映画とネコと、私の好きなもの。 -19ページ目

「クレイジーラブ」でまさかの、、、

巷で話題になっている

「ジョンニョン スター誕生」

私も見てますよ〜

 

でも、週末2話ずつの配信なので、ウイークデイは見れない。

そんなわけで、

休眠中だった「クレイジーラブ」に再挑戦。

 

実はこれ、ハジュン(仕事でちょい絡み中)が出ているので、

1ヶ月以上前にお気に入りリストに入れてたんだわ。

で、見始めたけど、

大して、面白くなくてね、、

そのまま、脱落の予感だったが、

 

なんとなく、時間繋ぎにまた見始めたら、

な〜んとなく、次回が気になり、

回を重ねるごとに、

気になり、気になり、、

 

 

気がついたら、

 

なんと!

 

10年以上ぶりで、キム・ジェウクにフォーカス!

 

彼に胸キュン!ウインク

 

えーーー、私、どうした〜!?ガーンガーンガーン

 

 

 

なんですか!?このデンジャラスなムード!爆  笑

 

やばい!

やばいっしょ!?

 

心臓に悪いわあ〜

 

ストーリーは後半になるにつれて、

韓流あるあるで、

もう、予定調和な展開なんだけど、

 

そんなこたあ、どうでもよい!

キム・ジェウク様を拝めれば、よい!

 

と、私のこの気持ちの豹変ぶりに

自分自身も、信じられない!

 

しかも、

 

気がついたら、youtubeで、彼の動画を探しまくる!

それを繰り返してるので、

youtube開けば、

もうホーム画面にジェウクさまがスタンバイしてる!

 

でもって、ジェウクといえば、

私の中では、「コーヒープリンス1号店」であり、

「アンティーク西洋骨董洋菓子店」。

 

若い頃の彼しか、知らない。

最近のドラマ、全然認識してなかったし、惹かれてもいなかった。

大体、若い頃の彼も、「ステキ!」とは感じていたけど、

ドキドキするほどにときめいたりはなかったわ。

 

なので、今回は、自分にビックリ、というわけなのでした〜爆  笑爆  笑

 

 

「クレイジーラブ」見終わって、

 

すぐに、「アンティーク」再見!

 

チュ・ジフンものですからね、

当然、DVD、持ってますよ!

 

 

 

ジェウク、この中では、

高校時代にジフニに片想いしていた冴えない男子だったけど、

その後、”魔性のゲイ”に豹変した、という役柄!

ここでも、危険で色っぽい魅力全開で、ジフニといい勝負!

 

 

しかも、この2人、

実生活でも親友なぐらい、仲よかったですよね。

ジフニとジェウクが一緒に韓国料理店に行ったり、

飲み屋に行ったりのクリップが入っている

DVDも持ってるし。

 

今、2人の関係、どうなのか?

ジフニは最近では

ハ・ジョンウとか、チョン・ウソンとか大物たちに気に入られてて、

そういう方々との親交はよく記事に上がっていたり、

バラエティ番組でも語っていたりするが、

ジェウクとのことはさっぱり。

 

ちゃんと友情が繋がっていることを望むわ。

 

ま、そんなわけで、

「ジョンニョン」繋ぎどころか、

こっちが本流になってしまったというオハナシですが、

 

「ジョンニョン」、こっちも気になるし。

(ちょっと大時代的な内容に、ときどき付いていけないんですが)

 

ジェウクのことも気になるので、

また、何かを漁りそうですっ!

 

(ディズニープラスでは、他は何も見れないっすショボーン

 

(Netflix復活させる〜?)

 

 

 

 

 

 

 

 

映画と映画音楽の関係。

 

「ゴッドファーザー」シリーズについて、あれこれ書きながら、

重要な要であった「音楽」についてあまり書いてないな、

と思っていたところに、

 

 

ちょうどディズニープラスで配信が始まった

「ジョン・ウィリアムズ 伝説の映画音楽」

を観る機会を得て。

 

 

こういうドキュメンタリーは堪らないですね〜!

本当に素晴らしかった!

 

この中でも語られているが、

音楽なしの映画は、まだ映画として半分で、

音楽がついて初めて、映画になる。

まさに、その通り!

