バイクと自転車と本と -56ページ目

読書の夏

ブログタイトルに「本」って付けてるのに、本のことをほとんど書いていない。

ただ、
まぁまぁ読んでいる。

この1ヶ月くらいで読んだ本は、
$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと
まずは、神林長平再読第4弾の「言壺」。
好きな作品から読み返してて、
膚の下、ライトジーンの遺産、死して咲く花 実のある夢、魂の駆動体、
と読んできた。あれ、じゃあ第5弾だ。


改めて読み返すと、
よくもまぁこんな話を思いつくな、と思わざるを得ないというか何と言うか。

小説を読むと展開を予想しながら読んでしまうが、
神林作品はどれも予想が全く出来ない、着地点がどうなるのかほぼ推測不可能。
というところがどの作品にも共通しているのだが、
この「言壺」に関しては、まずは世界観の設定自体が想像も付かない。

ほんと、思考回路が常人と違いすぎるんだろうなぁと毎回思う。
言壺は、タイトル通り“言葉”を核とした短編集。
最後の一文を読んだとき、何とも言えない気分になるのだが、
その気持ちがどんなだったかを表現しようと思えば、
それはこの小説を読んでもらうしかないわけで、
俺のこの、伝えたいけど表現出来ないもどかしい感覚も含めて、この小説の中の主題の1つ、なのかなぁと。


好きな作家であり、尊敬する作家でもある。
好きな作家はけっこういるけど、尊敬までしてる作家はなかなかいない。

本を読むということは、新しい考え方に触れるチャンスだ。
会社で仕事をしていて、
神林作品を読んだときのような“気付き”が得られる機会などほとんどない。当然。
まぁ、特に仕事に役立つわけでも人間関係を改善するわけでもない気付きではあるんですが。
それが良い。本を読む。実生活で役に立つわけでない知識を得る。

小説ってのは体験を伴わない、単なる文字の集合体でしかない。
その辺りの言葉の不思議さ、人間にとって言葉とは何なのか、ってところに興味が少しでもあれば楽しめる本です。



で、
次に、恒川光太郎の「草祭」ですが、
相変わらず一気に読ませてくれる。
神林作品は一晩、1篇くらいのペースでゆっくり読むのが合っているけど、
恒川作品は、一気に読んでしまいたい衝動に駆られる。
その独自の世界観みたいなものは、出たり入ったりするより、1度にどっぷり浸かってしまう方が楽しめる。
だから一気読み。

デビュー作の「夜市」から全作品読んでいるけど、どれも“積み本”化することはなかった。
この人は短編の方が面白いと思う。
草祭も短編集。

ちょっとダークな宮崎駿ファンタジーっぽい感じ。

ところで以前、
宮崎駿のインタビューで
「ぼくは大人(の男性)を対象にして映画は作っていない」と言っていて、
それを聴いた中学生だった当時の俺は衝撃を受けたのを思い出した。

もののけ姫あたりで宮崎駿作品が大好きになった時期だったので、
大人の男なんか眼中にないわ、って発言は悲しかった。

でも、
確かに。
確かに、自分が歳を取ると、宮崎作品に自然と興味が無くなるもんですね。
千と千尋くらいか、最後は。
もう今の作品にはほぼ興味がない。
周囲の奴らもそんな感じなので、この歳になって宮崎駿ってすげーなぁ、と改めて感心した。
それだけ、ターゲッティングがしっかりしてる。

で、
そんな風に本人の思惑通り自然と宮崎作品に関心を失った年齢の俺だけど、
恒川光太郎の作品はどれも好きです。

少年の頃に読むよりも、
あの時代が過去のものとして懐かしいと感じられる社会人世代に合ってるかもしれない。


小学校を思い出すとき、
真っ先に思い浮かぶのが、下校の帰り道。
近道だ!とか言って凄い遠回りして帰ったりね、
知らない道を行くだけで、ちょっとした冒険だった。

ああいう気持ちを思い起こさせる作品が多い、恒川作品は。



長く書いてしまってるけど、
他に小川一水の「天冥の標Ⅲ」も読んだ。
$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと
正統派SF小説で、全10巻を予定している大作の第3弾で、普通に面白かった。



あとは近藤 史恵の「サクリファイス」
モトクロスとDUKEと自転車と本のこと
自転車のロードバイクを題材として若干ミステリ風味の話で、
モトクロスで筋肉痛なので何となく買った日曜の午前、そのまま水も飲まず飯も食わず3時間一気読み。
非自転車乗りにも十分楽しませる力はあるけど、ロード乗ってる人は面白さ1.5倍。
他の作品も読んでみたくなりました。



で、
今は京極夏彦の「豆腐小僧双六道中」が終盤。
これはちょっと自分の中では評価が低い。
京極堂シリーズはどれも文句なしに面白かったけれど、ちょっと盛り上がりがなさすぎるかなぁ。



と、いう感じで、
扇風機のリズム風に吹かれながら本を読む夏が好き。



KXファーストインプレ

KX250Fの初乗りの第一印象は、
パワーがキレイ!

