百年厨房 村崎なぎこ著 小学館 2022年4月25日初版第1刷発行 県立図書館

 

3月9日、著者の新作がSNSで流れてきたので、まずは前作と思って宇都宮市立図書館のサイトを見たら、全14冊所蔵で予約総数102人。。。念の為県立図書館のサイトを見てみると、3冊所蔵(うち貸出可能は1冊)予約者0だったので、今回は県立図書館のを借りた。

 

3月10日 昼頃予約→夕方受取

3月21日 足利往復の電車で80%読了、帰宅後読了。

3月22日 アメーバブログメンテナンスで、ブログ書き込みできず

3月23日 県立図書館定期休館日

3月24日 返却。返却期限(予約有りで延長不可)

 

 

八幡山のドン

コスプレ大会・イン・大谷

 

作中のメニュー

冷やしコーヒー(牛乳瓶に入れたコーヒー。卵の殻+モカのコーヒー粉を潰して、大さじ2杯の冷水を加えてよく混ぜたあと火ににかけて冷蔵庫で冷まして、最後に柚子シロップを1滴)

壺飯

じんごろう焼き

源氏飯

チタケうどん

自家製れもんミルク

甘露梅

スガノさんのベーキャップル(焼きりんご) 単なる「焼きりんご」ではない「スガノさんのベーキャップル」。憧れの百貨店の大食堂で、お洒落格好したキレイな女給さんが運んでくれる。ベーキャップル。

いちご蜜の氷水

バンバ仲見世のミルクセーキ(バニラシェイク)

クリームコロッケ

柚煎り

 

 

宇都宮市大谷地区が舞台

 

ともに自治体職員の大輔と紫は3年前に、県の若手市町職員交流会で知り会い、集団討論で大輔が家は大谷で、かつては石材業の家だったと自己紹介したので、紫は度々調査名目で訪ねてくるようになった。

ある日、アヤがタイムスリップしてきた。ルナも連れてこられ、成り行きで紫も同居することに。

ルナを引き取り、家政婦を雇って、家庭教師も同居するという設定がヨシエによって近所に知れ渡っており、近所に挨拶に行ってもその旨を確認された。

12月下旬、ヨシエ婆がインフルエンザでうなされ、ベーキャップルを食べたいという。

 

石庭家 旧家で、家屋敷は大正初期に建設。総石造りの母屋(8畳が3室(奥座敷(元は母の部屋でいまはアヤが使う)、中座敷、大輔の部屋)、6畳が3室(座敷、中の間、玄関の間)、土間兼台所、20畳の大座敷)のほかに、長屋門と蔵が数棟あり、屋敷神のヤマ(15段の石段で高さ3m)。母屋は建築時は石屋根だったは昭和の初めに瓦屋根にした。厨房は別棟として正方形に近い蔵であったが、改築時に母屋に設置。梅、柿、かりん、ザクロ、栗、柚子と青果物の木も植えてある。ルナの754の祝で渋柿の「みょうたん」を植樹。

大正時代は石工の長屋があったが、現代では無く、陶器の便器と五右衛門風呂の一部が建屋の一部とともに残るのみ。

 

石庭大輔(いしばだいすけ) 32歳。隣接の桜沼市に情報専門職として採用。父母は大輔が15歳の時に交通事故死亡で、以後祖父に育てられ、祖父は大輔20の時に82歳で死去した。大輔自身捨て子で7歳(昭和60年5月)の時に里親として引き取られ石庭家に入った。公民館で班会議の時ネズミが出て失神したので、ネズミが大の苦手。

石庭虎雄(いしばとらお) 石材業を営んでいた大輔の祖父。15歳の時に県外(東京)からの石庭家に養子に入った(実父と養父が遠縁とのこと)。大正12年9月時点で23歳。

石庭真奈 大輔の妹で石庭夫婦の実子。

 大輔の父。県内からの婿養子

ユキ 大正時代の石庭家の女中頭、恰幅の良い40ぐらい。

おっか様 虎雄の養母にあたる。石工が厨房に食事を取りに来ると、土間がコッパまみれになると、家を立てた時にあえて厨房を独立させた。親父様死亡後に倒れる。

親父様  虎雄の養父(先代当主)。農業の傍ら石を掘っていたが、日露戦争後に会社化した。分相応な屋敷を建てる。虎雄を引き取って数年後に落盤事故で死亡。

 

サッちゃん  バンバの仲見世でかき氷屋さんを営む、甘露梅を知る。

菅野社長 40代、明神様の隣に百貨店建設。

アヤの弟 東京から避難してきて、文の招待を虎雄と大輔にぶちまける。

 

篠原紫(しのはらゆかり) 大輔と同じ32歳。宇都宮市立郷土博物館の民族担当学芸員。タカラジェンヌのような長身で美人だが音痴。大輔宅にアヤとルナが同居することになり、成り行きで一緒に同居することに。その後、園田ヨシエの養子となり、園田家を継ぐ。大輔のことは「大輔っち」と呼ぶ。アパート住まい。

 

園田ヨシエ  ヨシエ婆。現代では94歳だが、塀の上に登って隣家の会話に口を出せるほどエネルギッシュ。一人称は「オラ」。大正生まれで、大正12年時点で7歳、2019年では103歳。虎雄と約束しており、タイムスリップした大輔の帰りを見届けて逝く。

 ヨシエの母 柚子シロップを作るのがうまかった。石庭家の柚子を使ったほうがうまくいく。

関沢  今年の自治会長。大輔の父のキノコ取り仲間。

江戸川婆さん  班内。一人称は「ワタシ」

紗枝  江戸川婆さんの孫。ルナと同学年で後に友達に。犬(ラブちゃん)、ハムスター(ハム之介)を飼う。正月休みは家族でアメリカ旅行に行くほど裕福。

 

 

松島文(アヤ) 大正12年の石庭虎雄に使えていた女中。虎雄と同い年の23歳(明治33年11月14日生まれ)。関東大震災の揺れでタイムスリップ。

銀座のお屋敷、塩原温泉、果物屋で女中経験がある。化けこみとして女中として潜入して記事にしていた。大輔のことを「若旦那様」、紫を「ゆかりん様」「(文章内)紫の君」、ルナを「おルナ様」「(文章内)お月様」と呼ぶ。

 

石庭月(ルナ) 大輔の妹の子、7歳。

 

牧田英二(まきたえいじ) 妹の再婚相手。ルナを大輔に押し付けに来た。中年太り男。ルナが益子焼の茶碗を割ったことに激怒。

 

宮田係長  桜沼市IT管理課 大輔の直属の上司。

 八島課長  桜沼市IT管理課。

 

マリコ先生  大輔がいた「天の川児童養護園」の先生

 

嶋田章一  アヤの元夫。アヤ失踪後に、もともと付き合っていたツルと再婚。

 

猫の目を借りたい 槇あおい著 双葉社 2023年2月18日第1刷発行 南図書館所蔵

 

 

2月25日 新着一覧より予約

3月7日 回送中

3月9日受取、同日の散髪まち中に半分読了。

3月14日 読了。

 

叔父が入院したと藤澤市内の病院から連絡があり、叔父より飼い猫ユキの世話を頼まれる。

叔父は明言を避けていたが、入院中に霊となった人が訪問してきて。。。

 

 

登場人物

島村千鶴 イラストレーターだったが盗作の濡れ衣で大手出版社から切られて無職に。叔父が入院。母方の亡き祖父は校長先生をしていた。母は19歳の時に病死。

島村桔平(しまむらきっぺい) 63歳。高校の美術教師だった。重度の腎不全で入院したが、そのまま帰らぬ人に。

ユキ  白い猫で、霊がユキの身体を借りて、この世の人間と対話できる。時間は7回まばたきをする間。

林田岳男(はやしだたけお) 千鶴の実父。桔平の通夜には顔を出した。

 

高井戸重雄 桔平の隣人。犬・マロンを飼っている。毎朝庭でラジオ体操をする。大柄な達磨のような人。警察官を定年引退し、ずっと家にいる。脊柱管狭窄症で整形外科や鍼灸に通う。熟年離婚で今はマロンと一人と一匹暮らし。

瀬川  編集者。40代の中年オヤジ、人の言うことは聞かない。

 

 

飯田和夫 享年70。生前は弁護士で。事務所でくも膜下出血を発症し死亡した。白髪の男性。

飯田孝子 飯田の妻。近所に住んでいる。千鶴が和夫の身の上話をさっくりとラフ画にして、呼ぶ材料とした。

 

川本洋一 享年22。消防で殉職した。両親は事故で死んだと聞かされ、祖父に育てられた。消防士になる時に住民票を取得したついでに戸籍も取り、実母が存命なのが判明した。兄妹は婚外子であった。17の時に洋一を、21の時に真奈を生んだという。

川本真奈 妹。4歳下。

川本文男 祖父。昔気質だが、自衛隊の糧食班出身で調理師免許は持っており、料理や菓子作りは得意だった。

 

加瀬徹 享年47。歩いている時に心筋梗塞を起こして死亡。

堀篤子(ほりあつこ) 徹が住んでいたアパートの大家。80歳。現在は老人ホーム「コスモス園」入居。

異分子の彼女-腕貫探偵オンライン 西沢保彦著 実業之日本社 2023年1月初版発行 中央図書館

 

2月7日未 新着図書一覧より予約 全3冊所蔵 予約総数4名

2月20日受取

3月20日返却期限

3月15日読了し返却

 

 

・異分子の彼女

・焼けたトタン屋根の上

・そこは彼女が潜む部屋

・あとがき

 

 

市民サーヴィス課一般苦情係。

 

ヒツセンくん 櫃洗(ひつあらい)のマスコットキャラクター。アライグマ風の架空の生物。ディスプレイを抱え日替わりで街頭に設置され、市民サービス課に相談事ができる。

 

腕貫探偵はオンラインで相談者と会話する。

各話、相談者からの目線で見た物語だが、真実を導く探偵役は、腕貫が行う

 

『異分子の彼女』

現代、タクシードライバーで空港と市内を往復。その道中、テレビのニュースで、コウマが妻を殺して自首したというニュース。

 

