今春、県立みえ四葉ケ咲中学校が開校しました。県内初の夜間中学校で、中学生の不登校生徒も入れる学びの多様化学校を併設した形は全国初となります。

私は、不登校やひきこもりが増加する中、学び直しの機会をどのように作るかが大きな課題だと考えています。私のブログを見返すと、6年前からこの夜間中学校の議論が始まりました。当初は義務教育を受けていない外国人を対象とした夜間中学校が必要ということからスタートしました。

 

私も、全国初の県立夜間中学校を設置した高知県や、民間の夜間中学校が先進的な取組をしている岡山県、あるいは札幌市などの夜間中学校の視察をしながら、三重県にどのような夜間中学校が必要かの議論を重ねて参りました。夜間中学校のニーズや課題把握のため、夜間中学校体験教室(まなみえ)を津市と四日市市に2年間開設し、その後具体的な検討に入るとの方針が示された時に時間をかけ過ぎではないかと質疑したことを記憶しています。

 

開校式に出席して、入学生が「26年間学校に行ったことがなく、まなみえで初めて黒板や先生を見ました。人と一緒に学ぶことの楽しさを知りました」とあいさつされているのを聞き、約5年じっくりニーズを把握し、準備してきたことは正解だったと感じました。関係者の粘り強いご尽力の効果で、当初の見込みを大きく上回る70名が入学されました。

 

10代~80代の入学された皆さんには、このみえ四葉ケ咲中学校にて、それぞれのペースでじっくりと学んでいただいただきたいと思います。学ぶことの楽しみを感じてもらいたいと思います。

 

3月の内覧会では、スタッフに私の高校の同級生がいました。開校式では教員に、中学校の同級生がいることを知りました。また広報を担当しているスタッフは、昔からよく知っている仲間でした。思い入れのある夜間中学校に多くの仲間が関係してくれていることをうれしく思います。関係者の皆様が生徒と一丸となって、より良いみえ四葉ケ咲中学校の歴史を作っていってくれることを期待します。

本日、EXPO2025大阪・関西万博が開幕しました。昨日は開会式が開かれ、三重県議会議長として出席させていただきました。天皇皇后両陛下、秋篠宮皇嗣同妃両殿下もご臨席され、開会式では天皇陛下から、レセプションでは秋篠宮皇嗣殿下からお言葉を賜りました。石破総理はじめほとんどの閣僚も出席され、まさに国家プロジェクト、国家イベントであることを実感しました。

1970年以来55年ぶりの大阪での開催ですが、前回は日本が高度経済成長を経験して、国民も若く非常に勢いがあった時に、テクノロジーの進化を予感する万博だったと思います。今回は、日本は少子高齢化時代を迎え、国際社会も不安定な中での開催となりました。テーマは、「いのち輝く、未来社会のデザイン」ですが、生命、多様性がキーワードの万博になるのではと感じます。

 

開会式は、多くの出席いただいた国々の代表から、日本は素晴らしい国だと感じていただけるような奥深いものでした。個人的には日本人であることに誇りを感じました。大屋根リングに立ち、会場を見るとワクワク感と高揚感を感じました。日本館に入り、世界最大級の火星の石を見ましたが、館内は様々な工夫がなされ、生命、技術、未来を感じる学びの館でした。

160を超える、国、地域、国際機関が出展をされていますので、10月までの開催期間に、あらためてゆっくりと訪れてみたいと思います。私は、前回の大阪万博は生まれていませんが、20年前の愛・地球博は記憶しています。愛知万博は、環境、共生社会といった方向に時代が大きく変わるきっかけであったと感じます。歴史の節目となる万博を体感し、未来を創る力になりたいと思います。

3月26日に第9回全国自治会議会改革推進シンポジウムを四日市で開催しました。三重県議会は、全国で初めて議会基本条例を制定し、議会改革の先進県として様々な改革を行ってきました。議会改革の取組みを全国に広めて行きたいとの思いで、これまでも議会改革推進シンポジウムを三重県議会主催で開催しており、今回は9回目の開催となります。約10年ぶりの開催となりましたが、私が議長就任時に、議会改革の更なる推進のため、久しぶりに議会改革推進シンポジウムを開催したいと申し上げ、議員各位と議会事務局職員の皆さんの尽力で開催することが出来ました。

