スペイン・サッカー珍道中 -22ページ目

新たな逸材

ラッシング・サンタンデールから若干18歳(今月19歳)のセルヒオ・カナレスが、来季レアルマドリッドのユニフォームを着る事になりそうです。


レアルはセルヒオの権利と6年契約で年俸(約2億円)で獲得する方向。


正式に決定すれば新たなスター選手が誕生します。クラッカー


セルヒオ・カナレス・マドラソ



スペイン・サッカー珍道中


1991年2月16日生まれ


ポジション:中盤、165cm、65kg


今季:10試合5ゴール


スペイン・サッカー珍道中



超高額ボーナス!

こんにちは!


突然ですが、選手一人一人にボーナスが110万ユーロ(約1億5000万円)支給されるとしたらどうしますか?


たぶん仕事もプレーも200%で、それこそ命かけて頑張りますよね。メラメラ


その命かけて頑張れるクラブがあるのです。


レアルマドリッドは選手一人一人に110万ユーロをボーナスとして支給する事を決めました。クラッカー


条件はリーグ優勝とチャンピオンズリーグ優勝の2冠です。


っで、もしチャンピオンズリーグ優勝だけだと、60万ユーロ(約8000万円)のボーナス。


リーグ優勝だけの場合、35万ユーロ(約4700万円)のボーナス。


これだけ不景気の時代にさすがのレアルもこのボーナスは厳しいはず。あせる


ではその出どころはといいますと、チャンピオンズリーグで優勝した場合、TVの放映権やチケット収入、FIFAからの軍資金で140億円近いお金が入ると予想されるからです。


こうして見ると、チャンピオンズリーグがいかに重要な大会であるかが頷けます目



スペインは住みやすい?

日常的に良くマドリッドまで行きますが、高速道路を使って片道80キロくらいを40分前後で行けてしまいます。


スペインの高速道路や病院など、無料というシステムは素晴らしいと思う。


他に地下鉄もどこまで行っても一律の値段ですし、バスも距離を考えると低価格でしょう。


しかし消費税は16%と日本の3倍以上もあり、物価が高い感じがします。


この高い消費税率が福祉環境を支えているのですね。


といっても福祉先進国のノルウェーのように消費税が25%もするような国もあるので、それを考えると安いかなと・・・


また消費税は商品の価格に組み込まれているので実際はそこまで高いとは感じられません。


ヨーロッパの中でもスペイン人の気質は大らかで陽気と言われています。


高齢者が年々増えてきている中、医療費無料という心配の種が減る事で大らかな人種となるのでしょうね。


でも緊急以外はかなり長い時間待たされます。


かつて自分はインフルエンザで病院に行ったのですが、2時間以上待たされ結局診察受けずに帰った事があります。


そんな状況を味わったので、民間の病院に変えました。


このシステムは年間保険料支払うだけで、何回診察受けても無料です。


薬代も安いので年取った時の事を考えると、スペインの方が住みやすいかもしれませんね。ビックリマーク





スペインリーグ移籍情報

                                                                 

クラブ名

(監督)

加入


退団・移籍


関心ある選手


Almeria
Almería
Juanma Lillo
- - -

Athletic
Joaquín Caparrós
- Etxeita (Cartagena) -

Atlético
Quique Schez. Flores
Tiago (Juventus), Pacheco** (Rayo), Salvio (Lanús) Roberto (Zaragoza)*, Cléber Santana (Sao Paulo), Maxi Rodríguez (Liverpool), Sinama Pongolle (Sporting Lisboa) Fanni (Rennes), Rafinha (Schalke 04)

Barcelona
Pep Guardiola
- - -
Deportivo
Deportivo
M. Ángel Lotina
- - -
Espanyol
Espanyol
Mauricio Pochettino
Osvaldo (Bolonia) Smiljanic* (Sporting) Óscar Sielva (Cartagena)
Getafe
Getafe
Míchel
Miku (Valencia) Contra (Politécnica de Timisoara), Licht (Racing Avellaneda), Signorino (Cartagena) -
Malaga
Málaga
Muñiz
Caicedo (Sporting Lisboa) * Ibán Cuadrado (Rayo), Edinho (PAOK) Kepa (Getafe)
Mallorca
Mallorca
Gregorio Manzano
- Óscar Díaz* (Recreativo) -
Osasuna
Osasuna
J. Antonio Camacho
Echaide (Huesca)** Portillo (Hércules) -
Racing
Racing
M. Ángel Portugal
- Ze Antonio -
Real Madrid
Real Madrid
Manuel Pellegrini
- Van Nistelrooy (Hamburgo) -
Sevilla
Sevilla
Manolo Jiménez
Stankevicius (Sampdoria)* Chevantón (Atalanta)* -
Sporting
Sporting
Manolo Preciado
Smiljanic (Espanyol)* Andreu (Polonia de Varsovia), Míchel (Birmingham)
Tenerife
Tenerife
J. Luis Oltrá
- - -

