県は令和2年度から令和5年度の教育政策の基本となる教育施策大綱を策定しており、昨日中間案が示され委員会で審査をしました。

 

私は、何らかの理由で不登校になり、義務教育を受けておらず、いわゆる「読み、書き、そろばん」が出来ない子どもたちが増えているのではないか、そのまま大人になっているケースが増えているのではないかといった問題意識を持っています。

 

質疑の中で、平成29年度小学生の不登校児童は566名で0.6%、中学生は1549人で3.2%とのことでした。これらの子ども達の中で、義務教育の力をつけることなく義務教育を終えている子どもがどの程度なのかは県として把握していないとのことでした。

 

私は、義務教育の力が不足している人の学び直しの機会をつくるべきだと考えます。また8050問題(80歳の親に50歳のひきこもりの子ども)についてもしっかり対応するべく、ひきこもりの子どもに対する対応も重要だと考えます。これらのことを教育施策大綱に書き込んでこれから4年間しっかり取組むべきと提案させていただきました。

 

知事は、日本語の学びが必要な外国人の子ども達のための夜間中学設置について調査すると言われています。私は外国人だけでなく、「読み、書き、そろばん」ができない日本人にも門戸を開き対応していくべきと考えます。

 

今の時代の課題を的確にとらえた教育施策大綱にできるよう今後も議論していきたいと考えます。

本日の予算決算常任委員会で南部地域活性化基金の見直しについて提案がありました。この基金は、平成24年に南部地域13市町を対象に若者の定住促進や働く場の確保に向けた取組を支援することを目的に創設されました。創設時も様々な議論があった中、複数市町が連携して目的を果たす事業について、県が基金を準備する必要があるとのことからスタートしました。この8年間に基金を使って、81事業(約1億3969万円)が行われました。

 

今回この基金を県が検証した結果、これまでの集客交流事業だけではなく、より直接的な働く場の確保が必要である。若者の働く場の確保だけではなく、地域での生活サービスの提供等家族が安心して暮らせる取組みも必要であるとの検証結果となりました。見直し案では、複数市町の要件を緩和し、効果が複数市町に及ぶあるいはモデル的な取組なら単独市町でも可能とし、目的に生活サービスの提供も加えることにしたいとのことでした。

 

私は質疑の中で、複数市町が連携して事業を始める時の呼び水的な効果が基金にあったことを考えると、単独市町でも可能とすることは、非常に大きな問題である。効果が複数市町に及ぶとの条件はそもそも県予算はそのような広域的なものに使われるべきで連携要件が無いも等しくなる。特定目的基金とは目的のために基金を積むもので、当初の目的に生活サービスまで目的を広げると、基金の意味がない。といったことを申し上げました。

 

局長からは、県南部の人口減少は待ったなしで、マリオットホテルの県南部への進出など大きなチャンスがあり、チャレンジングな取組をしようと思うと基金が必要とのことでしたが、持続可能な地域にしていくための取組みやチャンスをものにするチャレンジングな取組なら当然、基金ではなく当初予算でしっかり予算付けすべきであると考えます。

 

特定目的基金とは、目的が明確でなければいけません。若者の定住促進や働く場の確保といった目的と複数市町連携といった手法を変えて、目的の幅が非常に広がり、手法がなし崩し的になっていく可能性のある今回の見直し案は到底認められるものではありません。

 

質疑の中で、SDGsの視点についてもお話しました。私は、持続可能な社会をつくるためにパートナーシップがキーワードと考えます。単独市町でも可能とするのではなく、むしろ、市町村の連携の幅を広げる、企業との連携を加えるなどといった見直しが必要であると考えます。

 

今後分科会で、この南部地域活性化基金の見直しに関して詳細調査が行われます。議論を見守りたいと思います。

6月の代表質問で、「参加型予算」の議論をし、知事からは来年度予算から導入したいとの答弁がなされました。先日の記者会見で、来年度予算から県民参加型の「みんなでつくろかみえの予算」(略称みんつく予算)を実施すると発表がありました。

 

総額5000万円の予算内で、想定事業費が1000万円程度の事業を県民から募集します。9月20日(金)~10月18日(金)まで下記応募フォームで事業提案を募集していますのでぜひ皆さんご参加下さい。

https://www.shinsei.pref.mie.lg.jp/uketsuke2/form.do?acs=kyousoyosan

 

皆さんからの提案の中から「選定候補案」を選び、12月にはこれらの候補から直接県民の皆さんによる投票とご意見をいただき、予算案として取りまとめることになります。

 

