今の三重県は、明治9年4月18日に三重県(旧安濃津県)と度会県が合併して誕生しました。今年は150周年の節目の年となります。50年前100周年の時に、県庁にタイムカプセルが埋められ、今年4月18日に掘り起こしました。中には当時の暮らしがわかる物や県政資料と共に、田川亮三知事と第69代三重県議会議長樋口忠治氏(鈴鹿市選出)の2026年を生きる三重県民への手紙も入っておりました。

5月5日には、三重県誕生150周年記念式典が開かれ、白子高校吹奏楽部のオープニング演奏から始まり、「三重の未来」をテーマとした子ども達の作文披露や、女子レスリングパリオリンピック金メダリスト藤波朱理さんのゲストトークや子ども達とのトークセッションが行われました。手作り感とあたたかさを感じるいい式典でした。会場には、タイムカプセルに収納されていた物が展示されており、歴史を感じることができました。

 

節目の年にあたり、先人たちの努力に感謝し、歴史の重みを感じると共に、未来に対する責任も感じます。50年前昭和51年の三重県議会議員の名簿を見ると、四日市市選出では、岩名秀樹さん、津田勉さん、森田治さん、萩原量吉さんと直接お会いしたり、一緒に県議会で仕事をさせていただいた方のお名前があります。知事も務められた北川正恭さんも当時は、鈴鹿市選出の県議会議員でした。

 

50年後三重県誕生200周年の時は、私はこの世にいないと思いますが、どのような日本になっているのでしょうか?人口減少のスピードを考えるとおそらくこれからの50年の間には都道府県合併が進み、今の三重県の形はなくなっているかもしれません。日本の地方自治の仕組みや形を変える改革をやるのは、私たち世代の責任かもしれません。

 

今年は一年かけて、三重県誕生150周年記念行事がいろいろと行われます。12月20日にはブルーインパルスもお祝いに三重の空を飛んでいただく予定です。県民の皆さんと一緒に、三重県民の誇り、三重県の歴史の重み、未来への思いを考える一年にしたいと思います。

電話での「オレオレ詐欺」やSNSでの投資詐欺、ロマンス詐欺などのニュースを見るたびに、何でそんな詐欺に引っかかるのかと思う方が多いと思いますが、三重県内でも急増しています。この時期各地区の自治会総会等でご挨拶をさせていただく機会が多いので、特殊詐欺への注意を啓発させていただいております。

 

昨年三重県内の特殊詐欺の被害は、851件52億8320万円が確認されており、過去最悪となっています。今年、1月~3月では、すでに183件12億5250万円が確認されており、昨年を上回るペースとなっています。

 

最近の傾向としては、警察官を語る「ニセ警察詐欺」が増えています。警察から電話やメールが来るとドキッとしますが、基本的に警察官が連絡してくることはありませんので、注意しましょう。またSNSで投資を持ち掛けるものも増えています。普通に考えたら、儲け話を見ず知らずの人に伝えることはありませんので、注意しましょう。

 

被害は、高齢者のみならず、比較的若い世代にも広がっています。知らない人からの連絡にはぜひご注意ください。

 

私事で恥ずかしい話ですが、以前に、ワイン販売のポータルサイトを見ていて、結構珍しいイタリアワインが破格で出ており、ワイン会で使おうとネットで購入したら、クレジットカードから不審な引き落としがありカードを停止して再発行しました。ワイン代は帰ってこず、ワインも送られてきませんでした。

 

私はそのような詐欺に引っかからないと思っていましたが、やられました。悲しいことですが、世の中には悪い人、詐欺師がいます。ぜひ特殊詐欺に注意いただきますようお願いします。

私の地元三重地区の生桑町に四日市初のクラフトビール醸造所が誕生しました。「いきかたブルワリー」は、日本一敷居が低い醸造所をコンセプトにされているとのことで見学させて頂きました。

いきかたブルワリー

 

 

立ち上げた近藤さんは、作業療法士として愛知県から四日市に移住され、四日市で子育て支援事業を行っていますが、分断社会や子ども達の孤独、排除などの様々な社会問題を解決するアプローチとして、独学で醸造を学び、醸造資格を取得してクラフトビールの醸造所を始めました。非常におもしろいアプローチで、「いきかた」という名前に近藤さんの思いが詰まっているように感じます。

いろんな方の交流の場にしていきたいとの思いを語っていただき、今後の展開が非常に興味深く楽しみです。

 

