京都発、言いたい放題!~毎日更新~ -791ページ目

カウンターパートナー

4/21(土) カウンターパートナーという言葉がある・・・。国と国とが交渉事をする時に、その地位がお互いに等しい者同士が話し合いをするという原則の事を言うのだそうだ。最近、中国から温家宝首相がやってきて、日本の首相が相手をするのは、あまりにも、日本に失礼ではないかという事を言う人がいた・・・。こっちは日本の政界のトップが訪問しているのに、中国からは、実質上ナンバー3の首相しか、来ない。胡錦涛国家主席が来日するのが礼儀ではないか・・・。こんなことを言いたかったのやろうね。。。

 これを言ったのは中川昭一政調会長だが、この人の言う事は、間違いではない。でもね・・・、せっかく向こうが氷を溶かす旅・・・やと言っておるのに、あんまり、突っ張る必要もなかろうと、思うんや。。。

 日本と中国の間には、大昔から、お互いの国のプライド同士がぶつかり合う場面がよくあって、秀吉、家康の時代から、皇帝と言う言葉を使う中国に対して、日本の方は国王、とか国主という言葉しか使わせなかったとか、恨み辛みがある・・・・。朝献する方がどうしても下になるから、貢ぎ物をする国が下で、それを受け取る方が上であるという上下関係をどうしても気にするのが時の権力者というものやからね。。。

 ある時は、これを棚上げして、やり過ごしたり、ある時は激怒して、噛み付いて戦争になったり、こんなのを繰り返して来た。。。そんな歴史がある。。。。だから、どちらが属国であるかどうかということは、昔から、国と国のメンツがかかっている一大関心事やった訳や。。。。

 近年になって、日中国交回復に成功したのは、田中角栄と周恩来だが、この時の乾杯の映像をNHKでやっておった。これがなかなかおもろかった。。。祇園や大阪のキタのクラブで飲んだ事のある人なら、判るだろうが、一流クラブと言われているところのホステスさんというのは、厳しい礼儀、マナーが仕込まれていて、お客様と乾杯するときでも、けっして自分のグラスをお客様のグラスより、上で乾杯してはいけないといことを、厳しくしつけられている。。。

 乾杯の時のグラスの上下というものは、不思議なもので、洋の東西を問わず、高い位置にあるものが上で、低い地位にあるものが下なのである。だから、国家元首同士の乾杯の時には、当事者は、グラスの高さ・・・この一点に、神経を集中して乾杯する。。。

 周恩来と田中角栄の乾杯シーンは、見ていて、ほんまに、傑作やった。。。新潟の田舎出身の角栄は、こんなことを全く気にせず、手にシャンパングラスを持ったまま、日本流にお辞儀を繰り返す。周恩来の方は、この意外な行動に右往左往していて、手に持ったシャンパングラスを上にしたり下にしたり・・・・。何とか同じ高さで乾杯したかったんやろうね。。。この一点に、本当に神経を集中していたのが判る。。。

 胡錦涛が来日して、天皇陛下と乾杯した場面も面白かった。。。天皇陛下は、乾杯には、いつも慣れられているから、大変乾杯上手で、シャンパングラスを下から上にす~っと上げながらお相手より少し上がった時点でカチンと乾杯される。胡錦涛は、持ったグラスが天皇陛下より少し高い事に気付き少し下げようとした時に、下から来た陛下のグラスに一瞬抜かれて、まんまと、陛下のグラスより低い位置で乾杯してしまった。。。顔には少し焦りの色。。。。

 胡錦涛さんからしたら、自分は国家元首であり、日本の天皇とカウンターパートナーであることを示すべく、是非とも同じ高さで乾杯したかったのやろうけど、うまくしてやられたと思われたのやないやろうかね。。。まぁ、こんな細かい事を一々気にする人も少ないかもしれないけど、私は、ご当人はかなり気にしてやっていると思うんや。。。

 これと似たような話が、G7とかのサミットの写真撮影でもある。日本の首相は歴代、どうしても背の低い人が多かったから、日本はいつも端っこ。。。ところが、中曽根さんは大柄で、ロンヤス関係で日米蜜月やったから、良いセンターポジションをうまいこと確保していた。。。これって、世界における、いろいろな意味での力関係を、意外と的確にあらわしていて面白いやんか。。。

安倍首相がこの秋にも、また訪中するという。互恵関係という、お互いの立場を同じにするというのは、外交の基本である。どちらかが上であったり、下であったりしたら、なかなか話が前に進まない。。。お互いの立場を思いやる気持ちであるとか、尊重する気持ちがないと、突っ張っているだけやったら、なかなかうまくやっていけないのやないかね。。。中川さんよ。。。だから、アンタは首相になれへんのやで。。。

銃を捨てる勇気

4/20(金) アメリカ南部の大学で、韓国人学生が銃を乱射して、38人もの人を殺したんやて。。。日本では長崎市長が暴力団員に殺されるし・・・。銃は、人間社会が、乗り越えなければならない理性の壁やね。。。。どこでも銃が買えてしまうアメリカも異常な国やけど、銃の持てないはずの日本でも、堂々とヤクザは銃を持っている現実。。。銃社会の不幸はまだまだ続くのかね。。。

 日本人にとって、長崎と広島という所は、特別な意味を持つ・・・・。原爆の悲惨さを、いつまでも、全世界に知らしめていかなければならないという世界唯一の被災地なのやからね。。。一瞬にして何十万人もの人の命を奪ったアメリカは、他の国には大量破壊兵器を作らせないとか、言っているくせに、実は、日本には、まだ戦後60年間、一度も謝罪をしていない・・・。それどころか、原爆が終戦を早めた結果、多くの他の日本人の命を救った・・・なんて、勝手な言いぐさを、ただの一度も訂正していない。。。不届き千万な、国なんや。。。

 そんな国が、ドイツのやったホロコーストや、日本軍の残虐さを、口にするのは、日本人からしたら、何を言うてんねん。。。お前の国は、何十万人もの、罪もない非戦闘員を、一瞬で殺したんやぞ。。。世界一、残虐で、無慈悲で、人間して最低のことをやったのはおまえの国や。。。と、言いたいところやろうね。。。日本は、こんなことまでされたのに、もう済んでしまったことやと、すっかり忘れ去ったかのようにしている。。。これが、信じられへんわ。。。アホちゃうかとさえ、思うで。。。他の国の人も、多分そう思っているで。。。

