お産致死事件に、悪人はいない。。。
8/22(金) お産で亡くなった方の父親が、執刀した産科医を訴えていた事件で、裁判所はこの医師を無罪という判断を下した。。。この亡くなった母親は、前置胎盤という胎盤が普通ではない産道近くの場所に出来ていて、帝王切開で出産後、これを無理に剥がそうとして、出血多量で亡くなってしまった・・・という事案だった。
この件をいろいろ考えると、いろいろな側面がある。私は、この事案の中で、誰も「悪い人」なんていないと思うのやね。。。悪人を裁く・・・のが刑事事件であるとしたら、この事案を民事ではなく、刑事で裁くことに、無理がある・・・と私は思うのやね。。。
医者は、当時、出来うる限りの対策をして、何とか、子宮を取らずに、母胎に残してあげようと努力されたと思うのやね。。。検察の言うように、子宮を全摘出していれば、この母親は死ななかったのかも知れない。ところが、その善意が仇になった。。。。でも、この医師は、何とか子宮全摘出をせずに済ませられないか・・・と頑張ったはったのやと思うのやね。。。
お産で亡くなるなんて・・・という、今の日本の医学では、なかなか、考え難いことなのやけど、実は、お産は、それほどリスクが高いこと・・・ということが、今回の件であらためて明らかになったのやと思うのやね。。。
お産による死亡事故で、執刀の産科医が逮捕される・・・という前代未聞のことは、産科医が、それだけ高いリスクがあるということを、日本中に知らしめてしまったし、お産による患者死亡の確率が意外と高い・・・ということは、産科医にだけは、なりたくない・・・という社会現象まで生んでしまって、全国で産科医が不足する・・・ということにもなってしまった・・・のやね。。。
実際問題として、全国の病院で、リスクが高く、勤務形態が厳しい産婦人科は、どんどん減ってきていて、特に出産が近づいて、危険な状態であるのに、近くに、診てくれる病院も無い・・・なんていう悲劇は、奈良県の患者たらい回し事件を見ていても、とても深刻な問題になりつつあるのやね。。。お金がかかるので、出産まで1回も検診に行かず、生まれそうな間際になってやっと、救急車で担ぎ込まれる・・・というドタバタ出産も増えているのだという。。。そんな危ない状態の人ばっかり、診さされていたら、医者も叶わない・・・というのが、きっと、本音やろう・・・。
ちょっと前の、日本だったら、医者が患者に訴えられる・・なんて考えもつかなかった。。。それが、訴訟社会になって、何でも、裁判で紛争を解決するような世の中になってきてしもた。。。これって、どうなのかね。。。そりゃ、そのお陰で、今まで医者のミスで誤魔化されていたことがちゃんと白日のもとに晒されるようになってきた。。。それはええことや。。。でも、そのお陰で、ちょっとしたことでも、何か訴えられるのではないか・・・という恐怖と、医者は、常に対面しなければならなくなった・・・。
医者からしたら、今までは病院という組織が、何かミスが有ったとしても、護ってくれていたのが、何でも、個人の責任が厳しく問われるようになった。。。その結果としての医師のなり手不足。。。何か、矛盾した話になってきたのやね。。。
医療事故は、死にかけの人と常に体面している商売の医師からしたら、ゼロには出来ない。。。その人の死が、医師のミスによるものなのか、医師の技術力の低さによるものなのか、或いは患者さんの運命なのか、そんなことを誰がどう判断できるのか・・・って言われたら、誰もそんな判断は出来ないのやないのかね。。。医者はその人の出来うる最善の策を採った。。。と、自信を持っていても、より有名な腕の立つ先生・・・と比べたら、とても稚拙な処理方法やったかも知れないやんか。。。だから、それも、含めて、普通は、医師の裁量の範囲・・・っていうことになる。。。
ただ、実際に医者の判断ミスで大事な人を失ってしまった・・・という遺族感情は、とても大きなものがある。病院や、医師側に問題やミスがあり、それを認めた民事裁判のケースでは、病院が損害賠償に応じたりしているのが現実やろう。。。お金じゃない。。。○○を帰せ・・・っていうのも本音やけど、医師に明確な殺意が無い限り、医師の罪として認めてしまうことは、多くの医者たちにとって、一生懸命にやって、逮捕され、罪人扱いにされるのは、筋が違う・・・という意見にも、妥当性があると思うのやね。。。
人さまのいのちを預かる仕事っていうのは、大変、責任の重い仕事である。だからといって、これをやってくれる人が居なくなると、大変社会的にも大混乱な状態になってしまうことも事実である。だから、医師っていうのは、大きな収入が得られる職業であり、みんなから、信頼され、尊敬される職業でなかったらあかんのやね。。。この構図まで無くしてしまったら、日本という国は、とても歪(いびつ)で、不幸な国になってしまうのやと思うのやね。。。
多くの若者が、医師という崇高な職業を目指そうと思う・・・。そんな、まともな考え方が戻ってくれることを切に願いたいものやね。。。
怪我を言い出せなかった土佐を責めたらアカン
8/21(木) まだまだ熱戦の続く北京五輪。そやけど、ここに来て、いろんな問題が噴出してきている。中国人が一番期待していた選手のひとり、110メートルハードルの劉翔という選手。この人、日本選手で言えば、北島康介みたいな存在なんやね。。。
アテネオリンピックで、アジア人としては初の、フィールド競技ではないトラック競技での金メダリストであるのは、もちろん、中国内で、いろんなオリンピック関連のコマーシャルやら、ポスター、看板、など、劉翔を見ない日は無い・・・というほどの人気選手なんやそうや。。。おかげで、この選手の出場する国家スタジアムのチケットは、プラチナチケットで、何十倍ものプレミアが付いていたそうや。。。
