目標宣言はなぜ効果がうまれるのか? | 通販プロデューサー

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公の場で目標を宣言することで、
目標達成へのモチベーションが高まります。

 



これはパブリックコミットメントと呼ばれています。
日本語的には、目標宣言効果と呼んでいます。

宣言することで責任が生まれます。
その結果、努力する意思が強まるのです。

ただし、公言によって周りから
頑張っているね・素晴らしいね、のような
プラスの声をかけられると、実際には何もしていなくても、
やったつもりになってしまうことがあります。

やったつもりを防ぐには、
目標進捗を定期的に宣言します。

行動した際にすぐ誰かに
伝えたりするのが有効です。

しかし、宣言を聞いた周りの人が、
しばらくして「あの人、宣言通りに行動していないのでは?」
と思うことがあるかもしれません。

そのときに、きちんと行動するように
相手を説得すると逆効果になってしまう場合があります。

例えば勉強をしようとしているとき
「勉強しなさいと言われ、やる気をなくすケースはよくあります。

これをブーメラン効果といいます。

人は無意識のうちに「自分で決定したい」
という欲求を持っています。
説得されればされるほど、反発してしまうのです。

特に自分と関係の深い事柄で説得された際、
ブーメラン効果は強く表れます。

目標達成を手助けするため、説得したり、
叱ったりすることもあるです。

そのときは、できていない部分を具体的に示し
一緒に解決策を考え、
相手が自分で決めたという感覚を持てるようにします。

パブリックコミットメントとブーメラン効果を踏まえ、
目標達成を促すときには、
①    定期的に宣言や報告の場を用意する
②    叱ったり注意をしたりする際には解決策も一緒に考える
③    目標達成時のメリットを伝達する
④     ビジョンの共有などでコミュニケーションを深める

この4つのポイントに留意しましょう。

プライベートでも仕事でも、
何らかの目標を持って行動するのは、
やる気を高めるために大切なことです。

悩みごとと同じく、目標も一人で抱えず周りの人と共有して、
達成を目指してみてください。

まとめるとメリットは
・情報を共有できる→インプットもアウトプットもできる
・知り合いを紹介してもらえる→人脈が広がる
・夢を語り合える→モチベーション維持

反対にデメリットは
・否定する人が現れる
・過度なストレスがかかる
・満足感を得てしまう→努力を怠る

と一長一短です。
しかしながら、体感的には宣言した時の方が
周りを巻き込めるため成功率は高いです。

もし、あなたが今何かの目標に向かって
邁進しているならぜひ周りの人に話を
することをおすすめします。