私は代表質問の時にも申し上げましたが、県民が直接予算編成に関わる仕組みを作ることは、より県政への関心を高めることにつながると考えています。おおげさな言い方かもしれませんが、「参加型」は新しい民主主義の形のキーワードであると考えています。

 

今回の取組は、インターネット上での「参加」となりますが、選定候補案についての意見募集や投票は、県民が一同に会して、参加者の顔が見える形で議論するといった場も必要なのではないかと知事には更に提案をさせていただいています。

 

いずれにしても、1989年にブラジルのポルトアレグレ市で始まり、2000年に入り急速に広まり、現在世界では2000以上の自治体が取組んでいる「参加型予算」について三重県が取組むことは画期的なことであり今後の展開に期待したいと思います。

9月6日のブログで、10月から始まる幼保無償化について、その給食費の扱いをめぐって国の対応があまりにも後手後手で現場に混乱を生じているといった問題を指摘しました。

【9月6日ブログ 幼保無償化の問題参照】

https://ameblo.jp/dream-21/entry-12521380557.html

 

議会としては国に対して意見書を上げ問題点を指摘する準備をすると共に、県からも国に対して現場の混乱を伝えてきたところ、本日付の内閣府子ども・子育て本部統括官、厚生労働省子ども家庭局長からの通達で、当初4500円との話で進めてきた給食費を唐突に物価調整費680円を加算し5180円とすることを取りやめ、当初の予定通り4500円で進めるとの見直しが示されました。

 

この通達を読むと、この価格決定が当初予定されていた7月よりも遅れ、現場に対して十分に行き届いた説明が出来ず、そのことをお詫びされていますが、そもそもなぜ7月の価格決定が大幅に遅れたのか?参議院議員選挙があったため様々な点で官僚が政治に忖度して、遅くなったのではないかと思う所はあります。

 

今回の出来事を通して私なりに見えた今の政治の問題点について、いろいろと言いたいことはありますが、まずは現場の混乱を無視して、国が強引に推し進めることなく、私たちの指摘に耳を傾け、9月4日付けの通達を廃止し、誤りを正されたことは評価したいと思います。

 

2000年の地方分権一括法以来、国と地方の関係は上下主従ではなく、対等協力の関係になっています。国の間違いに対しては堂々と指摘をして改善する、そのことが国益であり国民の利益であると考えます。今回の問題を通してそのことをあらためて強く感じています。

今日は熊谷ラグビー場にて開催された日本代表対南アフリカ代表の試合を観戦しました。南アフリカと言えば、4年前のワールドカップで日本が劇的勝利をおさめたこともありワールドカップ日本開催を目前に控えて非常に興味深い一戦となりました。

弟の友人の香港在住のイングランド人とシンガポール在住のイングランド人と一緒に、南アフリカ代表に帯同している南アフリカスタッフから取って頂いたチケットで観戦するという、熊谷にてインターナショナルな環境で観戦させていただきました。

私は日本代表の試合を観戦するのは大学時代以来であり、あらためてそのスピードと迫力に感動しました。南アフリカとは力の差を感じましたが、特に自陣ゴール前でのディフェンスの速さと強さ、攻守が切り替わった時のスピードは南アフリカ半端ないと感じました。

W杯最後のテストマッチということもあり、サインプレーや様々な作戦は両チーム封印しての戦いであったと思いますので、力と力でぶつかればこの点差は仕方ないかなと感じます。本番に向けて日本代表にとって起爆剤となる試合であったことを期待します。

 

熊谷ラグビー場は熊谷駅から徒歩50分という立地条件のため、シャトルバスは準備頂いていましたが帰りはかなりの混雑だったため歩きました。道のりにはボランティアスタッフと思われる方々がたくさんいてくれて、気持ちのいいおもてなしをいただきましたが、それにしても50分は遠いと感じました。私は四日市にJリーグチームを作りたいとの夢があり、そのためのスタジアム建設を課題に思っていますが、Jリーグ基準の最寄り駅があることといった条件の重要性をあらためて感じました。

 

いずれにしても間もなくラグビーワールドカップが始まります。おそらく私が生きている間に二度と日本で開催されることはないでしょう。久しぶりにラグビーの試合を生で観戦して、ラガーマンとしての血が騒ぎ始めました。やはりラグビー最高です。