全国36都道府県から約260人の自治体議会議員の皆さんに四日市にお越しいただきました。テーマは「議会改革の推進と女性や若者等多様な人材の活躍」として開催しました。駒澤大学名誉教授の大山礼子氏による「多様な意見を反映する議会へ」と題して、基調講演をいただき、私もパネリストとして参加して、パネルディスカッションを行いました。

私は、私自身が26歳で銀行を辞めて選挙に出た時に経験したことや、落選経験から感じたことなどをお話しました。また、議長として、県内経済団体をまわり、立候補に伴う休暇制度の新設や議員との副業、兼業の容認について要請活動を行ったことなど、立候補しやすい環境をどのように作っていくかといった取組みについて話をしました。

交流会でもたくさんの方と意見交換を行うことが出来ました。このシンポジウムでの気づきや出会いが、各自治体議会での更なる改革の推進につながってくれたらと願います。私にとっても、志を新たにする貴重な経験となりました。感謝です。

昨日は、国道1号北勢バイパスの日永八郷線から国道477号線までの間の開通式に出席しました。まさに私の地元三重地区の間であり、この開通式に議長として出席できたことをうれしく思います。

祝辞では、これまでの北勢バイパスに関わって頂いた方々への感謝を述べましたが、様々な思い出がこみ上げてきました。私が県議に初当選した22年前は、大矢知地区の工事に関して地元との協議が行われていました。用地に、久留倍官衙遺跡が発掘されたため、何度も議論を重ね、遺跡を残し、道路も通すといった知恵を絞りだしていただきました。

私のブログを検索すると、何度も北勢バイパスについて書いていますが、10年前の垂坂から山之一色間が完成した時の記事を懐かしく読みました。当時から、名四カントリークラブの下をトンネルで抜ける工事は非常に難所であると言われていました。施工者の高い技術力で、その困難を乗り越えていただきました。

北勢バイパスについて | 三重県議会議員 稲垣昭義 オフィシャルブログ「 初心、継続。」Powered by Ameba

 

2007年には、三重地区連合自治会で北勢バイパスに伴う地元課題についても要望を取りまとめていただき、県や国に提出しました。これまでの間、これらの地域の要望に関しても県や国にて丁寧に対応いただきました。

第3回定例会開会 | 三重県議会議員 稲垣昭義 オフィシャルブログ「 初心、継続。」Powered by Ameba

 

多くの地元の皆さんの思いと関係者の皆さんのご尽力が詰まった道路です。感謝の気持ちでいっぱいです。この先、中勢バイパスまでの間、一日も早い全線開通に向けて取組んで参りたいと思います。

昨日本会議の後、日本・インドネシア共和国友好三重県議会議員連盟の設立総会を開催しました。41名の議員が入会いただき、私が会長に選出いただきました。在大阪インドネシア共和国総領事館によりますと、都道府県議会でのインドネシア議連設立は全国初とのことです。

インドネシアは人口約2.8億人で世界で4番目に大きな国です。少子高齢化が進む日本の平均年齢は49歳ですが、インドネシアの平均年齢は29歳と非常に若い国です。今後更に発展する勢いのあるインドネシアと三重県の交流連携を更に深めていきたいとの思いで設立致しました。

昨年、三重県は、全国で初めて、インドネシア保健省と介護、看護分野の人材交流についての覚書を締結しました。今年は、介護、看護分野のみならず様々な分野の人材交流を進めるため、インドネシアの移住労働者保護省と協議をしており、知事はインドネシア訪問も計画しています。今後、議会としてもこれらの三重県の取組みをバックアップするため、インドネシアの議会との交流連携の取組みを進めたいと考えています。

 

昨日は、設立総会にあたり、在大阪インドネシア共和国総領事のジョン・チャヤント・ブスタミ氏による記念講演をいただきました。また当初は、昨年10月にプラボウォ・スビアント大統領の肝いりで、新たに設置されました移住労働者保護省のアブドゥル・カディール・カーディング大臣が来日し、三重県にお越しいただく予定でしたが、来られなくなったため、アビ・レクソ・パンガリー大臣付特別専門官が大臣のビデオメッセージを持って出席いただきました。

 

三重県でも特に介護分野の人材不足は深刻です。今後、議連の活動を活発化して、これらの課題解決の一助になれればと考えております。

 

昨日の設立総会をNHKでも報道いただきました。

介護看護分野でインドネシア人材受け入れへ 県議会が議員連盟|NHK 三重県のニュース

 

 

 

 

3月26日(水)13:00~、都ホテル四日市4階伊勢の間にて、第9回全国自治体議会改革シンポジウムを開催します。

 