四日市では、水沢地区に「ドメーヌフィアージュ」というワイナリーも昨年誕生しました。私はワインエキスパートとして、ブドウ畑や醸造施設を見学させていただきましたが、お茶畑で有名な水沢に、新たにブドウ畑が広がり始め、この取り組みも非常に楽しみです。

水沢ワイン – 株式会社i-kyo

 

四日市は、工業都市、産業都市ですが、ワインやビールも作る町として新たなまちづくりの可能性を感じます。四日市で作ったビールやワインを四日市のバーで楽しむといった文化をこれから私も一緒になって作っていきたいと思います。

昨日、本会議にて採決が行われ、すべての議案が議了しました。その中で、可決された「日本国国章損壊等の罪の制定について十分な検討を求める意見書」についてご報告致します。

 

12月議会に、参政党から、「日本国国章損壊の罪の早期制定を求める意見書」が提出され否決されました。私ども新政みえは会派内でしっかり議論を行い、国会での議論が始まっていないこと、立法事実の有無を含めて論点が明確でないことから中身が不明な罪の早期制定を求めることは、地方議会として出来ないとのことで私が反対討論に立ちました(下記参照)。

日本国国章損壊の罪の早期制定を求める意見書案の反対討論全文 | 三重県議会議員 稲垣昭義 オフィシャルブログ「 初心、継続。」Powered by Ameba

 

この意見書を否決したことで、討論に立った私は、売国、反日といったたくさんの攻撃を受けました。落選させようといった卑劣なキャンペーンのようなことをSNSでやっている方もいました。しかし直接お話いただいた方には、私の討論を読んでくださいとお伝えすると皆ご理解をいただきました。最近、「ファッション保守」「空気のような保守」といった批判をする方もいますが、すぐに売国や反日とレッテル貼りをする人たちに対して、丁寧に説明することが大切だと感じています。残念ながら全く話にならない人もいますが、、、

 

このような経緯の中で、新政みえでは、3月議会に「日本国国章損壊等の罪の制定について十分な検討を求める意見書」を提出し、国で立法事実の有無を含めて、様々な論点整理をして、十分な議論を行うことを求める意見書を自民系会派、公明党、参政党の賛同を得て可決しました。

 

地方議会は国や政党の下請け機関ではありませんので、私はこのようなプロセスが大切だと考えます。三重県議会は、冷静で論理的な議論ができ、合意を得るための熟議を行うことができる議会であることを誇りに思います。

 

12月の私の反対討論の中で、国において議論が必要なポイントをまとめていますので、国会での実りある議論を期待したいと思います。

 

 

衆議院議員選挙後、タイトな日程の中、来年度予算等上程された議案の審議を行ってきました。慌ただしい日々でしたが、明日(23日)議了日を迎え、全ての議案の採決が行われます。その中に、議提議案として「伊勢茶に親しむ暮らし推進条例」があります。

 

この条例は、三重県は、静岡県、鹿児島県に次ぐ全国第三のお茶の生産地ですが、「伊勢茶」という言葉がまだまだ浸透していない状況を鑑み、伊勢茶の振興を図るため、特別委員会を設置し、約2年間かけて議論を重ねてようやく制定されるものです。新政みえの中瀬古委員長を中心に取りまとめていただきました。

 

条例の目的は、伊勢茶の普及促進を図ることと、伊勢茶に親しむ機会を確保することです。「伊勢茶」の定義は、県内で生産された茶葉を用いたお茶とし、緑茶のみならず、ウーロン茶、紅茶等も広く対象とします。

 

現在、三重県には茶業を振興する推進計画はありますが、それと一体的に、伊勢茶に親しむ暮らしの推進計画を策定することとなります。今後具体的には、例えば、居酒屋等のソフトドリンクに伊勢茶を加えてもらえるような販売促進強化や、伊勢茶で乾杯する文化が広がること、伊勢茶の輸出を促進することなどに取り組みます。また伊勢茶初摘みの日(八十八夜)を定めたり、伊勢茶に親しむ月間を設けることとなります。

 

四日市も水沢地区を中心にお茶の生産が盛んで、私は夏でも冬でも、毎朝、水沢産の伊勢茶を萬古焼の急須で入れて、熱いお茶を一杯飲むのが自分の健康の秘訣だと思っていますが、まずは三重県民の皆さんに「伊勢茶」を飲む文化が更に広がることを期待したいと思います。