 その原爆被災地の長崎の市長さんと言ったら、平和主義者しか歴代なれない・・・。広島もそうや。それは、やっぱり、当たり前のことやんか。。。自分のお父さんやらおじいさんやらの世代の人が、ピカドンでたくさん、殺されていて、それを、たった60年で水に流せることが出来るもんかいな。。。だから、この2つの都市の市長さんは、いつまでも、いつまでも、戦争しないこと、平和であることを、世界に訴え続ける。。。これが使命や。。。ところが、このことが、時として、右翼団体や、好戦派の人たちから、攻撃されることになる。。。今回の銃撃が、これと全く関係がないとは言えないやろうね。。。。

 政府は、憲法改正をして、日本を戦争の出来る普通の国にしようとしている。。。そのための国民投票法案を今国会で通そうとしているし、長崎では、まさに今、長崎市市長選が繰り広げられていて、その当事者である現職市長が銃殺された。。。何か、因縁めいたものを感じるね。。。

 こんなとき、どうするのかね。市長候補が死んだら、選挙中止か延期にせんとまずいのやないかね。。。市民にとっての、選択肢が1つ無くなるのやからね。。。もし、このまま続けていたら、対立候補を暗殺したら、誰でも選挙に勝ててしまうことになるからね。。。

 自分と意見が違うからと言って、相手を抹殺してしまうという、究極の手法を採ったら、この世の中は、銃を持っている人が一番強い世の中になってしまいよる・・・。こうさせないのが、人間の理性であり、勇気である・・・。銃を持たない勇気というのがあってもいいやんか。。。

銃は、一瞬にして、その人の命という、その人の人生そのものを奪い去る・・・。そのための道具を人が作って来たのやから、それを無くす事も人は出来るはずや。。。人類全部が幸せになるためには、銃を捨てる日が、いつか来てほしいものである。武器よさらば。。。

いつになったら、人間は、自分たちの愚かさに、本当に気付くのかね。。。

ホーチミン紀行

4/19(木) いゃ~。ベトナムとカンボジア。なかなか良かったです。今週の月曜日に帰ってきましたが、帰ってきて早々に、お昼から仕事。。。深夜便帰りは、つらいね。。。

 さて、今回の旅ほど、貧富の差を感じた旅行は無かったと思います。今まで行ったところは、何処へ行っても、比較的日本に近い物価にもうなっていて、まして、相手が日本人となると、日本人価格にするような所が多かったのやけどね。。。1ドルの重みが重かったわ。。。

 ホーチミンでタクシーに乗っても1ドル。カンボジアのシェムリアップでは、日本円の1000円の物売りが多かったね。。。これには、実は深い理由が有った。。。ベトナムでもカンボジアでも、もちろん現地の通貨が有るのだけれど、これがどちらも極めて弱い通貨なんや。。。だから、米ドルが幅員を効かせて流通しているのだが、米国のコインまでは無い。だから、1ドル使うと、ドンでおつりが帰ってくる。

 このベトナムドンというのが、ものすごいインフレレートの通貨で、これが、じゃまくさい。。。。細かいおつりのない時なんか、飴ちゃんが1握り代わりに還ってくる。。。この国には、まだブツブツ交換かいなぁ。。。カンボジアは、もっと貧しくて、後進国。お金の価値は、それに応じて低い。。。

 日本人は、この国でも、人の良いお金持ちで通っているようで、観光地でバスを降りると、すかさず子供の物売りがやってくる。始めは、これがうっとおしくて堪らなかったけど、慣れてくると、意外とあっさりしていて、ヤリトリをすると面白い。

 夕食のレストランで、ビールを飲んで、ほろ酔い気分のところを、向こうさんも、見逃さない。。。レストランを出たところから、いろいろなものを手にした売り子たちが、お兄さん、お兄さんと寄ってくる。同じツアーの人が何かを1000円で売りつけられたらしいが、これを見てビックリ。。。ハンモックやった。。。ハンモックが2個で、1000円。。。こんなの、どうしはるんやろう。。。みんなで大笑い。。。おもろかった。。。

 まだまだ売れると判断した人は、バイクでわざわざ追っかけてくる。。凄まじい執念の人もいる。。。でも、向こうも節度をわきまえていて、無茶はしないから、怖いこともない。。。

 扇子が10本で1000円、サングラスが5本で1000円、帽子が10個で1000円・・・。つまり、日本円の最低紙幣1000円に合わせて、商品の数を増やして売っているのやね。。。だから、ココでは値切るのではなく、相手に、数を増やさせるのが、交渉になる。粘っていると、いつのまにか、どんどん増えてきて、いかに、この値段がええかげんなものかが判る。。。

 始め、3個で1ドルだったブレスレットが、いつの間にか、一山1000円になっとるし、始め、店にある籐の腕輪100個ほどを全部で5000円と、冗談で持ってきたのが、4000円、3000円、2000円と、どんどん値下げしてくる。このやりとりを、向こうも結構愉しんでいるのやろうね。。。ただ、1ドルも、日本の1000円も、向こうの人にとったら、とんでもない大金。。。1ドルは、119円ほどというレート通りの感覚やなくて、使っている実感からしたら、その5倍ほどの感覚かなぁ。。。1000円も3000円ぐらいの値打ちがあるような感覚である。。。

 今回、このお値打ち度が、一番面白かったね。。。

 それにしても、炎天下のアンコールワットは暑かった・・・36度が40度ぐらいに感じた・・・。日本に帰ってきたら、またまた2月上旬の寒さ。。。これは堪えるわ。。。

 さて、ベトナムへ行った日本人が、一番驚くのが、多分、バイクの多さである。バスや地下鉄などの公共交通機関が未整備のこの国では、バイクが無ければ生きていけないほど大事な生活の足である。何処へ行くのも、バイク。だから、どこの道も、朝から晩まで、ほとんどバイクで埋め尽くされていて、これはもう、圧巻である・・・。でも、旅行者にとって、大変悩ましいのは、ほとんど信号らしい信号が無いことである・・・。現地の人は、大通りを平然と横断してゆくのだが、日本人にとって、これは、ほとんど自殺行為に思えて仕方がないほど怖い。。。

