本日の常任委員会で、病院の面会ルール等についてのアンケート調査の結果が報告されました。私の求めに応じて県内全92病院を調査いただきました。
現状は、ルールを設けて面会を行っているのが81病院、ルールを設けずに面会を行っているのが10病院、面会は原則禁止しているのが1病院です。ルールを設けている病院の内76病院は、患者や家族等の求めに応じて柔軟に対応をしているとのことでした。
コロナ禍以前は、ルールを設けて面会を行っていたのが12病院、ルールを設けずに面会を行っていたのが79病院であったことを考えると、国が、「流行前に設定していた通常の面会方法(頻度、時間など)への段階的に戻すこと」を求めていることとの乖離がかなり大きいことが分かりました。
新型コロナが5類移行してから2年半が経ちますが尚、面会にルールを定めて制限をしている病院があります。国も県も日常に戻す、コロナ流行前の対応に戻すことを求めていますが、そうなっていないことは本当に大きな問題です。
この面会の判断は、医療機関や施設の判断に任せられているため、県としては、国の通知やアンケート調査結果など各病院が面会ルールを検討する際の参考となるような情報共有をはかっていくとの答弁でした。
病院の判断にゆだねると、当然感染症対策の考えが強くなります。一方、国からの通知にもあるように、面会は生活の質を保つ上で重要であり、面会が制限されることにより家族や患者に精神的不安をもたらす可能性や、患者等の権利を制約している問題があります。5類移行から2年半が経ち、そろそろ病院の判断と委ねるのではなく、総合的な判断として、面会制限をやめるよう県が方針を示すべきと申し上げました。
また、中学生以下の面会制限をしている病院が53%とのことでした。これに関しては、科学的根拠はないと県も認めていますが、早急にやめるべきと申し上げました。入院しているお年寄りが孫に会えない、子どもが入院している両親に会えないといった理不尽なルールを今なお続けている病院があることは問題です。孫や子どもに会えるように柔軟な対応をしている病院が多いとの答弁でしたが、子どもは集団生活しているため制限するといった非科学的なルールはすぐにやめるべきです。
質疑のあと、委員協議では、病院の判断に委ねるのではなく、県が総合的に判断して、コロナ流行前は、85.9%の病院が面会にルールを設けていなかった状況に戻す方針を示すこと、国の通知や病院のアンケート調査の結果等の情報を介護施設にも共有し、介護施設の面会ルールもコロナ流行前に戻すことを委員長報告として本会議で強く求めることとなりました。
面会制限は、感染対策として行われました。面会ルールがある病院と無い病院を比較して院内の感染状況に差が無いのであれば、面会制限はやめるべきです。5類移行から2年半、客観的にデータを見ればその答えは出ていると考えます。













