参議院議員選挙を終えて選挙モードから日常活動に戻りつつあります。多くの方から新政みえの仲間の小島とも子さんへのご支援をいただき、三重県選挙区で勝利することが出来ました。感謝申し上げます。

今回の選挙は、史上初めて参議院議員選挙で政権選択が問われる選挙でした。結果として長年の自民公明政権にノーとの民意が現れた選挙だったと思います。これまで多くの有権者が、安定や安心感を求めて自民党を選択してきましたが、SNS時代に入り、個々が様々な情報を入手できるようになり、本当に自民党政治って信頼できるのかとの多くの疑問を持つ人が増えてきました。失われた30年、政策が間違っていたのではないか?コロナ騒動の5年、コロナ対策と称して使った100兆円は効果的だったのか?5年連続、国の税収は過去最高なのに、財政が厳しいのはなぜ?デフレからの脱却に向けて政策誘導した結果、物価高になって混乱するってあまりにも無策では?

 

おそらく近いうちに衆議院の解散総選挙が行われ、自民党政治は終わるでしょう。ここからが日本の正念場だと思います。私は、立憲民主党と国民民主党が中心となって、早急に野党で政権準備委員会(仮称)を立ち上げ、政権を取ったら何をするか具体的な議論を国民が見える形で行うべきと考えます。

 

参政党やチームみらいなど新しい政治勢力が躍進したのも今回の選挙の特徴です。新しい視点で未来に対する希望を感じる一方で、核武装や徴兵制の検討などを言う候補者が出てきたことに大きな危機感を感じます。コロナ騒動の時も感じましたが、全体主義や差別主義、排外主義的な思考とは、政治家として徹底的に戦わなければいけないと強く感じています。

 

また、先日テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」にて玉川徹氏が、「今まで投票率が上がることはいいことだと思っていたが、果たしてどうだろうか」と発言し、若者の投票行動に対して、今まで選挙、政治に興味がない人が、たまたまSNSやショート動画を見て、行動したと揶揄しました。これは民主主義の冒瀆であり、テレビや特別な立場にある人の根底にある選民思想であり、このような思考とも私は政治家として徹底的に戦わなければいけないと感じています。

 

日本の歴史において、極めて重要な意味を持つ参議院議員選挙だったと感じますが、私自身にとって、政治家としての使命感を再認識した選挙となりました。街頭や演説会でお訴えをした新しい政治の仕組みづくりを仲間達とともに始めたいと思います。