インドミッション有意義な時間となっています。インド政府半導体ミッション(ISM)では、モディ首相が重点政策と位置付ける半導体産業について調査しました。各州で10のプロジェクトが始まっていますが、日本からの投資を100%サポートするとのことです。四日市は世界最大の半導体工場であるキオクシアはもちろん、インド工科大学ハイデラバード校とMOUを締結した半導体製造装備メーカー東邦鋼鉄製作所など半導体産業が集積しています。ISMの代表からは、グジャラート州、オデッサ州への半導体企業の投資を求められました。インドの半導体人材は豊富で、今後5年間で飛躍的に伸びる分野です。「みえ半導体ネットワーク」の中で具体的な話になることを期待したい所です。

商工会議所連合会(FICCI)では、メディカル、食品、自動車部品、金融など様々な分野の経営者の方が集まっていただき意見交換を行いました。軍用農用のドローンを製作している会社、ベンチャーファンド会社、AI関連会社、輸出関連会社の方から具体的に日本のパートナーを探しているとの提案がありました。非常に熱量を感じました。三重県企業とのマッチングが進むよう県の役割を考えて参ります。

またインドに進出しているホンダ、博報堂の現地法人の皆様と懇談をさせていただきました。博報堂のインド法人社長が四日市高校の先輩ということでご縁をいただきこのような貴重な機会を作っていただきました。現地で活躍する日本人の生の声がインドの経済政治情勢を理解するのに一番有効です。

更に昨日は、貴重な経験をさせて頂きました。ドラウパディ・ムルム大統領、モディ首相も出席の「BEATING RETREAT2026」にご招待頂き出席しました。厳粛な雰囲気の中、軍の音楽隊の演奏、演技のスケールに圧倒されました。建国記念に合わせて毎年、軍事パレードとこのような軍事セレモニーが行われています。町の至る所に銃を持った警備の方が立ち、物々しい雰囲気ですが、なかなかできない経験に感謝です。

これからインド工科大学デリー校を訪問して、今回のインドミッションを終了です。約30年前に世界青年の船でボンベイ(ムンバイ)に来て以来のインドでしたが、本当に多くの刺激をいただき、インドの活力に触れています。

1月26日からインドニューデリーを訪問しています。一昨年前にインド大使が、全都道府県議会を訪問され、当時の三重県議会中森議長の所にもみえました。その後、昨年私は議長として、東京で毎年開催されているインドの建国記念パーティーに招待をいただき、駐日インド大使に日印友好議連をつくる話をして昨年、三重県議会日印友好議員連盟(中森会長)を立ち上げました。今年はインド建国記念にあたり、議連メンバーでインドを訪問することになりました。突然の衆議院解散で、多くの予定をキャンセルし変更していますが、このような経緯もあり訪印は予定通り実施しています。

昨日は、日本大使館でインドの経済、政治情勢の聞き取りを行いました。昨年8月の石破総理モディ首相会談での経済安全保障や人材交流イニシアティブ、対民間投資目標が日印の今後10年間の柱になっています。人口世界最大、人口構成も若く非常にポテンシャルが高い国です。自動車産業を中心に日本からの投資も進んでいますが、今後中小企業の投資を促進させていく必要を感じました。また、現在、日本への技能実習生、特定技能は年間2千人未満と少なく、今後の可能性を感じます。

私は、インドネシアとの人材交流を進めていますが、インド政府も日本の自治体との人材交流には積極的とのことでしたので、今後具体的な取り組みにしていきたいと考えます。

 

ニューデリーの日本人学校も訪問しました。日本では、外国人政策が衆議院議員選挙の争点にもなっていますが、日本人も他国に行けば外国人です。イデオロギーや好き嫌いで外国人に対して差別的なことをいう人達がいますが、私たちも外国人の立場になりうるし、その立場で海外にいる方もたくさんいます。国際社会の一員としての考え方が必要だと、日本人学校で学んでいる子ども達をみると改めて感じます。

昨日は、四日市に本社がある住友電装株式会社の清水社長と昼食懇談会、名張に本社があるオキツモ株式会社の橋本社長と夕食懇談会を行いました。三重県からインドに進出している企業の皆さんとの意見交換は非常に有意義です。充実した時間に感謝です。

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。昨年は、5月まで三重県議会の議長職を務め、その後、新政みえ代表に就任し、7月には参議院議員選挙、9月には知事選挙・県議会議員補欠選挙と選挙が多い慌ただしい一年でした。国政を見ると非常に不安定な状況であり、ポピュリズムに流される政治家が増え、政治の劣化を感じます。少なくとも県政は、10年先のビジョンをしっかりと描き、腰を据えた政治が出来るようにしていきたいと思います。

 

 2033年には第63回式年遷宮が行われ、今年からお木曳行事等が始まります。2035年には三重県で国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会が内々定しており、その準備をしていかなければいけません。これからの10年は、三重県にとって大いなる可能性を秘めたチャンスと捉えて取組んで参ります。