まぁ、04CRF、09CRF、そして11YZと、
そんなにパワーがあるわけじゃない車種のキャブ車からの乗換えだから、
正直当てにならない感想なのかもしれない。


最初の1時間をちまちまと慣らしして、
いくらペースを落とすといっても真夏に慣らしはけっこうしんどいのをガマンして、
最後らへんでアクセルを開け始めたんだけど、
想像してた以上にスムーズなパワー感。

YZより明らかにパワーがある。疑いようもなく。しかも全域に渡って。
これはもうどうしょもない差だ。
実際にタイムに現れるかどうか、っていう疑問はあるかもしれないけど、
これだけはっきり差があったら、
自分に体力がある限りKXのが速いでしょうと思う。

まだギリギリ明け切っていないぐらいのペースが逆に良いのか、
キレイにトラクションして走る。
4速全開から飛んでいたジャンプも、4速抑え目でも丁度よくて、
開けていったら最後で若干抜かないとオーバーする。



そんで、
YZと同じような感覚でリアを流そうとすると、思った以上に流れるぐらいに、
挙動が軽い。
ただ、足回りがまだ硬いせいなのかどうなのかは分からないが。


足が硬すぎてコーナリングも今の印象が本当かは判断できないけど、
コーナリング性能を謳ってるYZよりも、ずっと鋭い旋回性がある。

同じ感覚でコーナーに入ると、思った以上に旋回が鋭くてアクセルを慌てて開けた。
上記はバンクコーナーのことで、
低速コーナーはサスが入らなくてやる気がなかったので不明。


あと新車効果でアクセル動作が軽いことや足が硬いことも手伝って、
印象としてはかなり車体が軽く感じる。


ただ、
もしこの足の硬さが新車だからじゃなくて、SFFの味なのだとしたら、
ちょっと手強い。

YZの時も乗り始めはえらい硬いサスだなと感じたので、
アクセルを若干遠慮していることも作用した結果だろうとは思っているんだけど。
上級者向けというよりは、
単純に低速でのゴツゴツ感が気になった。
高速での挙動はそれほど気にならなくて、
低いスピードでのゴツゴツ感のせいで、低速ターンで一生懸命ブレーキングする気が起きなかった。
暑いし、まぁここはいいや。と。

当りが出てくれば良くなるでしょう。


$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと


あと、最後に思ったのは、
2011のKXはそれまでのエキスパート向けのハイパワーな印象からすると物足りないという意見が多かったらしく、
2012は“たぶん”パワーを出してきてるんだとは思う。
(わざわざダブルインジェクション化してるぐらいだから)
思うんだけど、
以外に普通な乗り味で癖がなくて凄く気に入った。

俺のカワサキへのイメージは、2chで見る下記だから、
いったいどんなバイクを創るメーカーなんだ、と、外車以上に身構えていた部分がある。

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ホンダのバイクを
ヤマハに持ち込む:まぁ、ホンダも直せなくはないけどね
スズキに持ち込む:ツマラン、どこかに細工してやろうか・・
カワサキに持ち込む:出てけゴルァァァァァァァァァァァ!!

ヤマハのバイクを
ホンダに持ち込む:おぅ、ヤマハさんのバイクか
スズキに持ち込む:打倒ホンダの僚友だ、バッチリ直してやるぜ
カワサキに持ち込む:けっ、優等生バイクか

スズキのバイクを
ホンダに持ち込む:けっこう癖のある作りしてんだよね
ヤマハに持ち込む:スズキさんか・・部品取り寄せとか大丈夫かな
カワサキに持ち込む:スズキか、最近小奇麗にまとまっちまいやがって・・

カワサキのバイクを
ホンダに持ち込む:カワサキか・・・・
ヤマハに持ち込む:カワサキか・・・・
スズキに持ち込む:カワサキか・・・・
カワサキに持ち込む:カワサキか・・・・
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

今見ても笑える。
こういうウェブだけの影響じゃなくて、周囲のカワサキ乗りやバイク屋の話を総合的に判断して、
間違いなく優等生的メーカーでないことだけは確かだと思っていたので、
意外なほどにちゃんとしたモトクロスバイクでびっくりした。
(まぁ、速く走るためだけのレーサーなんだからそうそう他と軸はブレないのだろう)


YZに乗ってるときはキャブ車でいいでしょ、
と思っていた。
でも、インジェクション効果なのかは判断できないが(10KX以前は知らないし)、
モトクロッサーは進化してるな!って感じさせてくれる良いバイクだと思った。