三重県議会では、改革先進議会として、これまで全国から多くの自治体議会議員に集まっていただき、議会改革シンポジウムを開催してきましたが、新型コロナ等の影響もあり、間があいてしまいましたが、今回久しぶりに、開催することになりました。

 

今回のテーマは、「議会改革の推進と女性や若者等多様な人材の活躍」ということで、特に若者と女性の政治参画に重点を置いて開催します。多様な方々が立候補しやすい環境を整えていくためには、企業や社会の理解が必要です。そのため、今回は、全国の自治体議会議員の皆さんはもちろんですが、経営者の方や、選挙に出たいと思う(思ったことがある)けど壁があると感じている方々にもぜひご参加いただきたいと思います。

 

私も、主催者として、パネルディスカッションに登壇し、自分が26歳で県議会議員選挙に初挑戦した時に感じたことなどもお話したいと思っております。

 

皆さん、下記ホームページの申込フォームからぜひ参加登録いただきますようお願い申し上げます。

三重県議会 第9回全国自治体議会改革推進シンポジウム

2月4日~6日新政みえの視察が行われました。4日は、議員会館にて、103万円の壁や社会保障制度改革についての研修が行われましたが、私は議長定例記者会見等公務が入っており、夕方からの参加となりました。

夜は、東京ミッドタウン八重洲にて、新政みえ主催の三重の食材を楽しみながら三重の魅力を語る会を開催しました。新政みえの20名の県議が地元の物産を持ち寄り、おもてなしをしました。初めての企画でしたが約150名の方がご参加いただき、東京で三重の魅力を発信することが出来ました。新政みえの底力を感じたイベントとなりました。

 

翌日は、石川県の輪島市で震災の復興状況調査の予定でしたが、あいにくの大雪のため、金沢市の県立図書館視察に変更しました。こんな図書館なら一日中いたいと感じる素晴らしい図書館でした。「しゃべってもいい図書館」とのコンセプトもよく、世代を超えて多くの方が毎日来館されています。

四日市市は、10年前から新図書館建設を進めていますが、建設場所等で迷走しており、具体的なビジョンが見えてきません。どんな図書館を作りたいのかビジョンが本当に大切だと感じました。ぜひ四日市にもこんなワクワクする図書館が欲しいと感じました。

 

新型コロナ前は、新政みえでは、研修や視察を行っておりましたが、最近あまり出来ていませんでしたので、このように会派のメンバーが一同に会する機会は非常に重要です。雪に悩まされましたが、実り多き視察となりました。

昨日は、歴史ある紀州口熊野フルマラソンに出場しました。和歌山は隣県ですが遠いため、前泊で乗り込みました。

市民マラソンランナーの栄誉と言われるサブ4(フルマラソン4時間以内の完走)を目指して、練習を重ねてきましたが、結果は、4時間2分23秒で目標を達成することは、出来ませんでした。自己ベストを15分近く更新することが出来たのですが、2分23秒(約400m)サブ4に足らずに本当に悔しい思いです。この無念さを次のバネにするため、今回のレースを振り返り、ブログに残しておこうと思います。

前日からの雨は上がりましたが、ハーフまでは降ったりやんだりのお天気でした。コースは舗道を走ることも多く、水たまりも多く、コンディションはあまり良くありませんでしたが、風がないのは幸いでした。

私のレース計画は、30キロまではキロ5分30秒ペースで行き、30キロ以降は、キロ6分~6分30秒で行きたいとのイメージを持ちスタートラインに立ちました。スタートして、まわりの人の流れに乗り走り出すと、キロ5分15秒ペースだったので、当初の計画より速すぎると思いましたが、まわりの方々のリズムと合っていたので、このままのペースで行きました。

 

20キロまでは、このペースで行き、ハーフは1時間52分とかなりハイペースで通過しました。17キロ~19キロ過ぎまで登坂が続きましたので、ここで結構体力を消耗したように思います。20キロを過ぎてからは、5分30秒ペースに落として30キロまで順調に行きました。この時点では、残り12キロをキロ6分ペースで十分サブ4が達成できると思い、キロ6分くらいで走りましたが、38キロあたりで両足のふくらはぎに痛みを感じました。

 

何とか40キロまで到達し、残り2キロをキロ7分で走っても十分サブ4達成できると思った矢先に、両足がつり、痙攣して、足が言うことをきかなくなりました。気力で何とかと思いましたが、気力、体力共に限界を超えて、残り2キロ、17分かかってしまいました。