 

 今年は、三重県誕生150周年の節目の年です。先人たちの努力で、平和で豊かな三重県があることを歴史の重みと共に感じながら、次世代にそのバトンを引き継ぐことが出来るよう全力を尽くして参ります。

 

 プライベートでは、ワインエキスパートとして、四日市や桑名、東京などで定期的にワイン会を開催することができ、ワインを通じて新しい出会いや経験をさせていただいております。四日市でもワイナリーが新たに生まれました。今年は、四日市のワイン文化を更に育み、広げていきたいと思います。

 

また、44歳から始めたマラソンでは、昨年は、お伊勢さんハーフマラソンで1時間49分2秒、松阪フルマラソン大会で3時間59分17秒とそれぞれ自己ベストを更新することが出来ました。フルマラソンで悲願のサブ4を達成することができ、充実した一年となりました。今年も健康のためにマラソンを楽しみたいと思います。

 

 新しい年が皆様に取りまして、幸多き、飛躍の年になりますことを祈念申し上げます。本年も変らぬご支援、ご指導賜りますようお願い申し上げます。

昨日の本会議にて反対討論に立ちました。SNS上では、反対することが反日売国とか、賛成することが戦争とか両極端な声が上がっていますが、私は論点や中身の議論無く、感情論や空気感で煽る風潮や、他者を攻撃する状況が非常に危険であると考え、討論に立ちました。私の討論全文を記載します。ぜひご一読いただき冷静に、丁寧に、一緒に考えましょう。

 

新政みえ四日市市選出の稲垣昭義です。

今定例月議会に提出されました、意見書案第11号「日本国国章損壊の罪の早期制定を求める意見書案」に反対の立場で討論いたします。

 

反対するにあたり、新政みえでの議論の一端をまずお伝えしたいと思います。

そもそも国章は、いずれの国でも国家の象徴として大切に扱われるべきものであり、国民のアイデンティティーの源として、重要な役割を果たしているものです。そのため、国章をみだりに損壊してはならないことは明白です。日本ではこれまで、このことは当たり前のことであり、国章損壊の罪といったものをわざわざ作る必要はありませんでした。もし、日本で国章が国家の尊厳や国民感情を象徴するためのものであることが共有できなくなっているため、国章損壊の罪の制定が必要であるというなら、より丁寧で慎重な議論が必要です。

 

国会では、参政党が日本国国章損壊罪を新設する刑法改正案を提出されましたが、審議未了により廃案となりました。国会での議論はまだされておりませんが、国章損壊罪について様々な論点がある中、大きなものを4つ述べます。

 

1つ目は、立法事実があるかということです。自民党の岩屋毅前外相は、立法事実が無いから反対と主張されていますが、SNSでは相当な批判を浴びています。必要性のない不合理な処罰拡大の恐れを十分に考えた、冷静で慎重な議論が必要です。

 

2つ目は、官公庁に掲げられた国章を損壊するような限定的なものなのか、全ての国章への損壊行為を対象とするのかといったことです。後者であるならば、映画や造形などの芸術表現も処罰の対象となる可能性があるのではないかという論点もあります。どの表現が許されるのか、罪となるのかの線引きは、まだ十分に議論がなされていないというのが現状です。

 

3つ目に、外国国章損壊罪があるのに、自国の国章損壊罪が存在しないのは不具合だという論点があります。外国国章損壊罪の保護法益は、他国との、日本の対外的な安全と国際関係であり、外国の名誉や尊厳を守るためのものではありません。このような自国への国章損壊罪の保護法益と異なることをどう考えるのか。また、外国国章損壊罪は、外国政府の請求がなければ公訴を提起できない親告罪ですが、自国の国章損壊罪の構成要件はどうするのかなどの問題もあり、そもそも同列で論じられるものなのでしょうか。

 

最後に、国章損壊罪の規定追加については「器物損壊罪の適用で十分ではないか」という論点が存在します。過去には国体会場で日の丸を引き下ろし焼却した事件があり、器物損壊罪などの罪で有罪となった事例もあります。侮辱罪や名誉棄損罪、建造物侵入罪、業務妨害罪も状況によっては適用できる中、既存の刑罰との兼ね合いも議論が必要です。

 

このように新政みえで議論をしただけでも多くの論点があり、まだまだ時間が足りない状況です。私たちは国民の一人として、もし日本が、国章が国家の尊厳や国民感情を象徴するためのものであることが共有できない国になっているなら、国章損壊の罪を制定することについて考える時期に来ているのかもしれません。しかしながら、その議論は本来、国会でされるべきものですが、まだ国会での議論は始まっていないのが現状です。