納車が9月以降と言われなければ2012年式もYZを買おうと思っていたけど、
KX買って良かった。
良い印象。



あとは、各部の耐久性だけど、、、
オイルは2回に1回。カワサキ乗りからは必ずそう聞く。

YZは3,4回に1回でもエンジンは全然問題なかった。
KXには外車だという心構えでメンテに臨もうと思う。




2012' KX250F

2012年式KX250Fが納車された。
今日、半休を取ってレバー調整と、デカール貼りをした。


自分は黒ベースのゼッケンが見栄え的に好きではないので、
どうしても白ベースでデカール貼りたかった。
でも、
250F用のモンスターデカールは黒ゼッケン。

2011年の450Fと250Fは見た目ほとんど外装が同じ。
で、ウェブで探してみると、
どうやらシュラウド以外は共通。
シュラウドも微妙に違うけど何とかなりそう。

なので、450F用のモンスターデカールを注文しておいた。


$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと
まずはノーマル。
他のメーカーと比べると、外装のデザインは一昔以上昔のセンスのような気がします。
実際、ほとんど変わってない。
まぁ、モトクロスだから走行性能命のカワサキなんでしょう。


$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと
で、これがシュラウド以外2011年式KX450F用のモンスターデカールを貼ったところ。
やっぱり白ベースの方がバイク自体の見た目はカッコいいと思う、俺としては。



$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと
モンスターデカール全部装着状態。
ノーマルより引き締まっててカッコいい。
シュラウドは、何とかなった。
細かいところが気になる人にはダメなんだろうけど、遠目に見て違和感はない。
近づくとネジ穴がずれてたりします。

選手権をマジメに追ってる人はこんなミーハーなデカールをわざわざ貼る人は少ないので、
思いっきり趣味ライダーって感じ。
まぁ、実際いまレースに出ていないので問題ないのだが、
白ベースにしてると、
「NBのフリして~」と、まるで自分がNBにしては速いでしょアピールをしてるみたいに言われたりするんだけど、
レース出てないのにわざわざライセンスのカラーに拘る理由がない。
デザイン的には白ベースが一番カッコいいと思うんです。特にKXは赤も黄色もなんかあまり合わない気がして。



$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと
で、2年前に初めてレースに出た時に勝手に指定された番号になんだか愛着が湧いて、
今回もその番号を付けた。
ここまでやって、やっと自分のバイクって感じがしてくる。

車種が変わってもゼッケン番号をいつものにすると、
途端にそのバイクが馴染み深い錯覚になる。


さて、
ちょっと触った感じ、
ヤマハよりも車高は高い感じ。トランポに載せると分かる。
シート高も最低地上高もカタログではYZより低い値なのに同じくらい。
測定基準が違うのか。

あとは、ラジエータの面積はYZより少ない気がする。
列が少ないような。もしかしたらその分縦に長いのか、スリム化のために。

フットペグは安っぽい感じ。
各部の品質は、やっぱりヤマハの方が高い気がする。気がする。ってだけだが。

ポジションはCRFと似た感じ。ハンドル同じなんじゃないかと思うほど。
まぁ、YZとともそんなに変わらない。
気になったのは、クラッチレバーに調整機構がない点。
遊び量で近接距離を調整するしかないのは欠点だけど、まぁそれほど遠くもないので問題はないか。
あとは細かいけど、純正グリップにワイヤリングの溝がないのもマイナス。

サイレンサーの口径は、でか!
YZの1.5倍くらいあるんじゃないか。おかげで今までの洗車用プラグが使えない。
そりゃKXだけうるさいわけだ。
パワーに期待。


ブログのトップ写真変えますか。

Living on the Edge

$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと


自分は両刀である。
オフロードやってる人はオフロードだけ、
オンロードの人はオンロードだけ、って人の方が多いと思う。

基本的にはオフ中心なので、
KTMのスーパーデュークRを買うときなど、
「なんでそんなの買っちゃうの!?」と言われたものだ。

そうなんだよね、
モトクロスやってりゃ、金が余るなんてことはあり得ない。
より速く、より安全に練習したければ、メンテサイクルは早め早めがいいし、
そろそろニーブレースが交換時期だ、
などと考え出せばお金はどんどん出て行く。


でも、
オンロードバイクから見えるあの、視界がスーッと狭まるようなスピード感はオフロードにはない。
絶対に扱い切れないパワーを膝に挟んでバンクしていくのは、
例えば、子供の頃ガンダムを操縦するのを空想していたのと感覚が似ている。

自分にとってオンロードバイクは、
モトクロッサーみたいに手足のような一体感や征服感などは目指していなくて、
ただ、
自分の力を圧倒的に超えた、マシン的な、モビルスーツ的な強さに触れたい、ってところにモチベーションの起源がある。ような気もする。
今考えた。

