作業やらポットやらコンデンサーやら(おまけでスラムダンク) | ENSEMBLE ni-ke

作業やらポットやらコンデンサーやら(おまけでスラムダンク)


最近作業のことは記事にしていませんでしたが、
地味にいろいろやってはいたんです。

ただ、塗装を剥いだり電装系を一から組んだりとか派手はことはしてないし、
作業中の写真も全然撮ってないのでね…

主に手元にある自分のやつを弄って遊んでました。


Squier Telecaster 改

ネックを交換した他、コントロールを2ボリューム1トーンに改造していたのを一度1ボリューム1トーン(マスターボリューム500KΩB、マスタートーン500KΩA)に戻してました。

…が、このリアピックアップがDIMARZIOのDP112、いわゆるDP173Twang Kingのハイパワー版なので、500KΩだと音が暴れすぎるようになってしまったんです。

それで結局、リアのボリュームポットだけ抵抗値を下げられるように2ボリューム1トーン(フロントボリューム500KΩB、リアボリューム250KΩB、マスタートーン500KΩA)に戻したわけです。

しかし、そこで気を利かせたつもりでポットをCTSに交換してみたら、今度は音の解像度が上がりすぎて耳障りな音になってしまい…

結局ポットを全てAlphaのミニポットに戻したことで、やっとちょうど良い感じの音に収まりました。
あとは、もともとフロントのミニハムバッカー(DIMARZIO DP240)をプッシュプルでコイルタップできるようにしていたんですが、滅多に使わないので普通のミニポットに戻してます。

リアのハイパスは外しちゃったけどまた付けようか迷い中。ハイパスを付けるとボリュームを絞った時だけじゃなくてボリューム全開の時もハイが前に出るようになる…気がするので。


いろいろと手間はかかりましたが、ポットの抵抗値や種類で音が変わることを自分の中で実証できたので、結果としては良かったかもしれません。



Fender Japan Stratocaster 改

こちらはピックガードを交換して、ボリュームとトーンをスタンダードな配置に戻しました。
でもボリュームノブは移設して外側に配置してます。相変わらずボリュームが弦に近いとストロークの時に触っちゃいそうで不安なのでね…。

あとはトーンコンデンサーもフィルムからVita-Qのオイルに換えてみました。明らかにマイルドな音になった気がします。ピックアップは他のギターに付けていたFenderのTex-Mexに再度交換。お気に入りです。



Fender Standard Stratocaster

こちらはFender Japanストラトと同様にボリュームを外側に移設、そして元から付いていたトーンコンデンサーも同じくVita-Qのオイルに交換。

元から付いていたコンデンサーはよくあるカメムシっぽいやつ(但し茶色系)でした。
元の音が気に入っていたこともありますが、オイルコンデンサーに交換してからは音がマイルドになりすぎてしまった気がします。
元のコンデンサーが0.022μF、交換したオイルコンデンサーが0.047μFということも影響しているかもしれません。


上記に書いたSquierテレのポットもそうですが、高いものにすれば良い音になるとは限らないのが面白いところですね。まあ大半は好みの問題でしょうけども。


一般的にトーンコンデンサーはシングルコイルには0.047μF、ハムバッカーには0.022μFとなってますが、僕は手持ちのテレキャスター系のギターには全て0.022μFのコンデンサーを付けてます。単純にその方が音が好みになるわけですが、もしかしたらストラトのトーンにも0.022μFを付けた方が音がより好みの方向になるかもしれないと今回思いました。上記2本のストラトについては近々コンデンサー再交換ですね。



今回はポットやコンデンサーについてつらつら書きましたが、ピックアップについても、やはり交換した場合にはかなり変化はあると再認識しました。

よく、安ギターに高いピックアップを付けても音の変化は殆どないと仰る方もいますが、僕の今までの経験から考えるに、安ギターでもピックアップ交換による音の変化は結構あると感じています。

ですが、高価なギターの方が変化がより感じやすい傾向にはあると思います。それは高価なギターの方が木の材質が良かったり作りがしっかりしていることから、音による振動、伝導率が上がることが主な要因ではないかと個人的に考察します。


僕の手持ちのギターはほぼ安ギターですが、音を出した時に「お、なかなかいいな」と感じるのは大半がピックアップを交換したギターです。
交換したんだから良くなってるに違いない!というプラシーボ的なものの可能性も完全には否定しませんが、やはりそれなりに効果はあると思っています。

エフェクターも本家とコピーじゃ明らかに音が違いますしね。基本的にはピックアップも同様なのではないかと思っています。

ただ、やはり「ピックアップ交換=音が良くなる」ではなく、僕の場合も交換してみたけど思った音にならなかったので再度交換…という経験は何度かあります。実際に交換して生の音を聴かなきゃ分からない部分もあるし、装着するギターとの相性などもあると思います。

ピックアップは基本的に安くはないので、交換してみて理想の音じゃなかったらやっぱり多少がっかりはしますが、その「交換してみなきゃ分からない」というのがまた何とも言えず面白いところですよね〜





蛇足


改造と並行してバンド練習は継続中。

最近の課題曲はELLEGARDENの曲です。
難しいよ…。





おまけ


昨日、娘と2人で映画「THE FIRST SLAM DUNK」の2回目の鑑賞に行きました。


映画の中でリョータが左腕に2つのリストバンドを着けていることが大きなポイントになるんですよね。


それで、漫画版でもリョータはリストバンドを2つ着けていたりするのか?とふと気になり確認すると…




ちゃんと付けてるし!!


この漫画、初版のやつだし!!



すごい伏線というか、当時からしっかり裏設定があったんですね〜
やるな~井上先生!