Valencia
Unai Emery
Domínguez (Rubin) Nacho González (Levadiakos)*, Miku (Getafe) -
Valladolid
Valladolid
J. Luis Mendilibar
- Asier -
Villarreal
Villarreal
Ernesto Valverde
- Eguren (Lazio), Fuentes, Jonathan Pereira (Betis), -

Xerez
Gorosito
Gorosito (entrenador) Maldonado (Atlante) Keirrison (Benfica)

Zaragoza
J. Aurelio Gay
Roberto* (Atlético), Jarosik (Krylya Sovetov), Eliseu (Lazio), Suazo (Monterrey) , Colunga* (Recreativo) López Vallejo (Levadiakos), Songo'o* (Real Sociedad), Roberto Fabián Ayala, Braulio* (Recreativo) Delibasic (Hércules), Macheda (Man. United), Stuani (Albacete), Keirrison (Benfica), Contini (Nápoles

デビュー戦勝利で飾る!!

今日は長年書類などで出場機会が延期されてきた、オデロット(ユース)の試合にKAZUがデビューした!!


http://ameblo.jp/11-kazu-90/


オデロットは最下位で監督も2回交代しているクラブである上に、登録の書類で苦しんだ事もあり、どんな形であれデビューした事は俺にとっても凄く嬉しかったニコニコ


しかもアウェイで1点差で追いつかれそうという厳しい状況の中で、きっちりと勝利に貢献した事は本当に素晴らしい事だと思う。


来週ホームで連勝できるように皆さんも是非応援してあげてください!!


1部リーグ、テスト参加!

今日からスペインリーグの1部(女子リーグ)に、テスト参加をしに来ている子がいます。


テストに受けに来ている子は、某Jリーグのクラブに所属していた選手で、小柄ながら良い状況判断としっかりとしたテクニックに、海外でやっていくメンタルを持ち合わせた選手なので良い結果が出る事を期待しています。


現時点でまだ名前は紹介できませんが、テストを受けているクラブは去年の優勝チームである、ラージョ・バジェカーノというクラブです。


僕自身初めて女子のサッカーを見たのですが、想像した以上に上手くて強というのが印象的でした。DASH!


ちょうど高校生の全国レベルの練習を見ている感じですね。


初日の練習では半面コートで試合をしたのですが、持ち前の能力を存分に披露できたと思います。


来週からの本格的な練習参加ですが、プレー以外にも選手とコミュニケーションを取ったりする能力も問われるので、選手としていち個人として監督・仲間に認めてもらう事が重要なポイントとなりそうです。


是非スペインの1部リーグでデビューして欲しいですねメラメラ

なんちゅう良い国や!

あっという間に1月も半分が過ぎました!DASH!