オフ車しか扱ったことがない人は、
1度、1000CCを越えるスーパースポーツに乗ってみると分かる。
オフ車は人に近いところにあって、人間の能力を拡張する道具のような感覚で、
オンロードは、“操縦”って言葉が似合うような、
これだけエコだハイブリッドだと言われている世の中でどうして存在できるのか不可解な、
SFチックで場違いな能力を持った一つのマシンだ。
といっても大げさでない。
100km/hまで3秒って絶対要らない能力だよね。


そして、
その、モビルスーツのような圧倒的なパワーを、
自分が走るのと同じ、“公道”で全開で扱う狂気のレースがマン島TT。

今月のフリーライドマガジンには、そのマン島特集があって、
久しぶりに読んでて胸が熱くなりました。


同雑誌で、松下ヨシナリ(敬称略)というライダーのことは知っていた。
2年前にマン島TTに出場し、大怪我を負ったということも覚えていた。

今年のマン島はウェブ上で特にチェックしていなかったので、
まさか再び出場しているとは思わなかった。

マン島TTという死と隣り合わせのレースを、
同誌の記事では、クライマーと被せて表現している。


自分はインドアだけだけどボルダリングというフリークライミングを2年ぐらいやっていた事がある。

僅かなエッジに体重を乗せて上を目指すクライマーは
その手足のムーブ(といいます)と筋力の余力に全神経を研ぎ澄ませており、
ああ見えて、落ちるかどうかギリギリのところで命を天秤に掛けているわけではなく、
自分の体の状況を把握しながら、余力を残しているもの。
マン島を走るライダーも同じようなものではないか、と記事にあって、
ああ、
なるほどねぇ、と思った。

自分の体の状況を正確に把握するために、その精度をひたすら上げるために、
何度も何度も練習して、数多くの下準備があるわけだ。


マン島TTは確かに危険ではあるけれど、
マシンは勝手に暴れるわけではない、自分がアクセルを開けるからスピードが出るのだ、
マージンというのは、自分の手の中に常にある。
その見極めの精度が大事なのかな、と思う。


話を松下氏の挑戦に戻すと、
彼が2年前に初出場でクラッシュ大怪我をしたことについて、
大ベテランカメラマンが
「初出場でクラッシュするなんて、ちょっとナメていたんじゃないですかね」
とコメントしている。
同時に本人も、自覚できないまま慢心があったのかもしれない、と振り返っている。


モータースポーツをしてる人にとって、このあたりの話というのは常に自分自身の話でもあるはず。
リスクマネージメントというのは、自分自身の能力を知ることから始まる。のかね。



まぁ、
傍から見たら、安全が確保できない公道で300km/hオーバーってのが、
「自分の能力で制御範疇内」
っていうのは、
それはもう、
果てしなくカッコいいと思う。

しかも、俺からしたら、
1000ccのオンロードバイクはモビルスーツみたいなもんだ、
だから、
彼らはライダーというよりはパイロットだ。


すっごいなぁ。
カッコいいなぁ。

行って、直接見てみたいなぁ。と思った。


Living on the Edge





暑さとコース

今日は久しぶりにチキンへ行った。
ここ1ヶ月はBRTなど中部コースへ行っていたので久しぶり。


で、思った。
モトクロスのしんどさはジャンプの着地がけっこう割合高いなと。

ジャンプの少ないイナベだと結構長時間走れる。
BRTは疲れるんだけど、定期的なメンテ故に基本的に路面がキレイ。
で、チキン。

路面の慣らしはたま~にしかないので、
ブレーキングギャップなどは上記のコースより荒い。
パワーが掛かるジャンプの加速レーンも凸凹。
あとはジャンプの数が多い。


ジャンプは休める場所ではあるけど、
着地はしんどい。
特に本気で走っているときって、
ジャンプ後はフル加速をする。
モトクロス始めた頃は、ドッスン、一拍サス縮み伸び、それから加速、だったのが、
今は、ドッスン直後ガー!って感じで、あれがけっこう疲れる。
しかもこれをやらないと、結構差が出る。

収支はマイナスのはず。ジャンプは休める場所、は勘違いだ。
同じルートで、ジャンプのあるなし、
例えジャンプなしで、そこが多少デコボコしていたとしても、そっちのがマシのはず。
当たり前。
ジャンプは休める場所=空中では力を抜こう、というだけのことだ。


とは言え、
やっぱりジャンプがあるコースは楽しい。
パドックに屋根もあるし、チキンはやっぱり良いなぁ。


で、今日の反省点。
暑さで10分ちょっとしか集中できない。
もっと熱くなれよ!って修造に励ましてもらいたい。

こうして、
夜になって、なんか疲れた体で、左手のマメとか見てると、
走ってる時の余韻が少し蘇ってきて、
そうすると、
なんでもっと本気で走らなかったんだろう。
なんでそこでアクセル開けるのを渋ったんだろう。って後悔の気持ちが。
まぁ、涼しい部屋だからこそ、そんな風に思えるだけなんだろうけど。