 多くのバイクと車が通行する通りを横断するのに、少しの隙間を見つけて、堂々と渡るのがベトナム式。これを会得するには、1ヶ月はこっちに住まないと無理やろうね。。。ただ、ホーチミンでは、観光客が多い所とか、大きな交差点には、現地の警察官がたくさん立っていてくれていて、一緒に道路を横断してくれるサービスをしている。団体の行動の時には、笛を吹いて、バイクの川もせき止めてくれるしね。。。

 泊まったホテルの近くには大きな市場があって、空き時間にはよく買い物に行った。そこで、少し印象的なことがあった・・・。ある小さなお店で、私は漆器塗りの小さな額を買ったのだが、その時、私はお尻で後ろに積んであった木製の筆箱のようなものを誤って押してしまって、落としてしまった。その筆箱と、もう一つの木製の何かは、見事に割れて、商品価値が無くなってしまった。。。気まずい空気が流れて、当然、私は、謝って、その分を弁償すると申し出たのだが、お店の女の人は、あなたは、商品を買ってくれたお客さんや。だから、弁償はしなくていいと、買った商品代金以外には、ガンとして受け取らないのである。。。私は、もう、これだけで、ベトナム人の誠実さと、優しさを感じたし、この国の人のファンになってしまったね。。。

世知辛い世の中で、このベトナムの人に、何か、人として日本人が、忘れかけているような何かを思い出させてくれたような気がした。。。

米韓FTA締結の裏の裏・・・

4/18(水) 反米政権で有名だった韓国の盧武鉉政権が、何を考えているのか、判らないが、米国とFTAを結んだ。。。自由貿易協定をあの韓国が、それも米国と結んだというのも、びっくりやが、いったい裏になにがあったのやろうか。。。米国が日本と共に食肉輸出改善に、最も重点を置いていた韓国だけに、日本にとっては、少し寝耳に水の話やったんやなかろうか。。。

 多分、これから、アメリカは、韓国は米国産牛を20ヶ月以上でも買ってくれるのに、何で日本は買わないのか・・・と、圧力を掛けてくるのやろうね。。。それにしても、日本も驚いたけど、もっと、驚いたのは、多分、中国やろうね。。。それが証拠に、日本訪問前に、急遽、温家宝が訪韓しとる。。。

 北朝鮮問題を考える上で、手詰まりの中国ルートよりも、同じ民族である韓国から攻めた方が、より効率的であると、米国が考えたとしたら、中国の影響力は、格段に低くなるし、もし、北朝鮮が崩壊した時に、朝鮮半島を親米国が取るのか、親中国が取るのかは、中国の安全保障上でも、最大の関心事やからね。。。そら、飛んでくるわ。。。

 まぁ、韓国という国の民主主義は、まだまだ幼くて、軍事政権下から、民主的な政府になってまだ数十年しか経っていない。。。盧武鉉が死に体になっている今、この人の関心事は、次の政権になったら、自分がどう処遇されるか・・・。その一点やろうね。。。

 歴代の大統領は、現職を退いた後、必ずと言って良いほど、逮捕監禁されて、身内の収賄やら、いろいろ難癖をつけられて、有罪にされているからね。。。今回のこの措置は、そんなことをされないように、布石を打った。。。そんな見方が出来る。。。実際、ソウルでは、米国とのFTA反対デモが起きているようやしね。。。うるさいこっちゃ。。。

 そういえば、今日(4/11)あたりから、街中に警察車輌が目立つようになってきた。。。上空には低くヘリが飛ぶしね・・・・。温家宝首相がもし、日本で、狙撃でもされたら、えらいこっちゃと、移動コースのあたる道路に面したビルなどは、もう警官が見回りだしているし、どこから湧いて来たのか、右翼団体の街宣車も、京都へ向けて集まってきているようや。。。これも、うるさいこっちゃで。。。

 しかし、それにしても、米国の変わり身の早さには、驚かされる。。。節操がないといおうか、朝令暮改と言おうか・・・、心変わりと言うのだろうか。。。韓国とのFTAを進めると言うことは、韓国企業が北朝鮮に進出していることを考えたら、間接的に北朝鮮の経済発展を下支えしまっせ~っていうことやんか。。。これって、どうなのかね。。。

 本当は完成もしていない核兵器のブラフに騙されて、北朝鮮を核保有国として、認めたんやろうか。。。もし、そうやったら、核クラブの扉を北朝鮮に開いてしまつたことになるから、日本にとって、この影響は大きいで。。。韓国なんか、自国も核保有国気取りや。。。これで、世界の一流国の仲間入り・・・。誇らしい、誇らしい・・・。そして、何より日本に史上初めて優越感を持って接することが出来るのが、この上ない喜びなんやろうね・・・この国の人は。。。

 温家宝さんが来て、日本とは戦略的互恵関係を結ぼうとしている。もう、しょうもない、いがみ合いは、やめて、現実的な国益を取ろう・・・これが両国の本音やろうね。。。日本は、余っている米を中国に売りたいんやそうや。。。中国からはあらゆるものが日本へ入っているからね。。。ところが、日中の貿易関係で言えば、日本は高付加価値の電子部品やら、高度技術製品やらを輸出しているから、日本の大幅な黒字である。

 いくら、中国から製品輸入が増えても、その製品の中身は日本製という、けったいな状況が続いているからね。。。経済界からしたら、変に中国を刺激してほしくない。中国市場は、世界に類を見ないほど、経済発展している草刈り場やからね。。。もし、関係がこじれて、日本企業を閉め出すなんてことを言われたら、日本の景気にも影響が大きい。。。つまり、中国と喧嘩せえへんのは、国益中の国益なんやからね。。。

そんななか、安倍ちゃんも、秋の再訪中を今度の会談で表明するはずや。。。朝鮮半島の南北が仲良くなってきたら、日本は中ソあたりと、良い関係を進めて行った方がええからね。。。お互いに安全保障上、そのほうがええからね。。。

報道姿勢にもの申す

4/17(火) 長野県と富山県の県境あたりにある水晶岳の山頂付近に、ヘリコプターが墜落して2名の方が亡くなった。ヘリが墜落したのは夕方の5時ごろ場所は4月とはいえ、雪山の山頂個付近である・・・。ところが、悪天候で、この人たちが、救出されたのが翌朝になった・・・。この対応の遅れで、いろいろと文句を言っているマスコミがおる。。。。

