復活しました。

小さい頃からがんばり屋さんのごんぼさんですキョロちゃん

 

だから飲み薬は大丈夫だと思い、飲ませたのですが、速攻で薬を吐き出してしまいました。

 

猫風邪の時の薬とは違って飲みにくいのかな?翌日も試してみましたがやはり吐き出してしまいました。

 

なのでもう一度病院へ行き、飲み薬ではなく抗生物質の注射をしてもらいました。

その注射は2週間効き目があるので、2週間に一度の通院になりました。

 

塗り薬ももらいました。コレは今でも使っています。

 

 

ビクタスS MTクリーム 5g

薄く伸ばして塗ります。塗りすぎると皮膚が薄くなってしまうそうです。今は3日に1回塗っています。

 

 

猫の真菌症は免疫力が正常な場合、自然に治る病気らしいです。

でもごんぼさんの場合は、注射をして2ヵ月経ちようやく治ったかと思ったら4月に入り前より状態が酷くなりました。

 

 

左耳の付け根だけだったのに、左耳の後の毛が抜け始めました。

 

【2016年4月22日】

 

病院へ連れて行きました。

真菌症は良くなったり悪くなったり繰り返すとの事。

抗生物質の注射をする。

 

この時、病院で体重を計ったら4キロに・・・。

ずっと4,2キロだったのに、減っている。なんだか妙に気になりました。

 

【2016年5月6日】

 

病院へ連れて行き、抗生物質の注射。

体重は3,7キロに。これはおかしい、、。先生に相談すると次回(2週間後)も減っていたら血液検査をしましょうとの事。

 

他にも気になる事がありました。

 

最近「さかりのような鳴き声」をするんです。

部屋をウロウロして変な声で鳴く。外を見ると雄猫がいました。

1日中鳴いて、ごはんもあまり食べていない。

避妊手術する前のさかりの時も、そういえばご飯をあまり食べていなかったな・・・どうしてだろう?

避妊手術はしているので、さかりが来ることはないと思っていたけど、どう見ても発情期の状態。

 

先生にこの事も相談してみました。

 

避妊手術をしても、その術式によっては再発情する場合があるとの事。

さかりの鳴き声をして、ごはんも食べないから、体重も減ったんだな。2週間、様子を見よう、そう思ったのです。

 

あとからネットで色々検索すると、血圧が高くなるとさかりのような鳴き声をするという体験談もありました。

 

腎不全になると血圧があがります。

血圧があがると苦しくてウロウロしてさかりのような鳴き声をするという意見もありました。

 

丁度、雄の猫が来ていたので、完全に再発情だと思い込んでしまいました。

 

その後10日もしない内に体重は3,2キロになってしまい、2週間待つことなく、病院へ連れて行きました。

 

診断は慢性腎不全の末期でした。

 

 

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