カリフォルニアの建築家日記 -84ページ目

US. RECOVERY プロジェクト


RECOVERY コンペ


自由をあやつる達人になるためには理性を磨く必要があると思う。
理性を養うためには人としてのプライド(誇り)を育てる必要がある。
誇りを育てることができれば、自分を見つめ直すことができる。

みんなで集まって作る楽しさ、そして人々と分かち合えるすばらしさ。

人は人の役に立つために生まれてきた。 

そんな思いが詰まったソールを育てよう。


MADE-IN-AMERICA コンセプト


カリフォルニアの建築家日記

ヘンリーフォードやエジソン、ハワード・ヒューズからスティーブ・ジョブス。

「アメリカ製」ということを強調するのではない。


カリフォルニアの建築家日記


彼らのようなソールも持つ人々を育てるという運動を提案する。
子供心を持ち続け、不可能を可能にかえる人々。



カリフォルニアの建築家日記


MADE-IN-AMERICA は彼らが過去経験した
真の自由が作り出す情熱を「誇り」と変える意味があるもう一度、
世界の人々が誇りに思えるような
ライフスタイルを取り返し世界へ届けてほしい。




カリフォルニアの建築家日記

自分自身を見つめ直す

MADE-IN-AMERICA

カリフォルニアの建築家日記


現在僕達が与えられた使命を果たすことで
将来の子供達が誇りに思ってほしい。


カリフォルニアの建築家日記

もう一度そんなアメリカを立て直してほしい。




submission
April 2009




D.


ありがとう!

先日のインドコンペの件、←関連記事を読む
沢山の皆様から暖かいコメント・メッセージ
をいただきました。 

ブログってコンピュータに向かって一人言を言っているような
気分になりますが、こうしてみんなからの言葉を受け取ることで
何か不思議な繋がりを感じることができました。
デザインチーム一同、本当に感謝しております。

「みなさま、本当にありがとう!」


メッセージ一つ一つに返信することに時間がかかると思いますが、
皆様からいただいたメッセージは必ず返信いたしマス。

少々時間をくださいねぇ。


「これから羽ばたく日本人を応援する」というテーマで始めたブログは
応援するばかりか、逆に皆様から応援していただく結果になりました。 苦笑


でも、こうして自分達がもっと頑張り、成功・失敗を飾りのない視野から
みんなと分かち合うことができれば、将来みんなにも何かのヒントやきっかけを
与えることができるのではないかと信じています。

また、将来羽ばたく日本人のみんなのためにも、
こんなに沢山の皆様が応援しているのだと伝えることができると思います。


去年11月からブログを始め、毎日日本語で考え、日本語を書く練習が出来ているのも、そんな皆様のおかげだと思っています。

これからも変な日本語や意味不明の記事が飛び出すかもしれませんが、
精一杯頑張りますのでヨロシク。



D.


英語で? 「なんだそれは!」

言葉は選びたいものだという記事を先日書きましたが、
日常、信じられないことに遭遇することもある。  

「あんた、なにやってるの?」とか「なんじゃそれ?」というとき、
「What are you doing?」とか「What are you thinking?」以上の表現をしたい。

そのような時に使える言葉です。

「Whatta heck!」
ウァッタ・ヘック! ※What the がくっ付いてwhat-tha→whatta
What the heck are you doing?やWhat the heck is that? を短縮した言葉。

HeckHellの婉曲語で軽い嫌悪感を表し、強意語として一体・全体などの意味があります。 Hell FxxKを使うと卑劣な言葉になるので注意しよう

What the heck am I doing wrong?
ウァッタ・ヘック・ァマイ(g) ドゥイング・ロォン(g)?
一体自分の何が悪いのだろう? 悩

What the heck is wrong with you!

本当に失望感を感じたとき、「どうしちゃったの、あなたらしくないわ」のように
卑劣な言葉にならない表現で意思を伝えることができます。






それでは実践。





車通りの激しい道を渡る大人を見て。。



Whatta 
HECK!


カリフォルニアの建築家日記

赤ちゃんと散歩するのが面倒くさいようで。。
でも。。危ないでしょう!


Whatta heck was she thinking?