1988年、小学校の時の書道教室知り合った5人組(あだ名は動物縛り)のうちの二人の結婚式で神奈川の横浜から帰省(大手電機メーカー横浜支社勤務)。

リュウショウがナナちゃんと結婚、コウマは10歳以上の子連れと内縁関係で相手とともに小料理屋を経営。ハルコは最近彼女がデキた。

 

新郎控室についた途端、リュウショウの頼みで、リュウショウのアパートに入りAVビデオを店rへ返却するついでに部屋を物色してアルバムみてからホテルへ戻るが、新郎控室は施錠されていたので、チェックインして予約した部屋(8階の803号室)に入ると不審電話があって、新婦のナナエ底にいるかという内容。チャペルへ向かうと式は終了していた正装した人が入り乱れていた。新郎控室に行くとハルコだけいて、リュウショウはお前の荷物を部屋に届けに行ったとのこと。コウマはリュウショウを追いかけた、ハルコは鍵を預かっているので身動きできないので、俺(トラ)は803号室へ戻ろうとしたが、8階の廊下でリュウショウが殺害され、コウマも頭部負傷していた。

探偵の推理では、リュウショウはトラと間違えられて殺されたのではないでしょうか。あなたが止まるホテルとその理由となる結婚式の主役の名前を知っている誰かが。

 

甲野藤政嗣(こうのとうまさし) あだ名・コウマ。現代で妻殺害容疑で逮捕

甲野藤奈苗(こうのとうななえ) ナナちゃん。コウマの妻。1988年、竜崎翔平とホテル・ヒッツ・パレスの大広間で結婚式をあげたあこがれのマドンナ。旧姓・辻元。中学は私立の女子校へ進学。

竜崎翔平(りゅうざきしょうへい) あだ名・リュウショウ。1960年生まれ、1988年結婚式直後に殺害された。

虎谷 櫃洗(ひつあらい)地区でタクシードライバー。1960年生まれ。熟年離婚して一人暮らし。あだ名はトラ。  

安浪隼人 あだ名・ハルコ(ファルコン→ファルコ→ハルコ)。マッシュルームカット

永木真都香(ながきまどか) レンタルビデオ店「てあとろーま」のスタッフ。帰省の時櫃洗空港から街なかまでのタクシーに同乗。

ロイド眼鏡のおばちゃん 現代でトラのタクシーに乗車。リュウショウを殺した犯人。

 

 

 

『焼けたトタン屋根の上』

死体の入れかわり

メゾン・ド・鳩場303 洋蔵所有で、結花親子が居住。

洋蔵→麹コーポラス601(1LDK)を購入直後に父がなくなり遺産相続で実家をリフォームして、メゾン・ド・鳩場303(3LDK)が余剰になったので、姪親子を住まわせた。

2022年5月2日(月)未明に303の固定電話に叔父から入電しアリバイ作りの協力を依頼。でかけがけに、雅道の彼女がトイレに起きて来て顔合わせた。

叔父のマンション601に行くと空閑の遺体があり、空閑の姿で空港までの同行を求められ、そのとおりにしてから帰宅。警察から雅道が洋蔵を殺したと自主の電話があり、601マンションに行くと遺体が阿佐美になっていた。

 

奴田原結花(ぬだはらゆか) わたし。空閑殺害でアリバイ協力を求められた、

奴田原雅道(ぬだはらまさみち) 息子。叔父殺害容疑で逮捕。30歳。

濱住洋蔵(はまずみようぞう) 叔父。雅道にとっては母の弟なので大叔父。空閑を殺めている。68~9歳。自分を看取ってくれる助成を求めている。若ければ若いほうがいい。

空閑虹子(くがにじこ)  叔父の所有する麹コーポラス601号室で最初に入った時に遺体で発見。元看護師。

稲富阿佐美(いなとみあさみ) 雅道の彼女。中学部活の一年後輩でバイト先で再開。601号室に入ったら遺体が代わっていた。

 

 

『そこは彼女が潜む部屋』

 

龍胆(りんどい)ハウス101号室で、15年前の2007年9月小深田玄斗が平賀いづみを手に掛けたうえで自殺したとして、事故物件。

 

2007年9月10日、佐代子へ玄斗からメールが届く

コーギィがカツアゲされているのを救った女性=平賀いづみ

コーギィは平賀いづみを部屋に招き入れるが。。。

コーギィから佐代子へTEL

玄斗から佐代子へメールが届き、玄斗が来る→佐代子が玄斗を始末する

 

 

小深田玄斗(こぶかだげんと) 当時32歳。佐代子の行きつけのヘアサロン<シュ・サンタ>の美容師。妻帯者。

平賀いづみ(ひらがいづみ) <シュ・サンタ>の従業員。

 

樋渡興起(ひわたしこうき) ぼく。30歳。コーギィと呼ばれる。一昨年新型コロナに感染後製品的に不安定になり、交際中の彼女にプロポーズしたが振られて、失意で総合商社を辞めて、地元の国立櫃洗大の医学部に編入。15年前は私立囲学園中等部の生徒。

・将光(まさみつ) 父で開業医。

・佐代子(さよこ) 母。15年前、玄斗と不倫しており、その後離婚

 

2022年に櫃洗大学医学部に編入。

長船治之(おさぶねはるゆき) ハル兄。ぼくの母方の従兄で8歳上。事故物件だった龍胆ハウス101号室を将光から安く譲り受ける。

・丈士(たけし) 治之の父、佐代子の姉の旦那。

 

奥仲美咲(おくなかみさき)  治之が利用するバーのホステス・ミサキ。

 

箱崎祥太郎 囲櫃学園でコーギィの同級生。

 

枝久保剛弘(えだくぼたけひろ)

・キョーコ(えだくぼキョーコ) 妻

秘書  枝久保の秘書

奥仲美咲(おくなかみさき) 囲櫃学園OGの俳優。「麻生スズカ」名義でお色気ビデオにも出ていた。佐賀県在住。

 

図書室のはこぶね 名取佐和子著 実業之日本社 2022年3月25日初版第1刷発行 中央図書館

 

『喫茶とまり木で待ち合わせ』の奥付で紹介

未読了が溜まっているので予約かごへ

読了進んだので、

2月1日予約 予約総数1

2月3日受取

3月3日返却(返却期限)

結局読み始めは3月に入ってからになった。

 

体育祭にかける高校生の青春を主体にした現在風のお話。

 

 

月曜日の本

火曜のパソコン

水曜の蔵書検索

木曜のハンバーガー

金曜のホワイトボード

土曜のダンス

日曜の図書室

 

百瀬花音は、夏前の部活で左足足首剥離骨折と靭帯損傷の怪我をして、引退試合は観客席から、夏休みは予備校の授業もオンラインに切り替えるなどして、なんとか松葉杖なしでも歩けるようにはなったが運動全般はドクターストップにより体育祭に出れなくなったため、クラスメイトの紗千の代役として、体育祭までの1週間図書委員をすることに。

 

 

図書室の掃除をしていると、『飛ぶ教室』がカウンターからでてきて、中にルーズリーフの切れ端に「方船はいらない。大きな腕白ども 土ダンをぶっつぶせ!」と直筆でかかれていた。本棚に戻そうとしたが、『飛ぶ教室』は本棚に収まっており、本来は1冊のみの本が2冊あるというおかしなことに。朔太郎や伊吹に相談するものの、借りた人はプライバシーの関係上教えられないとのことで、朔太郎に言われるがままに貸し出し手続きをして、『飛ぶ教室』を借りて読むことに。

 

土曜のダンス(略して「土ダン」は、野亜高校創立当初の初代生徒会長が発案し40年続く伝統種目でタイトルと音楽は同一ながら、ダンス振り付けや衣装は各暮らすの個性が出る。在校生のみならず、OBOGや地元の人にも楽しみの一つで、野亜高校体育祭の主要演目となっている。

 

司書の伊吹と打ち合わせ予定のあった和己に図書準備室を整理したいから他でやってとお願いし、伊吹のPCを朔太郎が立ち上げ、居合わせた奈良がセキュリティロックを解除し、10年前の9月8日に生徒に貸し出されて以降返却されてなく、翌年5月に新たに購入されていたことが判明。生徒の名前で検索すると9月16日登校時に土砂崩れに巻き込まれて死亡していた。卒業アルバムで、花音の担任とクラスメイトである事が判明。

 

翠子が図書検索機で隠し画面があるといい、花音が『飛ぶ教室』を試すと、例の文章が出てきた。

 

体育祭前日の下校時に蛍に話かけられた花音は、『飛ぶ教室』のことを伝えると、返却された10年前の本の謎を絶対にとけとせっつかれ、朔太郎に「私はもう大丈夫だから」と伝言を頼んだ。

 

体育祭は、土ダン直後の教職員の綱引きを自由参加の土曜のダンスとしてもらった。卒業生や伊吹も参加した。

 

体育祭の翌日、花音は朔太郎にある文章を送り、図書室に行くように仕向けて、朔太郎と蛍の過去、10年ぶりに返却された『飛ぶ教室』の所有者を突き止める。

 

「みんなで楽しむためには、みんなが楽しめる環境を整える必要がある」

 

「学校の伝統は、時代や生徒に合わせてしなやかに変わっていくべきだと思う。ぜひ新しい伝統を作ってください。」

 

地名等

野亜高校の通学圏:鼓見市、浜貝市、耳沢市。

軍港のある海と海軍の基地がある。

港来駅

森の目小学校(通称・森小)近くに由勝寺(ゆうしょうじ)

 

野亜高校

百瀬花音(ももせかのん) 3年3組 元バレー部のエースで身長178cm、理系。浜貝市在住。

村木紗千(むらきさち) 3年3組の図書委員、元チア部。

俵朔太郎(たわらさくたろう) 3年4組の図書委員、文系。部活は帰宅部。小中のころから一人の女子に告白し続けているが返事はいつも「ごめんなさい」で、懲りない告白のさくたろう、略してコクタロウというあだ名がある。しかし、特に近所でもなく同じクラスになったのは小2と小4のときだけという。森小出身。

江森蛍(えもりほたる) 3年8組。朔太郎の告白相手で美少女。元チア部。森小出身。体育祭実行副委員長。

 

