BALI その23 最終日
いろいろなアーティストともあった。今後のプロジェクトでコラボできると思う。
キャロラインの決断とそれをリードしたティム。 凄くたくましく、誇りに思った。
人生の考えかたも変わった。 ここでは日本、アメリカ、ヨーロッパではできないことができる。 ハンドクラフトが残っている。
お金がなくたってバーケーションと同じ生活はできる。
ロスであんなにお金がかかる作業もここでは簡単にできる。
バケーションは先進国へ。 ベースは発展国と共有すべし
これからは東南アジアにベースを置くべきだ。 マーケットもかならずアジアになる。日本、アメリカ、ヨーロッパは人件費が高すぎる。ハングリー精神もかけてきている。 これから勝負するためにはロスのブランド、アジアでの作業、舞台はグローバル。
BRICKs
B ブラジル
R ロシア
I インド
C 中国
s その他南アジア等
これから10年の目標が決まった。
人生はモーバイルでいこう。
将来は一つの国に根を張る必要なない。
季節おきに場所を変える生活をしよう。
ベースはロスで、
夏はバンクーバーか北海道がいいな
秋にはバリ、マレーシアをベースにして
冬には北海道に2週間っていうのもいいかも。
こんなベースの考え方はバリに来る前までは考えられなかった。
旅行にでるのではなく、住んでしまえばいいんだ。
かならず 「モーバイルな人生を達成する」
あとはデザインするだけだから。
BALI その22 守備と攻撃
ティム
「ダイス、頼みがある。 彼女から聞いたけど、武道をマスターしてるって聞いたんで、相談があるだ。 もしよければ僕のセキュリティーに教えていただけないか。」
そんなことから始まった。
武道とは攻撃ではなく、自分の知る宗教みたいなものだと思っている。
確かに、見かけはかっこいいし 腕を振るうのは訓練すれば誰でも簡単。 ただトレーニングすればよいから。
自分がならった武道は一般では剣道の素となるもだかそれに合気道や、ストリートファイトのノウハウが入っている。 子供に恵まれなかった故松井先生はやんちゃで手におえなかった僕を5歳から一緒に育ててくれた第二の親である。 その先生から武道を教えてもらう際、このような事を約束した。
「武道とは使わないために学ぶものだ」
動かなければ音たたず。 だが、動いてきたら音を消すといった哲学。
そんなことを思い出しながら、セキュリティーを勤める一番のボスと型を組む。
あら。 結構がっちりしてるねぇ。 内心思ったけど。笑
「あなたの仕事はここのビラに泊まるお客さを守るためにあります。 けして、相手を倒すためにあるのではありません。」
武道は今日・明日でマスターできることではないから 基本だけ教えます。
第一に観察力。
第二に重心の考え方そして間合いです。
第三に攻撃ではなく、防御です。
相手と戦う場合、90%は訓練されていない人と戦います。 また80%が右利きです。
これを理解しながら 回りにあるものを常に観察しておくべきです。
ほら、ここには灰皿、 ナイフ、 あちらには傘、 こっちには本、
また、あなたの上着ポケットにはボールペン。
このように相手が攻めてくる場合、凶器となるものはたくさんありますねぇ。
重心が崩れる時攻撃力が衰えます。 人の流れを崩すことで自分を防御する形にセットアプします。」
ナイフを持つ場合、胸からナイフの先までの距離を保てばどんなに大きな人と戦っても自分には影響がありません。 この間合いを取ることで防御する形をとります。
この間合いから中に入ってくる場合は攻撃に変わります。 まず相手に攻撃させることで「動き」を創ります。
相手が10のちからを持つ場合、自分は「1」のちからで大乗ぶです。
相手の「10」に自分の「1」を足せば、自分は「11」の力を持つということを覚えてください。
見かけではなくて、考え方です。
そんなことを話しながら、「防御術」のテーマで夜を過ごした。
DISINIのセキュリティーには要チェックです。
BALI その21 誕生日
今日は誕生日
ハッピーバースデーの歌で起きました。
ちょっと照れくさいけど、 やっぱりうれしいよねぇ。
昔若いころ、歳をとるのがいやなように感じてた。
でも実際はまったく逆。 歳をとればとるほど、好きなことができるというか。
歳のとり方って大事だねぇ。
歳をとることって。 独立すること。 責任が増えるけど、自由も同時に手に入る。
独立することで自分自身が試される。 自由だから。
子供じゃないからねぇ。 やっぱり大人になってよかった。
おしゃれをするにも、食事するにも、いろいろなことするにも やっぱり大人ってかっこよくできる。
だれに頼ることもなく、自分で決められる。
これからもっともっと良い歳をとっていこう!
これからもいろいろな人々に貢献する人生を過ごそう!
だって自分の人生だから。
自分で決めて、自分で行動して。
やっぱり楽しくいこうよ!
愛する人、素晴らしい友達と一緒にご飯・お酒を楽しむ。
これ以外何が必要なのか?
