百年厨房 村崎なぎこ著 小学館 2022年4月25日初版第1刷発行 県立図書館

 

3月9日、著者の新作がSNSで流れてきたので、まずは前作と思って宇都宮市立図書館のサイトを見たら、全14冊所蔵で予約総数102人。。。念の為県立図書館のサイトを見てみると、3冊所蔵(うち貸出可能は1冊)予約者0だったので、今回は県立図書館のを借りた。

 

3月10日 昼頃予約→夕方受取

3月21日 足利往復の電車で80%読了、帰宅後読了。

3月22日 アメーバブログメンテナンスで、ブログ書き込みできず

3月23日 県立図書館定期休館日

3月24日 返却。返却期限(予約有りで延長不可)

 

 

八幡山のドン

コスプレ大会・イン・大谷

 

作中のメニュー

冷やしコーヒー(牛乳瓶に入れたコーヒー。卵の殻+モカのコーヒー粉を潰して、大さじ2杯の冷水を加えてよく混ぜたあと火ににかけて冷蔵庫で冷まして、最後に柚子シロップを1滴)

壺飯

じんごろう焼き

源氏飯

チタケうどん

自家製れもんミルク

甘露梅

スガノさんのベーキャップル(焼きりんご) 単なる「焼きりんご」ではない「スガノさんのベーキャップル」。憧れの百貨店の大食堂で、お洒落格好したキレイな女給さんが運んでくれる。ベーキャップル。

いちご蜜の氷水

バンバ仲見世のミルクセーキ(バニラシェイク)

クリームコロッケ

柚煎り

 

 

宇都宮市大谷地区が舞台

 

ともに自治体職員の大輔と紫は3年前に、県の若手市町職員交流会で知り会い、集団討論で大輔が家は大谷で、かつては石材業の家だったと自己紹介したので、紫は度々調査名目で訪ねてくるようになった。

ある日、アヤがタイムスリップしてきた。ルナも連れてこられ、成り行きで紫も同居することに。

ルナを引き取り、家政婦を雇って、家庭教師も同居するという設定がヨシエによって近所に知れ渡っており、近所に挨拶に行ってもその旨を確認された。

12月下旬、ヨシエ婆がインフルエンザでうなされ、ベーキャップルを食べたいという。

 

石庭家 旧家で、家屋敷は大正初期に建設。総石造りの母屋(8畳が3室(奥座敷(元は母の部屋でいまはアヤが使う)、中座敷、大輔の部屋)、6畳が3室(座敷、中の間、玄関の間)、土間兼台所、20畳の大座敷)のほかに、長屋門と蔵が数棟あり、屋敷神のヤマ(15段の石段で高さ3m)。母屋は建築時は石屋根だったは昭和の初めに瓦屋根にした。厨房は別棟として正方形に近い蔵であったが、改築時に母屋に設置。梅、柿、かりん、ザクロ、栗、柚子と青果物の木も植えてある。ルナの754の祝で渋柿の「みょうたん」を植樹。

大正時代は石工の長屋があったが、現代では無く、陶器の便器と五右衛門風呂の一部が建屋の一部とともに残るのみ。

 

石庭大輔(いしばだいすけ) 32歳。隣接の桜沼市に情報専門職として採用。父母は大輔が15歳の時に交通事故死亡で、以後祖父に育てられ、祖父は大輔20の時に82歳で死去した。大輔自身捨て子で7歳(昭和60年5月)の時に里親として引き取られ石庭家に入った。公民館で班会議の時ネズミが出て失神したので、ネズミが大の苦手。

石庭虎雄(いしばとらお) 石材業を営んでいた大輔の祖父。15歳の時に県外(東京)からの石庭家に養子に入った(実父と養父が遠縁とのこと)。大正12年9月時点で23歳。

石庭真奈 大輔の妹で石庭夫婦の実子。

 大輔の父。県内からの婿養子

ユキ 大正時代の石庭家の女中頭、恰幅の良い40ぐらい。

おっか様 虎雄の養母にあたる。石工が厨房に食事を取りに来ると、土間がコッパまみれになると、家を立てた時にあえて厨房を独立させた。親父様死亡後に倒れる。

親父様  虎雄の養父(先代当主)。農業の傍ら石を掘っていたが、日露戦争後に会社化した。分相応な屋敷を建てる。虎雄を引き取って数年後に落盤事故で死亡。

 

サッちゃん  バンバの仲見世でかき氷屋さんを営む、甘露梅を知る。

菅野社長 40代、明神様の隣に百貨店建設。

アヤの弟 東京から避難してきて、文の招待を虎雄と大輔にぶちまける。

 

篠原紫(しのはらゆかり) 大輔と同じ32歳。宇都宮市立郷土博物館の民族担当学芸員。タカラジェンヌのような長身で美人だが音痴。大輔宅にアヤとルナが同居することになり、成り行きで一緒に同居することに。その後、園田ヨシエの養子となり、園田家を継ぐ。大輔のことは「大輔っち」と呼ぶ。アパート住まい。

 

園田ヨシエ  ヨシエ婆。現代では94歳だが、塀の上に登って隣家の会話に口を出せるほどエネルギッシュ。一人称は「オラ」。大正生まれで、大正12年時点で7歳、2019年では103歳。虎雄と約束しており、タイムスリップした大輔の帰りを見届けて逝く。

 ヨシエの母 柚子シロップを作るのがうまかった。石庭家の柚子を使ったほうがうまくいく。

関沢  今年の自治会長。大輔の父のキノコ取り仲間。

江戸川婆さん  班内。一人称は「ワタシ」

紗枝  江戸川婆さんの孫。ルナと同学年で後に友達に。犬(ラブちゃん)、ハムスター(ハム之介)を飼う。正月休みは家族でアメリカ旅行に行くほど裕福。

 

 

松島文(アヤ) 大正12年の石庭虎雄に使えていた女中。虎雄と同い年の23歳(明治33年11月14日生まれ)。関東大震災の揺れでタイムスリップ。

銀座のお屋敷、塩原温泉、果物屋で女中経験がある。化けこみとして女中として潜入して記事にしていた。大輔のことを「若旦那様」、紫を「ゆかりん様」「(文章内)紫の君」、ルナを「おルナ様」「(文章内)お月様」と呼ぶ。

 

石庭月(ルナ) 大輔の妹の子、7歳。

 

牧田英二(まきたえいじ) 妹の再婚相手。ルナを大輔に押し付けに来た。中年太り男。ルナが益子焼の茶碗を割ったことに激怒。

 

宮田係長  桜沼市IT管理課 大輔の直属の上司。

 八島課長  桜沼市IT管理課。

 

マリコ先生  大輔がいた「天の川児童養護園」の先生

 

嶋田章一  アヤの元夫。アヤ失踪後に、もともと付き合っていたツルと再婚。