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舞台やスタッフ席のあちらこちらをご紹介


みなさま、こんばんは星



アイソン彗星、「核の一部が残っている」とも言われているとか!

崩壊せずに残っていれば、12月4日以降に

大きなほうき星を観測できるかもしれません流れ星がんばれー。





さてさて、今回は舞台のあちらこちらをご紹介したいと思いますニコニコ






舞台裏

①舞台の上手(かみて)側です。



写真では分かりづらいですが、舞台は客席に向かって傾斜しています。

舞台中央部分は特に傾斜が大きいデス。



橋に化けた時「ムジナ」が腹ばいになったり、

舞台の穴から役者が上半身を出して演技したり、

全体的に低い位置での演技が多いからなのです。





舞台裏

幕と楓の木と竹垣です。



楓は、N也さんの家からやってきた本物の木ビックリマーク

竹垣は女性陣が編み上げて行ったもので、いい味が出ています。




舞台裏

②舞台の下手(しもて)側です。





舞台裏

こちらにも楓の木やススキ、竹垣があります。



一本一本の竹の並び方に、いかに“リズム”を付けようかと、

仕込み中楽しそうにこだわっていたのはN也さんです。






舞台裏

このお花は造花でした。(最初は本物かと思いました)






舞台裏

2階ギャラリーから見た舞台です。



上から見ると「」の字のように穴が開いているのが

分かりますでしょうか?



この穴へは舞台上から直接出入りする時もあれば、

舞台の後ろから舞台の下をくぐって行く時もありました。





舞台裏

③上手側の穴です。






舞台裏
奥は「沢ガニ」達が出入りしたり、

小道具(大きなうちわ、マイクなど)の受け渡しも

頻繁に行われていました。



こうして見ても、けっこう深い穴ですねあせる






舞台裏
手前は「弁天様」のお堂があります。






舞台裏

④下手側の穴です。





舞台裏
奥は「沢ガニ」達が出入りしていました。





舞台裏

手前は「ムジナ」が出入りしていました。



…あら?誰かの足が目

(ヒントは「ほいと」衣装の模様です)







舞台裏

⑤舞台中央

の手前です。「ムジナの橋」がスタンバイ中音譜

(ムジナの頭のてっぺんが見えます)





舞台裏

舞台中央の奥です。

(こちらはムジナのおしりが見えます)





舞台裏
⑥上手側の幕裏です。



「母ガニ」が入っていた大きなカゴが見えます。




舞台裏

⑦下手側の幕裏です。


こちらは役者や衣装や小道具でごったがえしていました。

(Y子さんがサポートのため常にいてくれました)





舞台裏

⑧2階ギャラリーです。





舞台裏

J子先生はここで役者の動きを見ながら

効果音を出したり、歌の伴奏をしていました。


「舞台の後ろにピアノがあると思った」というお客さまもいらしゃいました。

(スピーカーを舞台後ろのギャラリーに設置したからですね)






舞台裏

⑨音響席です。






舞台裏

⑩照明席です。






ブログ版、「バックステージツアー」でしたニコニコ






(くまはち)



仕込み風景 その3

みなさま、こんにちはチューリップオレンジ



今朝の冷え込みは格別でしたね。



12月上旬には肉眼で見えるかもと言われた「アイソン彗星」。

太陽熱で崩壊&蒸発してしまったとかあせるなんと…残念ですショック!



さてさて、「仕込み風景 その3」です音譜


「仕込み風景 その1」

「仕込み風景 その2」

からの続きです。


11月14日(木)仕込み2日目。



舞台裏
「ムジナ」が呪文を唱えると、あっという間に“橋”に化ける…

舞台上に「ムジナの橋」が現れるという仕かけは、

今公演一番の見せどころでした。



と同時に、「ムジナの橋」は仕込みの山場でもありました!!