 

国会において、国章損壊の罪の立法事実も、構成要件も保護法益も全く議論されていない状況の中、県議会の役割として、国会に対して議論を求めることは必要かもしれませんが、全く中身が空っぽ、白紙の状態であるものを感情や、空気感だけで早期制定を求めることは、自治体議員としてよくよく考えるべきことであります。国会での議論が始まっておらず、制定の可否を判断する材料が乏しい状況の中で、「早期に」国章損壊罪の制定を求めることは三重県議会としては慎重であるべきと考えます。

 

三重県議会基本条例の前文に、「本県議会は、住民自治及び団体自治の原則にのっとり、真の地方自治の実現に向け、国や政党等との立場の違いを踏まえて自律し、」とあります。これまでも国政課題における内容の意見書が、三重県議会の中で可否の判断がなされてきましたが、三重県議会は「議論を尽くす」という議会の本分を守るために、国や政党等との立場の違いを踏まえて、一致点を見出すための努力を積み重ねてきました。

 

今回の意見書提出は、一政党のみしか提出していない法案の「早期制定」を求めるものであり、国会の中でも議論はこれからという段階であります。県議会での議論を十分におこなうための材料が無い中で、結論を急ぐのは政党のパフォーマンスに地方議会が利用されるという懸念を感じます。そのため、各会派で構成される政策担当者会議では、少なくとも国会での議論が始まり、先に指摘したような論点が明確になってからでも遅くはないのではないかという要請を、各会派から参政党に対して行ってきたところです。これは、議会として議論できる環境を整えて、徹底して議論を行うという三重県議会の伝統であり、そのための調整を求めたものです。これまでの諸先輩方が築いてきた、丁寧な議論を積み重ねて来た、伝統を大切にするといった意味でも今回の意見書には賛成することは出来ません。

 

最期にもう一度申し上げます。国章は、いずれの国でも国家の象徴として大切に扱われるべきものであり、国民のアイデンティティーの源として、重要な役割を果たしているものです。そのため、国章をみだりに損壊してはならないことは明白です。国民の自由や基本的人権を制限する新しい刑罰を設けるには、そのために保護される公共の福祉、利益があり、立法事実が必要です。私たち政治家はそのことに対して、慎重で丁寧な議論をしなければいけません。新政みえでの議論を通して私はそのことを改めて感ました。

 

以上の理由により、現状では、日本国国章損壊の罪の早期制定を求めることは、議会人として賛成することは出来ないことを申し上げます。

議員各位の御賛同を心よりお願い申し上げ、私の反対討論といたします。

昨日は、松阪フルマラソン大会に出場し、3時間59分17秒で完走し、悲願のサブ4達成することが出来ました。最後は自分との戦いでしたが、自分を褒めてやりたいと思います。

私がマラソンを始めたのは44歳の時です。初めて出た大会は10キロでした。フルマラソンなんてとんでもないと思っていましたが、県内初のフルマラソン大会が松阪市で開催されるとのことで、2022年、50歳の時にフルマラソンデビューしました。その時のタイムは、4時間50分27秒でした。毎年自己ベストを更新することが、若返っているような気がして時間があれば走るように心がけていましたが、サブ4は高い壁でした。

 

松阪のコースは坂が多く、風が強いため厳しいコースですが、昨日は風が無く助かりました。天気はあいにくの雨でしたが、まわりのペースが速く、それに乗りハーフまでは、2週間前のお伊勢さんハーフマラソン大会での自己ベストに近いタイムできました。25キロあたりの坂が続くところで大雨となり心が折れそうになりました。30キロを過ぎてからは、足がいつつってもおかしくない状態で、体の限界を感じ始めました。しかし松阪の良さは沿道からの応援が凄くてパワーをもらいます。応援のおかげで最後は限界を超えて走ることが出来ました。マラソンをやってて、人は人から応援されたり、声を掛けてもらうことが大きな力になるということを実感します。

 

今年こそはサブ4との目標を立てて、9月から毎月100キロ走ると決めてトレーニングしてきました。走る時間を作るのが大変でしたが、結果を出すことが出来てやり切った感があります。フルマラソンはこれが自分の限界だと思いますが、これからも楽しみながら走ることができたらと思います。健康でなければ走れませんので、走れることに感謝です。

 

松阪マラソン大会は約4000人のスタッフと多くの沿道からの応援により本当に素晴らしい大会です。松阪最高です。