 一分一秒を争う人命救助の現場で、夕方の5時半だから、天候が少しくらい悪いからと、自衛隊の小松基地所属のヘリが出動しなかったのを、どうやら批判したかったらしいのだが・・・。実際、問題どうやったんかね。。。もし、すぐに救出ヘリを出していたなら、2人の命は助かっていたのかも知れない。。。でも、日が暮れて突風の吹く中で、無理にヘリを飛ばして、2次遭難の可能性があった。。。そんな危険なことは出来ない。。。これも筋である。。。

 人命救助の現場は、テレビや映画のアクションもののようには、なかなか行かないわなぁ・・・。でも、この救出現場の映像がテレビに映し出されるたびに思うのやけれど、マスコミの取材のヘリが近づけるぐらいやったら、何とか、助けられなかったのかねぇ・・・と思ってしまうことって、あるやんか。。。

 テレビカメラを回している暇があったら、その前に、もっと一人の人間として、先にやることあるやろう・・・と、思う時がある。。。。

 かと、思ったら、記者が、少しアブナイような突撃取材しておって、いかにも正義の味方気取りで、報道番組や、事件をわざと起こして、おとり捜査もどきのことをやっとるのってあるやんか。。。関西では、夕方にやっているニュースなんかが、こんな役割を担っておる。

 こんなニュース番組の、あるスクープでは、大阪の繁華街で、募金活動をやっとる団体に密着して、この団体が、どうも、学生アルバイトを雇って、募金を集めることをお商売にしておる団体であることを突き止めておった。。。ところが、この番組の制作者は、この、とても卑怯な行為を、撮るため・・・というのが目的で、これを警察に告発したり、止めさせたりというようなところまでは、けっしてやらないんや。。。つまり、番組にするのが目的で、人に犯罪をやらせて、それを撮りたいのがテレビ局側の目的やったんや。。。これって、あかんやろう。。。

 テレビ局って、報道機関である前に、1人の善良な市民であることが求められていると思うんや・・・。もし、この番組を作りたいが為に、その取材が終わるまで、告発のタイミングを遅らせていたり、止めることが出来たのに、テレビのためにさせていたとしたら、これは、とても問題やと思うのやね。。。

 これは、有る意味、スクープを撮りたいが為の、番組制作やと思うのやね。。。つまり、捏造にかなり近いやんか。。。

 テレビカメラが、スリの常習犯をずっと追っかけていて、そいつが、テレビカメラが回っている前で、まんまと、となりで眠っている人の内ポケットからサイフを盗み出す映像を撮るのに成功した。。。これに、似ている。。。テレビ局の人間は、この常習スリ犯人を知っている。つまり、こいつなら、またスリをやりよるやろう・・・と、張っていて、まんまと、犯行現場を撮影することに成功した。。。でもね。これって、どうなんやろう。。。警察のやる囮捜査とは、ちょっと意味が違う。。。

 もちろん、犯罪を犯した犯人が悪いのは当たり前やけれど、まんまと犯罪を犯しよるのを、じっと、待っているマスコミの良識って、どうかと思うのやね。。。

 ロサンゼルスの保険金殺人で話題になった三浦なんとかが、コンビニで防犯カメラに写された万引き事件で逮捕されよったように、映像というものは、ものすごい証拠能力を持つ。10個の目撃者証言より、1つの映像の方が、よっぽど真実を映し出すからね。。。

何が言いたいのか、わからなくなったけど、あんまり、こんな盗撮のような映像を売り物にするような今の世の中って、はたして、まともなんやろうか。。。と、思う時があるんや。。。盗撮すること自身が、実は、とてつもなく、後ろめたくて、卑怯で、非難されるべき行為やのに、これを逆に、売り物にする番組が、大手を振って作られておる。。。これが、おかしいことやと、思う私の方が、おかしいのかねぇ。。。何か、よう、判らんようになってきたわ。。。

人は子孫繁栄の為に生きるのや。。。

4/16(月) 今朝、早朝に帰国。。。多分ふらふらで、帰ってきます。。。

 4月も中旬になると、気候も良くなってきて、あと2週間でゴールデンウィークか・・・。何か、早いもんやね。。。子供の時には、時間の経つのが、ものすごく遅く感じたのやけれど、大人になると、歳を取るに連れて、時の流れが速く感じる。。。不思議なモノやね。。。

 このことを、ちょっと難しく、心理学的・・・に考えてみたら、子供の時というのは、何でも見るモノ、触るモノが初めての経験に満ちあふれているやんか・・・。だから、何でも初めての刺激が多い。だから、身体も、脳も、一生懸命働いて、それを吸収しようと、どんどん働く。ところが、大人になると、そんな刺激が減ってきて、経験値が高まる一方で、新しい事に挑戦する気が失せていってしまう。つまり、精神的に、おっくうになるんやね。。。

 こんなことが、どうも、大きく関係していると思うんや。。。人間、何か新しいことをやると、疲れる。つまり、大人は、疲れるのを嫌う・・・。ところが、子供は何事にも好奇心旺盛で、やってみようという気持ちが先に立つ、そして、やっぱりふらふらになって、やっと、その事の大変さを学習するんや。。。

 これが、所謂、経験的学習なのやけど、最近の子供たちは、これを省略して、知識として受け入れてしまう場合が多いのやないやろうか。。。

 例えば、小さい子供のドロ遊び。。。ドロドロになって、パンツもびしょびしょになって初めて、パンツを濡らしたら、気持ち悪いもんや・・・というのが判るやろ。ところが、今の親は、そんなことをして、パンツを濡らしてしまったら、気持ち悪いで・・・、と、先に、教えてしまうんや。。。だから、結果として、ドロ遊びをしてパンツを濡らしたら気持ち悪いから、やめておこうということは、どちらの方法でも子供に伝わりはするのやけれど、これが、実は、全然、意味が違うんやないやろうか・・・。

 全てが万事で、子供たちに経験的学習をさせずに、知識的学習ばかりさせていると、そんな子供は、使い物にならない変な子供になると思うのやね。。。そんな子供同士が喧嘩してみ。。。ゲーム感覚で喧嘩はどういうものかは、判っていても、本当の喧嘩を一度もやったことのない子供同士が喧嘩したら、悲惨やで。。。叩かれたら痛い。。。その痛みが分かるから、力加減が判るやんか。。。ここまでやったら、どうなるというのが判っていて、喧嘩するのと、頭だけでは判っていても、全く本当の経験のない子が喧嘩したら、ひょっとたら、相手を本当に殺してしまうようなことになるのや。。。

