BALI その16 ティムとの出会い | カリフォルニアの建築家日記

BALI その16 ティムとの出会い

2008-12-02


ティムとの出会い


Timothy


Timは香港生まれのカナダ人

若いころはけんかばっかりしていたいってみれば不良なやつ。


20年まえのカナダを考えればアメリカと同じで人種差別が本当に当たり前のようにおきていた。


同じ東洋人として同感をうける。


そんな彼は、高校卒業後、HYNDAIのセールスマンを勤める。 2年でローカルのトップセールスマンとなり、

マネージャーになるが、歳が2倍以上の従業員はTimの意見を聞かない。


まだまだ若いから。こんなではだめだとか。


自分のコントロールが聞かないマネージメントなんて。  彼はその場をさる。


日本の車会社Hに面接するが、歳の若さに断られる。


その後、日本へ向け外国社を輸入する会社を作り 当時としては成功する。


そんな日々が毎日過ぎる。  成功すればするほど、忙しくなってくる。


「忙しい」が 心を失う。



ある日彼は決断する。 本当に好きなことをやろう。 会社、家、すべてを売る。


インドネシアに渡る。  ここで最高のホテルを作りたい。



こうして彼の第二の人生が始まった。


4年半前のことだった。



そんな彼を僕は本当にかっこいいと思う。


建築家の日記-Tim


結果を見ると当たり前。


でも頑張っている時にどれだけの人々が成功すると思ってみているだろうか。