こんにちは^^
麹生活マイスター®認定講師の鈴木英里です!
生徒さんからこんなご質問をいただきました。
「先生!!
甘酒失敗しました💦
せっかく出来上がりを楽しみにして蓋を開けたら
えっっっ💦💦なんか茶色ー!!!」
「どうしてちゃいろくなっちゃったんでしょう。
水分量も気を付けて作ったのに…」
せっかく8時間かけて作った甘酒が思うように完成していなかったら
かなりショックですよね。
でも、大丈夫です!!
原因が分かれば、もう次は失敗しないので。
これもすごくいい経験なんです。
ということで、
今日は、なぜ甘酒が茶色になってしまったのか??
解明したいと思います^^
まず、結論から言いますと…
傷んでいるわけではないので、茶色くなった甘酒でも食べられます。
ただ、変な匂いがしたり、いつもと違う粘った感じがある時は、
それはちょっと食べるのはやめて下さいね。
茶色くなる理由としては
・保温時間が長い
・保温温度が高い
のどちらかです。
詳しく説明しましょう。
原因① 保温時間が長い
通常、米麹で作る甘酒は
55~60℃で8~9時間ぐらい発酵させていきます。
その温度が大幅に長くなった場合に、茶色になってしまう事があります。
原因② 保温温度が高い
もう1つ考えられるのは温度です。
保温温度が高くなると甘酒が茶色くなります。
ほとんどの甘酒メーカーやヨーグルトメーカーの最大の保温温度は65℃。
なので、多少高くなることはありますが、炊飯器の保温機能を使用した場合は高くなりやすい傾向があります。
実際我が家の炊飯器の保温温度を計ってみたことがありますが
その時は、72~73℃ありました。
これもメーカーや年式によって温度は様々だと思いますが
ヨーグルトメーカーや糀メーカーよりも高くなりやすい傾向にはあります。
正確な温度を知るためにも、温度計で実際の温度を計ってみるのは大切です。
この生徒さんは、ホッとクックを使用して甘酒を作ったそうですが
手動で温度設定をせず、自動モードを利用して作られたそうです。
もしかしたら、その時に温度が高く上がっていたのかな??
と思われます。
実際に食べた漢字は
甘みが弱く、思ってたのと違うな・・・
と感じたそうです。
茶色の正体は何??
甘酒が茶色くなったのは
甘酒の糖とアミノ酸が化学反応したことが原因だと考えられます。
糖とアミノ酸が化学反応した結果、茶色い物質(メラノイジン)が作られたのです。
この反応をメイラード反応と言います。
メイラード反応は、温度が低くても起こりますが、
高くなるほど起こりやすくなります。
メイラード反応は、さまざまな食べ物でも起きていて
醤油の黒い色や味噌の茶色もそうですし
お菓子のスポンジを焼いて焼き色が付くのもメイラード反応です。
もし、甘酒を作ってみて、今回のように茶色になっちゃった💦
って思った方は、次回は時間と温度を見直し、調整してみるのをオススメします!
参考になったら嬉しいです(^^)/
2月開催の日程はコチラになっています!
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麹生活体験レッスン ~麹の基本を学ぶ~
2024年2月体験レッスン
麹や発酵調味料について、基本を学びます。
学んだあとは、実際の麹を使ったランチで楽しんでいただきます。
麹の基本を学んで頂くことで
麹生活を楽しく続けることができます。
※ランチはイメージです
<レッスンの流れ>
●そもそも発酵ってどんなもの?
●麹と酵素のはたらき
●市販の発酵調味料との違い
●発酵調味料の材料と作り方
●麹のワンプレートランチ試食
●麹生活ワンプレートレッスンの説明
※ランチメニューのレシピ付き
※お好きな麹のお土産付き
◆料金 4,000円
体験レッスン当日、麹生活ワンプレートレッスン(全8回コース)に
お申込みいただいた方は、体験レッスン受講料を500円キャッシュバック!
◆時間 10:00~12:00
◆日程
2月28日(水) 残席2名
※ご都合が合わない方は、気軽にご相談ください。
◆対面レッスン
《注意事項》
*自宅教室の為、女性限定、少人数制レッスンとさせていただきます。
*安全面を考慮し、お子様連れのレッスンは行っておりません。
*感染症対策の為、マスクの着用、手洗い・消毒、ご自宅での検温にご協力をお願いいたします。
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麹生活マイスター 鈴木英里