 

ジョン・ウィリアムズ。

 

誰もが知っている「スター・ウォーズ」のテーマ音楽から、

「未知との遭遇」

「E.T.」

「JAWSジョーズ」

「ジュラシック・パーク」シリーズ

「ハリー・ポッター」シリーズ

「インディ・ジョーンズ」シリーズ

「スーパーマン」

他、数えきれない映画音楽を担当。

その彼の足跡を辿る作品で、

とにかく、見応えたっぷり!

どのようにして作曲したのか、

その前後について、

スピルバーグやルーカス、JJエイブラムス、

コールドプレイのクリス・マーティンなども登場して、

(コールドプレイの舞台上のテーマ曲って、「E.T.」の音楽だったのね!)

もちろん、ウィリアムズ自身も、その舞台裏を語ってくれる。

 

それと同時に、彼が映画音楽を手がけるようになった頃って、

すでにベテラン時代で、

テレビ、映画でピアニストとして活躍していた、ことなども語られる。

(「シャレード」「ウエストサイド物語」など多くの作品に参加)

 

彼が手がけてきた数々の作品の中でも、

さまざまな意見が飛びかうに違いないが、

私的には、「シンドラーのリスト」が最高の作品だと思っている。

 

このドキュメンタリーの中でも当然、登場する。

 

最初に、できあがっているフィルムを見たジョンは、

あまりに重い内容に圧倒され、うちのめされて、

音楽を載せることに自信がなかったという。

しかし、仮の音楽をようやく作曲して、

それをスピルバーグと妻のケイト・キャプショーに聴かせるということで、

ジョンの住まいを2人が訪れたと。

そこでジョンがピアノで聴き始めるや、

ケイトは涙を流し、スピルバーグも泣き、ジョンも泣いたという。

 

さらに、イツァーク・パールマンに演奏を依頼したという話の裏側など、

パールマンも登場して、語ってくれる。

 

このテーマ音楽は、

最初の出だしで、一瞬にして、聴く人の心を掴む。

こんなにも繊細で人の心に訴えかける旋律はほかにない。

音楽が言葉以上の力をもつことができるという、

最高の実例ではないかと。

 

 

他にも、

「スターウォーズ」の作曲の裏話を

ジョージ・ルーカスが語ってくれるところも

ワクワクする楽しさ!

ロンドンフィルの演奏で、

ジョン自身が指揮してお披露目したときのことなど、

その場にいる人たちがいかにエキサイトしたか、ここも見どころ。

まあ、確かに、彼はこの音楽を生み出したことで、

映画音楽界のレジェンドになったと思う。

 

さらに、

「JAWS」での、

ダダ!ダダ!というサウンドがどれだけ斬新で、

どれだけサメの恐怖感を煽ったか、

この発想にどれだけ驚いたか、という

スピルバーグのコメントも。

 

ジョンは、電子音楽はまず使わず

(「ミュンヘン」でシンセサイダーをちょっとだけ使ったとか)

いつも、オーケストラで演奏する。

生の人間たちが奏でる音こそに意味があるのだ。

これって、実に素晴らしいことで、

彼の手法を受け継いでくれる映画音楽の作曲家が増えてくれることを望むわ!

 

 

 

それでもって、

「ゴッドファーザー」の音楽について、

戻るんですが、、、

 

もう今では古典となっている

「愛のテーマ」(ニーノ・ロータ作曲)はもちろん、

「パート2」での、若きドンの時代を彩る音楽は特に抒情的で美しく、

「パート3」での、全編を盛り上げる音楽の数々も印象に残っている。

このシリーズはすべて、

音楽が重要な役割を果たしていて、

哀愁に満ちた美しい旋律が、

壮大なストーリーをさらにエモーショナルに盛り上げてくれる。

 

裏話としては、

コッポラも製作のアルバート・ラディも、

この映画は、シチリア人が主人公なんだから、

音楽はイタリア人が手がけるべきと考え、

ニーノ・ロータを口説いたという経緯があったらしい。

実際には、彼だけでなく、

コッポラの父カーマイン・コッポラも作曲に参加しており、

「パート2」のときにロータとコッポラ2人でアカデミー賞音楽賞を受賞した。

 

 

「ゴッドファーザー」の音楽については、

過去の下記事にもありますので、

(聴くだけで心に沁みる映画音楽)