 子供同士のいじめの問題は、実は、小さいときから、ぶつかることなく、純正培養で子育てをしてしまってきた弊害の問題である時も無いやろうかと、思うんや。。。つまり、子供たちの中に、原体験のベースがない。。。これは、実は怖いことなんやね。。。

 ちょっと前に、「わんぱくでもいい。強く育ってほしい・・・」なんていうハムメーカーのコマーシャルがあったけど、今の子供は、ケガしないように、虐められないように、大事に大事に育てられているからね・・・。何か、ナヨっとしたマザコンの男の子と、しっかりした気の強い女の子・・・という人たちが増えてきているような気がしてね。。。

 それにしても、ウチも、3人の子供がいるけど、親って何やろうね。。。と思う事がある。大事に育てて、高い授業料を必死になって払い続けて、やっと、就職して、親の知らない間に、どこかの男の嫁になる。。。子供って、小さいうちは、親のもののような感じだけれど、だんだん自立して、生意気盛りを経て、いっちょ前の事を言う大人になりよる。。。。子供が大きくなってしまったら、親の役割はもう終わりで、用済み。。。何か、虚しい、寂しいものやね。。。

 子供や孫は、そりゃ生き甲斐やし、その子たちを育てるのが親の務め。。。つまり、生まれたときから、死ぬまで人間とは、子孫を繁栄させるために、生きているものやというのが、改めて感じさせられる。。。これって、人間に限らず、どうな生き物でも同じなんやね。。。これって、やっぱり生き物としての、基本中の基本なんや。。。

 ところが、このことを気付かない人って、今の世の中多すぎるやんか。。。おぎゃーと、五体満足に生まれていても、自分の人生、どう使おうと、自分の勝手・・・。人にどうやこうや、言われたく無いわぁ。。。なんて、寂しい考え方の人って、多いやんか。そんな人って、歳とってから、しもたーって気付くのやろうけど、もう遅いんや。。。人生の伴侶は、一番自分が光っている時しか、なかなか出会えないものやし、そんなときに、お相手を見つけられなかった人は、一生自由気ままはええけれど、後世に、自分が生きた証である子孫を残す事が出来ないのやしね。。。

結婚しない人が増えているという・・・。価値観の違いは耐えられない・・・。結婚してダンナや、子供たちのために、残りの自分の人生を犠牲にされるのはまっぴらごめん。。。こんな考えの人もある・・・。でもね。もうちょっと、立ち止まって、よ~う、考えてみ。自分の人生を変えるのも、自分やということをね。。。まだ間に合うかも知れんで。。。人間は、何度でもやり直しは効くし、死ぬまでず~っと適齢期やと、思えば思えるもんやしね・・・。

愛されなかったから、愛せないのか・・・

4/15(日) 今日は、カンボジアから徹夜で帰ってきます・・・。ああしんど。。。それにしても、東南アジア各国から日本への帰国便って、どうしても日本に早朝に着く便が多いね。。。何でかなぁと思ったら、やっぱり、機材の関係なんやね。。。日本から出国する便は、どうしても、お昼前のええ時間帯に出発する。4~5時間で向こうの国に行くとして、同じ飛行機が行ったり来たりしているのやから、行きが昼便やったら、どうしても、帰りは深夜便になる。。。これって、当たり前やね・・・。これが、もっと便数が多くなると、向こうをお昼前に発つ便が出来るから、楽なのやけどね。。。

 さて、またまた、酷い話やけど、3歳と1歳の子供を市営住宅に残して、1ヶ月も家を空けて、子供を見捨てた親が逮捕されよった。。。可哀想に、1歳の子は、ミイラのようになって死んでいたんやて。。。ところが、3歳の子供は家にあった生のお米とか、ケチャップ、マヨネーズ、生ゴミなどを食べて、1ヶ月間も生き延びていたんやて。。。この20代の母親の言った言葉が、私には、信じられなかった。。。

 「死んでもいい・・・」と、思ったんやて。。。世も末やね。。。子供というのを、いったい何と思っておるのかね・・・。1ヶ月も放置して、他の男の所へ行って、子供が、それほど邪魔やったんやろうか。。。1ヶ月ぶりに、部屋の様子を覗きに行った女に、泣いて抱きついてきた3歳の子供。。。ほんと、情けなくて、涙が出てくるわ。。。

 それにしても、こんな鬼母のような話が、最近、よく聞く。。。親しか、頼る人のない子供は、どんな思いで、自分を捨てた親のことを思っていたのやろうね。。。そして、死んでいった子供は、何を思って死んで行ったのか。。。人の命が、ほんと、安物になってしまったもんや。。。自分の幸せのために、我が子を捨てるか。。。

 この女が、どんなヤツで、どんな生活をしていたのかは、知らんけど、子供を放置し、育児放棄して、施設に預けるならともかく、家に帰らないことで、死んでも良いと思った。。。これが、何で、殺人罪にならへんのかね。。。死ぬのが判っていて、放置したのなら、この女には、明確な殺意があるし、よくよく考えてみたら、殺すより酷い仕打ちをこの子たちに与えていた事になるしね。。。

 私には、実は、1つの偏見があってね。。。昭和32年生まれの私には、今までずっと、昭和21~23年生まれの人たち。つまり、団塊の世代の人たちから、かなりの影響を受けて来た。この年代の人たちは、人口も多いし、ライバルも多いから、いくらガンバッテもなかなかリーダーになれなかったり、何でも人数が多かったから、トラブルも多かった年代だっただろう。。。学生運動をやって、ゲバ棒を振って、機動隊とワッショイやっていたのも、この世代だし、労働組合作って、仕事もせずに、社会革命や~なんて、騒いでおったのも、この年代の人や。。。

 私らの年代から見たら、何でも大層で大袈裟で、話を大きくするのが好きで、結果として、トラブルメーカーな年代・・・に思えてならんかったんや。。。仕事ばっかりして、家庭を顧みないし、子供の教育なんか、まともにしてない。それより、世の中の流れに必死になってついて行こうと、もがいていた世代・・・。そんな印象やったんや。。。。