それやのに、当日、決勝の時になって無念の出場断念。。。中国人は、本当に、がっかりしたんやろうね。。。コーチや監督が泣いて会見するぐらいやから、よっぽどやで。。。向こうの新聞も、この選手のことを批判するのを止めよう・・・というキャンペーンをしなくてはいかないほど、中国人のがっかりぶりは、大きかったのやろうね。。。ネットで劉翔を批判する書き込みもかなり酷いそうや。。。
日本だって、女子マラソンの野口みずきの突然の肉離れによる北京欠場・・・にがっかりした人は多かった。。。一度頂点に達した人が4年後にまた世界一であることを期待されるのは、仕方のないことなのかもしれないけど、4年の歳月というのは、容赦なく選手本人に降りかかってくる。。。毎日100㎞を超える走り込みをこなしてきた野口。。。走った距離は裏切らない・・・・という名言を残していたのやけど、ハードな練習をし過ぎて、故障してしまう・・・というリスク。。。なぜ、そこまで自分を追い込むのか。。。それは、金メダリストとはいえ、練習しなくては、不安で不安で仕方がない・・・という、心の裏返しなんやと思うのやね。。。
野口が北京断念を発表して、同じ女子マラソンの土佐礼子にどれだけのプレッシャーがかかったか。。。野口がダメ・・・になって、土佐が疲労骨折していた・・・なんて、絶対に言い出せるものやない・・・同僚の渋井陽子が言っていた言葉が、北京に来て、全国民から寄せられた期待の大きさ、その重圧の恐ろしさ。。。それを想像させられるような話や。。。
最近の日本選手のオリンピック感は、自分のベストを出せればよい・・・とか、自分らしい活躍がで聞けばよい・・・とか、自分色のメダル・・・とかに代表されるように、自己実現型、選手の個人の最高のパフォーマンスが出せれば良し・・・とする風潮にだんだんなってきている。
とはいえ、北京に来ている選手達は、故郷や同僚、コーチやスタッフの多くの人たちに支えられて、ここにいる。。。という感覚にやっぱりなる。。。この期待に応えられれば良いのだが、自分の責任で負けた・・・とか、自分の努力不足で失敗した・・とかなれば、穴があったら入りたい・・・なんてことになるのやね。。。
東京五輪の男子マラソンでメダルを獲得した円谷選手は、その後、日本中の期待に押しつぶされて、自らの命を絶つという・・・壮絶な死を迎えている。。。それ以来、日本では、必要以上に選手たちに重圧を与えないようにしよう・・・という配慮が生まれてきた・・・と思うのやね。。。
五輪は参加することに意義がある。。。と良く、言われてきた。。。でも、その事は、裏返しとして、国のため、自分の名誉のために、戦え。。。これだけ、税金を使って強化策をしてもらっているのだから、負けることは許されない・・・という、脅迫めいた雰囲気が、全く無くなることは無いのやね。。。。
特に、今の中国では、中国選手一人には110億円もの巨費が投じられている・・・なんていう信じられないほどの数字が新聞に載っていた。。。失敗の許されない、この日のために・・・という思いは、ある時は、その人の能力を120%引き出す事になるのだけれど、その逆の時には、恐ろしいバッシングの嵐で、その選手そのものを押し殺してしまうのやね。。。
結果が全てではなくて、その選手がやった精一杯の努力に、素直に感動し、結果に関わらず、大きな拍手を送ってあげられるように、早く世界中の人たちが、なれればいいね。。。
ちょっと甘酸っぱい地蔵盆の想い出
8/20(水) オリンピックの前半戦が終わると、少し気が抜けたようになった感じ・・・。日本は後半、あんまり有望種目が無いからね。。。
さて、京都は大文字の五山送り火も過ぎて、夏の名残を惜しむような季節に入る。。。京の夏の残りは、地蔵盆と夏祭り・・・それが過ぎたらもう季節は秋やね。。。
京都市内の小学校は、2期制を採っていて、子供たちの夏休みは、8/24で終わり、その代わり、秋に少しだけ秋休みがある。何か、1週間、夏休みが短くなって、損をしたような気になるけれど、その分、夏休みの宿題のラストスパートも1週間早い。。。だから、親御さんは大変やね。。。
そんな京都の子供たちの夏休み最後のお楽しみ・・・って言ったら、やっぱり地蔵盆である・・・。この日は大人達が町内の子供たちのために、いろいろと遊びやおやつを準備して、子供たちの成長を祈る。。。おつとめ・・・っていう特大の数珠を回して、お経をみんなで唱えるなんていう機会は、年に一度の、この時だけである。まだ、京都には、こんな風習が残っているのか・・・と、驚く人も多いが、数少ない町内会全員が参加するイベントとして、町内会の親睦にも役だっている。。。
この地蔵盆っていうのは、どうやら、京都市やら大阪府の北部だけの限られたエリアだけにしか存在しない・・・らしいけど、どこの町でも、地蔵信仰っていうのは有って、お地蔵さんに、ちょっとしたお願い事をする・・っていうのは、そんな深刻な悩みではなくて、家族の健康やら、家内安全、平穏な生活が送れますように・・・というぐらいの、ちょっとしたことを、気軽にお地蔵さんにお願いするのやね。。。
そんな軽い願い事だから、お地蔵さんの方も、気楽に叶えてくれる確率がかなり高い。。。大病したり、大けがしたりする人や、家が火事になったり・・・そんな大事は、滅多にないからね。。。だから、何事もなく、今年も一年、過ごせました・・・と、お地蔵さんにまた感謝するのやね。。。大事なのは、その願いを叶えてくれたのは、お地蔵さんのおかげさま・・・であると信じる気持ちなのやね。。。
人間は一人で生きているのではない、いろいろな人と関わりを持って生きているものである。そんな人間関係のなかで、人を貶めたり、人を卑しめたり、人と争ったり、人間はいろいろな悪行をこの世で行っている。でも、本当は、良い人間関係の中で平穏な生活を送りたいものである・・・と、心の底では思っているものなんやね。。。
その拝む対象がたまたま、お地蔵さまである・・・というだけ。。。なんや。。。これは、神様とか、大木とか、仏さまとか、山であったり、海であったり、大きな石であったり、いろいろなものを崇拝の対象にしているのやね。。。つまり、言葉は悪いが、何でも良い。。。これが日本人の宗教観なんや。。。そんな中で、一番身近な存在が各町内会にあるお地蔵さん。。。京都の人は、そう信じて、町内のお地蔵さんを大事にしてきたんやね。。。
