先日、親しくさせていただいてる方とお話ししていて
ふと思い出したことがありました。
私は命式を見ると画像が浮かびます。
ある方は物が見え、
ある方は風景が見え、
またある方は人物が見えます。
鑑定をはじめた頃はこのような見方はしていませんでした。
この見え方のきっかけは私の小さな嫉妬と憧れでした。
私が占いのスクールに通っていたころ
先輩鑑定士さんの郵送鑑定の鑑定書がとても素敵で憧れました。
その鑑定士さんは私と違い性質を持っている方で、
私が思いつかないかわいらしい鑑定書に
嫉妬と羨望の混ざった、とても複雑な心境になりました。
私だけの鑑定書ってできないんだろうか?
でも私には絵は描けない。デザインもできない。
そこで思いついたのが「色」でした。
色だったら何かを描くこともデザインすることもない。
その方の命式を色で表現したらどうだろう?と思ったのです。
その方の命式を表現するのはどんな色だろう。
何日も何日も同じ命式を見つめ続けていました。
あなたの持つ物語はなんだろう?
あなたがこの世に持ってきたものはなんだろう?
ひとりの人の命式だけをずっと見つめ続けたときに
ふっと、色ではなく風景が見えました。
私はそれを色に変換して、鑑定書の表紙にしてみようと思いました。
人が持って生まれた才能や得意不得意、好き嫌いを表すのは
通変星になります。
※自分がどの星を持っているかはこちらの無料命式作成サイトから。
通変星で感性やセンスを表すとされるのは遊び心の星(食神・傷官)
教科書的にはこの星を持つ方は感覚的な分野にご縁が深いとされています。
(持ってない=センスがないではありません。命式はそんなに単純なものではないです)
<遊び心の星について>
私は通変星に遊び心の星を持っていません。
なので表現することにコンプレックスがあります。
なので、長いこと表現は苦手だと思ってきました。
この頭の中にあるものをどうやったら形にできるのか、
いつもそればかり考えていました。
私は十二運星の病を持っています。
十二運星は個性や性格などその方の在り方を表す部分。
病は妄想や空想が好きで
いつも何かを想像している表現者の星。
想像を表現するという在り方の星が
私に表現するという在り方のヒントを教えてくれました。
様々な形で、私は自分の表現を追求してきました。
100パーセント満足する日は、きっと来ません。
それでも私は自分だけの世界を求め続けていくのだと思います。
メニューの変更をしたとき
2時間のコースにつけていたオリジナルの鑑定書をやめました。
私が思う理想には永遠に届かないと思ったから。
けれども、新しく違ったものとしてお届けすることができそうで
形になるのをとても楽しみにしています。
この2枚は私が撮影した写真。
これもある方の命式から見えた風景です。
命式から見える風景はどの方のものも等しく美しいのです。
自分がどんな風景を持っているのか知りたい方は
個人セッションにいらしてくださいね。
▶︎「今」を変えて未来を創る 財の運気を回す人生攻略セッション
<十二運星それぞれの記事はこちら>