奈良美樹(ならよしき) 1年1組29番。中性的な外観。姉が美容師アシスタントで、校則で髪型の指定はないので、練習として髪型や髪色が頻繁に変わる。写真部とプログラミング同好会兼任。図書検索プログラムででてきた『玄関の覗き穴から指してくる光のように生まれたはずだ』を借りる。土曜ダンスは踊れるが、クラスで決めた女装をすることは頑なに拒む。

 

笠原翠子(かさはらみどりこ) 2年6組。夏前の生徒会長選挙で当選した。野亜高校創立以来二人目の女子の生徒会長。周りに勧められて立候補した。

 

三池満輝央(みいけまきお) プログラマー兼シナリオライター兼企画者の有名なゲームクリエイター。野亜高校プログラミング同好会のOB。10年前の3年6組で図書委員だった。あだ名はマキオ。

 

佐々野公(ささのこう) 10年前に3年5組で図書委員だった。氏名を検索すると10年前にJR鼓見(つづみ)駅近くの森の目5丁目で土砂崩れに巻き込まれ死亡していたことが判明。あだ名はハム。森小出身。

 

門田芽衣(かどためい) 10年前は3年3組で図書委員。あだ名はヤギ。脊髄の疾患で足が悪くダンスは参加できなかった。現在は高校教師となり、ある人物の妻に。

 

平陽平(たいらようへい) 10年前3年8組で図書委員、あだ名はペーペー。ラノベ作家志望。森小学時代は佐々野とクラスメイトだったが、小6で耳沢に引っ越しした。

 

伊吹 学校司書。20年以上、野亜高校勤務。ホビットのような小柄な女性。実は野亜高校の初代生徒会長。サタデーナイトを歌っていたベイ・シティ・ローラーズのファン。

 

郡司和己(ぐんじかずみ) 現代文担当・司書教諭。3年3組のクラス担任。昨年4月に転任してきた。愛妻家。チャラいイメージ。10年前は野亜高校3年5組で図書委員だった。あだ名はカズ。

 

谷町 1年1組クラス担任で体育祭実行委員会顧問。

 

 

小嶋陽太郎『火星の話』

『気障でけっこうです』

森鷗外『舞姫』(現代文の授業)

アーサー・コナン・ドイル著、亀山龍樹約『名探偵ホームズ赤毛連盟』

竹内真『文化祭オクロック』

笹井宏之『ひとさらい 笹井宏之歌集』

井上靖『あすなろ物語』

廃遊園地の殺人 斜線堂有紀著 実業之日本社 2021年9月  中央図書館

 

『喫茶とまり木で待ち合わせ』の奥付で紹介

未読了が溜まっているので予約かごへ

 

2月1日朝予約 貸出中1 予約総数1。

2月5日夕 受取可

2月7日受取

3月6日返却期限

 

結局読み始めは3月4日夜になってからに。

 

 

廃墟遊園地イリュジオンランドへ向かう眞上を載せたタクシーの前に藍郷が飛び出し、無理やり同乗。眞上は応募のさい、廃墟探訪系ブログのアドレスを載せた。

 

イリュジオンランド内では、木造で経年劣化し原型を留めていなかったステージを取り壊し、ステージを彷彿とする半円状に建てられたメインコテージに滞在となる。コテージ内には全員が収容できるホールとシャワー付きの個室あり。

 

イリュジオンランド探訪として集められた関係者や廃墟マニアたち。

十嶋庵からの伝言は『このイリュジオンランドは、宝を見つけたものに譲る』

期間1週間で誰も宝を見つけられなかった場合は、一般公開予定とのこと。

宝の形状などは伝えられないが、ヒントとして『かつての正しいイリュジオンランドを取り戻すこと』。

各自一通り探して戻ったとき、ウォーターサーバーに『イリュジオンランド銃乱射事件の真犯人はこの中にいる』との張り紙があった。

 

 

二日目の朝、主道の生体反応が消えていた。腕に巻いたバンドが心音を完治する仕組み。ジェットコースターの鉄柵に着ぐるみごと貫いてあった。

死亡時刻は午前1時32分

 

2日目の夜

編河 午後10時28分

鵜走 午後11時56分

それぞれ死亡する。

 

 

晴乃が事件を起こしてまでオープンをさせたくなかった本当の理由。

「真犯人と実行犯はイコールではない」

「晴乃」と「ハル」

 

-------------

イリュジオンランド銃乱射事件(p006より)

2001年10月9日午後0時30分に旧・天衝村(あまつきむら)天継山(あまつぎやま)のイリュジオンランドで発生。同村在住の男(当時27歳)がプレオープンのゲストや従業員をスコープ付き猟銃で観覧車のゴンドラ内から狙撃し、4人が死亡、8人が重軽傷し、男はゴンドラ内でナイフで自殺した。事件を受け、本オープンを前に閉園した。

 

天衝村にイリュジオンリゾートが計画され、天衝村の集落跡にイリュジオンランドが作られている。

天衝村の旧住人は、イリュジオンリゾートの支援(移住費用、移住先の住居提供(マンション)、1世帯あたり120万円の補償金、移住住民のうち希望者は優先的にイリュジオンランドで働ける権利だったが、補償は乱射事件でオープンできなくなったので受け取れず。)を受け、1999年に近くの天継町に続移住させられた。2年後にイリュジオンランドがプレオープンした。

その少し前に村ではインフルエンザ(感染源は外部の人間と言われている)が大流行した。大流行後は村の中央を流れる川の向こうに行ってはいけないと言われていた。川の向こうには反対派筆頭の籤付家のお屋敷があって、ランド建設開始後も残っていたが、8割型完成後に最期の立ち退き作業(上モノを撤去して、コンクリートで敷設)が行われた。

プレオープンには、移住させられた旧村民と移住先の住民が無償で招待されたが、その時銃乱射事件が発生。10時に開園し、13時3分には事件を受けてゲートが閉鎖された。

 

 

扉絵にイリュジオンランドのパンフレットあり。

イリュジオンランド

事務所・・・横倒しのようなロケットのような形で奥まった位置にある。

イリュジオンハイウエイ

イリュジオンパラシュート

イリュジオンメリーゴーランド

イリュジオンスピン

イリュジオンコーヒーカップ(カップと言うより円盤)

イリュジオンゲート

イリュジオンホッパー

ギャラクシアンパイレーツ

ギャラクシアン大観覧車

ギャラクシアンジェットコースター(コースは園内一周、乗り場は園の東側。ライドは星の船型)

ギャラクシアン展望台

ギャラクシアンレストラン

ギャラクシアントレイン

ギャラクシアンパーク

ミラーハウス(迷路)

ミステリーゾーン(ライド型アトラクションで「この世の終わりゾーン」や「阿鼻叫喚拷問ゾーン」など)

ふれあい動物ランド

ゲームコーナー

プール(長方形のシンプルなプール)

ステージ→メインコテージ

G1倉庫(ゲート近く右手)・・・イリュジオンランドグッズ

G2倉庫(ゲート近く左手)・・・装飾品・装飾用紙

G3倉庫(トレイン近く)・・・ギャニーの着ぐるみ

G4倉庫(プール近く)・・・掃除用具

G5倉庫(ステージ横)・・・売店ワゴン

G6倉庫(パイレーツ横)・・・パレードフロート

G7倉庫(事務所裏)・・・灯油などの危険物

ギャニー・・・うさぎ型のマスコットキャラクター、当時有名なイラストレーターがデザインした。着ぐるみは5体ある。軽量型着ぐるみ。ギャラクシーとバニー=ギャニーという名前。

「イリュジオン」の名前がついたアトラクションは、分解してまたはそのまま移動させることが可能。

 

登場人物・目次に紹介

眞上永太郎(まがみえいたろう)廃墟マニアのフリーター、コンビニ勤務。27歳。身長187cm。ブログ「つれづれ廃墟日記」運営。左利き。

藍郷灯至(あいざとともし)  廃墟マニアの小説家。ペンネームは「時任古美(ときとうふるみ)」で廃墟探偵シリーズ。

常察凛奈(つねみりんな) 廃墟好きOL。20代後半。実は警察官で、廃墟好きというよりは天衝村と中鋪御津花の関係者(従姉妹)として応募した。

主道進(すどうすすむ) 元・イリュジオンランド経営陣でエグゼクティブセクションの一人。イリュジオンランド探訪では現場指揮。左利き。イリュジオンランド跡地を再開発しようと目論む。

渉島恵(しょうじまめぐみ) 元・イリュジオンランド渉外担当プロデューサーでエグゼクティブセクションの一人。50近い。

売野海花(うりのうみか) 元・イリュジオンランドスタッフ(売店担当)。ふくよかな中年の婦人。天継町の住民で交通費支給&時給の高さで働くことにした。

成家友哉(なるいえゆうや) 元・イリュジオンランドスタッフ(ミラーハウス担当)。40代後半。中肉中背。村出身ではない。両親は離婚して母方の性をなのるが。父方の名字は榛野(はるの)

鵜走淳也(うばしりじゅんや) 元・イリュジオンランドスタッフ(ギャラクシアジェットコースター担当)の息子。身長170cm、嗅覚障害がある。

編河陽太(あむかわようた) 『月刊廃墟』編集長。40代後半で、よれたスーツでサングラス着用。左利き。かつては「週刊文夏」の記者で、中鋪御津花を持ち上げる記事を書いた。

佐義雨緋彩(さぎさめひいろ) 十嶋財団から派遣のスタッフ(庵の代理)。全身黒尽くめ。

 

籤付晴乃(くじつきはるの) 20年前の銃乱射事件の犯人。移住を反対していた家の筆頭だった。両親は事件後に首を吊った。

 

十嶋庵(としまいおり) イリュジオンランドを購入した酔狂な富豪、十嶋財団の主。廃墟を丸ごと購入している。人前に姿を見せず、性別も不明。

 

 

登場人物・その他

中鋪御津花(なかしきみつか) 事件の被害者。天衝村出身・在住の看護師。村の診療所勤務。享年27。ゲート付近で狙撃を受ける。イリュジオンランド賛成派の筆頭住民。

平出弘康(ひらいでひろやす) 事件の被害者。バルーンを歩き売りしていたスタッフ。レストラン付近で狙撃を受ける。

丁田雅範(ていだまさのり) 事件の被害者。村との渉外担当。パイレーツ付近で狙撃を受ける。

飯倉武(いいくらたけし) 事件の被害者。イリュジオンリゾートを作ろうと決めたプロヂューサーの一人。パラシュートの近くで狙撃を受ける。

夏目家 村を出た住人、歴史ある家だった。化学肥料(硝酸アンモニウムと硫酸アンモニウムを混ぜ合わせた硫硝安混成肥料)を大量に購入していた。インフルエンザの後遺症が出た子供がいた