早いものです。


今日はサッカーとは全く関係ない事ですが、免許の更新と、駐車1年チケット取得、車検を半日でやってきました。


まず、スペインの免許の更新はなんと10年。アップ


自分もまさか免許の更新するなんて思わんかった。


近くに免許更新センター(個人病院みたいな感じ)があって、どうやらそこで行うらしいです。


受付をして更新料6000円をしはらい、視力検査をして、両手にレバーを持って動く画面に沿って動かすゲームをやって、心電図測ってものの30分で完了。


1ヶ月後に自宅に郵送されてくるらしいです。


受付から検査終了まで30分で終わる免許更新も適当やなーと思うけれど、郵送してくれるのも良く意味が分からん。


そして駐車場1年チケット。


スペインの駐車場は基本路上駐車だけれど、有料のエリアと無料のエリア、住民エリアなど色線で仕切られている。


有料の駐車場に止めるには自動販売機でチケットを買って車のフロントに付けておく。


それが無ければ1万円くらいの罰金チケットが貼られる。


まず払う人はいないですが・・・


っで、僕のは住民エリアなので、車の車体登録と住民票をもっていけば1000円くらいですぐに発行してくれる。


この更新も早くできるのでありがたい。クラッカー


極めつけは車検である。


日本の車検はめちゃくちゃ時間かかる上に、費用もかなりかかる。


スペインの車検(僕の場合)は、ドライブスルーみたいな感じで一度も車から降りることなく車検を通す事ができる。


「ライト付けて」


「ウインカー」


「合図したらハンドルひねって」


「次は合図したらブレーキね」


「よし、OK」


ってな具合です。


しかも6000円程度。


これなんか10分かからんかったよ。合格


車検の意味あるんかなあ~と思いながらも、走行距離が20万キロを超える10年、20年以上前の車がまだ走っているくらいだから、これくらい簡単にしなければ通らん車いっぱいあるんだろうなと思いました。
















表裏一体

2部首位独走のタラベラの試合を観に行ってきました。目


選手層としては元代表選手などいたりしますが、決して飛び抜けた選手はいません。


毎試合ギリギリの試合をして勝っている感じですね。


ただ最近のタラベラは少し違う。


何が違うかっていつもと同じメンバーで、やっている事は同じだけれど、首位という勢いから守りよりもとにかく攻めの姿勢を最後まで崩さなかったことでした。


「守備からの攻撃、攻撃からの守備」がタラベラ首位独走を支えていると思います。アップ


いつもだったら、後半勝っているタイミングで守備に重点をおいてつなぐよりも簡単にクリアするが、奪ってからもしっかりと繋いでいたし、パワープレーの時でも自陣でしっかり守る戦術が、一転し前からプレスをかけ攻めていた。


前線からのディフェンスにも色々と種類があり、奪いにいくのか、コースだけを切るのか、相手にミスを誘うプレスをかけるのか、速攻を遅らせる守備をするのか・・・局面に応じてそれぞれです。


去年日本でルーゴの部長を招いて監督講習会を行ったときに、攻撃と守備は表裏一体であり、いかに選手達にそれが浸透しているかによって勝敗が決まり、その攻守の切り返しが早ければ早いほど得点・失点を防ぐ確立が上がるということを思い出しました。


簡単には言えるけれど、実際プレーの中でやるととてつもなくしんどいし、特にフットサルは選手全員がシンクロして瞬時に動きださなければいけないので非常に難しいと思います。


チームに勢いがあるかないかは、この切り返しで分かります。


また、面白い事に、今まで10本打って1本しか入らないかったシュートも、勢いがあれば5本打って1本という確立に上昇します。


また相手のシュートもポストや、キーパーが神がかり的なセーブを連発するなどといった現象が起こりますが、決してまぐれではないと思います。


特別な練習を行っているわけでもありません。


自然と相手よりも早く守備を整える事でコースを限定できるし、奪ってから瞬時に攻めに移るのが相手よりも0,1秒早いだけでもゴールの確率は上がるのです。


表現としては、頭で考えるというよりは、自然と体が動くといった方があっていますね。


通常パスをつないで組み立てする時、情報から判断までの脳の処理は、0,5秒とすると、ゴール前やシュートブロックの無意識の状態で反応する早さは0、1秒。


勢いがあるチームの選手皆は良いイメージしかないから、プレーに躊躇する様子がないぶん、この無意識の判断が他のチームよりも早くなる。


負け続けるチームの選手は以前失敗したプレーのトラウマがあり、一瞬脳がどうしようか迷ってしまい判断速度に差が出てしまい、シュートがブロックされる、もしくはシュートを打たれる結果になってしまう。


スポーツ選手がいう無意識の極地は、相手や物の動きがゆっくりに見えると聞いたことがあります。


ちなみに僕はないですね(笑)


そして、連敗するチームと、連勝するチームは、選手に影響を与える監督の指示の出し方が正反対で面白い。


案の定、この試合も相手の選手・監督も退場となっていました。


ある意味外も中もヒートアップして面白い試合でした。











レコンキスタ

こんにちはビックリマーク


突然ですが、今日ニュースを見ていて腹立たしくなりましたプンプンむかっ


何でもマドリッドのある町で、スペイン人が経営していた商店街がお客が来なくなったので閉鎖されたとか。


まあ、不況の影響もあるし、更に大型ショッピングセンターが至る所で登場する中で、個人経営の肉屋、魚屋、野菜から、雑貨屋などはこのご時世でもシェスタを取り入れたりして、真面目に働かないから仕方がないと思ってました。


しかし、なんとその理由が中国人達が店を片っぱしから立ち上げるせいで、商店街は軒並み潰れていくんだとか。


更にですよ、そこに国までが介入して、法律で中国人が出す店の制限までするんですよ。


僕に言わせればあなたたち(スペイン人)は、質が良く安い中国商品を買って助かってるじゃあないですか!?