See ya,

D


GMO プロジェクト


 インド招待コンペ
【修正案】


ツインタワーという表現がテーマになったこのプロジェクトですが、
使い手を考える将来のビジネスのあり方を考えた建築として提案しました。

建物は機能だけではなく、
「あり方を人々へ伝える」ことが出来るチャンスがあると思います。


カリフォルニアの建築家日記

経済が急成長するインドではビジネスの利益に集中し
人々が働く環境や、一人一人の個性を尊重する場作りが
少なくなってきていると言われいます。

また、建築そのものが自然環境へ与える影響は著しく悪化し、
建築そのもののあり方を考えることが必要だと考えました


カリフォルニアの建築家日記
建築が街から必要とするエネルギー消費量を独自の敷地で養い、
エアコンなどから発生する排出物を独自でフィルターし、自然に戻す。
建築も環境を助ける機能を備えたらどうだろうか。

使えば使うほどきれいになる建築

またオフィス内では上下階の様子が一望できる公共空間があり、
各階で独立するのではなく、一つのコミュニティーとして機能するような
空間作りを紹介しました。

無線・セキュリティー機能を重視し、
必要で無くなったケーブルは全てワイヤレスになることで
さまざまな空間が「働ける場」として変化できるようになりました。


カリフォルニアの建築家日記

素材はすべて現地周辺から生成・生産・再出され、
現地周辺のビジネス向上といった経済保護を提案しました。

建築表面はナノ・テクノロジーにより加工され、
朝露や、雨により誇りを流し出す工夫や
内装空間は空気触媒により
空気上のばい菌や花粉などを
清浄するシステムを紹介することで、
オフィス内の環境でも森を尋ねたような
空気質を経験できるようにデザインされています。


カリフォルニアの建築家日記

インテリア・ロビーのマテリアル・ボード例
現地で入手できる材質・施工方法を奨励し、
施工中に発生する汚染物質や
環境破壊に貢献する材質を一切禁止し、
材質のリサイクル・再利用を徹底的に提案しました。

農作物の生産時に発生するカスや、焼却時に発生する灰などを
基礎(建築構造の土台となる部分)コンクリートと混ぜることで
コンクリートに仕様する材料を削減するようになっています。


カリフォルニアの建築家日記   カリフォルニアの建築家日記

異変形状の敷地により、地下の駐車場との関係が
とても難しいデザインとなりましたが、
何とか上手く収まりました。

最終選択では建築費と与えられたスケジュールで
どのようにしてデザインし、実戦的なアイデアを出すことができるか?
が勝負の決めてとなりました。



ということで、、

なんとか優勝いたしました!

これも連夜頑張ったスタッフの努力の結果です。

本当におめでとう!

そして応援していただいたみなさま、
インスピレーションをいただきました。



本当にありがとう!


またこのような機会を作っていただいた関係者の皆さん、
自分のいろいろな我がままを聞いていただき、サポートしてくれた皆さん、
本当にありがとう!


これからも結果を気にせず、
精一杯頑張りマス。


R204デザインチーム一同

英語かぶれ 「ブラウン・ベルト」

「言葉は人の内面を映し出す」といいます。

言葉の選択は個人で自由ですが自由に使えるからこそ、
暴力的な使い方は避けたいものです。

英語を学び始めた当初、戦争映画・アクション映画などを観ては卑劣な言葉を学び実際に使うことで現地の文化にとけこもうと考えていました。

教科書には紹介されていない言葉を使うことで現地人になった気分になり、
やたらと汚い言葉を使っうことで
なんだかカッコいいような気分に浸っている自分がありました。  

日常生活の言葉はある程度理解していましたし、
ラジオなどを聴いても内容が理解できるようになっていた
自分は「英語かぶれ」状態を経験しました。

外国人学生が卑劣な言葉を使うことで、
周りにいる現地人は逆に面白がって興味を示したケースも
沢山ありましたし、内面より表面の方が大事な人々からの誘いも
多くなった時期だったと思います。