また、そのほか、過去にいろいろと企画をあげてますので、

お時間があるときに、

そちらも覗いてみてね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゴッドファーザー」3部作その3

「ゴッドファーザーPARTⅢ」は、パート2 の後、16年も経ってから作られた。

(1990)

 

公開当時は、前2作ほどの高評価はなく、

特にマイケルの娘メアリーを演じたソフィア・コッポラに対しては、

その年のラジー賞が贈られたほど、さんざんなものだった。

 

私はリアルタイムで見たが、

確かにマイケルの甥ビンセントと恋に落ちるソフィアの演技が硬くて

不自然な感じもしたし、

2人がニョッキを作るシーンなど、

かなり失笑ものだと感じていた。

 

 

ところがですねーー

 

何年か経ってから見直すと、

 

あら、驚き!

 

この作品の本当の素晴らしさにようやく気がつき、

 

おお、これはもしかして、

3作品中、最もエキサイティングにして、

最もロマンティックな名作ではないか!

と思うに至ったのだった。

 

ソフィアの演技だって、

初めて恋に落ちた少女の初々しさって、あんなもんじゃない?

て、むしろ、擁護したくなったし、全く違和感なく見られるようになった。

 

 

本作でのマイケルは非合法の家業から手を引こうと努力。

老境に至った彼にとって、

兄フレドを殺めてしまったことが後を引いていて、

懺悔の気持ちとともに、バチカンにまで手を伸ばす。

 

本作でのキーパーソンは、

ソニーの私生児ビンセント(アンディ・ガルシア)。

上記に紹介したように、

マイケルの娘メアリーと、従兄妹同士の恋が展開。

やがて、マイケルの後を受け、ドンの地位に上りつめる。

 

本作では、そのビンセントの動きとともに、

他のファミリーとの軋轢、バチカンのローマ法皇との関係、

そして、マイケルと別れた妻ケイとの交流、

等々が、めまぐるしく描かれて、

もう一瞬も目を離せない!

 

ケイとマイケルの場面も、これまでで一番ロマンティック。

 

病気が重くなって、気弱になっているマイケルにとって、

ケイの存在はやはり癒しであり、救いでもあり。

ケイは、復縁は絶対に拒絶しながらも、

シチリアでは、2人の気持ちが近づいて、

マフィア映画であることを忘れさせる場面もあった。

 

しかし、ダイアン・キートンって、

なんでこんなにファッションセンスがいいの?

実生活でも、彼らは長い恋愛生活を経験。

彼が他の女性に鞍替えしても、彼女はアルのこと愛し続けて、

もう35年?以上、他の人とデートしたことないって言ってたし、

世界で最もセクシーな男性はアルだと、

エレン・デジェネレス・ショーで告白していたわね。

 

 

あ、トリビアネタは後でまとめるつもりだったのに、

つい、筆がすべりました、、爆  笑爆  笑

 

 

 

クライマックスでは

シリーズお約束の同時進行殺人が、シリーズ史上最も凝った構成で進行!

 

シチリアで、マイケルとケイの息子アンソニーがオペラ歌手としてデビュー。

歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(マスカーニ作曲)の舞台が幕を開ける。

舞台上で緊迫感たっぷりのストーリーが展開する中、

劇場内、観客席でも、殺人が同時進行。

もちろん、外でも、邪魔者を排除、というか、

今回は、ビンセントの命令により、情け容赦ない粛清が下される。

まさに、三つ巴、四つ巴、の殺人劇で、

これらすべてが、オペラの旋律をバックに展開。

息をのむほどの荘厳なカメラワークに目を奪われ、

コッポラ演出の凝りに凝った素晴らしさに、言葉を失う。

 

 

殺人劇はそれで終わったのではなかった。

 

観客席でマイケルを狙った刺客は、殺害に失敗、

劇がはねた後、帰路につこうとするマイケルたち一行を狙う。

オペラの興奮と、息子の晴れやかな成功、

幸せに酔うコルレオーネ一家を思いがけぬ悲劇が襲う。

マイケルを狙った銃が、誤ってメアリーを撃ち抜くのだ!