子どもたちは、そのまちの、未来を託す大事な存在である。京都のまちなかでは、高齢者ばかりになって、子どもなんてほとんどいない町内も多い。。。それでも、地蔵盆だけはやっていて、その町内を出て、他の町で世帯を持った人が孫を連れて、この時期に里帰りする・・・という光景も見受けられる。。。
私の住む町内は、たまたま大きなマンションが2つも建って、そこに入居された方々が子どもをたくさん育ててくれているので、たくさんの子供たちがいる。その子供たちが、だんだん大きくなってきて、またこのイベントを懐かしく思い出してくれる限り、この地蔵盆のイベントは続く。。。マンションに住みながら、この日だけは、町内のお寺さんで1日、みんなと楽しく遊ばせてもらったり、おやつをもらったり、おもちゃを福引きでもらったり、おつとめをみんなでしたり。。。
私は、幼いころ、地域にある小学校ではなくて、遠い国立の小学校へ行っていたので、この地蔵盆だけが、近くの子供たちと一緒に遊ぶ唯一の機会やった。。。でも、普段、なかなか、付き合いのない子どもは、なかなかみんなにはとけ込めないのやね。。。でも、大人たちは分け隔てなく、いろいろとお世話をしてくれる。。。おかげで、しばらく一緒に遊んでいたら、自然と仲良くなって、小さな想い出が、子ども心に、刻み込まれる・・・のやね。。。もし、このイベントが無かったら、恐らく私は、町内に一人も友達がいない子どもとして、寂しい思いをしたやろうね。。。
京都の夏の日は、こうして、ちょっぴり甘酸っぱい想い出を残しながら、ずっと続いていくのやね。。。
中国に覇権主義を放棄させることは出来るのか
8/19(火) 日本の高村外務大臣が中国へ訪問。。。ところが、向こうの外務省は、どうせ、北京五輪を見に来た・・・のやろうやて・・・。毒餃子事件の捜査の進展具合を聞きに来たり、北朝鮮の6カ国協議の事をただしに来たのに、物見遊山と決めつけるのは、無礼千万・・・と怒らんかい。。。えっ、女子マラソンやら、女子レスリングを観戦してたって・・・。こいつ、みんなの税金使って何をしに行っておるんや。。。
それにしても、高村外相も、存在感無いなぁ。。。日本選手団を激励って、外相の仕事かいなぁ。。。こんな軽い事ばっかりしているから、舐められとるんや。。。ほんま、緊張感が無い。。。
まぁ、今の世の中、日本は盆休みで、向こうでは五輪で大騒ぎ。。。仕事も手に着かない・・・のも、判らないでもない。。。でもね、世界は刻々と動いておる・・・。イランは衛星打ち上げロケットと称して、弾道ミサイルにもなる技術で、ロケットの打ち上げに成功しとるし、グルジアでは、ロシア軍が警備活動と称して、街を占領しとる。。。日本の外相は、もっと、やるべき事があるのやないのかね。。。日本がやるべき外交・・・って何にも出来てないやんか。。。
日本は、まず、他の西側諸国と協力して、ロシア・中国などの人権を無視したような民族覇権主義みたいなの・・・をあきらめさせるように努力すべきやろうね。。。この二カ国は、未だに、大ソ連、大中国という、ロシア人や、漢民族が周辺に住む少数民族を統治、隷属させる・・・という19世紀のような夢物語を、21世紀の現在になっても、未だに呪文のように唱えておる。。。世界の趨勢が、自主独立により、多くの自立した独立国がたくさん生まれている。。。これは、人権と自主独立を両立させるには、人種や宗教、思想によって、1つの国を作るのが念願であるという、大きな世界の流れがあるのやね。。。ところが、中・ロのやっていることは、この時代の流れに完全に逆行している。。。1つの中国、1つのロシアを目指して、その力が、分散、弱体化するのを、嫌っている・・・なんていう現状。。。これを何とか説得しないとあかんのやね。。。
ただ、誰がこのネコのクビに鈴を付けるようなことをやるか・・・って言ったら、なかなか難しい問題なんやね。。。私はロシアにはフランス、ドイツ、イギリスなどの西欧各国が覇権主義を放棄させるように、もっていき、中国には、日本が、少数民族の人権を守らせて、漢民族のみによる支配を止めさせる方向で、その役にあたる・・・っていう必要性があると思うのやね。。米国は、両方に関わるのやろうやけど。。。
中国は1つの中国・・・って言って、全中華が統一する・・・という思想がある。台湾の独立、新彊ウィグルや内モンゴル、チベットなどの、西部に多い中国から独立分離を目指したい勢力なんかを、必死になって、抑え込もう・・・としているのやね。。。歴史を見れば、かつて、今の中国のエリアが1つの国として成り立っていた時期っていうのは、ものすごく短い・・・のやね。。。この何十年かが、奇跡的に統一されている・・・と言う方が正しい。。。
私は、この国を、なんとか1つにつなぎ止めておくためには、共産主義でしか出来なかった・・・という時代の判断は仕方がないし、正しかった・・と評価する方なんやね。。。ところが、この共産主義から市場原理主義に変貌した中国が、各個人の資産の所有や、利益の保障をやりだしたとき、社会の構造と、個人の意志の尊重・・・という最大の矛盾にぶち当たるのやね。。。
ところが、今の中国は、ご都合主義というか、経済は自由主義社会のええとこどりをしておるくせに、国家は中国共産党の一党独裁で、それ以外の自由な意見や思想を、一切、排除している・・・という、大変歪んだ社会構造になっとるのやね。。。政府の人間はみんな賢くて、ほかの一般人民は愚かで貧しい・・・。愚民政策の最たる考え方やね。。。。
中国では、今や、億万長者になった人の数が、日本を遙かに超えている。。。豊かになった中国人が、強い原理主義に変貌しはじめていて、アジアの経済大国日本になだれのように押し寄せている・・・という現状。。。この力を持ったお金持ちたちが、社会の中で力を持って、今まで好き勝手に権力を握っておった役人達とぶつかる。。。この衝突が不可避になる。。。