中林 村を出た住人

辻井 村を出た住人

槇田(まきた) 草木灰の肥料を作っていた。

籤付家 爆発の可能性のある化学肥料を導入していて反対していた。

 

井口(いぐち) インフルエンザで犠牲に

紙村(しむら) インフルエンザで犠牲に

中鋪の母  インフルエンザで犠牲に

 

眞上虎嗣(まがみとらつぐ)  永太郎を保護した保護司

弦滝栄寿(つるだきえいじゅ) 永太郎の実父

 

ぺこるたん  眞上の廃棄マニア仲間。応募したが落選。

十の輪をくぐる 辻堂ゆめ著 小学館 2020年12月1日初版第1刷発行 平石地区生涯学習センター図書室所蔵

 

辻堂ゆめの著書から選んで予約。

 

2月1日予約 貸出中なし

2月3日受取(返却期限3月3日)

2月26日から読み始めて、28日未明読了

 

2019年10月

20年前に中古購入した江東区の自宅にて、オリンピックのマラソン競技の件でのニュースyで、「私は・・・・・・東洋の魔女」「金メダルポイント」「サーバーは、宮本。今夜、2つのサービスイエス」「泰介には・・・秘密」と口走った。1964年時点では泰介は3歳。

 

1958年9月

一色紡績で勤務の万津子。寮生活で地方出身の子たちと標準語ごっこをしたりしていた。兄は家で農業をしているが、姉二人もまた愛知県で働いていた。

 

2019年11月

萌子のバレーボール部の公式試合で都代表校が決まる大一番。万津子の部屋の壁に新聞の切り抜きが貼られているのを見つける。愛知県一宮市の紡績工場閉鎖から20年目という記事で、矢島文子がインタビューにこたえていた。萌子の学校は3番めの枠になった。

 

1959年8月 万津子19歳

真津子宛に縁談の話があり、きっぷ同封で送られてきて、工員をやめて汽車で帰ることに。大牟田駅まで汽車で行き、駅前からバスで20分、さらに徒歩20分で、宮崎家のある熊本県荒尾市の北の外れにつく。大牟田の伯父(母の兄)の近所で建設業を営む佐藤家の長男で三井鉱山に職員として勤務しているという。相手方が写真を見て、姉ではなく万津子を指名したという。お見合いは盆明けの下旬に大牟田の料亭で行われ、その年も冬に佐藤家に嫁ぐ。

 

1960年夏 万津子20歳

三井鉱山新町港住宅内の4件長屋のうちの1室が佐藤満と万津子の家だった。労使関係が悪化し、満は毎日家にいるようになり、万津子に暴力をふる日々、妊娠が判明する。

 

2019年11月日曜日

朝、万津子の様子がおかしく、妻に言われて散歩にでた万津子についていく。

橋から川を覗いている子どもたちに向かって、「ヨシタカくん、そげんかこつしたらでけん!」と叫ぶ。なお、子どもたちはヒロキとダイゴであった。通行人を見て「・・・ミツル」さんと怯えるような目つきに。

 

1963年11月 

下の子・徹平が生まれて7ヶ月のこと。泰介(2歳半)は長屋の子に遊んでもらっていたが言い合いになり叩いてしまったと。新町港社宅の隣の長屋の中村家の上の子・勘太、山下家の娘・芳子は諏訪小学校の一年生、勘太の弟・洋二(3歳)。泰介の癇癪餅は近隣に知れ渡る。万津子が二人の子供と中村家の洋二を連れて諏訪川に行くと、洋二が拾ったラムネ玉を泰介が奪い取ろうとして喧嘩が始まり、泰介が洋二を強く押して、水の中に落とそうとしたことも。

泰介が叱られた腹いせにミツルが買ってきた酒を割り、満は泰介にも暴力を振るう。身の危険を感じ着の身着のまま新町港住宅の長屋を飛び出して実家へ、翌日(昭和38年11月9日)泰介がテレビテレビとせがむので、やむなく新町港住宅に帰るが、15時過ぎに大牟田駅前に来たところで「どどおん」と爆発音があった。坑内で粉塵爆発が起こり、多数の死傷者がでた。満はガス中毒で、翌朝無言の帰宅をした。中村家の主人は、軽傷で生還したものの、ガスを吸い、廃人となってしまった。

 

2019年12月

万津子が、嚥下障害からの肺炎で病院に搬送された。快方に向かった母に、水は嫌いだっけという問には、「水は、こわかけんねえ」、ヨシタカは誰かと尋ねるも、「あんた、知らんとかね」「大変なことよ・・・・・・ほんなこつ」という返事で、「いつ」という問いには「東京オリンピックの前、昭和39年8月29日」と返答。さらに問うものの顔を見て「泰介か。あんたには、絶対に言わん」

泰介は、病院から出て図書館で当時の新聞を探すと、30日付けに「川に流された小学生男児死亡」のみだして、熊本県荒尾市での水難事故が載っていた「関川で男児二人が転落し、橋本良隆(7歳)が死亡、もうひとりは近隣住民に助けられ軽傷。」という記事だった。

その足で病院に戻らず、神田駅近くの喫茶店モカを尋ねる。上京して10日目にして働かせてほしいと、万津子が二人の子を連れてきた。2階の部屋を貸したが当時家賃は受け取ってなかったと聞かされる。女工時代の記憶から、純喫茶にこだわっていたと。泰介が学校の備品を壊した、同級生の紙を引っ張ったと、教師がしょっちゅう報告にきていた。泰介の有り余る元気を消耗させるために、バレーボールをさせていたという。

 

1964年4月

爆発事故から5ヶ月、万津子は二人の子を連れて実家に戻った。次兄の実は独身だったが、冬の間に肺炎にかかり、布団に臥せっていた。泰介の鳴き声で、かつては中の良かった実との関係もぎくしゃくしていた。

午後は学校を終えた小学校3~4年生が近所の小さい子を連れ出して遊び相手になるのが地域の風習であったが、真津子が家事をしていると、隣家の子が泰介が良隆を怪我させたと伝えに来た。これで5度目である。

 

2019年12月

萌子とともに万津子のお見舞い、帰りに歩いて帰る時に、萌子が最近発達障害の講話を聞き、少し調べたところ泰介がADHDではないかと言ってきた、泰介はネット診断を経て渋谷のメンタルクリニックを予約受信し、ADHDであると診断をうけた。

 

1964年8月29日

朝から積み木遊びしたい泰介は、癇癪を起こした。午前中、夏休み中の橋本良隆が泰介を迎えに来て遊びに連れ出した。昼ごはんの時間になってももどらなかったので、探しに行こうとした矢先に、隣家の奥さんが末の娘を連れて、家に来て泰介が流されたと。

泰介は助け出されたが、良隆は発見時既に水死した。他の子達は鬼ごっこしていたが、井上家の修二が、泰介が良隆を川に押したと証言した。鬼の番になった泰介が嫌がり、良隆がなだめて川に石投げていたというが、真実は不明。

翌日、泰介は良隆と遊びたがったが。。。

 

 

2019年12月27日

泰介がADHDと診断されてから一週間。いろいろと心がけを重視してきた。仕事の納会までに与えられた仕事をこなして、二次会にも参加すると、本部長の肥後から、新企画に参加しないかと声かかる。

 

1964年10月

良隆が亡くなって2ヶ月、万津子と泰介は村八分状態に。東京オリンピックが開幕~閉幕。万津子は二人の子をつれて実家から出ていく決心をし、まだ暗いうちに徒歩で大牟田駅を目指す。

 

2020年1月。

1月5日、万津子が高熱を出し緊急入院した。

萌子の高校は逆転勝利して優勝。泰介病室の中継テレビでみていた。泰介が何度も見ている夢のことを万津子に話すと、「もう泰介は練習せんでよかね」「バレーボール、もう、しなくてもよかよ」といい、静かに深い眠りについて、萌子や医師に看取られて、そのまま息を引き取った。

 

 

登場人物等

スミダスポーツ

泰介が入社当時は、墨田区周辺でのスポーツクラブ運営の小規模の会社だったが、合併や買収で業界大手の会社に。

マーケティング部アドミニストレーション課勤務。

 

佐藤泰介 58歳。スミダスミダスポーツのマーケティング企画部勤務(55歳で役職定年)。大学のバレーボールで由佳子と知り合い結婚したが、スポーツ史には不慣れ。学生時代のアルバイトからそのまま正社員採用、店舗勤務の後本社勤務で51歳から4年間は管理職をしていて、今月よりマーケティング部勤務。大雑把な性格で学生時代のバレーボールのスパイクでも正確性を欠くと周囲から指摘されていた。定年まであと一年半。

・由佳子 妻。泰介より5歳下。水戸市出身。

・萌子 娘。高2、身長174cm、銀徳高校バレーボール部のエース。

・チロル ペットの猫。

・万津子(まつこ) 母。80歳認知症気味。五月にくも膜下出血で倒れて一命はとりとめたものの、認知症が判明。旧姓・宮崎。夫は、泰介の弟が生まれてまもなく死亡し、家族3人で上京。

徹平 泰介の弟。頭が良くてメガバンク勤務。バレーボールはやらせなかった。

 

北見賢吾(きたみけんご) データーアドミニストレーション課長 30代なかば。高学歴、

立山麻美(たちやまあさみ) データーアドミニストレーション課の若手

木村将太(きむらしょうた) データーアドミニストレーション課の若手

肥後太一(ひごたいいち) 53歳。スポーツジム運営本部長就任。泰介が6年目のとき新人教育したと周囲に何度も自慢。

 

戸田雫 萌子と同学年。

長谷部奈桜(はせべなお) 銀徳高校バレーボール部キャプテン。練習で捻挫して松葉杖。

 

