1/16 夜のFX戦略レポート
1/16 夜のFX戦略レポート
本日夜にキング牧師誕生日で米国市場は休場となる。重要な経済指標の発表はないため、動意が薄くなる見通しである。欧州中核国、フランスとイタリアこの2カ国が予想通りに格下げされた後、相場は急落した。今は売り材料を織り込み済みで、今後反発する可能性がある。株式市場や商品市況に注目したい。選好ムードが改善すれば、株式市場が上昇し、商品市況も強気地合いとなる中、ユーロなどのドル以外の通貨はつられて反発すると見込んでいる。
(1/16 午後の部FXレポートより)
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ご注意事項
1. 当コラムは投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的とした
ものではありません。投資の最終決定は、必ず御自身の判断でお願いいたします。
2. 当コラムの内容によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。
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欧州財政危機依然収束の見通し立たず
16日の金融・株式市場は、欧州の財政・金融危機への懸念が再燃し、ユーロ安、株安が進んでいる。
米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は13日、フランスとオーストリアの最上級格付けを「AA+」へ1段階引き下げたほか、イタリアやスペインの格付けを2段階引き下げた。欧州首脳による債務危機封じ込めが不十分と警告したほか、イタリアなどの資金調達の取り組みは難航するとの見解を示唆した。
しかし売り一巡後は欧米市場の反応を見極めたいと様子見ムードになった。
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日経平均大幅安の展開
前場の東京株式市場で日経平均は大幅反落した。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によるユーロ圏9カ国の国債格下げを背景にリスク回避姿勢が強まり、ほぼ全面安の展開となっている。寄り付きは8409円で始まったが、すぐ8400円を割り込み、一時147円安の8352円まで下げるなど、軟調に推移している。
前週末の米国株の下げが限定的だったことや寄り前に発表された11月機械受注統計が予想を大きく上回ったことで、日本株の売りも小幅とみられていたが、商いが低調で買い手が乏しいなか売りに押された。
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米国主要金融機関、第4四半期決算発表シーズン突入~JPモルガンの決算発表から推測!
ここ最近、私のコラムは冬の新ドラマの方が相場よりもホットだったためドラマネタ中心でおよそ証券会社のコラムとは言えないテーマばかり取り扱ってきましたが、コーヒーブレイクの週もあっていいのではないかと思います。
さて今週からは先週のアルコアの決算発表を皮切りに本格化した米国主要企業2011年第4四半期決算発表が本格的に始まり、例年、市場は決算内容を見て一喜一憂する事になります。
明日の火曜日から今週末金曜日までで以下の4大金融機関が決算発表を行います。
C シティグループ 2012/1/17(火)
時価総額 89,874.79000
配当利回り 0.1266%
GS ゴールドマンサックス 2012/1/18(水)
時価総額 48,719.30000
配当利回り 1.3833%
BAC バンク・オブ・アメリカ 2012/1/19(木)
時価総額 67,108.23000
配当利回り 0.5891%
MS モルガンスタンレー 2012/1/20(金)
時価総額 32,102.38000
配当利回り 1.1648%
さて、この4社の業績を占う上で、非常に参考になるのは先週末一足早く第4四半期決算を発表したJPモルガンチェースの決算内容は非常に有益なデータを提供するのではないかと思います。結論から述べると、発表された同社の第4四半期決算は投資銀行部門の不景気を反映して厳しい内容でした。
【JPモルガンチェースの会社全体の成績】
EPS 市場予想92¢ 実績90¢
純利益 市場予想35.4億$ 実績37億$
上述の4社を分析する上で重要な、JPモルガンの部門別の成績内容ですが、投資銀行部門に対する事前予想は先週のRBSやバークレイズの投資銀行部門に対する大規模なリストラ策等から見るように経営環境の厳しさを反映して控え目でしたが、発表された決算はそれを更に下回るものでした。
・第4四半期投資銀行フィー 前年同期比-39%の11億$
=通年のグローバル投資銀行フィーでは第1位
・第4四半期債券部門売上高 前年同期比-9%の24.9億$
・第4四半期株式部門売上高 前年同期比-26%の7.79億$
一方で、商業銀行部門のパフォーマンスは比較的堅調だったと思います。
・第4四半期リテール金融部門売上高 前年同期比-17%の64億ドル
・第4四半期リテール金融部門利益 5.3億$(2010年のQ4は黒字の4.6億$)
・預金マージン 2.76%(2010年のQ4は2.96%)
投資銀行部門は非常に厳しい経営環境ゆえに、その影響が決算内容の足を引っ張っているのを比較的堅調な商業銀行部門が微力では有るものの業績の落ち込みをカバーしている、と言った状況だと思います。
今週発表の4社はFRBに登録されている金融カテゴリー上は銀行ですが、シティグループ、バンク・オブ・アメリカは商業銀行が母体であるのに対して、ゴールドマンサックスとモルガンスタンレーは投資銀行が母体ですので、その点ではシティやバンカメにとっては比較的楽観的な見通しの持てる決算内容になるのではないかと思います。ただ先週の米国株のラリーを見た後ですので、それらの内容はすでに市場に織り込まれていると考えるのが堅実な投資スタンスと言えるでしょう。
逆にゴールドマンとモルスタの投資銀行部門の決算内容が予想外に良かった場合は、伝統的に直接金融主体のアメリカ金融市場に復活の兆し、特に投資家のリスクに対する姿勢が改善し、各種金融市場に流動性が戻ってくるものと考え、ラリーが始まる前に市場に攻勢をかけるチャンスが到来するものと考えられます。そう言った視点では今週末のこれらの企業の決算内容、一株当たりの利益率を示すEPS等はもちろんの事、その後に発表されるカンファレンスコールでの各部門等の数値や通期見通し塔は非常に注目したいところです。
Ken
1/16 欧米株式市場レポートを公開
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ユーロ圏政府筋が13日に明らかにしたところによると、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が同日中に複数のユーロ圏加盟国の格下げを引き下げる見通しである。これを受け、13日の米国株式市場は寄り付いた後大幅に下落した。だが、その後は押し目買いが入ったことから、株式市場は反発に転じ、取引終了時に下げ幅の大部分を取り戻した。ダウ平均指数は前日比48.96(0.39%)安の12,422.06、S&P500指数は前日比6.41(0.49%)安の1,289.09、ナスダック指数は前日比14.03(0.51%)安の2,710.67で引けた。米国工業30株価指数先物CFD3月限は前日比21(0.17%)安の12,390となり、米国E-mini SPX500株価指数先物CFD3月限は前日比2.50(0.19%)安の1,289.25で引け、米国NDAQ100株価指数先物CFD 3月限は前日比4.00(0.17%)安の2,374.50で終了した。セクター別と個別銘柄では、米銀大手JPモルガン・チェースが13日発表した決算によると、投資銀行の収入減少により第4四半期決算が23%減益となった。これを嫌気し、同行の株価は2.52%安の35.92ドルで引け、銀行株を押し下げた。バンク・オブ・アメリカは2.65%安の6.61ドル、シティグループは2.72%安の30.74ドルで取引を終えた。ハイテク株も軟調な展開となり、中でもヒューレット・パッカード・カンパニーは1.71%安の26.49ドル、インテルは2.37%安の25.14ドル、ユナイテッド・テクノロジーズは1.50%安の76.08ドルとなった。
(1/16証券レポート から抜粋)
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