 

この40キロにあった大きな壁を突破できるよう、今後精進したいと思います。松阪フルマラソンほどは沿道からの応援はありませんでしたが、所々でいただく声援は本当に励みになりました。また、35キロあたりのエイドで食べたチョコレートパンが無茶苦茶美味しく、力になりました。

 

今日は朝から全身疲労が溜まっていますが、走り終わった後の充実感は、マラソンの醍醐味です。次回こそはサブ4達成できるよう、走り続けます。

19日で県議会が閉会し怒涛の忙しさの11月12月でしたが、一段落しました。昨年、一昨年と12月は松阪フルマラソンに出場しましたが、今年は、12月9日のお伊勢さんハーフマラソンに出場しました。お伊勢さんを走るのは5年ぶりでしたが、あのおはらい町など沿道からの声援が忘れられず今年は出場しました。15キロあたりでダイムスタジアム伊勢を一周するのですが、夏の息子達南高野球部の激闘を思い出し、疲れた体に涙が溢れました。

結果は、1時間50分8秒と自己ベストを約7分更新して完走出来ました。今回のハーフマラソンは、2月に予定しているフルマラソンへの通過点と思っていましたが、上出来の結果に満足です。年明け2月2日に紀州口熊野フルマラソンにエントリーしていますので、しっかりトレーニングをしていきます。フルマラソンの栄誉であるサブ4(4時間以内の完走)はハードルが高いのですが、目標にがんばります。

今年も「STAY GOLDランニングチーム」のメンバーは、お伊勢さんハーフマラソン、松阪フルマラソンで一年間の活動を終えました。年明けは1月4日に仲間達と初走りで30キロいきたいと思っています。一緒に走りたい方大歓迎です。ぜひご連絡ください。

 

今年も10日あまりとなりましたが、忘年会や年末の行事が続き、少しバテ気味です。議会が終わってホッとした時が一番危ないので体調管理をしっかりしていきたいと思います。

 

兵庫県知事選挙は衝撃的な選挙でした。投票率が15%上がり、世代バランスでは20代、30代から多くの支援を得た斎藤さんが勝利しました。SNS効果などと言われていますが、若者が投票に行けば政治が変わるということを感じさせられる選挙でした。

 

18日の議長定例会見で、私は、若者や女性が立候補しやすい環境整備のため、企業の理解が重要と考え、来月副議長とともに、各企業の就業規則にて、立候補に伴う休暇を新設いただくことや、議員との副業・兼業を容認していただくことの2点について、県内4経済団体に要請活動を行うと発表しました。

選挙出馬の従業員に休暇を 三重県議会、経済団体に要請へ - 伊勢新聞

 

 

選挙に立候補するためには、会社を辞めて立候補することが一般的であり、私も26歳の時に勤めていた銀行を退職して、県議選に挑戦しました。今となっては、落選して無職の中で、4年間様々な挑戦をしたことはいい経験となっていますが、厳しい4年間であったのは事実であり、政治に興味があってもこのリスクを抱えての立候補はハードルが高いものだと考えます。

 

労働基準法第7条では、「使用者は、労働者が労働時間中に選挙権その他公民としての権利を行使し、または公の職務を執行するために必要な時間を請求した場合には、拒んではならない」とあります。法的には選挙に立候補するために会社を辞めなくてもよいことになっていますが、その理解が広がっていないことと、会社として、例えば選挙期間の休暇を認めるのか、給料をどうするのかといったことが決められていないのが現状です。

 

また、仮に選挙で当選した場合でも、4年ごとにある選挙を考えるとその立場は不安定であり、会社に所属しながら、副業、兼業として議員活動が行えるならその不安も解消されます。

 

私は、このように企業の理解が進み、立候補しやすい環境が整備されれば、政治に関心を持つ、優秀な人材の立候補が増えると考えます。若者や女性など多様な人材が議会に集まることは議会が活性化し、地域の発展につながると考えます。政治は世襲になりがちで、二世議員に対する批判を耳にしますが、立候補しやすい環境が整備されれば、二世議員の割合は減っていくことになると考えます。

 

選挙に出るのは、退路を断ち、背水の陣で挑むべきだとの根性論が今なお根強く残っていますが、企業の理解と共に、私たち一人一人の意識改革も必要であると考えます。会社に勤めながら志あるものが、選挙に挑戦できる社会に変えて行きたい。そんな思いで、取組みを始めます。皆様のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。