その結果、卑劣な言葉を使う友達が沢山増えへ
仲間同士ではカッコいいと思っているのが
外から見るとただの卑劣な人々として見られていたと思います。

今となって考えると自分の言葉の使い方が
言葉を選べない人々を自然に引き付け、
生活までもが自分で選べない環境を
自分で作っていたと思います。


言葉を学ぶとは文化を学ぶことだと思っています。

文化を学ぶとは、ある決まった状況で人種によって考え方が違い、
「音」や「表現」などを学ぶということです。

しかし、文化を学ぶ時、自分は誰であるかをしっかり理解しないと
独自の文化の中で違った習慣を学んでしまう危険があるということを
注意したいものです。


英語、日本語、イタリア語、フランス語、その他、
どんな言葉が話せるようになっても、
言葉を選ぶ自分がしっかりしないと
言葉が持つ力に溺れてしまうことがあります。


どんなに自分の気性が荒れていても、
どんなに相手から言葉の暴力を振るわれても
自分から出す言葉を選び、
暴力を振るう事のない強い人になるべきです。


幼児、武道を習っている当初、
故松井先生がこんなことを話してくださったのを覚えています。

「武道は使わないために学ぶ」

習い始めた当初はやたらとケンカをするものです。
空手でいうと紫か茶帯ぐらいでしょうか。 

しかし段を重ねるうちにケンカどころか、やさしくなるものです。
また、武道から学ぶ素晴らしい精神や「武の道」を
もっと追求して学びたくなるものです。

言葉の習得も同じことが言えると思います。

文法、発音、フレーズ、いろいろ練習が必要ですが、
いざ使う時に人として言葉を選ぶことができる。

そんな言葉の達人「黒帯」でありたいものです。



それでは今日の一言

「Every word you speak carries the essence of your spirit」
一言一言の言葉にはあなたの精神がこもっている




See ya,


D.


San Lorenzo


      Bacilica of San.Lorenzo
Firenze, Italy
by Medici Family


この建築の歴史はとても複雑であったと聞いていた。

最初にコミッションした建築は当時建築界をリードしていた
フィリッポ・ブルネレスキFilippo Brunelleschiによってデザインされた。

しかし、度重なる建築費削減や、政治摩擦により
オリジナルのデザインが残っている場所はあまり無いと言われている。 

1418年から始めて1480年ごろまで造っているのだから60年ぐらいかかってる。 
実際見てみると外観は予算削減から見完成状態で今に至っていた。


カリフォルニアの建築家日記

中に入った時、そのギャップに驚いた自分がいた。 
外観とは違い、当時の建築デザインを考えるとブレイク・スルーしていた。

当時の建築は平面に集中して、高さ(3次元)のプロポーションを追求した建築は少なかった。
この建築から平面(平らな面)と立面(横から見た図)の両方のバランスの調和を試みた結果だった。

今となっては当たり前だが、人間がこうしてブレイクスルーしていく過程を見ることは
とても誇りに思えることだった。  

カリフォルニアの建築家日記


  スケッチをしながら目をつぶって創造してみた。

15世紀だから日本では室町時代かな。
建てる前に空き地をみて、こうしよう、ああしようと考えたのだろう。
当然、締め切りもあって、予算にも悩んでいたのだろうなぁ。

悩むからいろいろ考えたのだろう。 
制限があるから固定概念をひっくり返し、
当時では常識ではないことを
思いつくことができたのだろうなぁ。


彼はアイデアが思いつく時、
神の声が聞こえたと言っていたそうだ。

確かに上を向いて考えると
いつも良いアイデアが浮ぶのはそんな理由からか?








D



最高のプレゼントを届けよう!

日本語では感謝を払う時、
「ありがとう」と「ごめんね」がある。
何かの記事で読んだことがあるが、
一般に日本では「ゴメンね」を使う機会が多いようだ。

英語では感謝は「与喜」という表現で「Thank you」という。
日本語のような「ゴメンね」と感謝する表現はなく、
謝礼する時のみに「I am sorry」と使う。

文化の違いであってどちらが良いということではないが、
心理的効果が違ってくるようです。


感謝の気持ちはお金がかかるものでもなく、
自分で養う心次第で届けることができる最高のプレゼントだと思う。

そんな世界一素晴らしいプレゼントをみんなが平等に持っている。

世界で一番素晴らしいプレゼントだから、時には集めることに集中して、
自分から配ることを忘れてしまうことがある。

特に「忙しく」なったり逆に「幸せ」な時ほど、
プレゼントをほしがり、自分が持つプレゼントは他人のために持っていることを
忘れてしまうのである。

いそがしい時ほど、沢山の人から助けてもらっている。
だから声を出して感謝の気持ちを伝えよう。

プレゼントだから、「ゴメンね」ではなく「ありがとう」と言ってみよう。

幸せを感じる時はその後ろで沢山の方々が助けてくれた結果である。
だから声を出して感謝の気持ちを表現しよう。

プレゼントだから、「つまらないものですが、」ではなく
「本当にありがとうございました」と言ってみよう。


そんな素晴らしいプレゼントを持っていると考えたら、
いろいろな人に配りたくなってくる。

普通の日だってプレゼントは配れる。
友達、部下、上司、先生、夫・婦、そしてお子さん、
駅長さんや、カフェのおばさん、

プレゼントを配るチャンスを常に探してみよう。

朝からいくつくらいプレゼントが配れるカナ?

頭の中だけじゃだめ。 実際に配るのです。

プレゼントは求めるものではなく、あげるもの。
もったいがるものでもないよ。


自分独自でいろいろな配り方があるから。

みんなのプレゼントの配り方教えてねぇ。




考えるだけどもエキサイティングしてきた。


I thank you, thank you, so much, everyone!