特にフープス。
あまりに暑くて疲れるから、なんか「フープスを制する」って気持ちが弱くて、
アクセルは開かないわ、バタバタと振られるわ、、、

なんのために自転車で有酸素トレーニングしてんだ、って感じ。
やっぱり普段会社で冷房効いた部屋にいるとダメかね。

もうちょっと気持ち入れないと、
暑さに勝てない。



今日はもしかしたらYZでの最後の走行になるかもしれない。
車体が扱い易いから、
ジャンプでリアを流してみよう、って気になったのはYZに乗り換えたからかなと思ってるから、
次にKXに乗ってどんな風に感じるのか、楽しみであり、不安でもあり。




2012年モトクロッサー決定

ニューモデルを何にするかを決めた。

本当はヤマハでいくつもりだった。
しかし、今予約すると9月を過ぎるという。
生産数が少ないのか、意外に人気なのかは知らないが初期ロットはもう完売らしい。

迷った。

今の2011YZFは知人に譲る予定で、
あまり待たせるのは悪いし、
その間俺が乗り続けて減価償却すれば売値を維持するのは心苦しくもなる。

ヤマハがダメなら、カワサキだと思っていた。
ただ自分はこれまでカワサキのバイクをストリートモデルを含めて一回も所有したことがない。

理由は、
「バッタ色がカッコ悪いから」
学生時代は、KDXとかKLXとか、やたらボロボロなバイクをよく見たし、
カッコいいと思えたことがなかった。

ただ最近は、
エナジードリンクのモンスターの影響で緑もカッコよく見えるようになってきたのも事実。
モンスターのカワサキへのイメージアップ効果は大きいのではないか。


実際、
$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと
AMAのモンスターグラフィックはかっこよく見える。

ただ、ストック状態だと
・ゼッケンが黒はNG、野暮ったくみえる、白傷が目立つ
・シュラウドのカワサキのグラフィックはどうみても古臭い(いつからこのデザインだ)
と思うのです。

ゼッケンは白地がベストだと思う。
その方が配色のバランスが良いから。
IAでもないんだし、RMZといい、なんで黒地ベースなんでしょう。
エキスパート用モデルってことなのかな。



と、
ここまでマシンの性能に関する考えはなし。
なぜかと言うと、
そんなもん結局乗ってみなきゃ分からないから。

ダブルインジェクションだSFFだって言ったって、
ライダーにとって重要なのはマシンとの相性、マッチングであって、
個々の技術要素があーだこーだといわれても判断材料にならない。
自分のライディングのレベルもあるし、体格だって影響するだろう。

分からないんだよね。乗ってみなければ。
それも試乗レベルじゃない。
何度か乗って、自分の全開走行が出来るぐらいまで慣れてみて、
はじめて相性が分かってくる。



なので、そういうことを考えるのをやめた。
72万円の買い物だ。
野球で言ったらグローブやバットとかに72万円出せる人がどれだけいるか。
ロードバイクなら、この値段はハイエンドに入ってくるが、
それでも普通1年で乗り捨てるほど消耗はさせないだろう。
物凄い高価な自転車を買った、っていう満足感を持って購入するんだと思う。
対してモトクロッサーなんて、なんかこう毎年、もしくは隔年毎に“更新”するのが当然みたいな感覚で、
新しいバイクを買ってる!っていう新鮮さが少ないような気がする。

なので、モトクロスやってる人って、
金銭感覚が世間一般からはちょっとずれてしまうのはしょうがない。

大きな買い物してる自覚があまりない。

でも、
これだけお金を使うんだから、
所有欲というか、カッコいいと思えるものを基準で判断してもいいんじゃないだろうか。

ということで、
モンスターグラフィックも買って、
憧れのAMAスタイルにしてみたい。
どうせ今年はレースに出ない。

サンデーライダーの楽しみ方。


YZFは相性が凄く良かったと思うので、
KXFを巧く使えるようになれるか不安だけど、早ければ来週にも納車される。



さて、今日のロード練は雨が降りそうだったので半分だけの15,6kmで引き返した。
アベレージは31.6km/h
帰りはほとんど40km/h弱で、往きが25~27km/hぐらい。
往きはともかく、帰りのあのペースでもアベレージがたったの31.6km/hってのは、
ちょっと萎える。

アベレージ35km/h以上の人って、基本ストレートでは40km/hを下回る瞬間などないんだろうなぁ…



夏×Motocross!! at BRT

夏のモトクロス、ってのはあらゆるスポーツの中でもかなり上位に暑いのではないだろうか。
自分は高校の頃、日陰の全くない川を漕ぐ漕艇部だったけど、あれより全然暑い。
ロードバイクなんて、常に走行風が薄着の体に当るから、見た目ほど暑くない(というか暑くない部類のスポーツ)。
対抗馬としては、空調のない体育館でやる剣道とか。
同じバイクで、灼熱のサーキットに革ツナギも相当暑いかもしれない。