 

 

 

オペラ劇場の外、階段の上で繰り広げられる悲劇、

最愛の娘を奪われたマイケルは泣き叫びながら天を仰ぎ、、

人々の号泣、慟哭は音楽にかき消されていく。

背後に流れるのは、「カヴァレリア〜」の有名な間奏曲。

この悲しみに満ちた美しい曲が、

この場面を、荘厳な、稀に見る感動で盛り上げる。

(この曲は、「レイジングブル」のオープニングにも登場した名曲!)

これぞ、本作最高の名場面!

 

マイケルの数々の罪は、

最愛の娘が天に召されることで、

最も残酷なかたちで彼に巡ってきたのか。

因果応報とはこのことだけど、

あまりにも悲惨で、悲しい顛末。

 

ラストシーン。

死を迎えようとしているマイケルの脳裏に、

幸せな瞬間が走馬灯のように駆け巡る。

 

 

 

 

1人の男の人生ーー

マフィアのファミリーに生まれ、

家業に嫌悪感を抱きながら、

避けられない宿命で、ドンの地位を引き継ぎ、

それゆえに、どんどん冷酷に孤独になっていった男の、

壮絶すぎる一生がこうして終わる。

 

3部作で、描かれたマイケル・コルレオーネとその家族の物語。

映画が描き尽くせる、最高の興奮と感動。

映画史に輝く最高の名作だ、と今更にして感じ入ったのだった。

 

 

 

で、以下は、役者たちについてちょっとーー

 

3作に連続出演しているコニーを演じたタリア・シャイアは、コッポラの妹。

 

1作目では、あまり魅力的でなかった女性だったが、

次第に、このファミリーで生きる覚悟に目覚め、

本作では、極道の女親分といった風情!

凄みが格別、カリスマが全開してて、こんな人が目の前に現れたら、身がすくみそう!

しかも、彼女、

この映画の撮影と「ロッキー5」がほとんど被ってるのよ。

あっちは、下町のおかみさんだもんね!

全く別人!役者ってすごい!

 

 

今回、ファミリーの相談役トム・ヘイゲンは亡くなったことになっているけど、

ロバート・デュヴァルがギャラに不満で出演しなかったそうな。

デュバルに関しては、以前、ブログで語ってますので、

そちらもよかったら覗いてみて!

 

 

 

 

それで、今回、トム・ヘイゲンに変わる相談役を演じていたのが、

なんと、ジョージ・ハミルトン!

(↑これはパンフレットから)

 

彼は、若い頃、映画雑誌のグラビアを飾るハンサムスターで、

日本でも「ボーイハント」(1960)が公開されたころは、人気上昇。

でも、その後は俳優というより、ゴシップネタで世間を騒がせていたわね。

↓これは若い頃です。

 

 

あと、もう1人、意外なキャスティング。

バチカンで会計士やってて、最後、ビンセントに殺されるのは、

ヘルムート・バーガー。

 

若い頃、ルキノ・ヴィスコンティに愛され、

「ルートヴィッヒ」「地獄に堕ちた勇者ども」などに出演していた。

こんなに美しかったのに、、、

 

言われなきゃ、わからない変貌ぶり!

 

 

あと、こちら、本当にちょい役だけど、

ケイの現在の夫役で、短い出演シーンに登場したのは、

ブレッド・ハルゼイといって、

その昔、テレビで活躍した人なの。

 

かつて日テレでオンエアしていた

「フォロー・ザ・サン」というシリーズでレギュラーを務めていた。

ハワイを舞台にミステリーが展開、男三人組が活躍するドラマ。

毎週、見ていたので、

この映画に出ていた彼、あとで調べて、ええ、ブレッド・ハルゼイだったの?

って、ちょっと驚いた。

多分、驚いたのって、私ぐらいかもね。

それぐらい、

こんな大昔のドラマを覚えている方は少ないのではと思うわ。

しかし、コッポラ、

「パート2」では、トロイ・ドナヒューを起用していたし、

なんか、そのへん、タランティーノではないけど、

懐かしの俳優たちを揃えるのも、趣味のひとつか、と勘ぐっちゃいますよね。

 

 

 

ま、そんなわけで、

1作目から続けてきた、この三部作の感想、終わります〜!

 

 

長文、お付き合いいただき、ありがとうございました〜!