「どうやって動いていたの?」

「自動で?人力で?」



いただいたアンケートなどでも多かった質問です。



ではでは「ムジナの橋」の設置風景をご紹介しますニコニコ







舞台裏

N也さんとK則さん、舞台の下にもぐって作業中デス。





舞台裏

長ーい“たる木”を通しています。






舞台裏

その先端部分です。




舞台裏

2階ギャラリーから見たところです。




舞台裏

先端部分を舞台にしっかり固定します。

(前回公演から仕込みなどの手伝いをしてくれているY君)





舞台裏

たる木と「ムジナの橋」がドッキングビックリマーク




舞台裏

橋の前方と後方、共にたるきに固定されました。





舞台裏

作業の間、H恵さんとN氏が「橋」を支えています。






舞台裏

ぐ――――んと長いその先端…



 

舞台裏

ここが仕かけの「支点」となります。

“てこの原理”で「ムジナの橋」は上がり下がりしていたのです。







舞台裏
お芝居の間、橋の真下には人が入っていました。

(T郎さん、S喜さん)






舞台裏

舞台の下に隠れている橋。





舞台裏
「サラバティー、モッサラ、モッサラ、サラバティー、

 バティーバティー!」





舞台裏

「ムジナ」の呪文を合図に、「橋」担当のスタッフが「ヨイショー!!」と

橋の前後をつなげた部分を持ち上げていたのです。





様々なスタッフの知恵と工夫、腕力によって、「ムジナの橋」は

無事お客さまにお目見えすることができたのでした~音譜

(「指一本で持ち上げられるゼ」と言ったのは、S喜さんでしたか…)





舞台裏

こちらは舞台の前を幕で隠す作業中です。





舞台裏

上手側はK洋さん、K野さん。

下手側はY子さん、Yさんがペアになって幕を固定して行きます。





舞台裏

舞台裏の階段を固定するS喜さん。






盛りだくさんでお送りした「仕込み風景」でした虹






今回は「バックステージツアー」も毎公演後実施したのですが

たくさんのお客様にご参加いただきました。




舞台裏

「お客様がたくさん!!」


「沢吉」が2階ギャラリーからレポート。





舞台の裏側へ入っていただいたり、実際に舞台に立っていただきました。

やはり「ムジナの橋」、そして舞台上の4か所の穴(役者が出入りします)に

お客様は興味津々のご様子でした。



ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!






(くまはち)

仕込み風景 その2

みなさま、こんばんは!



連日風の強い日が続いていますくもりDASH!

そして11月も残すところ、あとわずかとなりました。早いですねショック!




さてさて、「仕込み風景 その2」をご紹介しますねヒヨコ


「仕込み風景 その1」 からの続きです。




11月14日(木)。

仕込み2日目です!!




舞台裏

昨日組み立てられた足組みに、パネルが乗りました。




舞台裏

パンチカーペットを貼る前の舞台です。

「ムジナの橋」も見えますね!


(私の第一印象…想像を越えるでっかさだえっ!!)




男性陣が舞台と格闘している間、

女性陣にも様々なミッションが与えられます手裏剣



舞台裏

『雑草植え替え作業クローバー

(N也さんがご自宅から持って来た雑草デス)


舞台を彩る大事な役目があるのです。




舞台裏

『単管パイプに暗幕を巻く作業ペンギン

(一直線になるように黒ガムテープを貼り、

 客席から見えないようにします)



「雑草娘」「単管娘」と名前を変え、地味にせっせと大活躍ですにひひ



舞台裏

ここで会場スタッフの方に「バトン」を降ろしてもらいます。




舞台裏

舞台に合わせて幕の位置を決めて行きます。




舞台裏
照明の位置を調整するK洋さん。





舞台裏

「ムジナ」の橋の微調整を行うN也さん。






舞台裏

続いて「パンチカーペット」を貼って行きます。



舞台裏

強力な両面テープを貼ります。

(会場備え付けの舞台に貼る時は、養生テープからビックリマーク





舞台裏

両面テープを剥がし、たるみのないように

ビシッとパンチを貼って行きます。

(ベタベタを踏まないように注意ですあせる





舞台裏

余ったパンチを調整しています。





舞台裏

舞台の上や下、あちらこちらで作業を進めて行きます。







舞台裏
はるか天井の照明を、下から操作棒で調整して回るK洋さん。

(ブレてしまってすみません汗






舞台裏

袖幕を設置中です。





舞台裏
「単管娘」の功績がここに…キラキラ

(舞台上手側:2階ギャラリーから見たところ)