っと声を大にして言いたいですが、無理です。シラー


しかも、中国人は年中無休で、朝から夜遅くまで働いてるんですよ。あせる


夜に飲み物が欲しくなれば、深夜まで開いている中国ショップに行って買ってるし、雑貨なども安いく良い物だから皆ありがたく思って買うべきでしょうにメラメラ


失業率が年々増えているのも中国人のせいだとか、もう理由が無茶苦茶ですわ。


それよりもまずは、大型ショッピングセンターを日曜日営業しましょうよ。


個人経営のお店はもっと質の良いのを仕入れて、お客が戻ってくるように努力しましょう。


それとシェスタ(14時から17時までのお昼寝タイムぐぅぐぅ)を止めましょうビックリマーク


あと、ストライキして「賃金上げろ!」と言って仕事をさぼるのも止めましょう!



本当に日本のサラリーマンを見せてあげたいですね。


リゲイン飲んで24時間戦えるのは日本人だけです!


高校サッカーの発展

1月に入って急に寒さが増してきました。ガーン


日中は0度前後で天気も悪く、風もビュービュー吹いているので外に出るのが億劫です。雪


この寒い1月で思い出すのは、やはり高校サッカー選手権大会。


まもなく決勝戦が行われますね。


どの高校もこの大会に向けて一生懸命練習に取り組んできたなかで、一発勝負のトーナメント方式で高校最後の試合が決まってしまう。


本当に過酷で、国立競技場に立つ選手達はかなりの練習を積んできたのだと思う。馬


ここ最近の試合は見ていないので分からないですが、一昔前のインターハイや選手権ではトーナメントを勝ち抜くために、リスクを追わないサッカーをしてきていました。


いや、高校サッカー全体の殆どがリスクを負わないサッカーを強いられてきたと思います。


トーナメント形式の多い試合ではどうしても創意工夫がないフィジカルに頼る、それこそ縦に蹴るだけのつまらないサッカーになってしまう。


スペインのユースにはそうした大会がシーズン末にしかなく、それまでのシーズンはリーグ戦で戦います。


ユースでも1部、2部・・・とあり、1部リーグは全国に7か所あり、当然1部2部との入れ替え戦もあります。


トーナメント大会は1部各7グループの上位の成績のクラブだけが集まる、いわゆる「1部リーグ全国大会」でスペインナンバーワンを決定します。


選手と監督が、長期的な「リーグ戦」と、一発勝負の「トーナメント戦」を使い分ける事で、後に大人になってからの国際大会でも勝つ力が自然と身に付くのです。


驚く事に年間の試合数はリーグ30試合で、その他の試合を入れても年間50試合も満たないということです。


僕の高校時代、土・日・祝日は必ず試合を入れ、多時に1日2、3試合という日程もありました。


インターハイや、選手権も入れると、年間で100試合以上はこなしていたと思います。


でも結局、100試合をこなしただけであって、単純に走って、蹴ってリスクを負わない勝つサッカーをしていたことでした。


一応全国でベスト8という成績も残してある程度自信を持って、高校卒業後スペインに来ましたが同じ年代の選手どころか年下にコテンパンにされた事を今でも覚えています。


リーグとトーナメントの試合の大きな違いは戦術は勿論、日頃の練習メニューの違いから、選手育成の方法も違ってきます。


リーグを主体に育った選手は、長期スパンで焦らずに地道にトレーニングを積むことによって確かな力を身に付け1~2年後に大化けする事が出来ます。


一方トーナメントを主体に育った選手は、主にフィジカルを主としてしまい大きな怪我を起こして伸び悩む選手や、上のレベルに行けばいくほど通用しなくなってしまいます。


正直トーナメントでは世界に届く選手はなかなか出にくいだろうなと思いました。


しかし2003年に日本でプリンスリーグというものができてからは変わってきたと思います。


高校選手権で活躍する選手に何人も良い選手、優秀なコーチがいると思うので一概にはどちらが良い悪いは言えないですが、ハッキリと言える事は高校年代は勝ち負けも大事な要素だけれど、まだまだ技術など伸びる時期なのでリスクを負ってでも自分の力を試すべきだと思います。


今回の選手権で良い人材が発掘される事を期待しています!