とにかく、
とことん、暑かった。
真夏とはいえ、装備が真冬と同じ。プロテクションを考えるとしょうがない。

まぁ20分も連続で走ったら、40分はぐで~っと溶けてた。



今日は、始めてのコースへ。
三重県榊原にあるBRTっていうところ。
朝9時を過ぎても、自分ら二人しかおらず、結局、10人足らずしか今日は走っていなかった。

たまたまか、地理的な面などで人気のないコースなのか。
ただ、
肝心のコースの内容については、
自分はメインコースのチキンが一番好きなんだけど、このコースはその次に好きになりそう。
凄く良いコースだと思った。


初めてのコースで気になるのはジャンプ。
ちゃんと飛べるかな。大丈夫かなと。
自分はモトクロスはじめてダブルでミスって以来、かなり強力なジャンプトラウマになってしまった。
メインコースでのジャンプは克服したけど、それはあくまでそのジャンプであって、
他のコースに行った時にトラウマが発症するのではないかと少々不安でもあった。
のが、1年前の時点。
今は、不安は30%くらいで、あとは期待。
ジャンプを目の前にして自分がどう感じるのかが楽しみ。

このコースで見た目怖いと思ったのは、下りのスキージャンプ(勝手に命名)。
なんせ下り途中にある踏み切りで、飛び出しまで着地点は全く見えない。
自分ら以外に走ってる人がまだいなくて、参考になる走りがない。

飛距離はそんなでもないし、
下りでパワーは不要なので、4速くらいでおそらくどんなバイクでも飛べる。
ただちょっと見た目が。っていうジャンプ。

アップが終わって、2回目の走行で何となく行って見よう、って感じで普通に飛んだ。
あの最初に飛ぶジャンプが良い。
適度な緊張感とか恐怖感が。
でも、根っこのところでは自信があるという感じ。
他のジャンプもとりあえずは問題なかった。

トラウマは克服してるようで一安心した。ほんとに。
技術的には飛べるのに、恐怖心で飛べない、ってパターンはモトクロスではあると思う。
コースで一つでも飛べないジャンプがあると、どうしても不完全燃焼になるし、
趣味として楽しむためにも、ジャンプは飛べた方がやはり楽しい。


今日は初日ということで、コースに慣れることに専念したつもりが、
単純に暑さとの戦いになってしまった。
これからも定期的に走りたいコースだと思った。
なんで人がこんなにいないのか不思議なくらい、しっかりしたコース。



良い点をまとめると、
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・ジャンプ、コーナー、フープスのバランスが良い
同じ中部で毎週沢山人が練習して繁盛してるイナベですが、
やっぱりジャンプが少なすぎるのと、フープスがないのは寂しい。
モトクロスにはジャンプとフープスがないと。
自分は下りのスキージャンプからの流れがスピード感あって好き。
フープスも、割と加速させてから進入させる珍しいレイアウトで面白い。

・路面がミドル~ハードで、グリップが良い
もともとの土質もあるんでしょうが、石などがほんとに少なくて、グリップは良くタイヤにも優しい。

・上記路面を支える頻繁なメンテ
管理人さんのコースメンテへの愛は素晴らしいと思った。
頻繁に適度な水撒き、さらにその路面をさっと耕してくれるので、単なる水浸しにはならない配慮がある。
10人程度の台数でも、これだけしっかりとコース管理を継続してやってくれるのは本当にありがたい。

・帰りに寄れる榊原温泉
ツーリングでデュークでも何度か行ってるんだけど、安くてぬるぬるしてて気持ち良い。
練習帰りに寄れるのは、夏はさっぱり、冬は暖か。
けっこうポイント高し。
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夏のモトクロスは、何もかも出し切れる感覚が楽しい。

バイク動画で一番好きな動画。
タイヤ2個で乗り物を創ろうと発想した最初の奴はほんと凄い。

サラリーマン×ロードバイク

毎週水曜は勝負の日です。

ロードバイクで30kmT.T、
Average 30.3[km/h]で新記録達成。
長かった。やっとだ。
去年の最高30.1[km/h]以来で、
今年は一回も30越えが出ておらず、思わず小さくガッツポーズ。


いつも水曜の残業ゼロデイは、速攻で帰宅して30kmT.Tをやるのが習慣。
往きは山の方向へ登り基調、帰りは下り基調の30km+2km(町中は回避)。

やっぱり気温が上がってくると調子が出てくる。
何ででしょうか。


走り出しで、
今日は風が微風、登り基調の往きが追い風で、記録を出すには良い条件だと思った。


アベレージを出すには、とにかく登りで頑張って、
消耗してる帰りの下り基調は、サイクルメーターを見ながらひたすら踏みまくる、
という感じで、登りで全力、下りは耐える走りが良いかなぁと思ってる。
それにプラスして今回は帰りの向かい風で、とにかく体勢を低くを心掛けた。