舞台裏
パンチも貼り終わり、掃除機をかけているところです。




「仕込み風景 その3」へ続きます。





(くまはち)

仕込み風景 その1

みなさま、こんにちは晴れ



今日も朝からいいお天気です。

日がさしているとうれしくなりますネ音譜



今回は「仕込み風景」をご紹介しますねニコニコ





11月13日(水)。


公演会場である、登米祝祭劇場 小ホールにて

仕込みが始まりました。

※ よろしければ11月14日の記事 と併せてご覧ください。




舞台裏

会場に設置されている可動式舞台が姿を現し、

新たにパネルの舞台を設置しています。

(舞台正面:2階ギャラリーから見たところ)



今回は舞台の仕かけの関係上、小ホールの可動式舞台は

下手側(向かって左)と上手側(向かって右)のみ使用しました。




舞台裏

舞台の後ろから足組みを組んで行きます。





舞台裏 舞台裏

舞台の前に向かってどんどん伸びて行きます!!

(舞台下手側:2階ギャラリーから見たところ)



舞台裏
舞台の重要な部分が完成しましたキラキラ

(舞台上手側:2階ギャラリーからみたところ)




舞台裏

同じ長さの釘をそろえつつ、作業を見守るY子さん。





舞台裏

長さを調整するK則さん&サポートするK昭さん。




仕込み風景 その2 」へ続きます。






(くまはち)

芸術銀河2013ミュージカル 常長の祈り

みなさま、おはようございますニコニコ


夜のうちに雨が降ったからか、今朝は暖かかったですね。

とても強い風が吹いています台風




さてさて、観劇レポをお送りしますね。



11月23日(土)、「芸術銀河2013ミュージカル 常長の祈り」を

観て来ましたニコニコ




舞台裏

場所は「東京エレクトロンホール宮城」でした。

(あれれ、東京?宮城?)




舞台裏
大きなポスターがお出迎えビックリマーク




「芸術銀河」は平成9年度から開催している事業とのことです。



今回は支倉常長ら使節団を題材とした“県民参加型のミュージカル”で、

仙台藩の侍役や諸外国の人々の役など一般公募で募集したそうです。

(約100名の方々が出演されたとか!)




400年前、1800名もの犠牲者を出した慶長の大地震。


そのわずか2年後

木造大型帆船を建造し、使節をヨーロッパへと派遣した伊達正宗公。

そして

海外での困難な外交交渉に、粘り強く挑み続けた

“サムライ”支倉常長ら「慶長遣欧使節」。




伊達正宗公ではなく、「支倉常長」という人を描いたということに

感銘を受けました。

(正宗公役の一村正親さんは声のみの出演でした。渋くて重みのある素敵な声でした)





私は初日の18:00開演の回を観て来ました。


席は1階の下手側で11列目。

目の前には生演奏をするバンドの方々がいらっしゃって、

そちらの迫力もすごかったです!!



役者さん達のしなやかでダイナミックな動きに、度々釘づけになりました。

歌もダンスも、衣装も効果も素晴らしかったです。




どんちょうの会の川田清太郎さんは、

物語の最初に出てくる「米州使節団」の「木戸孝允」役と、

「慶長遣欧使節団」に同行する幕府側の役人「向山忠憲」役で

出演されていました。

(幕府と仙台藩の間に立ち、熱い使命感を持つサムライです)



川田さん演じる「真面目なのにお茶目なサムライ」は

独特の存在感があって、何度も笑いを生んでいました。

(もちろん歌も踊りもかっこよかったです)






舞台裏

川田さんの背中です。(左から二番目)

「木戸孝允」と「向山忠憲」の衣装がドッキングしていました目



※会場内は撮影禁止だったので、会場の外からパチリカメラ





東日本大震災からまもなく2年と9カ月。


自分の使命を全うするため奔走したサムライ達の姿は、

復興へ取り組む現代の私たちに、元気と勇気を

与えてくれたのではないかと思います。



とても贅沢な時間でしたキラキラ




川田さん、お疲れ様でした!







(くまはち)