2025年整体法初級講座17日目
■頸椎
頸椎は7つの骨で構成されている。胸椎部、腰椎部と比べ椎骨自体が小さく、可動域が大きい。そのような小さく、動きにやすい骨の上に頭部を乗せている。頭部の重さは体重の10%強あるので体重50㎏の人は約5㎏強の頭を乗せている。骨自体には頭を支える力はなく、頸部の筋肉で頭を支えている。
頸椎部は上記の理由により、壊れやすい部位なので片側から急に力を加えると壊れてしまうので調整は輸気を中心に行い、練習といえども慎重に行わなくてはならない。
頸椎部の調整方法は、他の椎骨同様に周りの筋肉の調整が主となる。すなわち一側、二側、三側の筋肉の調整を行う。
胸椎部、腰椎部同様に一側は、精神的な問題や性エネルギーの問題が現れ、特に頸部は頭に近いので頭の中のストレス的な問題の影響を受けやすい。
二側は、運動器、知覚の問題や目、鼻、耳など感覚器の異常や顎関節、歯茎の痛みなどにも関係する。三側は、身体の中身の問題と関係があるが、胸椎部、腰椎部と違うのは、頸椎部の三側は、第二頸椎、第四頸椎、第七頸椎の3点のみであるということである。
■各椎骨と関連すること
第一頸椎
棘突起がなく後頭骨の奥にあり触知するのが難しい。脳の異常と関係することがある。
第二頸椎
頸椎部で初めて触知できるのが第二頸椎で脳の血液循環(貧血や乗り物酔いなどと関係)、目の異常と関係する。ちなみに葬儀の時にご遺体を火葬し収骨する際に説明がある、のど仏の骨と紹介されるのがこの第二頸椎である。
第三頸椎
鼻粘膜と関係する。
第四頸椎
耳、歯茎、顎関節とも関係する。
第五頸椎
咽頭と関係し、むち打ちの際に傷めやすい。
第六頸椎
甲状腺と関係し、第五頸椎同様にむち打ち時に傷めやすい。
第七頸椎
手の痺れ、自律神経と関係する。脳天からの衝撃時に傷めやすい。
■実技
頸椎椎骨の確認
一側、二側、三側の確認