毛沢東が豊かになれる人からなったら良い・・・という今の政策も、沿岸部と西部の格差、生まれた都市によって、差別される賃金格差、社会のなかで、いくら努力しても埋まらない差別。。。これへの不満が、いつか爆発する。。。こうなった時、強い軍事力は、実は、国内向けに、反対分子を抑え込むために組織されているのが現実なのやないのかね。。。人民解放軍と呼ばれる国軍も、武装警察も、実は、対外的にではなく、国内の反政府分子の制圧のための組織。。。なんやね。。。
この国に、人権という意識が根付くためには、まだあと100年もの時間を必要とすると思う。そう、この国には、個人一人一人の人権より、国家の統率の方が、よっぽど大事である・・・という思想がまだある。人民や国民に主権がない国は、国家や政府が飛び抜けて強く大きな権力を持つたがる。。。これが、この国のアキレス腱になるのやね。。。この国が民主国家になる日は、まだまだ遠いし、でも、この国の国家の中枢を成しているのは、多くが海外留学経験のあるテクノクラートたちである。
北京五輪は、この国にとって、かなり背伸びした、かなり無理のあるイメージの大会やった。。。ただ、中国政府は、この大会をきっかけにして、有る意味、大きな賭に出た・・・とも言える。。。一気に、中国人たちの意識を先進国並・・・とまではいかないけど、中進国ぐらいには引き上げようとした・・・とは言えるやろうね。。。果たして、この企みは成功したのか。。。それは、これから、半世紀、中国がどんな国にかっていくか・・・これにかかってくる。
他の国では、信じられないような矛盾を内部にかかえたまま、とりあえず、ものすごい勢いで爆走しながら、いろいろなことを考えている国・・・。それが中国である。。。
華やかなオリンピックの裏側で。。。
8/18(月) 五輪開幕前の予想よりは、意外と善戦している日本選手団。。。それにしても、アテネから2連覇・・・っていうのが多いね。。。つまり、あんまり、ニューヒーロー、ニューヒロインが生まれて来ていない・・・という証拠。。。ロンドン大丈夫かなぁ。。。っていうのは、先読みし過ぎかね。。。
まぁ、後半戦は、なかなかメダルを計算出来るような競技が少ないから、これから、イライラ感が募るかもね。。。
さて、何やかんや言っても、中国に批判的やったマスコミも、五輪モードになったら、それなりにヒートアップして、知らない間に、テレビにかじりつき・・・なんていう人も多いのやないかね。。。そりゃ、スポーツのお祭りなんやから、どんどん世界一の競技が入れ替わり立ち替わり開催される。。めまぐるしいとはこのこと。。。日本選手の活躍が何度も新聞の号外になって出るし、他の番組を見ていても、臨時ニュースで、伊調馨の金メダル・・なんていうニュースが流れるから、いやが上にも、五輪一色になる。。。
時差の少ない中国だから良いけど、寝不足気味になるのは、深夜まで五輪放送が続くから。。。これは一緒やね。。。
そんななか、あんまり調子がよろしくないのがロシアである。選手の調子やない・・・政治的な調子や。。。南オセチアへのロシア軍の侵攻が世界中から批判され。ドイツのメルケル、フランスのサルコジ、アメリカのブッシュ、みんなロシア軍の強引なやり方に批判的や。。。もともとソ連の一部やった国たちが、独立した地域では、ロシアの影響力がどんどん落ちている。反ロシア的な意向の強いグルジアなどでは、NATOやEUへの加盟まで視野に入っている・・・というから、ロシアからしたら、黙って見ておれない・・・というところやったんやろう。。。
だからといって、立派な独立国である隣国に自国の軍隊を派遣して、自分たちの言うことを聞かせよう・・・というような、20世紀的な感覚でまだロシアがいるのなら、世界からまたまた孤立する可能性がある。これを支持している中国も同じや。。。国内外に反宗主国的な勢力をかかえる・・・ということは、まだまだきな臭い雰囲気が続く・・・であろうということ。。。アメリカが近隣諸国にミサイル基地を新設し、NATO支援に力を入れている事を考えると、またまた、冷戦の時代に世界は逆戻りするのかね。。。そんなに争い事が好きなのかねみんな。。。
米ソ冷戦の時代は、まだ、イデオロギーの対立があった。でも、今は共産主義やら社会主義がどんどん廃れてきていて、全世界が自由主義の風の中にある。資源国がこれから力を付けてくる時代に、資源大国のロシアや大資源消費国になろうとする中国が、孤立政策を採ることの意味なんて無いで。。。そんなことをしたら、せっかく順調になってきた自国の経済が、台無しになってしまうからね。。。ロシアには、そんな馬鹿げた選択肢を採らないように、他の各国が必死になって説得している。。。そんな感じかね。。。
華やかな五輪の裏では、様々な国々の利権を巡った泥仕合が繰り広げられている。。。笑顔で握手している裏で、角を突き合わせているような状況で、何が平和の祭典や。。。喧嘩して、得なことは何もない・・・という世界にしないと、秩序っていうのは、なかなか維持出来ない。。。自国の意図で他国を何とかしよう・・・というのでは、いつまでも植民地的な、勝手な思いこみが続くことになる。。。これには断固反対しないとあかん。。。
それにしても、日本はこの件に、コメントの1つも出さない。。。対岸の火事で済ませてええのかね。。。ロシアは日本にとって、警戒すべき隣国なんやで。。。福田総理や町村氏の呑気さには、呆れるで。。。
なんで自分はここで生きているのか・・・
8/17(日) お盆休みも、今日まで、みなさんは、良いお盆でしたか。。。もし、ご先祖さんがいないと、いま、自分はここにいないのやから、年に何回かぐらいは、ご先祖さんのお墓に参って、感謝して、いろんなことを、報告する。。。日本人の、良い習わしやと思うね。。。
うちも、石材屋に騙されて、市価120万ほどの墓を1000万以上払わされて、母親が買わされよった。。。細木数子がどんだけのもんかは知れないけど、こんなえげつない商売をようやっとる・・・と思うわ。。。ボロ儲け・・・とはこのことや。。。