宮崎万津子 九州の熊本県荒尾市の農家の3女で、中卒後に愛知県一宮市の一色紡績女子工員。18歳

・悟 万津子の長兄。

・・諒子 兄嫁。

・・薫 兄の娘。

・実 次兄、病気がち。ひとつ上。

・香代子 姉

・千恵子 姉

・小夜子 末の妹。中学生。優秀なので、高校へ進学させようと仕送りしていたが、(見合いで帰郷したときに)姉三人が働きに出ているので、自分も働きに出るという。 

あやちゃん 寮で同室、鹿児島県霧島市出身。18歳。

常子 つねちゃん 寮で同室、秋田出身。18歳。

弘子 寮で同室。組長。23歳。鹿児島出身。前は大阪の工場にいた。

悦子 女子バレーボール部部長。23歳。鹿児島県霧島市出身。

光子 15歳の新人で、長崎出身だったがホームシックで1ヶ月前に帰郷した。元同室。

昭子(あきこ) 17歳、天草出身で万津子たちの一年後輩だったが、同室の常子にお金をせびるようになり、駆け落ち同然で行方不明に

 

吉田家 宮崎家の隣人。

・光恵 末っ子で、1964年当時小4

 

橋本家 宮崎家から徒歩5分ほど。良隆(小1)、弟(2歳)

井上家 橋本家のとなり。次男は修二で良隆と同い年

田中家 長男・卓也(小4)

 

佐藤満

 三井鉱山の技術系社員。大学を半年弱で退学して入社した。

・仁(ひとし) 弟、会社を次ぐ予定。

 

古賀 社宅の隣室。事務部門勤務。1963年時点で小4の子もち。

池田 社宅。職員婦人会の役員。

中村 坑内業務部門勤務。上の子・勘太(諏訪小学校の一年生)、弟の洋二(3歳)

山下 社宅のとなり長屋。事務部門勤務。娘・芳子は諏訪小学校の一年生

 

金沢実男(かなざわさねお) 神田駅近く喫茶店モカ主人。万津子が働いていた。現在90歳。喫茶店3階に住む。

・祥子(さちこ) 夫人。15年前に死去。

・孝(たかし) 金沢家の一人息子で10年前に喫茶店を継いだ。泰介の4歳上の62歳。喫茶店2階に住む。

海は地下室に眠る 清水裕貴著 KADOKAWA 2023年1月30日初版発行 中央図書館

 

新着一覧からの予約

2月12日未 新着一覧から予約。全1冊所蔵、貸出中で予約総数1名。

2月14日受取可能

2月15日受取(魔改造旅客機の返却ついで)、予約者がいて延長不可。全2冊所蔵。

3月1日返却期限だけど当日になったら延長可能に。

 

書き下ろし作。

 

あらすじ ※図書館より一部転載

稲毛の洋館地下から、正体不明の絵画が見つかる。流行した怪談話の「赤いドレスの女」を思い出させた。学芸員のひかりは、千葉の急花街・蓮池にまつわるインタビュー記事を入手して…過去と現在を繋ぐ、土地の記憶の物語。

 

 

市民ギャラリー稲毛 明治の実業家(ワイン商、神谷バーや牛久シャトー創業者)神谷伝兵衛の別荘(大正7年竣工)の別館を利用した千葉市の市民活動の拠点。1989年公開。洋館づくりの本館もある。国道を挟んでハンバーグチェーン店があり、(近くには他に飲食店がないので)市民ギャラリーの人は迎賓館と呼ぶ。

 

2018年8月

小学生の絵画展運営について館長に相談があって市民ギャラリーを訪れたが、絵を見に来たと管理人につたえられており、せっかくなので地下で発見された「赤いドレスの女」の絵に案内される。正体不明のため地下室に置かれたままとなっている。

 

ひかりは昨年のくりますコンサートで、例年のクラシックとはおもむきを変えて新進気鋭の音楽家に海をテーマにした曲を演奏してもらい、会場の飾り付けをマサカツに依頼したが、正勝が当初予定の人口砂でなく海浜公園の天然砂を混ぜて使用したため、砂に混じっていたヤドカリが美術館内をさまよい、学芸部長のデスクの引き出しで発見され、大目玉を食らい、仕事を干されていた。

 

絵のことを父に話すと「子供の頃、お屋敷の一室に心を病んだ奥様がいて、真っ赤なドレスで窓辺で踊っていて、通りかかると、微笑んで手招きをするが、近づくと部屋に引き込まれて八つ裂きにされる。無視しても、やっぱり八つ裂きにされて千葉公園に捨てられるという」

 

2018年9月

橋田に頼まれた市議会議員立案の企画で、画家の沼田春子に会いに行くと、ジョルジュ・ビゴー『稲毛海岸』を提案され、出前に来た海彦と遭遇。その後海彦とともにアトリエを出ると、海彦が60年前に当時12歳の春子が一週間行方不明になったことがあると話した。

 

2018年11月

愛新覚羅溥儀仮寓(あいしんかくらふけつかぐう)。伝兵衛邸とは徒歩5分の位置で、映像作家の黒砂と打ち合わせしたが、黒砂は次の仕事があるからと足早に立ち去ってしまい「蓮池物語」が残されていた。蓮池物語は40年前に商工会議所が自費出版したもので、「髪結いの玉子」として、祖母の若かりし頃の様子が紹介されていた。

 

ひかりは、家にある祖母のアルバムを見て、祖母の婚礼写真が愛新覚羅溥儀仮寓と同じ場所で撮影されたものだと知る。

 

2020年

新型コロナ禍で展覧会は延期、ひかり発熱したものの1日で軽快し、PCR検査も陰性であったが、2週間の出勤停止をい言い渡され、浜中のつてで、高齢の父の隔離ついでに市民ギャラリーの当直臨時職員となり、地下の絵と向き合う。

 

絵の謎も終盤に解明される。

そして、真砂という玉子のこども。

 

 

登場人物

松本ひかり 30歳女性。千葉市美術館の学芸員。市民ギャラリーと同じ市管轄だが、直接の交流はない。実家は美術館から徒歩3分で祖父母が立てた小さなビル。

 父・海彦 実家ビル1Fで喫茶店ロータスを営む。73歳。元美容師。マイペースで常連がコーヒー飲みに来る程度。妻であり、ひかるの実母は、20年前に家を出た。

 祖母・玉子(たまこ) 故人。LOTUS(ロータス)初代店主で当時は美容室だった。椹木勝美とは古い友人。

椹木正勝(さわらぎまさかつ) 植物彫刻家。華道家の孫でもあり幅広く活動。

椹木勝美(さわらぎかつみ) 正勝の祖母。有名な華道家だった。故人。

浜中あやめ 伝兵衛邸と愛新覚羅溥傑仮偶の管理人をしている老婦人。通称・影の支配人。椹木勝美の華道教室の生徒で、正勝坊っちゃんと呼ぶ。

 

橋田(はしだ) 千葉市美術館の先輩学芸員。定年後再雇用された男性。専門は西洋画。

 

沼田春子 73歳の画家。実家の元銭湯・宝来湯をアトリエとして使う。銭湯の前は料亭だったという。ロータスの常連で海彦の幼馴染というより玉子を慕っていた。

 

黒砂和明(くろすなかずあき) 映像作家。福島出身。今年の春から千葉日報でカメラマンとしてバイトしている。祖父が終戦直後に古美術商を手伝っていて、千葉にも縁があった。「蓮池物語」という商工会議所の自費出版本を千葉日報の編集室で見つけた。幼少期は、祖父に折檻で土蔵に閉じ込められており祖父を嫌っており日記以外のものはすべて処分した。土蔵の中で、男物の着物に血が付着しているのを見つけたが、祖父はこのとき心臓発作で倒れており、着物について聞くことはできなかった。

黒砂-- 祖父。かつて文雄という名前だった。

黒砂文昭(ふみあき) 父。玉子にインタビューをしていて、テープが市民ギャラリーにおくられてきた。昨年死去。

 

 

玉子の時代

玉子 幼少の頃関東大震災で家と父を失い母とこの地に流れ着いた。蓮池の病院の医師が救いの手を差し伸べてくれて、母は病院の下働きをしていたが、疲れて死んでしまった。文雄はまっさきに友だちになってくれた。1936年9月、文雄の紹介で左官職人と結婚し、すぐ妊娠した。嵯峨浩から子供の名前は「真砂」にしたらといわれる。

真砂 玉子の長男。1937年生まれ。戦争は生き抜いたが終戦直後に栄養失調による衰弱死した

一雄 1945年生まれ、ぽん太姐さんが失踪後、真砂の代わりとして育てていたが、真砂という名前はだめだと町内会長に諭され、「海彦」と名付け引き取った。

 

ぽん太姐さん 芸鼓、文雄の伴侶。文雄との間に、長男・一雄が誕生する。

文雄 老舗和菓子屋の4代目。

岡田三郎助(おかださぶろうすけ) 画家

男装の麗人 岡田三郎助の弟子。後の愛新覚羅溥傑の妻(1937年結婚)、嵯峨公爵家の令嬢で名前は嵯峨浩(さがひろ)。

愛新覚羅溥傑(あいしんかくらふけつ) 結婚後は陸軍学校で勉強中

 

後悔病棟 垣谷美雨著 小学館文庫 2017年4月11日初版第1刷発行 東図書館

1月25日 希望病棟読了後に予約
1月30日 受取可能
2月1日受取
2月25日未 読了
2月25日夕 返却(返却ポストへ)


希望病棟の前のお話
エピローグで、希望病棟につながる。


第1章 dream
小都子に聴診器を当てることで、夢の中で人生をやり直しした。1999年七月3日 美容整形にて二重まぶたに。
千木良小都子(ちぎらさとこ)として女優のオーディションを受けに。21歳で芸能界を引退。職探しにハローワークに行くものの、一気に注目の的となり即座に退出、母のツテでNPOの事務に。沙都子自身は衰弱しており五月28日に死亡。

第2章 family
32歳の賃貸アパート住まいの頃。休日にキャッチボールしたいという息子の願いに、反対することなく応じるが、上司からヘルプの電話に、山形の義母が入院したと嘘でいなした。その後も残業せずに帰宅するようにしたが、妻から残業代が入らないと生活が苦しいというので、家計の事業仕分けを実施、子供の塾やスイミング(子どもも乗り気ではなかった)をやめさせて、家計管理も自分がするとした。(学生結婚した)妻のことを母親として成長していると勝手に推測していたことにきづかされ、(現実の時間で)山形の実家の寺に戻って、そのうち再婚しろと伝え、自身は献体希望とし、死後の手続きも最小限にすむようにして、安らかな眠りについた。