そうしたら、いつもだったら平坦向かいでは32km/hも出てれば良い状態で、
35km/h以上で走ることが出来た。
そこで思ったのだけど、
自分は下ハンを使ってる時の上体がこれまで高すぎたのではないか。
$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと
【写真:ファビアン・カンチェラーラ】
もっとステムに噛み付くような勢いで上体を下げると、
なんかよく分からないけど足が強く回せた。
骨格的に利点があるんでしょう。

まぁ、そういった細かいテクはあるんだろうけど、
ロードバイクは運動センスの介入率がモトクロスより全然小さい。
バカにしてるわけじゃない。
だからこそ、緻密な計画性や地道な努力、執着心や根性などが求められる。
だからこそ誰にでもチャンスがある。

実際は、上記の事も、言ってみれば“センス”の一つではあるんだけど、
何も考えなくてもジャンプでウィップがかませる人のような種類のセンスは要らない。
これは、あるなしの世界の問題で、フルイのようなもの。

ロードバイクは誰にでも平等で、だからこそ何の言い訳も入る余地のなく、
それでいて、非日常なスピード感も楽しめる、
サラリーマンに適したスポーツという感じがします。




夏にロードの熱が上がる理由の一つに、
自分は、
部屋ではハーフパンツか、暑かったらもうパンツだけなんだけど、
そうすると、
自分の足の筋肉が否が応でも目に入る。
基本、モトクロスやってるだけで脚力は付いていくんだけど、
自転車頻度が高いと、さらに無駄な脂肪がなくなって筋(スジ)が出てくる。

この筋の出方が自転車の調子を表しており、
あー、最近筋があんま出てないから自転車ダメだなぁ、とか精神的な面で効いてくる。
逆に筋が出て陰影が出来ると、何とか維持したいと思ったりもする。

しょうもない理由だけど、
体自身の変化というのは、明確な自信を作ってくれると思う。



あとは、
やっぱり暑いのが好き。
体が動き易い。
雪国生まれではあるけれど、冬は嫌いです。


今夜は今年はじめて扇風機をオン。
自分は薄い掛け布団プラス扇風機の首振りリズム風で就寝するのが好き。
どれぐらい好きかっていうと、
これを書いている今23時半、
あー、
今日は旋風機付けて寝よう、楽しみだなぁ、と思うぐらい好き。

なんか気持ち良い。



2012年モトクロッサー

2012年式の各社モトクロッサーが発表になったようだ。
ホンダ、スズキに関してはUS情報のみだが、
前者はエンジン回りと足回りのリファイン、
後者は詳細分からず(ウェブで見つけられず)。

カワサキは意欲的にモデルチェンジして、ダブルインジェクション化。
そして、
期待していたヤマハは相変わらずキャブで、大きな変更箇所はキャブ口径大径化とフレームのリファインに留まる。
しかし価格据置きの67万円。


いま、迷っているのはヤマハかカワサキか。

$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと
人やバイク屋、雑誌などの情報、やる気のあるモデルチェンジから考えても、一番走るバイクはカワサキだろうというのはあまり誰も反論はないことだろう。

唯一自分が心配なのは、耐久性。
果たしてカワサキの単車ってどんなもんなのか。
ネットに限らず、どのバイク屋に聞いても、ホンダ、ヤマハに比べれば工業製品としての品質は一歩劣ると聞く。


自分は一年間ヤマハに乗ってきたけど、
耐久性という点では凄くレベルが高いと感じてる。
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CRF(09)とは比較にならないぐらい、エンジンのバルブ、クラッチの持ちが良い。
加えて、ホイール脱着、エアクリ交換もヤマハの方が作業性が良い。

転倒した時のハンドルの曲がりにくさも、
普通のレンサルのホンダに比べてプロテーパーバーは効果が高い。
何度かフープスで大きな転倒をしたけど、曲がらなかった。
ホンダの場合は、ハンドルもそうだけど、トップブリッジに付けるボルトの方が頻繁に曲がるので、
転倒しても割りと何事もないヤマハの車体は丈夫だと思った。
フットペダルもはじめっからワイドだったりと、何かと装備が良い。

パワーについては、足りないと思うことはそんなにない。
少なくとも同じキャブ車の09CRFよりはパワーはあるし、
特に4速がとても使い易い。

あとは車体。
これはもうエンジンフィーリングも含めた総合的な印象が、自分の体格、ライディングのレベルに合っているかどうか、
という、要するに相性の問題だと思うんだけど、
その相性が良いと自分は感じてる。
ジャンプでちょっと捻ってみよう、という気になったのも、車体の重量感覚が自分の理想に近いからかもしれない。