お墓に1000万もかけたっていうから、どんな豪華なお墓にしたのかいなぁ・・・って思ったら、ちんもい普通のお墓が、5つ、L字型に並んでいるだけ。。。何やねこれ・・・って感じた覚えがある。。。まぁ、そのお墓も建てて、もう10年ほど。。このお墓の、おかげさまで幸せに暮らせている・・・と、言われりゃ、そりゃ、それだけの値打ちがあったことになってしまうから、この商売は、言い逃れがしやすいわ。。。
信仰とか、何かを信じる気持ち・・・というのは、人それぞれである。誰も、他人さんのことをとやかく言う権利はないし、誰からも文句を言われないようなものである。。そうやけど、人の弱みに付け込むようなやり方をする宗教は、やっぱり許せない・・・という気がある・・・。
日本という国は、島国っていうのもあるのだろうが、宗教に対して、寛容過ぎる。こんなに、いろいろな宗教を信じるのを、お互いに許してしまうようなところって、珍しいのやないかね。。。それは、日本人自身が、1つの宗教に凝り固まってしまうことを、恐れる・・・そんなバランス感覚を持った人種やった・・・というのが有ったと思うのやね。。。
日本はもともと農耕民族やったし、時の権力がいくら変わっても、自分の任された田畑を必死に耕すしかない・・・。そんな生活やったやんか。。。そうなりゃ、いくら、時の権力者が変わっても、自分の生活を変えられないのやね。。。そうなりゃ、長いものには巻かれろ・・・っていう風潮が強くなるし、変わったものに対して抵抗する保守的な考え方が強くなる。これが、新しい宗教が入ってきても、なかなか世間に浸透しない・・・という原因になったんやと思うんや。。。
そのうち、いろいろな宗教が日本に入ってきて、いろいろな布教活動が繰り広げられるのだけど、けっして、1つにのめり込まず、どの宗教とも等間隔の距離を保つ・・という感覚が出来てきたのやろうね。。。
ムラ社会っていうのも、良い意味でも悪い意味でも、これに深く関係してくる。自分の住む地域の人たちと何かにつけて、仲良くしないと、なかにか一人では生きていけない。。。となると、濃厚な人間関係が、その地域地域で出来ることになる。逆に、この枠から外れて生活するのが難しいぐらい、この人間関係っていうものは濃くなる。。。
こうなると、何か人から頼まれことを受けると、断り切れないのやね。。。その地域での人間関係をこれから、死ぬまで、あんじょう、していかないとあかんから。。。ところが、また別の人からも、頼まれごとがある。。。これが宗教への介入やったら、この2つが別々の宗教やったら、その2つとも、お付き合いで続けなくてはならない・・・。これが、広く浅く・・・という今の日本人の宗教観が出来上がってしまった原因やと思うのやね。。。
宗教っていうのは、固っくるしく考えなくて、自分の心の中の傾きを写す鏡のようなところがあるのやないかね。。。。自分を知る意味で、あるいは、ほんとうの自己を発見する意味で、自分と、一度正面から向き合ってみるといい。。。いつもとは違う自分に気付くこともあるからね。。。
配慮ばっかりしていては、外交は務まらない
8/16(土) 政府が、洞爺湖サミットの時に、中国毒餃子事件の被害が中国国内で出たことを、先に聞いていたにも関わらず、国民に情報公開しないのは、真義にもとる・・・と民主党が、批判している。。。福田首相が、北京五輪を控えた中国に配慮したのではないか・・・。日本国民の健康被害の問題より、中国との関係を重視した姿勢として、批判していたのである。。。
まぁ、確かに、福田首相がどっちの方向に顔を向けて仕事しているのか・・・が問われるようなお話なんやろうけれど、これには、福田はんも、少し、しもたっ・・・って思ったはったのやろうね。。。必死になって、中国の捜査状況に影響があるから公表しなかった。。。と、最初に下手な言い訳を、言ったもんやから、余計に、マスコミが噛み付いて、批判的になった。。。そりゃ、そうやろ・・・。中国で作った餃子から検出されたメタモドホスで、日本人がそれを食べて中毒になったのやから、本来、福田さんが、味方にならないといけないのは、日本人被害者の気持ちの方やないか。。。
ところが、こんな批判的な記事が新聞に載った途端、福田さんは、少し怒って、捜査状況の確認が出来ていない中途半端な、状況で、公表せよというのか・・・。そんなことは出来ない・・・やと。。。おいおい、中国側が、こんな大事なことを憶測やら、未確定の状態で、言ってくるとでも思っているのか。。。事実として、天洋食品の餃子をどういう経緯がわからないけど、大丈夫だと思いこんで食べた人が農薬の中毒症状で苦しんでいる・・・という情報やろ。。。これを公開することが、捜査の進展にどう悪影響があるのかね。。。
この中国人の中毒事件の事実確認を、日本政府としても、当然、すぐに、やったのやろう・・・。そんなことは、日本の現地役人が少し調べれば事実確認が取れるやろ。。。そんなのに、何ヶ月もかかっていた・・・となったら、別の意味で、日本の現地情報収集能力の低さが問題になるで。。。
今の時代、日本政府が大事なことは、天洋食品の作ったJTブランドの餃子を食べて、健康被害にあった人や、ひょっとしたら、これを食べていたかも知れなかった人たちの、真相究明への答えを早く出すことやろう。。。実際問題として、七転八倒の思いをして病院に担ぎ込まれた人の身になって、政府は、どれだけのことを、中国当局にビシッと、言っているのか・・・というのが大事なのやないのかね。。。
中国側も、中国国内でメタミドホスが混入した可能性が高い・・・と、認めざるを得ない状況になったことを、隠しきれないと感じて、正直に日本に言ってきたのやろ。。。ところが、政府は、この情報を握りつぶした。。。だから、みんな、怒っているのやんか。。。そんなことも、判らないのかね。。。