第3章 marrage
娘が24歳の頃にだらしない男との結婚に猛反対した。娘は『洋太郎と結婚できないなら、今後誰とも結婚しない』と宣言しそれを貫き通した。洋太郎の動向は把握しており、起業して成功して有名なチェーン販売店、テレビにも出演し幸せに暮らしているという事実を知っており、強く反対していたのを後悔していた。
千登勢の隣の病室に洋太郎の母・ノブが入院し、ルミ子はノブにも同じ用に夢をみさせた

千登勢→毎子と洋太郎を結婚させたが、家は荒れ、千登勢夫婦の財産を狙うように。
ノブ→息子3人共結婚はせずホストになったが金遣いが荒く、カタギには見えない風貌で「どうもこうも、、、ほんとに、もう」が感想であり、息子たちを厳しく躾けた嫁の忍への感謝を再認識した。
千登勢の死後、毎子は洋太郎と再開し、人生をやり直したいといいだした。

第4章friend
中学時代に女子生徒が教師の財布から現金を抜くのを目撃した2人。友達が罪をかぶらせたことを後悔し、自らかぶってみたが、内申で素行不良とかかれ、希望の高校にはいけずに荒れた人生になった。
現実世界では、その女子生徒と結婚しており、中のよい夫婦にみえたが、妻には知らせず治験を受けて退院・帰宅してみると、自分の荷物は処分されていた。一方で、疎遠となっていた友達と再開し、交流を深めた。

エピローグ
黒田摩周湖が異動してくると医局では持ち切りに。
ルミ子の実父が入院。

登場人物
神田川病院
早坂ルミ子 内科医師。33歳。勤務10年目。両親は小学生のころに離婚。父の不倫が原因だった。
岩清水展(いわしみずひらく) 男性医師。33歳。都心一等地の有名病院の御曹司。実母は高校時代に事故死し、美人の継母がいるが、ソリが合わず家を出て、183cmの長身を活かしモデルをしていた。口は達者。MSF(国境なき医師団)参加経験あり。
太田香織(おおたかおり) 先輩医師。37歳。小柄で童顔で金髪のヘアスタイル。歯に衣着せぬ性格。高校時代不良グループに入り、大学入学は現役合格ではないので、医師としての経験はルミ子より1年多いだけという。
笹田篤志(ささだあつし) 部長
松坂マリ江 看護師。40代後半。

 

早坂立衛(りゅうえい) ルミ子の実父。子供の頃に愛人と家でした

 

患者

---------

南條小都子(さとこ) 乳がん患者33歳。予備校で事務をしていた。

南條千鳥(なんじょうちどり) 母。大女優。60歳過ぎ。

黒沢淳一(くろさわざゆんいち) 小都子の実父。小都子が幼少の頃に千鳥と離婚、
 千木良 千鳥の再婚相手で城南大学の教授
千鳥のマネージャー
田辺 南條家の家政婦。
 
小都子の隣の病室。
45歳膵臓がんで入院。中3に戻りたいと願う
奈須野純生(なすのすみお) 友人。
 
 
if☆千木良小都子として生きた場合
望月正子 脚本家
大野龍一 映画監督
トニー桂木 男性メイクアップアーティスト
吹雪将太 19歳アイドル俳優。坂本プロダクション(通所・坂プロ)所属
結城サヤカ 外交官の娘で天然風だが計算高い
遠藤ミサ 坂プロの若手女優 26歳 姉御肌
比奈子 坂プロの若手女優 16歳
青柳礼二  不良中年俳優。妻が小都子のファンだからと家に誘ったが、妻は不在で不倫疑惑に。
青柳麗(うらら) 礼二の妻。ピアニスト、
 
 
------------
日向慶一(ひゅうがけいいち) 402号室。IT関連勤務。37歳、大学4年のときにデキ婚。
・亜津子 妻。35歳。実家は山形の農村にある大きな寺。妊娠時大学2年で中退した。
・奈桜 中2
・大和 小5
姉と姉の子たち 優太、将太、知美。姉は父親の仕事のことを都度都度言い聞かせている。
 
柏木若菜 奈桜の同級生。服装とか亜津子がライバル視している。
 
if☆
村木課長 
寅島   同僚、課長にバツイチの従姉を紹介し、課長代理に昇進。
小早川  同期
山口ミカ 人事課、小早川と付き合う。
 
ーーーーーーーーーーーーー
雪村千登勢 76歳。個室入院。結婚後は専業主婦で茶道室などの習い事をたしなみ、交流も良好。
 夫・吾郎 戦前生まれ、身長体重とも高い。亭主関白で自分では何もしない。成城の家は吾郎の父親が買い与えた。吾郎の兄は帝都大学工学部教授、吾郎の姉の夫は大手ゼネコンの重役。
 娘・毎子 46歳。代議士のコネをつかい大手商社勤務。聖パウロ女子大附属小学校からの入学。
福田洋太郎 窓拭きのアルバイト。高校中退、兄と弟は暴走族。忍が起業後は社長就任。
 兄・優作 忍とはソリが合わず、事業を任されなかった。
 弟・大吾 要領がいいので、支店をいくつか任されている。
 母・ノブ 現実の時間で千登勢の隣室に83歳で入院。忍により、ルリ子のいる病院に入院。
 父・正夫 アル中、忍により信州の病院へ送られ、70前にして認知症の症状がではじめ、数年で死亡。
 (現実の)妻・忍 洋太郎より10歳下。上流階級へのあこがれが強く、正社員になれないパートは早々にみきりつけた忍が区主催のセミナーなどに通い起業した。子どもは3人で、自らは上品な振る舞いを実践し、家族にもそれを強要し始めた。
 
愛子 毎子の学生時代の友達 
ノン 毎子の学生時代の友達で、売れっ子の脚本家、子どもは3人。
矢口伽羅(やぐちきゃら) 千登勢の学生時代の先輩。息子が洋太郎と同じ同級生で家庭環境を知っていた。
林田家 雪村家の隣家
 
if☆
毎子と結婚後の娘・リラ(中学生のとき窃盗で摘発される)、息子・翼。
 
---------------------
八重樫光司(やえがしこうじ) 45歳の大手建材メーカー会社員。膵臓がんから肝臓へ転移した末期がん
  爽子 妻で専業主婦
  晴人 息子で小学生
 
奈須野純生 クラスメイトで、中学のサッカー部仲間。盗みの濡れ衣を着せられて、近県の高校に進み、高校卒業後行方不明に
 
爽子(そうこ) 光司の初恋の人。中学の美術準備室で教師の財布から一万円札を抜き取る場面を光司と純生に目撃されたが、更に数枚抜き取り立ち去る。
前田穂高 クラスメイト、緑ヶ丘高校に進学。熊本大学に進学し、熊本で就職・結婚。
 
竹内  クラス担任教師。当時25歳。
伊藤 美術教師
機械仕掛けの太陽 知念実希人著 文藝春秋 2022年10月30日第一刷発行 東図書館

 

 
11/7夜予約 返却まち37人(全2冊)
11/9 返却まち31人目(全7冊)
12/7 返却まち25人目(全7冊)予約総数51名
1/4 返却まち13人目  予約総数55名
1/12 返却まち10人目 予約総数55名(全7冊所蔵)
1/16 返却まち10人目 予約総数55名(全7冊所蔵)
1/20夜 返却まち8人目 予約総数55名(全7冊所蔵)
2/5夕 回送中 (予約総数51名 全7冊所蔵)
2/6昼 回送中
2/7昼 回送中
2/7夕 回送中
2/8夕 回送中
2/9昼 受取可能
2/9 受取(返却期限2/23)
2/20未 読了
2/20夕 返却
 
10月16日記事公開、同時にウィキペディアの記事も加筆。
 

 

心泉医大附属氷川台病院(練馬区) 梓の勤務先。地下鉄氷川台駅から徒歩15分。7階に感染症専用病棟が3床ある。呼吸器内科病棟は7階西病棟、呼吸器内科医局は3階。

 

5年前に建設の12階建ての新館

20年前に建設の本館(周産期センター)

昭和43年建築で52年前に稼働した5階建ての旧館で、新館ができるまでは病棟であったが、現在は当直室や部長室、資材置き場として使用。コロナ病棟に。梓と姉小路が責任者、扇谷も入る。

 

2020年1月6日 梓の家 ニュースで武漢で肺炎が流行しているとのニュース

2020年1月11日 武漢の肺炎で死者が出たとニュース。瑠璃子の心配事。夜勤勤務の前に恋人からの官能誘惑に沈む

2020年1月16日 長峰医師は患者の町田は中国の肺炎のことを口にする。その後息子から電話が入る。武漢肺炎の患者が日本国内で確認。

2020年1月24日 医学誌で中国の肺炎に関する論文掲載されコピーが梓の医局で配布される

2020年1月31日 瑠璃子、職員食堂でニュースを見る。 中国では感染拡大。一昨日、武漢からチャーター機で帰国した200人のうち5人が体調不良で、うち1人は肺炎あり。職員内のマスク使用枚数制限が始まる。

2020年2月5日 梓は先月末にマスクを買いにドラッグストアに行ったが、売り切れだった。2日に政府は新型コロナを指定感染症とした。ダイヤモンド・プリンセス号で複数の乗船者が発熱し、10人が病院に搬送のニュースで、心泉でも受け入れ決定、さらに旧館を整備して感染症対応病棟に。

2020年2月20日 長峰医院。来院数が減少。常連の町田が息苦しさを訴えて来院、体温は39度を超えていた。問診で1週間前から苦しさを訴えていた。その少し前に銀座の飲食店で、隣のテーブルに中国からの観光客がいたという。提携病院ではコロナ検査で陰性なら入院可能→保健所は、銀座の飲食店で遭遇した観光客が湖北省からきたと証明できなければ検査不可→心泉医大へ電話すると、梓が対応し、院内で検査可能との返事。

 