 今、いろいろな、驚くような事件を起こしている人たちの年代って、よくよく、考えたら、この団塊世代ジュニアの人たちなんやね。。。つまり、誠に失礼ながら、あんまり、親に構ってもらった経験が少なくて育った人たちが、今度は自分が親になってしまって、その不幸をまたその子たちに、引き継いでしまっているのやないか。。。悪の連鎖やないんか。。。なんて、思うことがたびたびあるんや。。。

 もちろん、何でも、十把一絡げにするのは、アカンことやけど、この傾向って、あたっているような気がするんや。。。自分が愛されて育ってないから、子供を愛せない親。。。これは、かなり不幸やで。。。

 子供って、人間でも、動物でも、赤ちゃんの時って、ものすごく可愛いやんか。。。これって、どこかの生物学者さんが言っていたのやけど、外敵から攻撃されないためなんやて、つまり、可愛いと思う気持ちは、人間でも動物でもあって、可愛いことが、自分の命を守るためなんやて。。。

誰からも愛されないで生まれて来た子っていのうは、無いと信じたい・・・。なぜなら、人は愛されるために生まれて来たのやから・・・。と、まで言うのは、気障やけど、我が子まで愛せない人は、そこまで、自分だけがカワイイのやろうか・・・。人を大事に出来ない人は、自分も大事に出来ないと思うのやけれどね。。。

おごれるマスコミは、久しからずや・・・

4/14(土) 今日は午前中が移動日。午後には、世界遺産のアンコールワットのあるシェムリアップという、何か毛はえ薬のような町に泊まります。あっ、それは、リアップやんけ~・・・。ツッコミありがとう。。。

 さて、日本では、12日あたりに、中国の温家宝さんが京都に来て、友好行事をやったんだと。。。この頃、中国を嫌う若い人が多いからね。。。不測の事態にならないように、ちゃんとしてほしいものや。。。近くの国同士は、仲良うしなあかん。。。喧嘩してると、ろくなことないわ。。。

 それにしても、日中両国は、どうして、ここまで仲が悪くなったノヤろうね。。小泉のオッサンが変な意地を張るからやね。。。ところで、あれだけ靖国神社に参拝する参拝すると、言っていた小泉さん。首相を降りてから、さも、毎日のように参内しているのだろうと、思いきや、あんまりニュース無いね。。。もちろん、日本の首相が靖国参拝するから、意味があるのであって、一国会議員になった小泉さんが、何度靖国に参拝しても、意味がないのかもね。。。

 それにしても、ぜんぜん、行ったというニュースも無いのは、あの騒ぎは、何やったんやと、言いたくなる。。。日本を二分した参拝すべきか、参拝すべきでないかという議論は、何の結論も出ないまま、行ったか行かなかったかを言わないという、あいまい戦術のまま、話が終わってしもた。。。詰まり、国内的には、行ったとも、行かなかったとも言わない事によって、参拝推進派に顔向け出来るし、対外的には、これまた行ったと言わない事で、配慮した風にも受け取れる。。。

 それにしても、何で、ここまで、大騒ぎにする必要があったのか。。。少し、日本のマスコミが作り上げたネタにしては、問題が多すぎるね。。。

 つまり、朝日新聞という一全国新が、靖国神社へ首相が参拝するのは、不適当だと感じた。だから、いつも行っていた小泉さんに、政治的なプレッシャーを与えて、行けなくさせることに成功した。。。こういう風にも、取れるやんか。。。これって、日本国の首相より、朝日新聞という一民間紙のほうが、強いことになるやんか。。。こんなの、許されてええもんかねぇ。。。と、素朴に疑問を持つ訳である。。。

 

 このように、強大な権力に近い今のモノを、日本の大マスコミさんは、持っておる。。。。つまり、こんなことを続けていたら、首相は、マスコミの言うことをよく聞かないと、うまく、行かなくなるかも知れない。。。。これって、主権在民やなくて、主権在日やんか。。。いや、別に毎日新聞に在日朝鮮韓国の人が多いから・・・っていう訳やないですけれどもね・・・。

 関西テレビに続き、NHKの試してガッテンや、他の局の番組も、いろいろ、捏造疑惑が出ているようである。。。今のテレビ番組の作り方を考えてみたら、なかなか、難しい問題やろうね。。。関テレが民放連を追放されたのやったら、他の在京、在阪のキーステーション、みんな追放されないとあかんやろうからね。。。テレビなんて、やらせが多いし、ちょっと、こんなポーズをとってほしいとか。。。こんな事を言って欲しいとか、日常茶飯事の世界やからね。。。厳密に言えば、全部がやらせになってしまいよるわ。。。

 今のマスコミの罪状を一言で言えば、倫理観の欠如や・・・。ここまでは、やって良い事。ここからは、やったらあかんこと。こんなルールが、きっちりと出来て無い。。。だから、平気で、自分たちの作ったストーリー通りの番組を、作ろうとしよる。。。本来、そこに無いものまで、登場させるからね。。。全部が作り物の、番組。。。視聴者も有る程度、覚悟して見るべきやろうね。。。

 私は、最近のマスコミには、奢りがあると思う。それは、テレビやったら、何でも許されてしまうという、社会の甘やかし・・・。これが原因やろうね。。。観光地を有名人がテレビカメラスタッフを引き連れてロケしておる。周りには黒山の見物客。。。すると、その芸能人が、近所の団子屋さんの前を通りかかる。そのグメレポーターが、おもむろに、その団子を取って、いきなり食べてしまいよる。。。そして、うまい・・・××みたいや~・・・というコメント。。。団子屋さんが、団子の代金を支払えと言うと、ディレクターのようなヤツで出てきて、○○さんが宣伝してくれたのやから、逆に宣伝代を欲しいぐらいやと暴言を吐く。。。

 結局、団子代を払わずに、ロケのご一行は、次の撮影に。。。こんなのって、普通の社会常識からしたら、食い逃げっていう、立派な犯罪やんか。。。それを、テレビだからと、みんなが許してしまうところがあるから、困ったもんや。。。おまけに、そのグルメレポーターは、次の撮影に影響するのか、食べた団子をはき出しておる・・・。わしが団子屋やったら、殴ったるのになぁ。。。京都では、こんな撮影現場が、しょっちゅうある。。。そのたびに、テレビの裏側を見せられたようで、ゲンナリとなるんや。。。

