四柱推命では
「こつこつとしたことが得意な星」
がいくつかあります。
通変星(黄枠の部分)の比肩や
十二運星(青枠の部分)の墓が
それに当たります。
特に墓を持っている方は、この性質が強く出ます。
ご自身にあるか知りたい方はこちら
これらの星をお持ちの方は
・こつこつ続けること
・積み重ねること
が得意な性質を持っていますと
お話しすることが多いです。
けれども、これらの星をお持ちのお客様は
「こつこつとか積み重ねが苦手です」
とご回答されることが意外と多いのです。
一言で「こつこつ」「積み重ね」と言っても
人それぞれ違います。
同じことを続けるのが「こつこつ」という方もいらっしゃるし
長い期間続けることが「こつこつ」という方もいらっしゃいます。
また、他にお持ちの星の影響もあります。
たとえば同じ命式内に
食神、偏印、偏官、胎、沐浴がある方だと
「毎日同じことを同じように続ける」のはつらいと思います。
墓を持っている方の
「コツコツ」や「積み重ね」は
物事に対する集中力や熱中力
と言い換えられます。
「できることは当たり前すぎて自分では気づかない」と言われますが
物事に対する熱意や集中力が強いのは墓。
それが一番のキャッシュポイントでもあり
同時に一番の弱点でもあります。
自分が好きでやっていることや
自分が苦労せずにできること。
その中からあきらめずにできることを
自分のペースで行うこと。
それが墓を持つ人にとって
運命を切り開くための
何よりの切り札となります。
<参考記事>
<十二運星それぞれの記事はこちら>