別に中国と、喧嘩をせえとは言ってない。でも、配慮っていうのは、相手の痛いところを突かない・・・っていうことやろ。それは、事の善悪を曖昧にする・・・っていう意味とは少し違うと思うのやね。。。悪いことは悪い・・・ってハッキリ言ってやらんと、この国のええかげんなところは、なかなかなおらへんで。。。
今回のメタミドホス混入事件は、普通で考えたら、天洋食品に勤めていたか、何らかの関係のある人が、会社に不満があるか、思想的に日本をターゲットとして、農薬を混入させたか・・・、が、考えられる。。。中国にとって最悪なのは、当局が何のチェックも出来てないという実態が明らかになり、中国の食品全部が、大変危険である・・・という烙印を押されてしまってしまった・・・ということやんか。。。
従来から、基準値を何十倍も上回っている残留農薬が検出されたり、あまりにもお粗末極まるような衛生管理しか出来ていなかった・・・とかいう中国がらみの事実は、たびたび明らかになっている。。。このままでは、中国製品の品質そのものが、大変危ない・・・というイメージが払拭できなくて、企業の中国離れに発展しかねない状況が続いているのやね。。。
ここで、中国は、先進国並の厳しい食品基準であったり、製品の安全性に関する部分で、世界各国を納得させ得るだけのレベルであることを、全世界に証明せんとあかんのやね。。。
今回の日本との事件は、この試金石的な意味合いが強い。頻発するチャイナ・フリー、中国製品お断りの波を、ぎりぎりのところで、食い止められることが出来るかどうか。そこに、この国の将来がかかっている・・・とも言えるのやないのかね。。。
北朝鮮は戦前の日本に似ている。。。
8/15(金) それにしても、北朝鮮っていうのは、交渉力に長けた国やね。。。日朝交渉でも、結局、拉致被害者の調査委員会の設置・・・といういとも簡単なハードルだけで、日本の経済制裁の一部解除を勝ち取ってしまいよった。。。日本の外務省の斎木も、結局、ブラフの北朝鮮の術中にはまってしまっただけ・・・という感じやね。。。
北朝鮮は秋までに拉致被害者の調査結果を発表する。。。という約束をしたわけだが、これと引き換えに、北朝鮮と日本の人的交流の再開・・という制裁解除を勝ち取りよった。。。これで、また、パチンコマネーが、大手を振って、北へ渡ることになる。。。万景峰号なんて来なくても、実質的に北朝鮮は困らなくなってしまったのやから、この解除の持つ意味は、あまりにも大きい。。。
もともと、北朝鮮には、日本の拉致被害者を調べて帰そうなんていう気なんていうのは、さらさら無い。。。というより、向こうの秘密を知りすぎているから、とっくの昔に、処刑してしまっている可能性の方が、残念ながら高いのやと思うんや。。。そんなことは、絶対に公表出来ないから、調査はしない。だから、事故で死んだ・・・と言い張っているのやろう。。。
北朝鮮の一番の目標は、米国の敵国指定の解除である。北朝鮮の足かせになっている米国の悪の枢軸に対する厳しい経済包囲網を外させないと、他国への武器輸出とか、偽ドル札の流通とか、北朝鮮のやっているボロ儲け口がやりにくいのやね。。。おまけに、北朝鮮が核保有国であるということを、認めさせたら、今度はこの核兵器を他の米国とは敵対する勢力に拡げるようなことを、ネタにしてくる可能性が高いんやね。。。
この国は、自国を経済開放なんかして、開こうなんていう了見は、これっぽっちもない。。。北東アジアの中で、軍事的に強国になって、他の国やら世界を脅して、何とか食っていこう・・・というセコイ国家戦略がみえみえやからね。。。他国からの援助や協力をお願いする立場なのやから、普通やったら、もっと謙虚に、他国のご機嫌を伺うものやのに、反対に危ない核兵器をちらつかせて、援助しないと、ぶっ放すぞ。。。なんていう恫喝外交を繰り返す。。。ほんま、困った国やで。。。
恐らく、北朝鮮は、表に出ていない日本人や、よど号乗っ取り犯の妻たちを日本に帰国させることで、拉致事件の幕引きを計ってくる可能性が高い。実際、今までの交渉の中で、何度か、無名の日本人拉致被害者がいることを、示唆している時が有ったからね。。。このカードを、拉致被害者調査委員会の最終結論と一緒に切ってきて、日本に戦後賠償がらみの、経済援助や食料支援を要求してくるのやろう。。。
ここで、気をつけないとあかんのは、相手は、いつになく、したたかなタフネゴシエイターやということや。。。最低の譲歩で、最高の条件を引き出す事を、国家戦略として、そればっかりやっとるプロなんやね。。。この交渉ごとを、失敗したら、これから、日本は、この国に、搾り取られるだけ搾り取られることになる・・・ということなんや。。。韓国やら中国も、日本の援助を上手に引き出してきたけど、今度は、一枚も二枚も上手やということ・・・を覚悟しないとあかん。。。
甘い事を言っていたら、気がつけば、日本から莫大な経済援助という名の、将軍様への貢ぎ物をさせられていた・・・。そんなことになりかねないと思うのやね。。。この国との付き合い方は、やはり、着かず離れず・・・しかない。。。出来れば関わりたくないのが本音なのだけど、向こうは、関わらざるを得なくなるような、あの手この手を、しつこく、売ってくる。あんまり無視すると、核ミサイルを突然日本に撃ってくるような危なさがある。。。からね。。。
日本は、中国と韓国との付き合い方で、決定的なミスを犯している。。。それは、日本が、相手の国を良くしようと、一生懸命になって、真剣に考えすぎることなんやね。。。。言い換えたら、日本人は、お人好しすぎるんや。。。他国に技術力を一生懸命に、移転して、先進工業国の仲間入りをしてあげた日本は、どうなった?多くの半導体は韓国で作られるようになったし、日本の半導体メーカーは淘汰されてしもた。。。。中国に工場を移転した日本は、国内が空洞化して、大不況になった。。。薄型テレビはサムソンが世界一になってしもたし、他国に、おいしいとこまで、気前よく、せっかくの先進的な部分まで教え過ぎなんやね。。。中国に至っては、世界からの投資が一極集中している。。。だから、五輪まで開ける国に、急激に成長した。。。。
