
ナット交換修行
娘語録(LOVE ROCKETS)
LOVE ROCKETS[The Birthday]
(うた:ミミ 8歳)
つばめ とんがって
あいをまきちらすロケットになって
セイション はこが
くらもちのだいとうりょうに くらわせるんだ
(中略)
ラロッチェス ラロッチェス
くらったらさいご わにまぎれ
娘が歌っていたTHE FIRST SLAM DUNK オープニング曲。
あまりにかわいくておもしろいので
載せてしまいました。
ボーカルのチバさんは独特のしゃがれ声なので
「波止場」は確かに「はこが」と聴こえる気もします。
くらもちの大統領…
どこかの国の日系の大統領でしょうか。
特筆すべきは「ラブロケッツ」が「ラロッチェス」になっている点です。
大人が聴いても「ラロッケ」にしか聴こえないんですが(チバさんも自分でそう言ってます)、チバさんがごく小さくロケッツの最後の「ツ」を歌っているのが娘にはちゃんと聴こえているということですね。
なかなか良い耳をしているぞ!
そしてラロッチェス?をくらったら最後にはワニがまぎれてしまう、と。
生物兵器系ですね。
とにかくかわいいので良し!!
作業やらポットやらコンデンサーやら(おまけでスラムダンク)
最近作業のことは記事にしていませんでしたが、
地味にいろいろやってはいたんです。
ただ、塗装を剥いだり電装系を一から組んだりとか派手はことはしてないし、
作業中の写真も全然撮ってないのでね…
主に手元にある自分のやつを弄って遊んでました。
ネックを交換した他、コントロールを2ボリューム1トーンに改造していたのを一度1ボリューム1トーン(マスターボリューム500KΩB、マスタートーン500KΩA)に戻してました。
…が、このリアピックアップがDIMARZIOのDP112、いわゆるDP173Twang Kingのハイパワー版なので、500KΩだと音が暴れすぎるようになってしまったんです。
それで結局、リアのボリュームポットだけ抵抗値を下げられるように2ボリューム1トーン(フロントボリューム500KΩB、リアボリューム250KΩB、マスタートーン500KΩA)に戻したわけです。
しかし、そこで気を利かせたつもりでポットをCTSに交換してみたら、今度は音の解像度が上がりすぎて耳障りな音になってしまい…
結局ポットを全てAlphaのミニポットに戻したことで、やっとちょうど良い感じの音に収まりました。
あとは、もともとフロントのミニハムバッカー(DIMARZIO DP240)をプッシュプルでコイルタップできるようにしていたんですが、滅多に使わないので普通のミニポットに戻してます。
リアのハイパスは外しちゃったけどまた付けようか迷い中。ハイパスを付けるとボリュームを絞った時だけじゃなくてボリューム全開の時もハイが前に出るようになる…気がするので。
いろいろと手間はかかりましたが、ポットの抵抗値や種類で音が変わることを自分の中で実証できたので、結果としては良かったかもしれません。
こちらはピックガードを交換して、ボリュームとトーンをスタンダードな配置に戻しました。
でもボリュームノブは移設して外側に配置してます。相変わらずボリュームが弦に近いとストロークの時に触っちゃいそうで不安なのでね…。
あとはトーンコンデンサーもフィルムからVita-Qのオイルに換えてみました。明らかにマイルドな音になった気がします。ピックアップは他のギターに付けていたFenderのTex-Mexに再度交換。お気に入りです。
こちらはFender Japanストラトと同様にボリュームを外側に移設、そして元から付いていたトーンコンデンサーも同じくVita-Qのオイルに交換。
元から付いていたコンデンサーはよくあるカメムシっぽいやつ(但し茶色系)でした。
元の音が気に入っていたこともありますが、オイルコンデンサーに交換してからは音がマイルドになりすぎてしまった気がします。
元のコンデンサーが0.022μF、交換したオイルコンデンサーが0.047μFということも影響しているかもしれません。
上記に書いたSquierテレのポットもそうですが、高いものにすれば良い音になるとは限らないのが面白いところですね。まあ大半は好みの問題でしょうけども。
一般的にトーンコンデンサーはシングルコイルには0.047μF、ハムバッカーには0.022μFとなってますが、僕は手持ちのテレキャスター系のギターには全て0.022μFのコンデンサーを付けてます。単純にその方が音が好みになるわけですが、もしかしたらストラトのトーンにも0.022μFを付けた方が音がより好みの方向になるかもしれないと今回思いました。上記2本のストラトについては近々コンデンサー再交換ですね。
今回はポットやコンデンサーについてつらつら書きましたが、ピックアップについても、やはり交換した場合にはかなり変化はあると再認識しました。
よく、安ギターに高いピックアップを付けても音の変化は殆どないと仰る方もいますが、僕の今までの経験から考えるに、安ギターでもピックアップ交換による音の変化は結構あると感じています。
ですが、高価なギターの方が変化がより感じやすい傾向にはあると思います。それは高価なギターの方が木の材質が良かったり作りがしっかりしていることから、音による振動、伝導率が上がることが主な要因ではないかと個人的に考察します。
僕の手持ちのギターはほぼ安ギターですが、音を出した時に「お、なかなかいいな」と感じるのは大半がピックアップを交換したギターです。
交換したんだから良くなってるに違いない!というプラシーボ的なものの可能性も完全には否定しませんが、やはりそれなりに効果はあると思っています。
エフェクターも本家とコピーじゃ明らかに音が違いますしね。基本的にはピックアップも同様なのではないかと思っています。
ただ、やはり「ピックアップ交換=音が良くなる」ではなく、僕の場合も交換してみたけど思った音にならなかったので再度交換…という経験は何度かあります。実際に交換して生の音を聴かなきゃ分からない部分もあるし、装着するギターとの相性などもあると思います。
ピックアップは基本的に安くはないので、交換してみて理想の音じゃなかったらやっぱり多少がっかりはしますが、その「交換してみなきゃ分からない」というのがまた何とも言えず面白いところですよね〜
蛇足
最近の課題曲はELLEGARDENの曲です。
難しいよ…。
おまけ
昨日、娘と2人で映画「THE FIRST SLAM DUNK」の2回目の鑑賞に行きました。
映画の中でリョータが左腕に2つのリストバンドを着けていることが大きなポイントになるんですよね。
それで、漫画版でもリョータはリストバンドを2つ着けていたりするのか?とふと気になり確認すると…
ちゃんと付けてるし!!