というわけで、
今年ヤマハを買いたい、と思った人はかなり少数派であろうけど、
自分の中では、
出来ればまたヤマハで行きたい。

公道バイクなら、絶対性能だけで選んでも楽しいけど、
モトクロスとなると、やっぱり相性だと思うので、
カワサキを選んで、果たして正解かどうかは分からないのだ。
となると、
コンサバな自分としては、ヤマハかなぁという次第。

インジェクションかどうかは、正直どうでもいい。
エンジン特性も含めた走って感じる車体の総合バランスが、自分に合っているかどうか。
それに尽きる。
もしかしたらカワサキはもっと相性が良いかもしれない。悪いかもしれない。
ああ、どうなんだろう。



ヤマハを選ぶ唯一の難点は、
2011年でも十分な性能なので、敢えて買い換えるモチベーションがあるのか、という点。
中高回転でパワーアップしたとのことだけど、その効果が如何ほどか気になる。
高回転であと少し伸びて欲しい、という印象があるから。

グラフィックもほぼ同じというのも頂けない。
今のをフルOHして外装一新すればいいんじゃないか、と思った2011ヤマハユーザーは自分だけじゃないはず。


公道バイクを選ぶときは、この葛藤が楽しいんだけど、
モトクロッサーは、そうでもない。
欠点を愛嬌、として捉えられなくて、やっぱり純粋にスポーツの道具、として自分は見ているようだ。

ボーナス日には、決めましょう。


雨ラン

雨でマディ確定だろうと思って
2度寝する気満々で朝起きたんだけど、
いつも一緒に練習してる先輩が、とりあえず行って見る、
というので、
急遽、コースへ。

まぁ、何だかんだでいつでも出られる体勢にしておいた。
自分ひとりの意思では踏ん切りがつかない微妙すぎる天気だったんで、
行こう、という後押しが欲しかった。

というのも、
ただでさえリスキーなスポーツなんだから、わざわざグチャグチャ路面を走る必要はないだろ、
ってのが雨に対する自分の基本スタンスだから。


$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと
だから、こういう路面で走るのはかなり久しぶり。
走ってる途中で雨が降ってきて、、、ってシチュは別として、
最初っから敢えてウェットコンディションで走るのはここ1年なかったかもしれない。

それだけに、
果たしてちゃんと走れるのか、そもそもジャンプが飛べるのか、
ってところが、正直少し不安でもあった。

というのも、
ジャンプで転倒、っていうモトクロスで一番やりたくない転倒経験が、
自分の場合半分以上が雨路面だから。

だいたいが、
ジャンプするも加速が伸びずにショート、着地で振られてそのままクラッシュ、
もしくは、踏み切りでリアが振られ、着地でねじれてクラッシュ。


このミスはある程度以上の大きなジャンプでは絶対にやってはならないことなので、
今日は集中した。

もしかしてミスるかも、、、と、ゴーグル付けながら嫌な予感がよぎったり。

思い出すなぁ、ジャンプを飛べるようになりたての頃。

「やってればいつの間にか飛べるようなる」
とか何とか言われたりもする、ジャンプ、ですが、
いつの間にか飛べる様になったわけではなく、
自分の意思でやっとある程度飛べるようになったジャンプなので、
飛べるか、飛べないか、
その見極めは普通のサラリーマンライダーにとっては大事な能力だと思う。
(いつの間にか飛べるようになる人ってのは間違いなく少数派だと思う。みな葛藤してきたはず。)


とか何とか書いておいて、
行けるか行けないかの境界は、あまり理論的にどうこうではなく、
自分の気持ちによる部分が大きい。

その「いける」、
っていう気持ちがどこからくるかというと、
多分それは、何百、何千と飛んできたジャンプだから、多少グリップが悪くても真っ直ぐ踏み切ってサスを全部使えばいける、
っていう経験論に依るのだろう、結局。


始めの頃、
ジュニアのトップ連中が85ccでウェットコンディションでもバンバンにダブルを飛んでるのを見て、
こいつらは責任やリスクを背負ってないからできるんだ、
って思っていたけど、
実際は、わりと明確に「いける」っていう感覚があるのであって、
若さ故の強気なジャンプというわけではないのだろう。


今日はそういう意味で、
自分もモトクロスやって3年以上経つので、
ジャンプというものが、バイクに乗ることと同義なぐらいに飛んできたつもりで、
やっとその経験値が活かせるようになってきたような気がする。

走る、止まる、曲がる、
バイクの基本動作は別にモトクロスじゃなくても経験していくものだ。
だけど、
ジャンプだけはモトクロスの特殊な動作で、
この動きを当たり前の動きと感じられるようになるには、やっぱり時間が必要。


今日は、ジャンプというものが久々に新鮮に感じられた。
こういう日もたまにはいい。
半日で集中切れたから午前であがったけど、良い練習になった。


$モトクロスとDUKEと自転車と本のこと

そして2012年のYZだけど、購入モチベーションの伸びないマイチェンだなぁ…