つまり、日本という、この国は、実は、自国の国益なんて真剣に考えている人なんてほんとうにいるのか・・・という状況になっているのやね。。。経済というのは、どんどんグローバル化するし、工場などの大きな設備と、安い労働力を欲しがるものは、どこでも移転する。。。ここには、日本が良くなるように・・・なんていう視点は無く、経済効率だけが求められる・・・という世界がある。。。こんなことをしていたら、今に日本からモノヅクリの産業は無くなっていってしまうのやないのかね。。。
人だけが資源の日本が、これからの世界の中で生きていくためには、明確な国家ビジョンが必要である。今の北朝鮮は実は、戦前の日本に大変似たところがあって、厳しい戒律で国民を統率し、国家の危機に、国民を総動員させて立ち向かおうとしている。北朝鮮の方が、何か、国家の戦略として、日本よりしっかりしていることに、何となく一抹の不安を持つ私は、少し考えすぎだろうか。。。北朝鮮を、あんまり追い詰めていくと、いつの日にか、昔の日本のように、戦争を起こしてくる可能性がある・・・。最後の一兵たりとも、金正日将軍万歳を叫んで、死にものぐるいで戦ってくる。。。何か63年前の日本とダブらないか。。。私の不安が的中しなければ良いのだが。。。
ちょっと待った!日本の移民政策
8/14(木) 世の中、すっかり盆休みモード。。。まちなかは、ガランとした感じ・・・である。お正月もお正月らしくなくなってきたが、お盆休みも、分散型になってあんまり、季節感がない。。。昔から、楽しいことの例えに「盆と正月がいっぺんに来たみたい・・・」というのがあるけど、もう、この言葉も死語になってゆくのかね。。。今どき、昔のような、丁稚奉公(でっちぼうこう)・・・もないやろうからね。。。
しかし、京料理の世界では、まだ、このような修行のようなことが続いていて、私の自宅近くにある「木乃婦(きのぶ)」という京料理のお店には、地方から、高校を出たばかり・・・と思われる丸坊主頭の若い男の子がたくさんいる。。。そこの寮が大宮駅の近くにあるらしく、いつもその寮を出て、割烹着姿でお店に出勤するから、これがけっこう目立つ。。。朝早くから、夜遅くまで働く板場の修行は、いまどきの若い人には辛いだろうけど、京都の老舗で修行をした・・・という看板を貰うために、みんな頑張っているのやろうね。。。
私の友人にも料理屋さんがいて、そんな子らには、どのぐらいお給料をやっているねん?って聞いたら、修行で、向こうから頭下げて来てはるのやから・・・、4~5万ぐらいのお小遣い程度やで・・・という、答えが返ってきた。。。へぇ~。いまどき、そんなお金で1ヶ月も、こき使うのか。。。ッて少し驚いた。。。これって、最低賃金の法律にひっかからないのやろうか。。。なんていう素朴な疑問が頭に浮かぶ。。。
修行中というのは、有る意味、料理の技術やら、ノウハウを教えてあげる料理学校みたいな意味もある。。。授業料と、お店のお手伝いをしてもらっていることを相殺している・・・と言えば、納得出来なくもないか。。。
そういえば、先日、インドネシアから、3年とか4年とかの期限を切って、日本に働きに来る現役看護師さんのことが、ニュースになっていた。何でも、この期間中に、日本語での日本の国家試験に合格すれば、晴れて日本でも、看護師さんとして働ける・・・とのことである。。。日本はご存知の通り、看護師さんや、介護士さん、それにお医者さんも、絶対数が不足している。。。
海外から、そんなところに、たくさんの人がやって来てくれるのは、ハッキリ行って有り難い事やろう。。。ただ、全く日本語を話せない人がたった3~4年で、複雑怪奇な日本語を習得し、日本の医療専門用語を読み書きして、国家試験まで合格するには、並大抵の努力ではいけない。。。医療のレベルは下げられないのなら、準看護師のような、補助的な仕事が出来るような資格を新設するのも、現実的な対応だと思うのであるがどうだろうね。。。
東南アジアでは、その昔、ジャパ行きさん・・・なんて言葉が生まれたぐらい、日本の夜の世界で働く大量の女性たちがやってきた。。。その多くは、ホステスさんや、風俗産業、ダンサーなどだが、日本の方の規制強化によって、大分、減ってきた。。。しかし、まだまだ日本と東南アジア各国の経済格差は大きく、日本で働くことが出来たら、向こうで働く5倍から10倍もの稼ぎが短期間で得ることができる。。。この経済格差が、安い働き手・・・というイメージで東南アジア諸国の人たちを見てしまう、悪しき日本人の癖・・につながってしまっているのやろうね。。。
日本にとって、海外の人たちは、安い労働者・・・という感覚では、この立場の差・・・っていのは、全く埋まって来ない。。。人が人を使う・・・っていうのは、どちらかが一方的に、もう一方の人たちから搾取するだけ・・・という関係では、何も進まないのやね。。。日本の自動車産業にも多くの日系ブラジル人たちが、出稼ぎ・・・にやってきている。。。彼らも、自国内では考えられないような高額のサラリーに惹かれて、遠い故郷に家族を残したまま、頑張っているのやろう。。。でも、本当にそれでええのか。。。
日本の自動車メーカーは、自国内に外国人を引っ張ってきて安く使っている。それも、大変立場の弱い期間契約の社員としてや。。。これがいつまでも続くハズがないのやないかね。。。多くの安い賃金の人たちの犠牲によって成り立っている国内産業・・・っていうのは、いつか、大きな曲がり角を迎える。。。強い立場の者が弱い立場の者から搾取する・・・なんて、日本の産業史上で、蟹工船の世界に逆戻りしているようなものやんか。。。。
私は、これからの時代は、日本は、日本人と同じ、あるいは、高い技術力があれば、より高い賃金でも取れるような人たちを多く、この国に集めるような方向に持っていかないとアカンと思うんや。。。誠に失礼ながら、安かろう、悪かろう、頭数だけは揃えれば・・・という世界は、発展途上国に任せておけば良いのや。。。日本はどれだけ世界から、秀でた人たちをたくさん集められるか。。。このことをもっと真剣に考えるべきなんやね。。。
