欧州財政危機依然収束の見通し立たず
16日の金融・株式市場は、欧州の財政・金融危機への懸念が再燃し、ユーロ安、株安が進んでいる。
米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は13日、フランスとオーストリアの最上級格付けを「AA+」へ1段階引き下げたほか、イタリアやスペインの格付けを2段階引き下げた。欧州首脳による債務危機封じ込めが不十分と警告したほか、イタリアなどの資金調達の取り組みは難航するとの見解を示唆した。
しかし売り一巡後は欧米市場の反応を見極めたいと様子見ムードになった。
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