You guys made my day!
(みんなのおかげで最高の一日でした!)





D.

英語で? 「ずっと,気になってるんだよねぇ」

ふとしたことから、大事なことが思い出せないことってありますよねぇ。

「ずっと考えてるけど、思い出せない」とか。。

そんな時、便利なフレーズ。

It's been bugging me for a while..
イツゥビィン・バギィン(g)ミィ フォアワィ(L)
ずっと気になってるんだよねぇ。

bugは昆虫・害虫と言う意味以外に動詞では「困らせる」と言う意味もあります。

bugging me..「嫌がる」とか「気になってる」みたいなニュアンスになるね。

他にもBugはいろいろな形で使われる。

「I discovered many “bugging devices” in my house!」
自宅でたくさんの盗聴器を見つけた!

「Hey, Stop bugging me!」
ちょっと、つきまとわないでよ!


悩んでいる友達をみて
「What’s bugging you?」
大丈夫?どうしたの?


同じBugでもいろいろな表現ができるねぇ。

カリフォルニアの建築家日記
Movie: 'Bug's Life' より




お試しあれ。

See, ya,

D.

英語でEメール #01

メールのやり取りはいたってシンプル。

今日は簡単なそんな実戦例を紹介しよう。



今月予定されている某大学での講義の打ち合わせ。

仕事の合い間を利用し、「これから羽ばたくみんなを応援する計画」進行中。。。

今日はランチの時間を利用してジェイカッブ教授(Jacob)と会う。


Jacobからメッセージ。 ブラックベアリーからの送信のようだ。


カリフォルニアの建築家日記

Subject (主題)には Re:
Regarding =~に関して と言う短縮語ですね。

彼は携帯からタイプしているのでAre we』をR we』と
訳しているねぇ。

また、全体では
「Are we still on today for meeting at 12 pm? 」を短縮して
「Are we still on today 4 meeting at 12」としている。

「この間話したこと、変わり無いでしょう?」とか
「まだやる気でしょう?」という時シンプルに、
「R u still on? 」は便利だよ。


本文
「Let us (Let's) do lunch.」
ランチしよう!

「Would u like to do something different like Dim sum?」
今日はちょっと変わって、ヤムチャなど?   
Dim sum = ヤムチャ・飲茶

 U=You これも短縮してるねぇ。


Would you like to do something different like....
「今日はちょっと変わったもの、例えば。。。」
で、Would you like... と丁寧な言葉で、これも便利。

質問するだけではなく、自分の意見を伝えることがマナーとして考えられています。





「I see you at your office at 12.」

あなたのオフィスに12時で。


Visit とか I will see you..(未来形)など、
難しく考えなくても
「オフィスで会う。 12時に。」 でOK!


 


自分の答えもいたってシンプル

カリフォルニアの建築家日記


「I am cool with Dim sum.」
ヤムチャ、いいねぇ!


「I am cool with...」は自分も同意してる時や、
好感がある時など、いろいろな使い方がある。

「Are you OK? ]大丈夫?
yup, I am cool」うん大丈夫

「did you see him on TV yesterday? 」 昨日、彼のことテレビでみた?
yeah!, He was cool」 うん、彼、最高だったね。


「I can't eat shrimp though...

エビは食べられないけどね。。。

○○○ though...
        (th)ゾォ


語尾にThough(だけど。。)をつけることで、Butと同じ意味ですが、

「But, I can't eat shrimp」
より少し和らげた言葉になります。




簡単なメールでもいろいろあるねぇ。




See ya,


D



街が美術館になる時

P. Ruccelai

建築語って何?

国々、文化の違いで話す言葉が違うように
建築にもそれぞれの言葉がある。

服装がファッション・スタイルなら
その服装が形成されているアイデアや一定の法則を
ランゲージ(Language=言語)という


カリフォルニアの建築家日記
ヨーロッパでは一つのランゲージを学んだ。

見かけは単純に窓やドア、柱が並んでいるように見えるが、
建築一つ一つにランゲージ、そして作者からのメッセージがあるのです

これが読めるようになってくると
街の見方が変わってくる

所々にさまざまなメッセージが隠れている。

時には隣の建物のランゲージが対面の建物と会話していたり、

さっき来た広場のランゲージが
行き止まりに建つ建物のランゲージとマッチしていたり。。。

過去に携わった先輩達が残しす言葉には
たくさんのメッセージが聞こえた。

ミケランジェロや、レオナルド・ダ・ビンチが託した
ランゲージを読む楽しさ。



街そのものが美術館になってきた。









D.