昨日本会議の後、日本・インドネシア共和国友好三重県議会議員連盟の設立総会を開催しました。41名の議員が入会いただき、私が会長に選出いただきました。在大阪インドネシア共和国総領事館によりますと、都道府県議会でのインドネシア議連設立は全国初とのことです。
インドネシアは人口約2.8億人で世界で4番目に大きな国です。少子高齢化が進む日本の平均年齢は49歳ですが、インドネシアの平均年齢は29歳と非常に若い国です。今後更に発展する勢いのあるインドネシアと三重県の交流連携を更に深めていきたいとの思いで設立致しました。
昨年、三重県は、全国で初めて、インドネシア保健省と介護、看護分野の人材交流についての覚書を締結しました。今年は、介護、看護分野のみならず様々な分野の人材交流を進めるため、インドネシアの移住労働者保護省と協議をしており、知事はインドネシア訪問も計画しています。今後、議会としてもこれらの三重県の取組みをバックアップするため、インドネシアの議会との交流連携の取組みを進めたいと考えています。
昨日は、設立総会にあたり、在大阪インドネシア共和国総領事のジョン・チャヤント・ブスタミ氏による記念講演をいただきました。また当初は、昨年10月にプラボウォ・スビアント大統領の肝いりで、新たに設置されました移住労働者保護省のアブドゥル・カディール・カーディング大臣が来日し、三重県にお越しいただく予定でしたが、来られなくなったため、アビ・レクソ・パンガリー大臣付特別専門官が大臣のビデオメッセージを持って出席いただきました。
三重県でも特に介護分野の人材不足は深刻です。今後、議連の活動を活発化して、これらの課題解決の一助になれればと考えております。
昨日の設立総会をNHKでも報道いただきました。
介護看護分野でインドネシア人材受け入れへ 県議会が議員連盟|NHK 三重県のニュース