先日のブログで東進ハイスクールに触れました。
中学3年生や高校生向けに少し書き足します。
東進には東大特進コース(原則高3生向けだが上位層は高1から)があります。これは通常の東進のパンフレットには詳しい内容が載っていません。スーパーエリートコースの生徒は自動的に進む事が出来ますが、普通の生徒さんは資料を貰わないと詳しいことはわかりません。
こちらに簡単な紹介は載っています。
通常の東進ハイスクールとの大きな違いは3つ
1.対面授業を行っている(一部の校舎のみ)
なお、映像授業もあるが対面授業のオンラインではない。
2.東大特進コース実施の校舎では東大生スタッフのサポートが受けられる
3.通常のパンフレットには載っていない東大特進専用講座がある
1.おや?対面授業をやっているのはなぜ?と思いますよね。映像授業がウリの東進なのに対面???
そうです。結局、対面授業が受けられるのであれば対面の方が良いと言っているようなものです。時間的に受けられない場合は映像授業もあります。対面授業が基本であることに矛盾を感じざるを得ません 最近は東大特進コース解説校舎が増えて来たようですが、やはり地方や郊外は不利ですね。
2.実は東進の最大の問題点がこれです。東大特進コース開講は都心の一部の校舎のみです。それ以外の校舎のスタッフは早慶か旧帝未満の国立大で、東京一工や医学部のスタッフはいません ですので難関大学の受験に詳しいスタッフがいないのです 東京一工向けの講座や医学部向けの講座に詳しい人がいません。なので講座選択に関して聞いても適当な事を言われます
3.東大特進コースの通期講座は通常のパンフレットに載っているものと同じですが、特進コースのみの通年講習講座(5コマ程度の短期集中講座)が多く載っています
ここで1つ衝撃的な話ですが、東進ハイスクールの東大合格者の実績数ですが、かなりの割合が「特待生」だそうです。東進では模試で優秀な成績を取った人を特待生として招待し無料で講座を取らせます。このように優秀な特待生を多く受け入れ実績数を稼いでいます こういうお子様の多くは例えば鉄緑会や駿台に通いながら東進の講座を無料で受けているのです また、優秀な生徒は東大特進のある校舎で授業を受けているので、郊外の校舎では東大合格者はほぼ見かけません。
確かに有名カリスマ講師の授業は素晴らしいのですが、これが実態のようです。
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