すごい伏線というか、当時からしっかり裏設定があったんですね〜
やるな~井上先生!
THE FIRST SLAM DUNK 追記
暮れや新年の挨拶もそこそこにスラムダンクの記事ばかりで些か恐縮ですが…
映画について少しだけ追記します。
多少のネタバレがあるので以下は自己責任でお願いします。
僕は別に映画マニアとかではないので、映画の細かい内容や構成、音楽や声優さんなんかについてとやかく言うつもりは毛頭ありません。そんなものは所詮個人の好みの範疇だと思うし、僕の批評なんぞ誰の参考にもならんしなるべきでもないと思いますので。
ただ、THE FIRST SLAM DUNKの最後のシーンについては少し頭が追いつかなかったんですよね。リョータがなぜそこにいるの??って感じで。
今回の映画が、細かい会話シーンなどがカットされつつも基本原作に忠実に描かれていたのに対し、その一方で前回の記事に書いたように魚住の登場シーンが差し替えになっていた点から考えると、リョータの進路が原作から改変されてしまった可能性も頭を過りました。そうであってほしくないけど、そうなのか…?的な。
そこでいろいろ調べたところ、以下の考察動画に行き着きました。
考察の記事や動画って大抵は見解が浅かったり個人的すぎたりして全く参考にならんものが9割5分くらいなんですが、この動画の考察についてはかなり良いと思いました。
上記のシーンについては動画の最後の方で触れられていますが、考察に隙がなく個人的にはかなりしっくりきます。例のシーンで沢北の体格が湘北ー山王戦の時よりもかなりがっしりしていた(ように見えた)点から考えても辻褄が合うのではないかと。おかげで超すっきりしました。もし僕と同じような点から少しもやっとしてる方がいたら是非見てみてください。
余談ですが、まさか連載終了から二十数年経ってからこんなに何度もスラムダンクについての記事を書くことになるとは思いませんでした。大袈裟かもしれませんが、人生何が起こるか分かりませんね。
娘はすっかりスラムダンクに影響されて、今日もおもちゃのボールでずっとドリブルの練習をしていました…。もしこの熱が4月まで続いたら、本当にバスケクラブへの入部を検討しなきゃいかんか…?
THE FIRST SLAM DUNK
本日大晦日に家族で観てきました。
若干のネタバレもあるのでこれから観に行く方は以下自己責任でご覧ください。
まずオープニングが素晴らしい!
The Birthdayの音楽と映像の融合具合がもうね…。
何を隠そうThe Birthday…チバさんがオープニングを歌っているというのが、今回この映画を観に行こうと思った最大の理由なんです。すんげー良かったです。
あとは全編の作画、絵柄が、3DCGでありながらちゃんと原作者である井上雄彦さんの絵になっているのが非常に良かったです。
僕はもともと原作の大ファンだったので、二十数年前当時のアニメの絵柄は原作と似ても似つかなくて好きになれなかったんですよ。
今回の映画も前情報が何もなかったこともあって、所謂その延長線上だと思い込んでいたので、当初は全く観る気にならなかったんです。でもそれが良い意味で裏切られたことが嬉しかったですね。
3DCGということで賛否はあるようですが、バスケの動きとして非常に臨場感があったので僕は好きでした。
その代わり、バスケの試合としての臨場感を優先した結果、漫画で描かれている合間のモノローグやギャグシーン、細かい会話や人物のセリフなんかは極力カットされてます。これはパンフレットの中で井上雄彦さんも言及していました。
漫画では試合会場に来ている海南や他校のメンバーなんかもこの映画ではほぼ登場しません。そこは別にいいんですが、魚住の登場シーンだけはカットしちゃだめだろ!!と個人的に強く思いました。あの「かつら剝き」のシーンは他と差し替えちゃいけないところだと思うけどな~…。
でもまあ、自分で観たいと思った映画を映画館に観に行ったのは本当に久々でしたが、結果的にはものすごく満足しています。お世辞抜きでとても素晴らしい映画だと思いました。
スラムダンクのファンはもちろん、そうでない人にもぜひ観ていただきたいですね。
うちの娘も原作を10巻くらいまでしか読まずに観に行きましたが、それでも楽しかったようです。
早速「バスケットのクラブ入りたい」とか言い出してます。ベタだな~…