2025年8/9,8/23,9/13(土)整体法初級講座9、10,11日目
■上肢操法
上肢(じょうし)とは腕のことである。下肢と合わせて4本あるので合わせて四肢という言い方をする。
上肢も他の部位同様に腕の問題のみならず体の様々な場所の調整も用いる。
下肢操法同様に上肢操法も相手に刺戟を感じさせることが必要な場合がある。相手に感じさせることの意味は、物理療法としての刺戟、つまり相手に刺戟を与えると、その刺激に対して相手の身体は反応する。その反応を呼び起こすための物理療法的な意味合いと、輸気を行う上で、こちらが調律点に気を集中しても相手が注意散漫だと気の感応が難しい場合がある、かと言って、言葉で「私はこれからこの場所に気を集めるから、あなたもここに自分で気を集めてくれ。}と説明しても、難しい。輸気を実践されている人なら、可能だが、何も知らない具合の悪い人にそのようなことを言っても難しい。そこで調律点に刺戟を与え、相手が否応なしにそこに注意が集まるようにしむけるために刺戟する。
刺戟の仕方は、強く押すのではなく、速度とタイミングで刺戟する。強く押すと壊す可能性があり、速度とタイミングで相手に一瞬「うっと」感じさせれば良い。そうすれば否応なしに相手の注意がそこに集まり、気の感応が行いやすくなる。
腕の第一調律点
手のひらの中央部で鎮心の処といわれ心を静かにする目的で相手の呼気に合わせて押さえる。
腕の第二調律点
人差し指と拇指の間で、身体のリズムの調整をする処。(心臓、血圧、面疔などによい。)
腕の第三調律点
手首の関節。手首の腱鞘炎、捻挫などに有効。生殖器の位置異常を調整する。
腕の第四調律点
手指の疲労調整、消化器系の働き調整。
腕の第五調律点
体内の炎症を抑制。行動力、決断力と関連する。
腕の第六調律点
化膿活点と呼ばれ、化膿を抑制したり、促進させる処。
腕の第七調律点
肩関節の異常を調整する処。頸椎下部の故障も治りやすくなり、腕の痺れなどにも効果あり。
整体法初級講座は毎年4月に開講となります。整体法を学びたい一般の方、治療家の方、是非ご一緒に勉強しましょう。