京都で撮影させてもらうのやったら、もっと考えて人混みにならない時間帯や、季節はずれの時にやらんかい。。。そんな常識も無しに、物見遊山で、半分遊び感覚でテレビやられたんじゃ、たまらんわ。。。嘘だらけの、テレビなんか、見るからあかんのやけどね。。。

ちゃんとした日本人

4/13(金) げげ・・13日の金曜日か。。。クリスチャンじゃなくても、あんまり縁起の良い日やないね。。。今日は、もう1日、ホーチミン(サイゴン)泊まりです。

 ここで、ちょっとは、ベトナムのことを書いておかんとね。。。この国の1970年代の戦争を知っている年代の人は、この国が、ここまでオープンで変わっていってることに、ビックリするやろうね。。日本とベトナムの関係は、とても深くて、何故か、似たところがある。国民性が勤勉であり、農耕民族であり、主食が米、真面目で、文盲率が低い。国民の教育水準も高い。。。

 こんなところから、一度、中国に進出して、失敗した日本企業は、ベトナムに工場を建設するところが多いんやて。。。何と言っても、どこかの国みたいに、嘘をついたり、大げさやったり、というのが無い。。。これだけでも、昔の、日本人に似ておる。。。

 最近ではVISTAというのが、流行っているという。これは、ブリックスというブラジル・ロシア・チャイナ・インドの4カ国に続いて、ベトナム・インドネシア・サウスアフリカ・トルコ・アルゼンチンが、今後、経済発展する国として、世界の金融界で注目されているという意味なのだそうである。とりわけ、ベトナムは、もうかなり上がってしまった中国より格段に安い上に、手先が器用な優秀な若い労働力があるというのが魅力的である・・・。

 こんなことから、多くの日本企業がベトナムには進出していて、今回、私たちはGSユアサさんや、鴻池ロジスティックスさんや、日本ロジテムさんなどを見学させてもらう予定になっている。この国の人は、少し前の日本人に大変似ていて、とても、控えめな性格の人が多いお国柄なんだそうである。チョット昔の日本人も、照れ屋さんで、少しはにかむような、純朴な人が多かったのに、そんな日本人は、何処へ行ったのかね。。。そんな少し前の日本人に出会えるかも知れないね。。。

 さて、国家の品格という本がベストセラーになった。日本人は、どうも、いつのころからか、何か、とても大切なものを、どこかに置き忘れてしまっている。。。そんな、指摘のある本やった。。。その大きな転換期になったのは、いったい、いつだっただろう・・・と、考えて、思い出して見た時、私には、1990年前後のバブル崩壊時であったような気がしてならないのや。。。それまで、日本経済は、ずっと、右肩上がりに進んでいって、国民全員が不動産屋・・・と、揶揄されるほどに、みんなが無理しても不動産に手を出した。それも、かなり投機的に。。。

 そして、ある日、ある時から、今まで膨らむだけ膨らんだ風船が、パーンと音を立ててはじけた。。。これから21世紀になる2000年まで・・・。この10年は、「失われた10年」と言われたように、今までの神話が崩れ、モノの値段がドーンと下がり、世の中が泥沼のような不況になり、クビになる社員が、特別増えた。。。そして、平成不況である。。。

 企業は、自らの体質を改善すべく、いちばん金のかかる人件費、つまり、社員を極端に減らして、足らない部分は、パートや期間社員などで、賄った。。。ここで、日本人の今まで培われていた良い価値観が、一気に失われていったと思うのである。親分である社長と、子分・手下である社員の、人的な繋がりによる信頼関係がベースになっていたものが、崩れて、欧米流のビジネスライクな関係に変わった。。。終身雇用は崩れ、雇用は不安定になり、所得は低くなった人が増えた。。。

 会社人間なんて言葉は聞こえなくなって、家庭を大事にする人が良い人という価値観も変わった。。。勤勉に、一生懸命、長時間、文句も言わずに働く人は、時代遅れの人になり、ちゃんと土日を休んで、そこそこ仕事をし、週末には家族と共通の趣味を持つ・・・。そんな人が、トレンディな人になった。。。ただ、良いことばかりではない。このことによって、日本は決定的な打撃を受けた。働かなくなった日本人なんて、他の国の人かに見たら、怖くなくなったのである。。。つまり、日本人全体が、もうええやろ・・・努力しなくなったのである。。。日本病の始まりである。。。

 この日本病が蔓延すると、日本の社会の中での価値観まで変わっていってしまった。。。日本は、恥の文化の国である・・・。人前で恥かしめを受けることを最も嫌う・・・そんな国民性があった。。。ところがどうやろう。。。この頃は、人前で、昔なら、とても恥ずかしかった事が、平気でいられる人が増えた。若い女の子が、短いジーパンから、パンツのゴムが丸見えになっても、何にも感じなくなった時期に不思議と、合致する。。。平気で人前で地べたに座り込むジベタリアン・・・。昔やったら、そんな浮浪者のような真似をすることは、考えられなかったやんか。。。ところが、今やコンビニの前でしゃがんで話し込む若者なんて当たり前の光景になってしもた。。。

 こんな社会的なモラルが低下すると、犯罪も増えた。こんなことをしたら、ご近所さんに顔向け出来ない・・・。こんなのが、犯罪を抑止しておったのが、隣に住む人の顔も知らない。。。挨拶もしないし、何かトラブッたら、すぐ裁判。。。こんな極端な人も増えてしもた。。。まるで、アメリカと一緒やんか。。。訴訟社会で、儲かるのは弁護士だけや。。。

 日本は、つまり、この20年ほどで、もう、取り返しの付かないほど、ダメな国になってしまった。。。と、指摘する人は多いね。。。多分、もうどんな政策を取っても、昔のような国民性には戻れないやろうね。。。ただ、まだ、諦めるのは早くて、治安の回復や、教育の再生などで、新しいモラルを確立して、日本を精神的に建て直したいと思う人は増えて来ている。

 こんな人たちの特徴は、私たちの年代以上の人の発想にあるような、戦前のような復古調の政策ではなくて、全く別の価値観を築き上げて行こうという考え方である。時代は変わっているからね。。。そういえば、昔のヤクザ映画や、吉本新喜劇に出てくるようなチンピラヤクザって、最近、全然、見ないやろう。。。暴力団対策法で、ヤクザ自身が、地下に潜ったからね。。。