この時期は、来年度予算編成前に各団体の要望を聞き取る会を新政みえとして行っており、21名の議員が分担して要望を聞かせていただいています。多くの取り組まなければいけない課題を感じていますが、先日私立保育連盟から幼保無償化の問題点の指摘をいただき、今日はそのことについて書こうと思います。

 

先の衆議院選挙の与党の公約であったことから、本年10月から幼保無償化が実施されます。これまでは保育料は所得に応じて自治体からの補助が行われていましたが、無償となります。加えてこれまで給食費は主食費(米等)は公費で補助、副食費(おかず等)は実費負担でしたが、主食費、副食費共に実費負担となります。これまで国からの自治体や各園に対しての説明を受けてこの給食費を4500円と設定してきましたが、実施まで一ヶ月といった段階で、国の方から給食費は主食費と副食費に加えて物価調整費が含まれるとのことで、この物価調整費が680円のため、給食費は4500円+680円=5180円との説明があったようです。

 

来月からの実施に向けて現場では保護者に対して給食費の実費負担は4500円と説明している園がほとんどであり、この唐突な物価調整分の考え方は現場を混乱させるもので、非常に問題であると考えます。

 

9月議会で県議会として国の唐突な対応を正すべく意見書を提出したいと考えていますが、豚コレラの対応もそうですが、国の自治体や現場に対する情報開示が極めて不親切であったり、後手後手に回っていることが多いように感じます。

 

私は、予算配分のウェイトを子ども世代に多く配分することには基本的に賛成です。しかしこの幼保無償化は、選挙目当てで行き当たりばったりのバラマキ感を強く感じています。財源は、10月からの消費税増税分の内、7764億円が当てられるとのことですが、来年度の一般会計概算要求が104兆円を超えると言われている中、正しい予算の使い方がどうか疑問が残ります。私はむしろ保育士の処遇改善の方が政策的優先順位は高いように感じています。

 

国のの対応で現場が混乱しているこのような事案に対してもしっかり取組んで参りたいと考えます。

昨日は第11回未来創造セミナーを開催しました。ニュースゼロの元キャスターで関西学院大学教授の村尾信尚さんにお越しいただき「今日か明日か」をテーマにご講演いただき、その後私と対談させていただきました。

私は、「保守か革新か、右か左かではなく今一番重要な政治の対立軸は現状か未来かである」と訴え、私は未来を選択する政治家でありたいと考えていますが、村尾さんの「今日か明日か」の問いかけはまさに私の問題意識と合致したものでした。

1929年の世界恐慌から各国が保護主義に入り、10年後1939年第二次世界大戦となりました。2008年リーマンショックから各国が保護主義に入り、米国にトランプ大統領が登場し、英国がEUを離脱します。10年経ってこの先の不安は私の問題意識と同じです。

 

日本は多額の借金を抱え、福島の原発事故問題など子どもや孫の世代に大きな負担を負わせることになっています。今こそ若者が立ち上がり、声をあげて欲しいと願いますが、自分たちで世の中を変えられると考える若者の割合、夢を持つ若者の割合は日本は世界最低となっています。

 

世界の人口を100人とすると日本人は1.7人で更にその数は減っています。中国人とインド人で約40%を占めることになります。日本の未来を考えると2%の中で物事を捉えるのではなく、98%をみるようにすべきで、市場としては、中国とインドが極めて重要であるとのことでした。

 

村尾さんは難しい、厳しい話を非常に分かりやすくお伝えをいただきました。私自身、「雨だれ石を穿つ」思いで、日本の未来のため世代責任を果たそうと志を新たにしました。多くの皆さんにご参加いただき、今年も未来創造セミナーを開催出来ましたことに感謝申し上げます。

昨日は福島ロボットテストフィールドにお邪魔しました。前日に県庁で説明を聞いてからでしたので理解度が高まりました。津波ですべてさらわれた土地に昨年から約150億円かけて整備が始まりました。完成した施設から順次供用開始されていますが、すべてが完成するのは来年春です。この地で陸海空様々なロボットのテストが行われる拠点となります。

私が一番大きな関心を持っている空飛ぶ車については、teTra社とSKYDRIVE社の2社が入り、teTra社は今秋から年末にかけて空飛ぶ車の試験が始まるとのことでした。2030年の実用化を目指して実証実験がスタートします。

津波ですべてが無くなった土地に新たな息吹を感じました。

 

その後、会津まで移動し、伝統工芸会津漆器の株式会社関美工堂へお邪魔しました。会津漆器の生産量は最盛期の1/7に落ち込む中、勤めていた宇宙開発事業団(JAXA)を辞めて家業を継ぐためにUターンした関昌邦社長のお話を聞かせていただきました。お話の中に私がキーワードにしている「参加型」「価値観の共有」といった言葉が多く出てきました。