2020年2月27日 心泉医大で入院した町田を診る梓。PCR検査では陰性。細菌性肺炎の症状で軽快している。安倍首相が全国の小中高を休校にすると宣言。ダイヤモンド・プリンセス号から搬送された3人のうち二人は軽快して退院したが残る一人は悪化し、梓も病室に入り、コロナ病棟設置時は担当医師になると志願。

 

2020年年3月12日 瑠璃子。救急部はガウンが枯渇してきたので、雨合羽で代用開始したが通気性がないので体力が削られる。救急部から病棟へ移すには、PCR検査での陰性が必要となった。医大では兼をまたぐ移動の自粛要請に伴い恋人の両親への挨拶も延期することになり関係に亀裂が生じていた。WHOはパンデミックを認めた。休憩中に師長からコロナ病棟担当内示あり。精神安定剤服用

 

2020年4月10日 長峰医院。ハンドメイドでフェイスガードを作成使用。3月末には、志村けんがコロナで死去した。3月14日には東京五輪の一年延期も決定。アベノマスクでマスクが市場にでてきて、酒造メーカーが消毒用アルコールの製造開始。大樹からパンデミックで人が押し寄せるから医院を閉業するように電話が来る。西東京市医師会からは医師会が開設する発熱外来の担当ができるかのFAXが届く。

 

2020年五月月6日 瑠璃子。コロナ病棟勤務1ヶ月。日勤はAM3時間、PM4時間がレッドゾーン勤務となる。せん妄の患者に対応、隣では看取りと簡素なエンゼルケア。3月の米寿総合病院でのクラスター全容報告書を読んでいると、恋人が取引先の重役宅のホームパーティーから帰ってきたため、一時的に家を出ることに。

 

2020年五月29日 梓。コロナ病棟の病床拡大のためコロナ専用ICU整備し瑠璃子が担当している。数ヶ月前30代乳がんの手術した患者が急変、相関が上手くいかないところへ、麻酔科部長の市ヶ谷誠が助太刀して事なきを得たあと、茶山に誘われて屋上でブルーインパルスの飛行展示を診る。

 

第二章 α

2020年七月5日  長峰、田無駅から車で5分の秀医会西東京病院(500床)の敷地内のテントでの発熱外来(西東京市医師会による開設、CTは病院の地下の施設使用)。キャバクラに行ったという中年男性の問診と咽頭拭い液の採取。肺炎の症状があり、検査結果を待たずに入院となった。

 

2020年八月1日 瑠璃子。コロナ病棟ICUにはキャバクラのホステス入院。ICU担当看護師がボーナスカットされて心が折れて退職すると瑠璃子につたえた。瑠璃子はGWに家を飛び出してからは医大病院が借り上げの単身者用マンションで寝泊まりしているが、同じマンションの看護師とあっても、コロナ病棟勤務のため恐怖の存在となぅていた。熊本の父tから帰省強要の電話があった。エチゾラムを服用。

 

2020年8月28日 梓。80代男性の妻から面会したいとごねる電話。茶山は入院依頼の

電話を受けるが満床のはずと梓が問うと、さっき看取ったところに入れると返答。梓はテレビ電話での面会方法を思いつくが、瑠璃子から既に準備を開始していると言われた。

梓も同様にボーナスカットされたがもとより給与は低く、外勤禁止による収入悪化となった。そこへ、安倍首相が辞意表明のニュース。息子とのテレビ電話で、梓がコロナ病棟勤務なので幼稚園園児に一帆と遊ぶなと言われたと一帆に言い、一帆が反撃して殴り合いのと喧嘩して顔に痣を作った。さらに、幼稚園側から一帆にしばらく休むよう提案されたと春子に言われたが反論したとのこと。一帆と離れてホテルぐらしの梓だったが、ホテル支配人よりコロナ病棟勤務の医療従事者の宿泊料を半額とさせていただくと申し出を受ける。

 

2020年10月10日 長峰医院。長峰医院が「診療・検査医療機関(発熱外来)」指定を受ける。スタッフも発熱外来に賛成してくれて、スタッフ出入り口を発熱外来出入り口とすることで動線分離が可能と判断。医大生時代の同期から電話、手術不可能な膵臓がんが判明して余命わずかとの知らせ。

 

2020年11月10日 梓。呼吸器内科医局へ。ファイザー製ワクチンの治験の効果90%が公表された。一方で茶山の感染が判明し呼吸器内科医局員とコロナ病棟担当者のPCR検査指示がでた。

 

2020年11月22日 瑠璃子。コロナ病棟ICU専任からコロナ病棟へも出るように。茶山の同僚は陰性だったが、茶山の妻が発熱し肺炎の症状があるので、保健所を通じてコロナ病棟に入院。瑠璃子は精神科クリニックにかかりエチゾラムを処方を受けていた。産婦人科外来看護師の原口梨花が茶山礼子の担当としてコロナ病棟に。

 

2020年12月18日 梓。茶山礼子の症状悪化により、妊娠27周目で帝王切開して出産させることとなった。茶山は回復して仕事に復帰。帝王切開は成功した。菅総理らが会食していたとニュースが報じた。

 

2020年12月25日 瑠璃子。眠れずエチゾラム3錠を一度に服用。茶山礼子は順調に回復、子の方も感染は確認されず。瑠璃子の恋人は、瑠璃子とのクリスマスディナーを予約していたが、瑠璃子が来るというかすかな希望をもって待っていたが、来なかった瑠璃子に対して別れを宣言し、瑠璃子はエチゾラム3錠服用したが味覚異常を感じ、発熱していた。夕方、PCR検査で陽性となった。

 

2021年1月7日 長峰医院。発熱外来。ワクチン接種担当するとFAX送信。、数見の娘から、数見が年明けすぐになくなったことを知らされる。「後は任せた」と伝えられた。「おう、任せとけ」と天を向いて返事した。

 

2021年2月28日 梓。心泉医大病院では、コロナ病棟の担当をローテーション制に。瑠璃子は軽症で回復したものの倦怠感や味覚異状の後遺症で休職に。瑠璃子の発症前も顔色の悪さを感じていたので重度のうつ病を発症しており、師長も休職を進めていたが瑠璃子は首を縦に振らなかった。

茶山の子どもが、退院の日を迎えた。そして、職員にワクチン接種が開始された。茶山は育休申請し許可をえられたが、場合によっては医局復帰しないと言い、身の回りのものをスーツケースに詰めて持ち帰った。しかし、英国株感染判明者が出た。

 

第3章 δ

 

2021年4月5日 梓。気管挿管。当初はエアロゾル防止のボックスを介していた挿管も、予防にはあまり意味ないとのことで使用していない。入院してすぐ挿管が一週間で3人めに。3月には複数の呼吸器内科医がコロナ病棟で燃え尽きて退職。梓と梅沢、姉小路がCOVID診療の陣頭指揮をとっている。梓は自宅マンションに久々の一時帰宅。

 

2021年4月25日 長峰医院。日曜日に発熱外来を開けると患者殺到し、抗原検査での陽性多数。午後からはワクチン接種開始。最初の接種者は、町田だった。

 

2021年五月16日 瑠璃子。味覚異常は続く。最低限の栄養は摂取するが、カップラーメンはゴムを食べている感じしかせず、吐き出し処分した。体重は40キロを割り込んだ。恋人から電話があり、恋人もコロナ感染したという。GW前に職場の会議室で20人近く集まり宴会をしたという。さらに、GW中に大阪の実家に帰省し両親に移してしまい、特に母親が症状悪化して酸素飽和度85%でも入院できないという。

瑠璃子のところへは、梨花が時々顔を出していた。来客があったので、梨花かとおもい出てみると、瑠璃子の両親が、コロナワクチン摂取できたからと熊本から上京してきた。父の弟がコロナ感染し病棟の看護師に支えてくれたと聞かされ、父は瑠璃子の看護師としての仕事を誇りに思うと語った。

 

2021年6月20日 梓。3回目の緊急事態宣言解除。茶山は、子どもは順調に成長しているが礼子の倦怠感がひどく、育休から復帰できないでいる。梓の母・春子はようやくワクチンの予約が取れて接種に向かったが、友達からワクチンはまったほうがいい、イベルメクチンがコロナに効くと言われ、ワクチン打たないで帰ろうかと悩んでいたが梓に説得されて打つことに決めた。

 

2021年7月23日 長峰医院。平日の外来後に48人にワクチン接種している。東京五輪開会式。多摩小平保健所から往診依頼の電話、数日前にコロナ陽性となった患者が肺炎を起こして、未明に救急要請したが、入院先もなく宿泊施設も満杯とのこと、往診専門医は、症状の良くなった自宅療養者から酸素濃縮器を改修に行っているとのことで、応急的な処置を頼みたいとのこと。長峰が単身でいくと、救急隊員が付き添っていた。酸素ボンベを全開にしても酸素飽和度は90以下だったので、長峰は栗田をうつ伏せにして、酸素飽和度を回復させた。救急隊員を帰ししばらくすると、訪問診療クリニックが酸素濃縮器を携えてきたので、引き継ぎして往診完了。

 

2021年8月6日 瑠璃子。ワクチン接種感情で接種担当看護師として職場復帰した。心身ともに回復し、エチゾラムはトイレに流してすべて処分した。ワクチン業務を終えてからコロナ病棟に復帰の挨拶をしに行くと、梓と梅沢、姉小路や他の看護師の顔から生気が失せていた。病棟内では病室内のベッド街前寄り増えており、瑠璃子が担当していたときよりも倍近い患者が入院していた。看護師寮であるマンションに戻ると、恋人の彬が待ち構えていた。彰の母親は、五月に感染しそのまま亡くなった、彰はコロナを軽視していたことを瑠璃子に侘びた。

 

2021年9月30日 長峰医院。発熱外来は閑古鳥に。長峰医院に厚生労働省 健康局健康予防接種室を差出人とした封筒が届き、中からカッターの刃がでてきて、110番通報し警察を呼んだ。

 

2021年11月28日 梓。新規感染者数大幅減少で、医局でも笑顔が戻っていた。コロナ病棟のうち、5階は閉鎖し4階のみとなっていた。梓も先月でホテルぐらしに終止符をうち、自宅へ戻っていた。姉小路が医局にきてオミクロン株発生を伝えに来た、

