歴代ジェイソン
今回はこういうお題でいきます。映画『13日の金曜日』シリーズの
ストーリーの流れを追いながら、ジェイソンが不死になった理由を
書いていこうと思うんですが、映画を見返したわけではなく、
記憶で書いているので、もしかしたらどこか間違いがあるかもしれません。
もし何か気がついたことがあれば、コメントで教えて下さい。
ただし、これは番外編である『ジェイソンVSフレディ』は含みません。
ジェイソンの本名はジェイソン・ボーヒーズです。ジェイソンは初登場11歳、
クリスタル・レイクで行われていたキャンプに参加しますが、醜い風貌を
からかわれてイジメられ、麻袋を顔にかぶせられて湖に沈められ、
行方不明になります。
キャンプ場ではこの事件を隠蔽し、このためジェイソンの母親は精神に
異常をきたし、息子の復讐のため、麻袋をかぶってキャンプの若者を
殺し始めます。ですが、若者たちの一人に最後は返り討ちになります。
これが第一作目の筋です。つまり、最初の作品は意外な犯人ものだったんです。
しかもこの時点では、あの特徴的なホッケー・マスクは出てきていません。
ジェイソンの素顔
しかし、ジェイソンは行方不明ではなく、母親の死を目の前で見てしまいます。
そして2ヶ月後、ジェイソンは母親の復讐を果たすんです。さらに5年後、
16歳になったジェイソンは巨体に成長し、クリスタル・レイクにやってきた
若者たちを惨殺し始めるんです。このときもまだ因縁の麻袋です。
ええと、たしかこの後にホッケーマスクを手に入れてかぶるんです。
しかし、多数の死者を出した後、ジェイソンは返り討ちにあいます。
まあ、ここまではジェイソンはふつうの人間で致命傷を受るんですが、
ここからがぶっとびの展開です。
死んだと思われたジェイソンは死体安置所に運ばれますが、ここからなぜか
復活して脱出します。このあたりまでで、ジェイソンの心臓は常人の
2倍という伏線? があったかと思います。
ジェイソンの母親 第一作の犯人
で、ジェイソンはクリスタル・レイクにとって返し、また殺戮を再開します。
しかしここでも最後は返り討ちにあい、ナタで何度も頭を殴られて
今度は本当に死にます。このときは男の子にやられるんです。
で、この男の子はそれからずっとジェイソンのことがトラウマになっており、
この恐怖を克服するためにはジェイソンの埋葬された死体を燃やしてこの世から
消し去らなくてはならないと思い詰めます。そしてその10年後、
クリスタル・レイクにやってくるんですが、このときジェイソンの遺体に
雷が落ちて、ジェイソンは朽ちた状態で復活します・・・しかしというか、
またしても最終的に返り討ちにあい、ここから話はSFになっていきます。
湖に封印されたジェイソン
超能力を持つ少女が登場します。この子はその持つ力を暴走させ、
誤って父親を湖に沈めてしまい、超能力で父親を復活させようとしますが、
間違えてジェイソンを復活させてしまうんですね。ジェイソンが
不死になったのは、おそらく雷と超能力、その相乗効果なんだと思います。
ですが、復活したジェイソンはこの子の超能力により、ギャグタッチで
ボコボコにされてしまうんです。そしてさらに、これも復活した
父親によって湖底に鎖で封印されるんです。
しかしまたしても、ジェイソンは断線したケーブルの電撃により復活し、
クリスタル・レイクを出てニューヨークへ水中を歩いて
上陸します。そしてまた惨殺。
超能力少女にやられるジェイソン
しかし被害者たちにより汚染物質とともに地下道に押し流され・・・
軍によって遺体は粉々に破壊されます。ここでジェイソンの最初の
肉体は失われるんですが、ジェイソンの心臓だけは軍によって
持ち帰られて研究されることになります。
しかし心臓だけのジェイソンは科学者の一人に憑依します。ただし
肉体的に復活するには同じ血を持つ親族の肉体が必要なため、
親族を見つけて殺害しますが、その子どもによって聖剣で
刺されてまたも死亡します。もう何がなんだかわからなくなってきました。
ニューヨークへ行くジェイソン
この後ジェイソンは地面から出てきた手によって地獄に連れていかれます。
それからまた最初のほうのストーリーに戻って、なぜか地獄から
舞い戻ったジェイソンはまたもクリスタルレイクで殺戮を始めますが、
反撃されて冷凍されます。さらにそれから400年後、氷漬けのまま
滅亡した地球で発見されたジェイソンは研究のため宇宙に連れていかれますが、
宇宙船内で復活して大暴れ、さらにサイボーグ化までして
パワーアップします。しかし、最後は宇宙船外に放り出されて、
そのまま運よく?地球のクリスタルレイクに落ちて・・・
ということで、まさに無限ループなんです。ただまあ、不死になった経緯は
なんとなくわかります。ストーリーは大勢で連作小説を
書き継いだ感じで、そんなのありえないだろうと言っても
しょうがないんですね。では、今回はこのへんで。
宇宙に行ったジェイソン これはけっこう面白い