単純労働者などの、日本人がやりたがらないような仕事・・・、キツイ、キタナイ、仕事ばっかりやる人を、どんどん日本に呼んでいたらどうなる。。。日本の治安は悪化するは、その人たちが、ひょっとしたら日本に帰化していく・・なんてことを考えたら、日本にとって良い人に来て貰わないとホントに困ったことになるのが目に見えているやんか。。。フランスでは、大量の単純労働者を、国内に住まわせている。そのほとんどで、貧富の差にあえいだ暴動騒ぎが絶えない・・・。日本は、移民政策で大失敗したフランスから、もっとしっかり、いろいろなことを、ちゃんと学ぶべきやろうね。。。
スポーツって、やっぱり素晴らしい
8/13(水) 田村で金、谷でも金・・・やったヤワラちゃんも、ママでも金は難しかったね・・・。ママでは銅。。。でも、5大会連続オリンピックでメダルは、立派やね。。。ご苦労さん・・って言いたいね。。。これから、しばらくは、オリンピック一色・・になりそうな感じやね。。。
まぁ、オヤジの仕事・・とか、日本選手たちの競技直後のインタビューで発する言葉って、今までのその一瞬までに、その人が、ずっと積み上げてきた人生そのものが、素直に出ていて、人々の心を打つ、眩しい輝きがある。。。今の時代、なかなか、そういう機会が無くて、そんな素朴な何気ない言葉に、胸を打たれるのやね。。。
スポーツ、それもオリンピックレベルの体力や技量を、何年も保ち続ける・・・というのは、並大抵のことやない。。。2大会連続の金とか、一口で言うけれど、この4年間の間、ずっと世界一で居続けなければアカンのやから、並大抵の事やないで。。。まして、マラソンとか、格闘技系の、多くの体力と気力を要するスポーツは尚更や。。。
馬術、とか、ライフルとか、アーチェリーとか、投てき系とか、比較的若さより、その人の技術とかが優先する場合が多いスポーツは、長く第一線で続けられる人もいるのだけれど、その他の多くのスポーツには、年齢的に不利になる要件が揃っている場合が多い。バレーボールなどで、比較的高い年齢の人が頑張っているけど、多くの場合、人間は18~25歳位で、体力的なピークを迎える場合が多いそうである。
水泳、体操なども、どんどん若い力が出てくるところが、やっぱり強い。。。女子の体操なんか、中学生みたいな選手が、メインである・・。そうなってきたら、やっぱり、競技人口の層の厚さが、スポーツ大国の要件になってくるのやね。。。
例えば、野球。日本では、子どもの頃、少年野球を続けていた人も多いやろう。。。最近は少年サッカーのチームに入りたい男の子も多いやろう。。。女の子なら、バレーボールクラブとか、テニス、水泳、体操なんかが多いのかね。。。どうしても人気が偏る・・・のやね。。。みんながやるスポーツっていうのは。。。
なかなか、ヨットやボート、アーチェリーにエアライフル、ホッケーやハンドボールなんかのマイナースポーツをやろうという人は少ないからね。。。そうなってくると、やっぱり人口の多い国が、オリンピックでは断然優位になる。メダルの順位を見ていると、中国やアメリカ、ロシア、などの大国はたくさんメダルを取るけれど、人口の少ない割りに、イギリス、ドイツ、フランスなどの先進国が上位に来る。人口は多くても、インドやブラジルなんかは、そんなにメダルが獲れない・・・というのは、やっぱり、その国が、スポーツを出来る環境であるかどうか。。。ということに、関係しているのやね。。。
つまり、オリンピックっていうのは、いくら世界204カ国から選手達が集まって来ているとはいえ、まだまだお金持ちの遊び・・・であるという側面が拭えないのやね。。。スポーツに国境は無い。。。と、よく言われるけれど、遠くにある金メダルより、今日食べる食糧の方が、大事・・・っていう国の方が、まだまだ世界では大半・・・なのが現実やからね。。。
だから、お金持ちの国は、たくさんの選手が出せて、貧乏な国は、開催国が費用を出してあげて、五輪に参加してもらっている・・・こんな舞台裏がある。。。これも、史上最多の参加国数・・・という、名を取りたい・・・という、開催国の思惑が優先された結果なんやからね。。。
スポーツは、いろいろな国の人たちが、同じ舞台に立って競い合える・・・という素晴らしい部分がある。つまり、いくら貧しい国に生まれ育った人でも、ひょっとしたら世界一早いマラソンランナーになれるかも知れない・・・っていう夢があるんやね。。。欧州とか、南米の高地まで行って、必死でやってきた選手でも、名もないアフリカからやってきた選手に、簡単に敗れてしまう・・・という現実・・・。これが、ドラマになる。。。
でも、ほとんどの場合、国家や、スポンサーが莫大な経費をかけて、メダル獲りのために多くを投資した選手たちが、やっぱり勝ってしまう・・・。これも、現実である。。。だから、残念ながら、今年も、また、豊かな国の人たちのためだけのオリンピックが開催される。。。メダル獲りの競争もええけど、もっと、スポーツのお祭りである・・・という側面を表に押し出してくれる大会になったらええのにね。。。国威掲揚の場・・・という感覚だけでは、偏狭なナショナリズムを高めてしまうだけ・・・ってい結果になる。
他国の選手であっても、素晴らしいプレーには拍手を贈ろう。仲の良い国は応援して、仲の悪い国にはブーイング・・・。こんな国民目線が、愚かしくて、恥ずべき事だという認識を持とう・・・。このことは、今回の五輪のホスト国である中国だけに言いたい事ではない。。。ややもすれば、今の日本も、心の狭いことを言ってしまう人が増えすぎてきている。。。みんな、同じ地球という大きな1つの国に住んでいるのやから、言葉や肌の色が違っていても、一生懸命なプレーには、みんなが感動を共有出来る。みんなの大きな拍手を、ほんとうに頑張った選手には素直に贈る。。。こんなのが大事なことやと思うね。。。スポーツって素晴らしい。。。