四柱推命鑑定士の伊藤 恵利子です。
昨夜、フェイスブック上で盛り上がった
食神という星についての私の考察です。
「食」の「神」と書いて「食神(しょくじん)」
その名前から
「食べるに困らない」
と言われることもあるけれど
食神さんの本質はそこではないと思っています。
食神さんを一言で表したら?という質問に
私は「3歳児」と答えることが多いです。
食神さんのキーワードは
「五感、三大欲求、衣食住、楽しさ」
それを一言で表すなら
3歳児が自分の中で一番しっくりきます。
自分が3歳くらいだった頃を思い出したり、
周囲の子供を観察してみて欲しいのですが
3歳くらいの子供の世界は
毎日が新鮮で無邪気です。
周囲のこともわかってくるけど
まだまだ自分の興味に素直で純粋。
自分の全身という感覚器を使って世界を味わっています。
食神は「遊び心の星」に分類されます。
遊び心とは感性を意味します。
そんな食神さんの何かへの興味は
「思い入れ」なのだと思います。
寝るときにいじるタオルケットの肌ざわりであったり
目の前のダンゴムシであったり
晴れの日でも履きたい長靴とお気に入りの傘であったり
毎日でも食べたいスナック菓子であったり。
食事にこだわりがあっても
食神を持たない方は結構いらっしゃいます。
食神さんの食へのこだわりは
あくまでも自分の味覚に合うかどうか。
自分が好きならば
毎日ファーストフードでもいいのです。
食神さんが食べるに困らないのだとすれば、
それは好みを素直に表現できることと
素直に受け取ることができるからだと思います。
食神さんが喜んだら、周囲もうれしくなる。
だからまた、食神さんを喜ばせたくなる。
それが食に傾くのは
食が一番生きることに直結してるからです。
食神が1つお持ちの方と
2つ以上お持ちの方の違いは
思い入れの差です。
思い入れが大きくなる方もいらっしゃれば
深くなる方もいらっしゃいます。
子どもに当てはめるなら、
水たまりに入るのが好きなのが食神1つの方なら
傘を差し込んで研究しだしたり
全部の水たまりを制覇しなくては気が済まないのが
食神を2つ以上お持ちの方。
小さなお子さんがいらっしゃる方にはおなじみの
5分の道のりが30分になるアレです。
食神さんの世界はこんなふうに
とても鮮やかで美しいのです。
それは生きる力に直結しているのだと思います。