D
BALI その20 ダイスが見るホテルあれこれ
2008-12-03
ここ2日間で15件以上のホテルを訪問した。
バリの建築は自分にとっても非常にインパクトのあるものとなった。
コスト・アメニティー、その他全体のバランスを考えるとここが一番良いかも。 旅行会社をスキップして、直接交渉すればプライスもかなり落ちる。←HISサン ごめんなさい。
ゴルフコースはアジア#1を数年にわたり獲得している。一生に一度は必ずプレイするコースだ。 長期間滞在する人には最高! また「隔離」したい人にもお勧め。
BVLGARI ←英語でBALIのリンクをクリック
ここは超穴場。 建築的にも素晴らしいデザインだと思う。
ローカルの火山石(黒色)を大胆に使った建築。
サービスも超一流だ。
一泊20万以上なので一般には手が届かない場所だけど、訪問するのはOKでしょう!
夕日にあわせてレストラン・ラウンジからインド洋を一望する。 カクテルをオーダーしょう。
ドライ・マティーニがお勧めです。 一度オーダーすると、いろいろな食べ物を持ってきてくれる。
知らない間におなかいっぱい。
今年の9月にオープンしたばかりのStarwood系Villas&ホテル
最高級の場所だ。 ビーチは満ち潮、引き潮と両方OK. いつでも使えるビーチは天国のような場所。
ビラのデザインもかなり飛ばしている。 ビーチの景色を殺さないように、テレビが家具から浮き上がってくる。
サンド・ストーンで彫刻されたお風呂からビーチがプライベートで見える工夫など、詳細もばっちり決まっている。
値段も一流だか、一生に一度は泊まりたい場所だ。
昼間にいってランチをビーチ沿いでするのがおしゃれでしょう。 GMはフランス人。ちょっと鼻が高そうな態度だったのが 後残り。
ここはヴィラのみのプライベート感覚。正直DISINIから比べると値段はかなり高いが、日本モダンを使った落ち着きのある場所。 インドネシア人の建築家がデザインしていて日本の懐かしい感覚と、バリの文化を 本当によく調和している。 素晴らしいと思う。 自分も学ぶことがたくさんあった作品の一つ。
日本人スタッフの「メグミさん」。 お忙しい中、ご案内ありがとうございました。
メグミさんに直接交渉すれば旅行会社をスキップして値段もかなり落ちるそうです。
トライしてみて。(DISINIが先ですよ。笑)
Megumi Kojiri
ここの鉄板焼きを食べるのがおしゃれ!おなかいっぱいになります。
ぜひトライしてみて。
ここは世界中、ぜったいに失敗しないホテル。でもバリのスタンダードが高いので値段、スタイルに比べると、まぁまぁか。
BALI その16 ティムとの出会い
2008-12-02
ティムとの出会い
Timothy
Timは香港生まれのカナダ人
若いころはけんかばっかりしていたいってみれば不良なやつ。
20年まえのカナダを考えればアメリカと同じで人種差別が本当に当たり前のようにおきていた。
同じ東洋人として同感をうける。
そんな彼は、高校卒業後、HYNDAIのセールスマンを勤める。 2年でローカルのトップセールスマンとなり、
マネージャーになるが、歳が2倍以上の従業員はTimの意見を聞かない。
まだまだ若いから。こんなではだめだとか。
自分のコントロールが聞かないマネージメントなんて。 彼はその場をさる。
日本の車会社Hに面接するが、歳の若さに断られる。
その後、日本へ向け外国社を輸入する会社を作り 当時としては成功する。
そんな日々が毎日過ぎる。 成功すればするほど、忙しくなってくる。
ある日彼は決断する。 本当に好きなことをやろう。 会社、家、すべてを売る。
インドネシアに渡る。 ここで最高のホテルを作りたい。
こうして彼の第二の人生が始まった。
4年半前のことだった。
そんな彼を僕は本当にかっこいいと思う。
結果を見ると当たり前。
でも頑張っている時にどれだけの人々が成功すると思ってみているだろうか。
BALI その15 「良いデザイン」 2008-12-02
2008-12-02
Disini VillasのマッサージはBALIでも有名になってきている。
そこで、Villas以外のお客さんでも利用できるようにSPA・Massageのお店をオープンする。
「いろいろデザイン助けて。」 すでに彼女の予定に入っていた。
朝食を終えると、現場直行。 ビラの一番奥の土地を購入。
彼女の才能はファッションセンスだけはなかった。 現在ではビジネスの面白さも理解して
大変だけど、達成感のある人生を送っている。 本当に関心する。
自分達にできることは何でも。
デザインは見かけではなくてすべて機能なんだ。
そしてキレイにならなくちゃいけない。 「キレイさ」もデザインの機能の一つ。
でも多くのデザイナーはキレイさ・かっこよさだけを優先して他の機能を忘れてしまいがち。
これが一流と二流の違い。
見かけだけではなく、機能面だけでもなく、お金をかければいいものでもなく。
すべてのバランスを最大限に引き伸ばすのが「良いデザイン」です。
来年2009年オープン。