 

第4章 ο(オミクロン)

2021年11月30日 梓。コロナ病棟ナースステーションで姉小路とオミクロンについて会話。

 

2021年12月24日 瑠璃子。一年前にできなかったクリスマスディナーを彰とカレッタ汐留のレストランでするが、よりを戻してはいなかった。昨年八月退職した猪原が非常勤のワクチン担当として復職していた。瑠璃子は3月末で病院を退職し、オーストラリアに看護留学を予定している。今月から留学受け入れ再開しており、手続きを進めていた。レストランを出た後に彰からプロポーズを受けるがお断りし、恋人からならやり直すと伝える・

 

 

2022年1月27日 梓。コロナ感染者が再び急増し、一時閉鎖した5階も4日前に再開させていた。姉小路は心泉医大附属病院本院でメガクラスターが生じ、クラスター対策の責任者として2週間前から本院へ出向している。

肥満体で反ワクチンの入院患者・久保田の症状が悪化し、気管挿管で人工呼吸管理に。

一帆の幼稚園で二人、梅沢の娘の小学校でも6人が感染し学級閉鎖にという会話のさなか、6歳の呼吸不全の入院依頼がきた。

 

2022年2月5日 長峰医院。陽性判定者が20人で頭を抱えているとき、喉に違和感を感じ抗原検査キットで検査すると陽性判定になった。医院の入っているマンション3階の倉庫兼休憩室として借りている部屋で自己隔離を開始。大樹が有休を取り、長峰医院で診療するとやってきった。

 

2022年2月12日 梓。6歳の患者は悪化していた。扇谷、市ヶ谷、水谷がスタッフを連れてやってきて、患者が6歳の子どもなのでECMO開始した。直後に春子から電話が入り一帆が発熱しているというが、午後8時でどこの発熱外来にも断られているという。梓は長峰医院を思い出し、電話をかける。長峰は隔離期間を終え、仕事復帰の準備をしていたしていた。長峰は一帆の診察を承諾。溶連菌検査での陽性判定が出て、咽頭炎だった。一安心の直後、梅沢が呼吸器内科病棟看護師がPCR検査で陽性と知らせに来た。5人の看護師とともに病棟患者からも発熱しているという。

 

2022年2月22日 瑠璃子。呼吸器内科病棟クラスターは看護師7人、患者8人が陽性だったうえ、肺癌患者もおり、患者2名が死亡したため病院にはマスコミが押し寄せていた。瑠璃子は正月明けに看護師寮から出て、彰との同棲を再開していた。帰りがけに、踏切の近くに線路脇のベンチに佇む梨花を見つけ、抱きしめる。

 

2022年2月27日 長峰医院。反コロナの集団が医院に突撃する。長峰を罵るが居合わせた町田や大家、通院患者が長峰をかばう発言をする。通報で駆けつけたのは、カッターの

刃の時の刑事だった。

 

2022年3月1日 梓。呼吸器内科病棟のクラスターは、陽性者の移動が伴う。そんななか整形外科病棟でもクラスター発生しパニックで脳貧血を起こした梓のもとに、姉小路が現れる、姉小路は本院でのクラスター対策を終えた後、ICT(感染防御)チーム編成していたという。さらに扇谷がチーム派遣を依頼したという。

コロナ病棟では、原口梨花が離脱したほか、子どもが濃厚接触者で出勤できない看護師もいた一方で、瑠璃子と茶山(礼子の後遺症も軽くなってきた)など、離脱していった面々が復帰した。そして、6歳の患者がECMO離脱に。

 

2022年4月6日 梓。一帆の入学式だが父母は参加できず、校門前で春子とともに待つ、

 

エピローグ

2022年4月26日 瑠璃子。予定通り3月末で退職し、オーストラリア留学旅立ち。

 

2022年5月10日 長峰医院。4月から大樹が週イチで診察するようになったが、長峰は午前中は往診に出て、午後は休むようになった。

 

2022年6月6日 梓。前週に患者が退院し、2年3ヶ月ぶりに患者がいなくなり、サージカルマスクでも入室できるように。

 

 

椎名梓(あずさ) 36歳。心泉医大病院の呼吸器内科の勤務医で外来と病棟を担当。水曜日は研究日としてクリニックで午前だけ勤務。2年前に銀行員の夫と離婚。呼吸器専門医の認定を取る。結核などの特殊な肺感染症を専門としているため、中規模の病院から常勤医師の依頼が来ても専門性を活かせないため決めかねている。

椎名一帆(かずほ) 息子。4歳。

椎名春子 母。還暦を過ぎている。夫は梓が小学生の時に肺がんで死去。娘夫婦が離婚してから、タバコをやめて大泉学園のマンションで同居。肺気腫と糖尿病の持病。

 

茶山悠人(さやまゆうと) 梓の同期の呼吸器内科医。梓が高校時代の親友・礼子を紹介して現在は茶山夫人になり、家族ぐるみの付き合い。

梅沢大介(うめざわだいすけ) 呼吸器内科医局長。恰幅の良い中年男性。小5の娘がいる、

扇谷太郎(おうぎやたろう) 呼吸器内科部長で客員教授。62歳。

姉小路香苗(あねこうじかなえ) 感染症内科医。梓の1年先輩。170cmの長身でベリーショート。

 

市ヶ谷誠 麻酔科部長。大柄な男性。

簗瀬里美 産婦人科部長。40歳。

水谷  循環器内科部長。6歳の孫がいる。

 

半田 ダイヤモンド・プリンセス号の乗船客で心泉医大に搬送されたが、肥満体で糖尿病の持病、喫煙歴もあって2月には悪化していた。梓の提案でステロイド投与し、3月には症状改善して人工呼吸管理から脱出

 

前園 コロナ病棟に入院。70代男性。せん妄がでている。

 

久保田 ワクチン未摂取でオミクロンで入院。38歳男性。反ワクチン団体所属で、反ワクチン活動の打ち上げでクラスターとなりコロナ感染していた。

 

真崎陽太(まさきようた) 6歳。オミクロンに感染し呼吸不全で搬送。

 

硲瑠璃子(はざまるりこ) 28歳。心泉医大附属病院救急救命部の看護師。熊本出身。小学1年生の時マイコプラズマ肺炎で入院し看護師が勤務時間外にも相手してくれたので看護師を目指した。

 硲竜二(はざまりゅうじ) 瑠璃子の父。盆休みに親戚一同を集めるからと帰省を強要する電話をよこす。

 硲友加里(はざまゆかり) 瑠璃子の母。

 硲和郎(はざまかずお) 父の弟。福岡在住。2021年3月に感染。

 定岡彰(さだおかあきら) 33歳。瑠璃子の恋人。中国の商社勤務。友達に紹介されて交際開始して5年目で、半年前から平和台のマンションで同棲。

 

原口梨花(はらぐちりか) 瑠璃子の新人時代の同期。産婦人科外来看護師。

 

猪原瑞枝(いはらみずえ) コロナ病棟ICU担当看護師。瑠璃子より2歳年上で循環器科内科病棟より派遣。独身で九州出身。ボーナスカットのため心が折れて、八月で退職予定。

村江姫奈(むらえひな) 23歳キャバクラのホステス。勤務先のクラスターにより当初は軽症者用宿泊施設に入所していたが、発熱し酸素飽和度も低下したので、瑠璃子が担当するコロナ病棟のICUに入院。それでも入院当初は会話できたが、一週間後に人工呼吸管理に。

 

長峰邦昭(ながみねくにあき) 72歳。長峰医院を経営。3年前に狭心症を発症し、循環器科内科医の息子のツテで腕の良い心臓外科医にバイパス手術を受ける。42歳の時に医大医局をやめて、縁もゆかりもない、西東京市柳沢で開院した。

 長峰千恵(ながみねちえ) 妻。ハンドメイドで医院内のコロナ対策用品を作成やビニールカーテン取り付け。

 

長峰大樹(ながみねだいき) 息子で循環器科内科医。埼玉の総合病院勤務。正月に長峰医院を継がないと宣言される。

長峰紅実(ながみねくみ) 2歳。大樹の子で、邦昭には初孫。

町田洋平 72歳。禿髪。長峰医院の常連。高血圧と肺気腫の持病。

 

大家  長峰医院の大家。80歳を超える女性、糖尿病と高血圧の既往あり。

 

数見(かずみ) 長峰の出身医大である純正会医科大学時代の同期、葛飾区で開業医。腰を痛めて検査したら膵臓がんが判明。妻とは離婚済み、娘には孫も生まれている。

 

栗田重則(くりたしげのり) 35歳。肥満体。2021年七月にコロナに発症し長峰医院の発熱外来受診。

 

安田 田無救急隊退院。若い男性。栗田に付き添っていた。

世界の魔改造旅客機 チャーリイ古庄著 イカロス出版 2022年9月発行 東図書館所蔵

 

9月頃に新着一覧で見つけてとりあえず予約かごに入れておいた。

11月4日予約

1月30日受取可能(当日行ったけど、4冊は重くなるので受取はせず)

2月1日受取

2月15日返却 ※返却期限

 

全体的に興味深い内容で、買いたくなる。

 

 

ウクライナ侵攻で破損したAn-225ムリヤについても記載あり。

 

スーパーグッピー

命名の由来と現状(レシプロエンジン機はNASAで使用の後アリゾナ州の航空博物館で展示。タービンエンジン初号機は2020年解体、2・3号機はそれぞれ保存展示。4号機はNASAに移り現役で使用。 P25~28

専用駐機場 P54

 

747改造のシャトル輸送機 P61~P67

 

地上で余生を送る航空機のパーツ P111~119

アメリカアリゾナ州のエアパーク内に用途廃棄となった機体の部品を組み合わせてゲストハウス作成したのは日本人。

 

第二の人生は地上で人材育成用にP120~126

チャンギ空港の消火訓練用 元日本貨物航空のB747-200Fで、同空港でエンジントラブルで用途廃棄

サンフランシスコ空港の緊急時訓練用は、元ANAのB767-300(元JA8275) 

 

最後に出てくる習志野のB767胴体は、グーグルマップで確認したところ、駐屯地でなく付近の演習場の敷地内だけど、駐屯地にも航空機のような細長いのがおかれているね。