 

 

 

 

 

 

 

「ゴッドファーザー」3部作その2

仕事とプライベートが忙しすぎて、

なかなかブログに行きつかない。

 

いろいろと、ありまして、、、ショボーン

 

仕切り直して、

はい、パート2、行きましょう。


 

「The Offer」には、パート2を作ろう!というところまでしか出てこないし、

1作目のプロデューサーのアル・ラディは、すでにほかの映画に興味を示しており、

(それがバート・レイノルズ主演「ロンゲスト・ヤード」!)

よってパート2のプロデューサーはコッポラ自身(と、あと2人)

 

 

パート2が作られたのは、

1作目から2年後、1974年。

 

ファミリーのトップになったマイケルと

彼の父で、アメリカに移民としてやってきた若きドン・コルレオーネの足跡が、

交互に描かれて、最後のクライマックスへと繋がっていく。

 

1作目を上回る壮大なスケールで描かれる。

この作品に類稀な格調をもたらしたのは、

特に若きドンのシーン。

すべてがセピア調の色彩、絵画のように美しく、

壮大なストーリーが綴られていく。

 

 

生まれ故郷シチリアで両親、兄を殺され、天涯孤独な身となったヴィトー。

たった1人でアメリカに渡ってくる。

 

移民たちが、初めて自由の女神を見るシーンが、

まさに、「拝む!」と言いたくなる、神々しい映像。

音楽の素晴らしさとともに、

一生忘れられない名場面となっている。

 

そして、大人になったヴィトーが、街の顔役ファヌッチを殺す場面。

 

ロバート・デニーロがただものでないカリスマを発揮して、

スクリーンを完全支配!

これぞ、映画史に燦然と輝く金字塔的名場面!

当時無名に等しかったデニーロだが、

いきなりオスカーの助演男優賞を受賞。その後は、もう名優街道をまっしぐら!

 

一方のマイケルは、

ドンとして上り詰めるほどに、孤独にさいなまれて、

妻ケイも去り、

自分を裏切った兄フレドにも制裁を下す。。

(しかし、このことはその後の彼の人生にずっと付き纏う、、、)

 

思い浮かぶのは、

まだ彼が初だった若い頃。

兄弟たちが父ドンの誕生日に集まる場面がラストに。

 

ここは、マーロン・ブランドが出演を蹴ったことを逆手にとって、

玄関で父にサプライズを仕掛けているのを

マイケルが1人で聴いているという場面に急遽変更された。

 

 

どんどん非情になっていく男のどうにもならない寂しさ、

アル・パチーノ独壇場の名演技だった。。

 

彼はこの演技にのめりこみすぎて、

ドミニカでのロケ中に倒れて病院に運ばれたとか。

 

しかし、彼はこれでもオスカーを逃し、

結局6度目のノミネートとなる「セント・オブ・ウーマン」(1992)で、

念願の受賞を果たすのよね。

 

ちなみに、1作目はアカデミー賞3部門を受賞。

この続編は6部門に輝いている。

1作目と2作目が作品賞を獲得したのは、映画史でこの作品群のみ。

 

 

トリビアネタだけどーー

コニーの恋人役で出てきたのは、

かつて人気スターとして隆盛を誇ったトロイ・ドナヒュー。

 

マイケルにも邪険にされる役で、なんか、哀れだった。

こんな役でも出ないといけないぐらい、お金に困っていたのだろうか。

彼はこの後も注目されず、2001年に69歳で亡くなっている。

 

 

 

次、パート3は次回にーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゴッドファーザー」3部作その1

いつかは書きたいと思っていた、この3部作について。
 
今回、「The Offer」を見た後に、久しぶりに見て、
やっぱり、別格の名作だなあと再確認。

 

お若い方々はリアルタイムで見ていないと思うけど、

映画好きなら一度は見てほしい、素晴らしい名作ですよ〜!
 
こういうものを作れるから、映画ってすごい。


すべてが、圧巻。
演出、役者の演技、映像、音楽、どれをとっても完璧。

全編を貫く格調の高さといったら!
 
