もっと早く行っとけば良かった!インドネシア博物館 | sehari-hari~ジャカルタ生活日記と日本のインドネシアネタ

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2017年4月~インドネシアのジャカルタへ

ジャカルタのいろいろな情報話題を日記として記録→2022年8月に本帰国しましたが、
2023年9月から再度ジャカルタ生活へ

ジャカルタにある国立博物館Museum Nationalとは別の所の話。


Museum Indonesia インドネシア博物館


現在週末のナンバー規制の対象になっているジャカルタの観光地

Taman Mini Indonesia Indah ❮TMII ❯

このタマンミニの中には、各エリアのパビリオン以外にも博物館がいろいろあって、今まで割とよくタマンミニには行ってる方だと思うけど、

タマンミニはトイレと食事に困る問題があり、いつも目当てのとこだけ行って終わりというパターンがほとんど

(主にバリ館とジョグジャ館)


インドネシア博物館は割りと入ってすぐのところにあるので、通りすぎるだけでした。

バリ風の建物ですが、バリ館より立派!!

インドネシア博物館は、スハルト大統領による「インドネシアインダ」ミニパークの5周年に合わせて1980年にスハルト大統領夫人の発案で建てられました。
 
(説明によると...)
人間の幸福の3つの源、
▪人間と人間との関係
▪人間と環境
▪人間と神との関係
があることを説明しているTri Hita Kiranaの哲学がもとになっている三階建ての博物館です。


 3つのテーマに分かれたコレクションを展示する常設展示場で、
 1階は、インドネシア建国のスローガンであるBhinneka Tunggal Ika(多様性の中の統一)がテーマで、国内の民族別の伝統衣装やブライダル衣装を展示してあります

33の州の伝統的な衣装とブライダル衣装が揃って展示され、所有するブライダル服と民族衣装のコレクションは、インドネシア、さらには世界の美術館が所有する中で最も完全なコレクションです。 

伝統的な衣装とブライダル衣装の多様性の展示は、宗教、衣服、芸術、習慣の両方の観点から、インドネシアの人々の文化的多様性を反映しています。
各地域のパビリオンにも衣装の展示はありますが、まとまって見られるし状態も良いので見比べられていい。

このフロアには、他にガムランやワヤンのいろんな種類、バリダンスの衣装や、ワヤンクリット上演時の再現ジオラマや伝統楽器も展示されています。


2階は人間と環境をテーマに、住宅、礼拝堂、納屋などの伝統的な家屋の形で表現された周辺環境から影響を受けた特徴のある文化を展示しています。 
これらの建物は、低地、樹木、川などの風景などの環境条件に適応します。
 
 展示されている文化財や生計道具には、釣り道具、狩猟採集道具、農具など
7か月の挨拶(mitoni)、地下儀式、割礼儀式、切断儀式、Datukの戴冠式など、ジオラマの形でライフサイクル儀式が展示されてます。 

3階は芸術作品や新作を展示するアートやクラフトをテーマにしています。
ソンケット、織り物、バティックなどのさまざまな生地など、新しい芸術作品や作品を展示するアート&クラフトをテーマにした展示会場です。 

また、銀、真ちゅう、銅などの金属素材を使ったさまざまな地域別の手工芸品や、バリ、トラジャ、アスマットからの彫刻もあります。
地域別や種類別にまとまってて、本当に見やすい。
ちゃんと説明とか、展示物の名前負けもついてるし...

ワヤン上演に出てくるグヌンガン【生命の木 Tree of Life】の立体オブジェは、高さ8メートル、幅4メートルの大きなもので、空気、水、火の要素を含む宇宙のシンボルを表しています。
  3階に配置することで、展覧会のテーマ全体に関する一連の物語も締めくくられます。

インドネシアの地図に各地域の特徴的を描きこんだ壁面
【Citra Indonesia】
インドネシアのイメージは、群島の多様な自然と文化の豊かさを全体で表現したものです。 
絵の左側にある鷲は上界の象徴であり、空、雲、光の要素を際立たせる白っぽい色で、天空神と呼ばれています。 絵の右側のドラゴンは、冥界のシンボルを示しており、水と地球の要素を強調する赤みがかった色で、通常は祖国というタイトルが付けられています。 
 2つの組み合わせは、対立する要素間のバランスを見つけるための自然の動きを象徴していますが、分離することはできません。

 古いものではないですが、建物内の壁のレリーフや彫刻、建物まわりの石像とか見ごたえあります。

インドネシアに来て地域別の違いなどわからない時期にタマンミニに来た場合、地方ごとのパビリオンに行ってもいまいちよくわからなかったりしますが、この博物館見るだけでも充分かも

考古学的なものとか、海外に貸し出されるような発掘品などは無さそうですが、今のインドネシアにある文化や風習などわかりやすくまとまってると思います。

インドネシア博物館にはいるには、タマンミニの入場料と別に入館料が必要です。
ジャカルタは博物館、美術館は月曜日が休館日なのですが、ここは月曜日も開いてます。

なんでもっと早く入ってみなかったんやろー

今はタマンミニ内の施設も全てが再開したわけではありません。
常にどっかは工事してましたが、コロナ禍で長期間閉まってましたし、タマンミニ自体はあきましたが、大きな博物館系は屋内なのもあるのか閉まったままのとこが多い。

人が集まるのを防ぐため金~日は偶数奇数制もあるし(ここは11月に来た時には、そんなに守られてはなかったけど抑止力にはなっていて土日の混雑はなかった)
以前ほど人はいない。

タマンミニのどこ見ていいか、いまいちわからん...ということもあると思うけど、インドネシア博物館けっこうオススメです

Museum Indonesia
Taman mini の中


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