事業継承については、「文化としてつながっていくには、継承するシステムが必要である」属人的ではなく仕組みをしっかり作らなければ文化は無くなっていくといったお話をいただきました。

 

新しいブランドを立ち上げ、地域で伝統産業を守り発展させていく人の輪が更に広がることを期待します。

 

夜は、地元の若者たちが集まる日本酒スナックで楽しみました。福島の日本酒は有名で、約60蔵の蔵元があります。どのお酒を飲んでもいいという気前のいい仕組みで地元の若者と共に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 

今日は今からつくば市に寄って四日市に帰ります。

今日は戦略企画雇用経済常任委員会の県外調査で福島県に来ています。今回の私の一番の目的は空飛ぶ車の調査です。今日はまず福島県議会で担当者から福島イノベーション・コースト構想と次世代医療産業集積プロジェクトについて聞き取りをさせていただきました。

東日本大震災の被害、福島第一原発の被害から約9年、浜通りと言われる海岸線の復旧、復興のため、国家プロジェクトとして、福島イノベーション。コースト構想が動き出しています。廃炉研究、ロボット、エネルギー、農林水産の4つの重点プロジェクトが具体的にスタートしました。中でもロボット分野で、東京ディズニーランドと同面積のロボットテストフィールドが来春、全施設開所予定で整備がされています。

既に、ドローンや災害訓練分野の実証実験が75件行われており、本年4月に無人航空機エリアの施設が完成したため、空飛ぶ車の実証実験がこれから始まります。三重県は福島県と空飛ぶ車の実現に向けて企業の開発や飛行試験を共同で支援する協力協定を先日結びました。国は福島県のロボットテストフィールドで機体の初期の飛行試験や安全性テストを実施する計画を立てていることから、福島県と連携して、ぜひその後の実証実験を三重県の離島で行えるようにしたいと考えています。

 

明日は、現在整備中のロボットテストフィールドの現場を視察させていただきますが、ぜひ三重県で空飛ぶ車の実証実験が出来るよう今後取り組んでいきたいと考えます。

 

もう一点、次世代医療産業集積プロジェクトについて、福島県はもともと、J&Jやオリンパスなど医療関係の大企業が立地していた強みに加えて、震災後、医療関連産業集積プロジェクトに力を入れ、私は知らなかったのですが、医療機器受託生産額、医療用機械器具部品生産額、医療機器生産額どれも全国1位となっています。

 

復興支援の位置づけもあり、本県が進めるメディカルバレー構想の規模とは桁が違いますが非常に勉強になりました。

 

私は震災後、意識的に何度か福島県に来ていますが、しばらくブランクがありましたので今回久しぶりにお邪魔をし福島の復興の力を感じています。

今年、大池中学校に入学した息子は野球部に入りました。実は私も30年以上前の話ですが、大池中学校野球部出身のため、その頃と変わらない校舎、グランドにて息子が一生懸命野球をやっていることをうれしく思います。

中体連が終わり、強かった3年生が引退し、2年生・1年生での新チームがスタートしました。昨日まで三日間、新チーム最初の大会である森田杯が開催され、息子は10番の背番号をもらってきました。昨年まで三重クラブで付けていた10番はキャプテン番号ですが、中学校では控えの番号です。体が小さいため息子なりに悔しい思いをしているようですが、三重クラブでも小さな体で思いっきり背伸びして頑張ってきたため、ここからスタートして更に頑張ってくれることと思います。体はいつかは大きくなりますので、今は基本をしっかりと身に付け、心を鍛えて欲しいと思います。

大池中学校は決勝戦で海星中学校に2対7で敗れはしましたが、見事に準優勝となり北勢大会に出場できることになりました。決勝戦は点差以上に実力差を感じましたが、ここからスタートですので、1年後の中体連でどこまで子ども達が成長するのか楽しみです。

 

この森田杯は、今年で第40回大会とのことで、あまり記憶がありませんが、私が中学生の時より以前から続く大会のようです。元県議会議員の森田治先生が始められた大会です。様々な関係者の皆様の努力で子ども達が野球を楽しめる機会があることに感謝です。昨日閉会式で久しぶりにお会いした森田先生にご挨拶させていただきました。お元気なご様子で何よりです。

 

これから二年間、子ども達のおかげで野球を楽しませてもらえることに感謝です。