 その代わり増えてきたのが、みんながへぇ~っと驚く、「普通の人」の犯してしまう凶悪犯罪である。あんなに大人しい子が、人を殺すなんて・・・とか、とても、そんな悪いことをするようには見えない人が、自分の精神的なはけ口から、つい、うっかり、で、人殺しなんていう大罪をやってしまう。。。ものすごく、意外な事なんやけど、現実。。。こんなのが多いやんか。。。

 昔なら、隣組制度で、お互いを監視しておった制度が日本にもあった。今の北朝鮮のチクリ推奨制度みたいなもんやね。。。つまり、お互いに市民同士で監視し合う事によって、変なヤツが、悪いことを出来ないように、けん制していた時代が日本にもあったやんか。。。今、これをやるには、もう無理だけど、ボランティア自警団のようなモノは出来る。。。今、東京のど真ん中でも、こんな自衛組織が出来て来ているのやて。。。結局、自分たちの命は、自分たちで守らないとあかんからね。。。

こんな、ちゃんとした日本人が増えてくると、みんなの価値観も、ちょっとづつやろうけど、変わってくるはずや。。。いや、むしろ、変えていかんと、あかんのと、違うかね。。。手遅れにならないうちに。。。

地方の王様

4/12(木) 今日から5日間は、書き溜めネタのため、ちょっと、タイミングがずれている事があるので、お許し下さい。ちなみに、私は、今日は、ホーチミン泊まりの予定です。

 さて、この前の日曜日は、選挙の日だった・・・。私の住む京都市下京区では、市会議員選挙が4人枠のところ、4人全員無投票当選になってしまって、府会議員選挙だけやった・・・。もうひとつ、盛り上がらなかったね。。。府会の方は定数2に対して、共産党候補と自民党候補と民主党候補の3人が立候補した・・・。結果は、共産党は組織票がまとまりトップ当選やった。。。。2位が下京区の体振会長の小牧さん、小差で落選したのが、この冬まで、自民党の伊吹文明代議士の京都事務所で秘書をやっておった人。。。そんな人が、どういうわけか、民主に鞍替えして立候補した。

 結果は42票差で落選だったけど、あと、ちょっとで、当選というところやった。。。。小牧さんは、ひやひやモノやったね。。。やっぱり、仁義や、筋を外した候補は、古い京都の保守の人からしたら、結果として、受け入れられへんかった。。。そんなとこやろうね。。。

 さて、同じ、この日に投票があった選挙で、何と言っても話題になったのは、東京都知事選挙である。結局、石原慎太郎氏が大差で3選を果たして、あと4年、石原都政が、続くことになったけど、この人の強さは、やっぱり、ほんまものやね。。。首相にしたい人の常に上位に顔を出すからね。。。

 なぜ、石原慎太郎がこうも、強いのか。。。この人には、やっぱり、カリスマ性があるからやろうね。。。私のような50歳ぐらいの人間からしたら、石原慎太郎には、私のおじいちゃんの時代の人、いわば、明治生まれの人の持っていたような気骨みたいなものが有ると感じるのである。別の言い方をすれば、明治の気骨を持った人が、周りに、それだけ少なくなってきてしまった。。。ということやろうね。。。

 この人の発言には、トゲもあるけど、実にスパッとしていて、どろどろした所がない。自分の家族を海外に連れて行ったとか、ガラパゴス諸島で公費使って、リゾートしとったとか、いろいろ批判は有ったけど、その視察に、ちゃんと、報道陣を連れて行っているのも、良かったね。公費をくすねて、パリやロンドン、ニューヨークなどへ、コソコソと、遊びに行く議員なんかと違って、堂々としたものや。。。公費で連れて行ってもらっているのだから、ちゃんと仕事しているところを、マスコミに公開するのが、当たり前。。。この人の行動には、変な後ろめたさがない。。。だから、人気があるのやろうね。。。

 そのまんま東が宮崎県知事に当選してから、首長さんに今、結構、注目が集まっている・・・。府民・県民が望んでいるのは、仕事をうまくやる首長ではなくて、その自治体を代表するリーダーシップのある人や、その仕事ぶりが、マスコミなどを通して、よく見える首長になってきている・・・のやないかね。。。田中康夫が、知事室をほんまにガラス張りにしてしまいよったのが、いわば、走りや。。。

 今まで、普通の市民は、知りたくても、知る機会の無かった知事の仕事が、話題になることによって、よく見えるようになる。。。こんな方向性を望んでいるように思うね。。。こうなると、今までの役人型、密室型の首長サンは、厳しくなる時代になると思うね。。。

 多くの自治体では、中央官庁から人材に、来て貰って首長になっていただいている。。。つまり、地方首長のポスト自身が、中央役人の天下り先に成り下がっている・・・という変な現実がある。。。このことに市民も不満を持っているから、東国原知事やら、石原慎太郎知事なんかの、アピールの上手い人を首長に選びたがるのである。

 知事や市長を、地方の王様と、そのまんま東氏は、例えておった。これは、有る程度あたっているやろうね。。。地方では、絶対的な権力がある。一人の人に権限が集中すると、どうしても、その人を接待して、何とか、自分に有利にしてもらおうという、不届きな輩が必ず出てくる・・・。こんなことは、なかなか大っぴらに出来る事やないけど、こんなのを隠れてされないように、みんなの監視の下で、やってもらう必要があるのやね。。。つまり、首長の仕事の透明度を高める・・・。これが、今の時代のニーズであるというわけや。。。。

 人間やから、ちよっと、世話になったり、親しい人が出来てしまうと、その人に便宜を図って上げたいという気持ちが出てくるのは、無理もない事である。でもね、そんな誘惑に勝てる人しか、首長はやったらあかんのや。。。みんなの公金を扱う立場にある人やったら、これは、至極当然のことなんや。。。そのまんま東も、濁らなければええけどね。。。

地方の首長が元気で、常にマスコミの関心を集めるという事は、そんな悪い事やない。市民の政治に対する関心も高くなるし、同時に、倫理観も高まる。常に監視される立場であるという宿命を持つお仕事だから、いろんな意味で、衆目を集められる人だけが「地方の王様」になれる資格を持つ事になる。。。この流れが続いたら、少しは、政治が変わってくるかもね。。。