ここには、人間のすべて、人生のすべてがある。
愛と憎しみ、神、宗教、死、喪失、罪と赦し、
家族の愛、家族の絆、家族の断絶、家族の別れ、
生きる喜び、生きる悲しさ、切なさ、絶望と希望。
人間の強さ、人間の脆さ、そして優しさ。
 
マフィアのファミリーという狭い空間だけでなく、
我々すべてに通じる普遍的な意味合いを持って描かれているので、
観客は、そのストーリーのどこかしらに自分の体験を映しとったり、
共感したり、涙したりすることができる。
 
どの作品も、あふれるほどの名場面が観客を虜にした。

 

マフィアのファミリーの長であるドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の一家について、大河ドラマのように描かれてきた3部作。

1作目(1972)では、

父親と、その三人の息子たち、特に父が格別愛していた末っ子マイケル(アル・パチーノ)が、軍人からいかにして「覚醒」し、マフィアのドンになっていくかを辿る。

父と三人のこども、その出発点から悲劇が生まれていく。

まさにシェークスピアの「リア王」マフィア版みたいな感じ。

 

マイケルは、父ドンが敵方ファミリーの陰謀で狙撃されたことから、

短気で血の気の多い兄ソニー(ジェームズ・カーン)や

弱いだけの兄フレド(ジョン・カザール)にファミリーを任せられず、

覚悟を決めて、敵を消すことを決意。

最初は、兄たちからこどもの遊びじゃないと一笑にふされるものの、彼の真剣さに皆も同調。

こうして、生まれた名場面。

敵方ソロッツオと悪徳警官マクラスキーに銃弾を浴びせるシーン。

 

 

このマイケルの表情の変化、アル・パチーノ渾身の演技!

 

このシーン、「The Offer」にも登場するが、

アル・パチーノが地味すぎると考えたか、

彼の起用に反対するパラマウント上層部に彼の実力を示すため、

前倒しで撮影されたもの。

しかし、今ではそんなこと信じられないぐらい、

まさに本編の白眉ともいえる名場面だと思う。

 

この後、ほとぼりが冷めるまで、シシリーに隠れ、そこで結婚するも、

花嫁は間もなく、マイケルを狙った陰謀で爆死。

マイケルはその後、アメリカに戻って、かつて恋人だったケイと結婚。

 

(ついでに、この作品からパチーノとダイアン・キートンの愛情関係が始まった〜)

 

こうしてファミリーの長となったマイケルを父ドンは老体で支え続け、、、

 

ついに病で亡くなった後、大々的に葬儀が執り行われる。

 

その席でのマイケル。

どうよ、この横顔!

カリスマ全開!正真正銘、ドンの顔に!

 

まだファミリーの仕事に反発していた若者が、

次第にファミリーの仕事に手を染め、

深みにハマっていくうちに顔がどんどん変わっていく。

それをアル・パチーノは完璧に演じてみせた。

反対されても彼にこだわったコッポラの慧眼が確かであったことは証明されたのだ。

 

 

 

そして、コニーの赤ん坊の洗礼式。

(生まれて間もないソフィア・コッポラのスクリーンデビュー)

 

マイケルは、この洗礼式と同時に

敵方のファミリー、バルジーニ、タッタリアを始め、すべてを根絶!

自分たちを裏切った人間たちへ制裁を下すため、

残酷なまでの殺人を同時進行させる!

 

荘厳なオルガン音楽で展開するこのシークエンスは、

まさに本シリーズの醍醐味で、

以後、この複数殺人同時進行がこのシリーズの定番となった。

 

そしてーー

ラストシーン。

 

妻ケイの目に映ったのは、

マイケルをドンと呼び、その手に口づけをする部下たちの姿。

殺人を犯しながら、妻に平然と「殺してない」と嘘をつく夫。

 

今後、2人の間がどうなるのか、そして、

この新しいドンはファミリーをどのように牽引していくのか、

観客に深い余韻を残したまま、エンドマークを迎える。

 

1作目を撮影中は続編のことはまだ企画に上がってなかったが、

異例の大ヒットを受けて、すぐにコッポラとプーゾが続編を準備。

これまた、異例の

「続編が1作目を上回る出来!」という新たなレジェンドを実現させることに。

 

 

しかし〜、1作だけで力尽きたわ〜

 

 

パート2は次回に。

 

 

しかし、1作目も、

何度見ても面白いし、新しい発見があるし、

ほんと、映画の鑑、みたいな傑作ですね。

 

ちなみに本作は、imdb(internet movie data base)で9.2の評価。

「ショーシャンクの空に」の9.3に次ぐ高評価かと。

それ以上の数字があるのか、しばらくリサーチしてないのでわからないですが、、。