Nusantara都市計画と15分の1インドネシア博物館 | sehari-hari~ジャカルタ生活日記と日本のインドネシアネタ

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2017年4月~インドネシアのジャカルタへ

ジャカルタのいろいろな情報話題を日記として記録→2022年8月に本帰国しましたが、
2023年9月から再度ジャカルタ生活へ

タマンミニに行って、

どこを見るか?

どこを目指すか?

という話(1日で全部回るのは無理なんで)


もっと早く行っとけば良かったー!

と思ったくらい良かったのでおすすめしたタマンミニのインドネシア博物館

ASEAN会議に向けて一年間休館....

9月にリニューアルオープンしました。

中央のインフォメーションセンター入ってすぐにあるのでわかりやすい

んで、ここは歩くのも苦じゃない

相変わらず外観荘厳、威厳ある。

インドネシアの伝統楽器
一つ一つ説明がちゃんとついてて素晴らしい
ホモ・エレクトスの頭蓋骨
サンギラン17号
 サンギラン 17 または PV (ピテカントロプス Vii) と呼ばれる自骸骨の化石はタキミンとトウクロモという 2 人の若者によって 1969 年にサンギラン遺跡から発見されました。 
サンギラン 17 頭蓋骨は、東南アジアにおいて最も完全に近い頭蓋骨と顔面図です。(レプリカのはず)

これ国立博物館にも本物があったけど、いつもどこかに貸出?研究?で博物館にあるのを一瞬しか見たことがない


バティック
すごいきれいになった。
一階はバティック、楽器、民族衣装、人類進化の歴史までちょっとづつ...
ちょっとしかない

そして、企画展のスペースができ

今は11/30まで
(8/25〜となってますが、ここの正式オープンは9/1だったはず...)
マスクの裏側:
 インドネシアの仮面の裏のにある物語
チレボンのPanji物語
パンジの物語がインドネシアの各地域に広がったのは、パンジの物語の中には、社会のいろんな階層の人に容易に理解できる普遍的な価値観が含まれていることを示しています。
チレボンは、Tari Panca Wanda の仮面やワヤンゴレックなどのさまざまな伝統芸術を通じてパンジの物語を解釈する発展の中心地でした。
Topeng Panca Wandaダンスは、パンジ、サンバなど仮面をかぶった 5 人の人物が参加する仮面舞踊です。
16 世紀頃、イスラム教の教えを広めるための手段として仮面ダンスを利用しました。
イスラム教の教えに基づく宗教的および哲学的価値観が、登場人物やダンスの動きに注意深く組み込まれています。
(キャプションより)
これ以外にもインドネシア各地の仮面(Topeng)が集められています

世界無形文化遺産となっているピニシ船の紹介もちゃんとあります。

2階はインドネシア各地の織物のフロア
ここは見ごたえあります。
バリのEndek
伝統的な衣服として使われる手織りの生地は、日常着やユニフォームとしても使われています。endek織はバリ民族の文化遺産であり、伝統文化表現の共同知的財産とされています。

繊維博物館よりも見やすい。
昔のヴィンテージと呼ばれるものではないですが、一枚づつ説明があってわかりやすい。
各地方に特色があるのもよくわかります。

前の博物館は3フロアにわたって展示物のボリュームも多かったけど、ちゃんとカテゴリーに別れてて、たくさんあるインドネシアの文化がわかりやすく紹介されていた


だからオススメだったのですが


見やすくなった反面、

展示品が前の15分の1くらいになってしまった!


三階にある生命の樹
これはそのまま残ってます
生命の木 「Hayat」とも呼ばれます。
生命の木は、空気、水、土、風、火の要素を含む宇宙の現れの象徴で、ハヤットの木自体が人類に命を与えるという意味を持っています。
生命の木に含まれるすべてのものは継続し、世代から世代へと生き、発展し続け、常に落ちたり壊れたり、成長したり消えたりします。
神話では、生命の木は常に緑色の葉を持ち、香りのよい美しい花が咲き、実を結び、枝には金と真珠の糸が付いていると描写されています。インドでは、ハヤットの木はカルパタルの木としても知られており、この木は神聖視されています。
インドネシア博物館のハヤットの木は、ワヤンのオープニング、場面転換、エンディングとして通常使用される山からインスピレーションを得ています。 8 つの翼/枝を持つ銅製のこの木は、高さ 8 メートル、幅 4 メートルです

まわりはガラッとかわり
カリマンタンに移転する首都
Ibu Kota Nusantaraの計画についての説明のフロア
ジョコウィは2024年8月17日にインドネシア独立式典をヌサンタラで開催したいので、州宮殿と大統領府は2024年7月の完成を目指している。
大統領官邸エリアの前には広場と式場があります。 
(予想図の上の方にある)
これニョマンさんのでっかいオブジェでもできるんかな?と思ったら
都市の完成図を見ると、これ自体が宮殿の一部のようで、ここに模型が展示されています。

Ibu Kota Nusantara宮殿エリアの設計に携わっているのが
7月の段階で、州宮殿、大統領府や重要国家施設の配置など、一部の開発は計画よりも早く進んでいるとあります。

首都ヌサンタラのロゴ
テーマは❮生命の樹❯Tree of Life(ハヤット)
生命の源を意味し、根▪茎▪花の3つの部分で構成されています。
▶下の5本の根は、国家の基礎として"パンチャシラ5原則“をあらわしています
▶中央の7本の茎は、世界の7大陸とインドネシアにある大きな島の数
水の流れのような茎と根に入った細い筋は、海を国家間のつながりとして捉え、海と川が道として繋がっている海洋国家であることを表しています
▶上部の17枚の花びらがついた丸い花は、主権国家としての永遠の独立を表しています
○ロゴの形状の基礎は、防衛の象徴としてカリマンタン島ダヤック族の(Talawang)盾の六角形のシルエットから取られています。

これだ!
これがあるからリニューアルしたのに三階の生命の樹はそのまま残したんだわきっと

展示品が15分の1になったからかな?と思ってましたが、おそらくヌサンタラへの理解と周知のために入館料が無料になった!

ヌサンタラと織物は中にはいって見る価値ありです。

国立博物館も火事のあとまだ開きそうにないし、12月までファタヒラ広場周りの博物館3つは工事のため休館だし

ジャカルタの博物館、美術館は月曜日休みですが、インドネシア博物館は月曜日も開いてます

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